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法人カードで経費を決済するからには、キャッシュバックやポイントを支払いに充当して経費を削減したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、法人カードには多くの種類があり、還元率や還元方法もさまざまです。
本記事では、キャッシュバックやポイントを支払いに充当できるおすすめの法人カード16選を比較します。自社にあったカードの選び方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャッシュバック・ポイントを利用額に充当できる法人カード16選の【簡易比較表】
キャッシュバックやポイントを支払いに充当できる法人カードは複数あり、年会費や還元率などもそれぞれに異なります。ここでは、本記事で紹介するカードを「一般カード」と「ゴールド・プラチナカード」に分けて一覧表で比較しています。自社に最適なカードを見つけるためにお役立てください。
【一般法人カード】
| カード名 | 年会費 (税込) | 基本還元率 | キャッシュバック率 | 還元方法 | 利用限度額上限 |
| バクラクビジネスカード | 無料 | 1.0%または1.5% | 1.0%または1.5% | 請求額から自動差引 | 柔軟に対応(5億円以上の実績あり) |
| UPSIDERカード | 無料 | 1.0%〜 | 1.0%~ | 請求額から自動差引 | 10億円 |
| セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード | 無料 | 0.5% (海外利用:2倍、特定加盟店での利用:4倍) | 0.45% | 永久不滅ポイント | 300万~500万円 |
| アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード | 13,200円 | 1.0% | 0.3%※1 | メンバーシップ・リワード | 一律制限なし |
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般) | 永年無料 | 0.5% | 0.5% | Vポイント | 500万円 |
| ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード) | 無料※2 | 0.5% | 0.4~0.47% | LIFEサンクスプレゼント | 500万円 |
| JCB法人カード(一般) | 1,375円 (初年度無料) | 0.5% (優待店利用で最大20倍) | 0.3% | Oki Dokiポイント | ~500万円 |
| JCB Biz ONE(一般) | 永年無料 | 1.0% (優待店利用で最大21倍) | 0.6% |
※2:年間利用がない場合、カードサービス手数料1,650円(税込)が発生
【ゴールド・プラチナ法人カード】
| カード名 | 年会費(税込) | 基本還元率 | キャッシュバック率 | 還元方法 | 利用限度額上限 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード | 33,000円 (初年度無料) | 0.5% | 0.45% | 永久不滅ポイント | 9,990万円 |
| UCプラチナカード | 16,500円 | 1.0%※1 | 0.9% | UCポイント | 700万円 |
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ(ゴールド) | 5,500円※2 | 0.5% | 0.5% | Vポイント | 500万円 |
| ライフカードビジネスライトプラス(ゴールド) | 2,200円 (初年度無料) | 0.5% | 0.4~0.47% | LIFEサンクスプレゼント | 500万円 |
| アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | 49,500円 | 1.0% | 0.3%※3 | メンバーシップ・リワード | 一律の制限なし |
| アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード | 165,000円 | 1.0% | 0.3%※3 | メンバーシップ・リワード | 個別設定 |
| JCB法人カード(ゴールド) | 11,000円 (オンライン入会のみ初年度無料) | 0.5% | 0.3% | Oki Dokiポイント | ~500万円 |
| JCB Biz ONE(ゴールド) | 5,500円※2 (初年度無料) | 1.0% | 0.6% |
※2:年間100万円の利用で翌年以降の年会費が永年無料
※3:「メンバーシップ・リワード・プラス」加入時:0.5〜0.8%
一般カードは年会費無料の選択肢が多く、コストをかけずに導入したい企業に向いています。特に「バクラクビジネスカード」や「UPSIDERカード」は1.0%以上、還元方法も請求額からの自動キャッシュバックとシンプルです。
一方、ゴールド・プラチナカードは年会費負担があるものの、高還元率やマイル交換、付帯特典などが充実しており、使い方次第で大きなメリットを得られます。
キャッシュバック・ポイントを利用額に充当できる法人カードの選び方

ここでは、キャッシュバック・ポイントを利用額に充当できる法人カードの選び方を紹介します。
キャッシュバック率の高さ
よりお得な法人カードを選ぶには、キャッシュバック率の高さを確認しましょう。請求額から自動差引される法人カードでは「基本還元率=キャッシュバック率」ですが、ポイントを利用額に充当するカードでは、公式サイトに記載された基本還元率と実際のキャッシュバック率が異なるケースがあるためです。
一般的にポイントの価値は交換先によって変動し、利用額へ充当する場合には通常よりも価値が低くなる傾向にあります。一方で、公式サイトに記載された基本還元率は、ポイントの価値を最大化した場合の数値で算出されるため、基本還元率=キャッシュバック率にならないのです。
キャッシュバック率の算出方法は、以下のとおりです。
キャッシュバック率の算出方法
キャッシュバック率(%)=ポイント付与率×ポイント交換レート×100
- ポイント付与率:利用額に対する獲得ポイント数(1,000円で1pt → 1 ÷ 1000 = 0.001など)
- 交換レート:1ポイントの価値(1pt=0.4円など)
たとえば、1,000円で1ポイントが貯まり、1ポイント=4円で交換できる場合、0.001(ポイント付与率)×4(交換レート)×100=0.4%(キャッシュバック率)です。少し手間はかかりますが、ぜひ上記の計算をしてキャッシュバック率の高いカードを見つけてみてください。
キャッシュバックやポイントのルール・交換制限の有無
法人カードを選ぶ際は、キャッシュバックやポイントに関する細かなルールを確認することが大切です。具体的には、キャッシュバック対象外の取引や最低交換可能ポイント数、交換上限の有無などです。
請求額から自動差引される法人カードでは、税金・社会保険料の支払いなどキャッシュバック対象外の取引が存在します。また、ポイントを利用額に充当できるカードでは、交換可能なポイント数に制限を設けている場合があります。
これらを確認しないと、想定していたキャッシュバック・利用額への充当ができない恐れがあります。キャッシュバックやポイントに関する細かなルールは、各法人カードの公式サイトや利用規約で確認してみてください。
キャッシュバック・ポイントを利用額に充当できる法人カード16選を比較
キャッシュバックやポイントの支払いへの充当が可能な法人カードは、経費削減や業務効率化を目指す多くの事業者にとって魅力的な選択肢です。しかし、カードによって年会費や還元率、付帯サービスは大きく異なります。
この章では、主要な法人カードを比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
- バクラクビジネスカード
- UPSIDERカード
- セゾン(コバルト/プラチナ)・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
- UCプラチナカード
- 三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般/ゴールド)
- ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード/ゴールド)
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・(グリーン/ゴールド/プラチナ)・カード
- JCB法人カード(一般/ゴールド)
- JCB Biz ONE(一般/ゴールド)
バクラクビジネスカード

バクラクビジネスカードは、「株式会社LayerX」が運営する法人カードです。このカードは単なる決済手段ではなく、経費精算システムとの連携や、バックオフィス業務全体の効率化を実現することを目的としています。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | バクラクビジネスカード |
| 申し込み資格 | 法人代表者 |
| 年会費(税込) | 無料 |
| 基本還元率 | 1.0%または1.5% |
| キャッシュバック率 | 1.0%または1.5% |
| 還元方法 | 請求額から自動差引 |
| 追加カード年会費(税込) | 無料 |
| 追加カード発行手数料(税込) | ・バーチャルカード:無料 ・リアルカード:1,540円/枚 |
| 追加カードの発行上限数 | 上限なし |
| ETCカード年会費(税込) | 550円/枚 |
| 国際ブランド | Visa |
| カード利用枠 | 柔軟に対応(5億円以上の実績あり) |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:最高3,000万円(リアルカードのみ) |
| 付帯特典 | なし |
| 発行スピード | 最短即日〜3営業日 |
| 必要書類 | ・代表者、もしくは取引担当者の本人確認書類 ・登記事項証明書(現在事項証明書または履歴事項全部証明書) |
バクラクビジネスカードの最大の特徴は、利用額の1.0%または1.5%が還元され、自動的に請求額から差し引かれる点です。ポイント交換やキャッシュバックの申し込み手続きなども不要で、手間なくコスト削減が実現します。
バーチャルカードは上限枚数無制限かつ無料で発行可能、追加カードの決済分も合算してキャッシュバックが受けられるため、企業全体の経費削減に効果的なサービスと言えます。
ただし、ETCなど一部の利用先の決済分は、キャッシュバックの対象外です。また、キャッシュバック分が現金で口座に振り込まれることもありません。
バクラクビジネスカードは、シンプルな仕組みで高還元率のキャッシュバックを受けられる法人カードをお探しの企業におすすめです。バクラクビジネスカードの詳細が気になる方は、以下のリンクからご確認ください。
UPSIDERカード

UPSIDERカードは、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」をミッションに掲げる「株式会社UPSIDER」が提供する法人カードです。独自のAI与信モデルを活用し、スタートアップやベンチャー企業を支援しています。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | UPSIDERカード |
| 申し込み資格 | 法人代表者 |
| 年会費(税込) | 無料 |
| 基本還元率 | 1.0%~ |
| キャッシュバック率 | 1.0%~ |
| 還元方法 | 請求額から自動差引 |
| 追加カード年会費(税込) | 無料 |
| 追加カード発行手数料(税込) | ・バーチャルカード:無料 ・リアルカード:無料 |
| 追加カードの発行上限数 | 上限なし |
| ETCカード年会費(税込) | 発行不可 |
| 国際ブランド | Visa |
| カード利用枠 | 最大10億円 |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:なし |
| 付帯特典 | Boost Your Business(利用企業限定特典) |
| 発行スピード | ・バーチャルカード:最短当日 ・リアルカード:最短3日程度 |
| 必要書類 | ・代表者もしくは手続き担当者の本人確認書類 ・委任状(代表者以外が申し込む場合) |
UPSIDERカードでは、自動でポイントを差し引いた金額を請求するキャッシュバック方式が採用されています。1.0%~の還元率で「UPSIDERカードポイント」が付与され、1ポイント=1円で現金還元される仕組みです。
追加カードを無料・無制限で作成できるだけでもコスト削減に役立つうえ、各カードの決済金額がキャッシュバック対象となるため、さらなる削減効果が期待できます。面倒な申し込み手続きも不要で、自動的にキャッシュバック分が請求額に充当されます。
キャッシュバック金額が請求額より多い場合、残りの還元額は翌月以降に繰り越され、キャッシュバック分が銀行口座に振り込まれることはありません。UPSIDERカードポイントの利用期限は付与日から半年間で、期限内に充当できなければ失効となる点には注意してください。
UPSIDERカードは、シンプルなキャッシュバックの仕組みで、高い経費削減効果を求める企業におすすめです。独自のAI与信モデルで、高成長・高支出が見込まれるスタートアップやスケールアップ企業など、従来の法人カードでは与信枠が不足しがちな企業にも向いています。
UPSIDERカードについて詳しくは、以下のリンクからご確認ください。
セゾン(コバルト/プラチナ)・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード


セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、株式会社クレディセゾンが発行する法人向けカードです。年会費無料の「コバルトカード」と、充実したサービスを誇る「プラチナカード」の2種類から選択できます。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード | |
| カード種別 | コバルト | プラチナ |
| 申し込み資格 | 法人代表者・個人事業主 (高校生を除く) | 満18歳以上の法人代表者・個人事業主 (高校生を除く) |
| 年会費(税込) | 無料 | 33,000円 (初年度無料) |
| 基本還元率 | 0.5% | |
| キャッシュバック率 | 0.45% | |
| 還元方法 | 永久不滅ポイント | |
| 交換レート | 1ポイント=4.5円(200ポイント単位) | |
| 追加カード年会費(税込) | 無料 | 3,300円 |
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし | |
| 追加カードの発行上限数 | 9枚 | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料 | |
| 国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
| カード利用枠 | 30万~500万円 | 最高9,990万円 |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:なし | ・国内ショッピング保険:最高300万円 ・海外ショッピング保険:最高300万円 ・国内旅行傷害:最高1億円 ・海外旅行傷害:最高1億円 |
| 付帯特典 | ・特定加盟店:ポイント4倍 ・セゾンビジネスサポートローン:最大950万円 ・エックスサーバーご優待:最大16,500円割引 ・かんたんクラウド(MJS)ご優待:2ヶ月無料 ・優待プログラム | ・一般カードの特典+ ・JALのマイル最大1.125%還元 ・コンシェルジュ・サービス ・プライオリティ・パス ・Tablet® Hotels加盟ホテルVIPアップグレード ・セゾンプレミアムゴルフサービス ・オントレ entrée ・セゾンフクリコ |
| 発行スピード | 最短3営業日 | |
| 必要書類 | 記載なし (決算書・登記簿謄本は不要) | |
通常、両カードでは、利用額1,000円につき1永久不滅ポイントが貯まります。貯まったポイントは、「200ポイント=900円(1ポイント=4.5円)のレートで交換できるため、キャッシュバック率は0.45%です。
ただし、キャッシュバック還元には以下の制限があります。
- 1回につき最大99口まで
- 請求金額が900円未満の場合は利用不可
- キャッシング利用分と年会費は利用対象外
永久不滅ポイントを支払いに充当するためには、会員向けインターネットサービス「Netアンサー」または「セゾンカウンター」での申し込みが必要です。毎月13日までに交換手続きを完了すると、翌月の請求分に充当されます。
コバルトカードは年会費無料ながら、特定加盟店利用でポイントが4倍(還元率2.0%)になるため、コストを抑えたい事業者にとって魅力的な選択肢です。一方、プラチナカードは年会費33,000円ですが初年度は無料となるうえ、最高1億円の海外旅行傷害保険やコンシェルジュ・サービスなど、手厚い特典が付帯します。
セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードの各カードの詳細については、以下のリンクからご確認ください。
UCプラチナカード

UCプラチナカードは、みずほフィナンシャルグループの「ユーシーカード株式会社」が発行するカードです。法人専用カードではありませんが、その充実したサービス内容からビジネスシーンでの利用にも十分対応できます。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | UCプラチナカード |
| 申し込み資格 | 安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く) |
| 年会費(税込) | 16,500円 (初年度無料) |
| 基本還元率 | 1.0% |
| キャッシュバック率 | 0.9% |
| 還元方法 | UCポイント |
| 交換レート | 1ポイント=4.5円(200ポイント単位) |
| 追加カード年会費(税込) | 3,300円 |
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし |
| 追加カードの発行上限数 | 無制限 |
| ETCカード年会費(税込) | 無料 |
| 国際ブランド | Visa |
| カード利用枠 | 最高700万円 |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:最高300万円 ・海外ショッピング保険:最高300万円 ・国内旅行傷害:最高5,000万円 ・海外旅行傷害:最高1億円 |
| 付帯特典 | ・UCプラチナゴルフサービス ・グルメクーポン ・コンシェルジュサービス ・国内・海外空港ラウンジサービス ・FP(ファイナンシャルプランナー)・士業相談サービス ・プラチナポイント特典:還元率常時2倍 ・通信端末修理費用保険:最高3万円 |
| 発行スピード | 2〜3週間程度 |
| 必要書類 | 本人確認書類 |
UCプラチナカードは、UCポイントを支払いに充当可能です。プラチナ特典として、ポイント還元率が最大3.74%になるほか、航空券利用では14倍の7%になるため、キャッシュバックでも大きな経費削減効果を期待できます。
ポイント充当時の交換レートは「200ポイント=900円」で、200ポイント単位で交換が可能です。UCプラチナカードのポイント還元は常時2倍で、「1,000円=2ポイント」となっています。基本ベースで計算しても、キャッシュバック率は0.9%です。
プラチナ特典を活用してポイント還元率がアップすれば、さらなる高還元でのキャッシュバックが期待できます。
なお、以下に該当する場合はポイントを充当できません。
- 請求金額が900円未満
- キャッシング利用と年会費などの支払い
UCプラチナカードの年会費は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの約半額(16,500円)です。同等レベルの海外旅行傷害保険(最高1億円)が付帯するなど、非常にコストパフォーマンスが高い点が特徴です。
コストを抑えつつプラチナカードクラスの手厚い保険や特典を求める個人事業主や、接待・出張でグルメやトラベル優待を活用したい中小企業の経営者にも向いています。UCプラチナカードの詳細情報は、以下のリンクからご確認ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般/ゴールド)


三井住友カード ビジネスオーナーズは、「三井住友カード株式会社」が提供する法人カードです。登記簿謄本や決算書の提出不要で、年会費無料の「一般カード」と、年会費5,500円の「ゴールドカード」から選べます。
サービス概要は、以下のとおりです。
| カード名 | 三井住友カード ビジネスオーナーズ | |
| カード種別 | 一般カード | ゴールドカード |
| 申し込み資格 | 満18歳以上の法人代表者・個人事業主 (高校生を除く) | |
| 年会費(税込) | 無料 | 5,500円※1 |
| 基本還元率 | 0.5% | |
| キャッシュバック率 | 0.5% | |
| 還元方法 | Vポイント | |
| 交換レート | 1ポイント=1円(1ポイント単位) | |
| 追加カード年会費(税込) | 無料 | |
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし | |
| 追加カードの発行上限数 | 18枚 | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料※2 | |
| 国際ブランド | Visa・MasterCard | |
| カード利用枠 | ~500万円 | |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:最高2,000万円 | ・国内ショッピング保険:最高300万円 ・海外ショッピング保険:最高300万円 ・国内旅行傷害:最高2,000万円 ・海外旅行傷害:最高2,000万円 |
| 付帯特典 | ・条件達成で、対象となる利用分のポイントが最大1.5% ・ビジネスサポートサービス ・福利厚生代行サービス | ・一般カードの特典+ ・空港ラウンジ無料サービス |
| 発行スピード | 約1週間 | |
| 必要書類 | 代表者の本人確認書類 | |
※2:入会翌年度以降、前年度の利用がない場合は550円
三井住友カード ビジネスオーナーズは、Vポイントを支払いに充当できるだけでなく、キャッシュバックを利用した支払い分も含めてポイントが貯まります。
ポイント充当時の交換レートは「1ポイント=1円」、1ポイント単位で交換が可能です。Vポイントの基本還元「200円=1ポイント」で換算すると、キャッシュバック率は0.5%です。
また、ANAマイレージクラブに登録している場合は、ANAの申し込みページを通じて、ANAマイル「10,000マイル=10,000円分」として支払いに充当することもできます。ただし、同一年度内(4月1日~翌年3月31日)の提携ポイント交換口数累計が3口目になる場合は、交換レートが「10,000マイル=5,000円分」に変更されるため、ご注意ください。
三井住友カード ビジネスオーナーズは、対象の三井住友カードとの2枚持ちで、「Amazon」「ANA」「JAL」「ETC」利用の還元率がアップします。一般カードは最大1.5%、ゴールドカードは最大2.0%となるため、この特典を利用した場合は、キャッシュバックの還元率も向上します。
交換したキャッシュバック額より請求額が少なかった場合は、残りがキャッシュバック繰越残高となり、翌月に繰り越される仕組みです。繰越残高には3ヵ月の有効期限があり、期限後は失効となるため、タイミングを考えて交換しましょう。ANAマイレージからのキャッシュバックも同様に繰り越されます。
ポイントを支払いに充当する際は、「Vpass(インターネット)」または「スマートダイヤル24(自動音声応答)」で手続きします。ANAマイルからのキャッシュバックは、ANAの申し込みページからの手続きが必要です。
三井住友カード ビジネスオーナーズについての詳細は、以下のリンクからご確認ください。
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード/ゴールド)


ライフカードビジネスライトプラスは、ライフカード株式会社が提供する法人カードです。年会費無料の「スタンダード」と、2,200円の年会費で旅行傷害保険が付帯する「ゴールド」の2種類から選べます。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | ライフカードビジネスライトプラス | |
| カード種別 | スタンダード | ゴールド |
| 申し込み資格 | 法人代表者・個人事業主 | |
| 年会費(税込) | 無料※ | 2,200円 (初年度無料) |
| 基本還元率 | 0.5% | |
| キャッシュバック率 | 0.4~0.47% | |
| 還元方法 | LIFEサンクスポイント | |
| 交換レート | 1ポイント=4.0~4.71円 | |
| 追加カード年会費(税込) | 無料 | 2,200円 (初年度無料) |
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし | |
| 追加カードの発行上限数 | 3枚 | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料 | |
| 国際ブランド | Visa・MasterCard・JCB | |
| カード利用枠 | ~500万 | |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:なし | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:最高1,000万円 ・海外旅行傷害:最高2,000万円 |
| 付帯特典 | ・LIFEサンクスプレゼント ・弁護士無料相談サービス ・海外アシスタンスサービス ・旅行サービス「Travel Gate」 ・カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」 ・福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」 | ・一般カードの特典+ ・空港ラウンジサービス ・シートベルト傷害保険 |
| 発行スピード | 最短3営業日 | |
| 必要書類 | 本人確認書類 | |
ライフカードビジネスライトプラスでは、「LIFEサンクスポイント」を口座振込でキャッシュバックできます。
ポイント充当時の交換レートは以下のとおりです。
- 750ポイント→3,000円(1ポイント4円)
- 1,200ポイント→5,000円(1ポイント=4.16円)
- 2,200ポイント→10,000円(1ポイント4.54円)
- 4,300ポイント→20,000円(1ポイント4.65円)
- 6,400ポイント→30,000円(1ポイント4.68円)
- 10,600ポイント→50,000円(1ポイント4.71円)
ライフカードビジネスライトプラスの基本還元「1,000円=1ポイント」で換算すると、キャッシュバック率は0.4〜0.47%となります。
会員専用のインターネットサービス「LIFE-Web Desk」にログインして申し込むと、1〜2ヵ月後に、登録している口座に直接振り込まれます。
なお、以下の場合はキャッシュバックによる振り込みができません。
- 引落口座が登録されていない
- 口座の登録中や変更手続き中である
- カード名義と引き落とし口座名義が異なる
- カードの会員資格を失っている
ライフカードビジネスライトプラスの一般カードは年会費が永年無料、ゴールドの特典付きでも2,200円と低コストで利用できるうえ、現金振込でキャッシュバックを受けられる点がメリットです。
ライフカードビジネスライトプラスが気になる方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・(グリーン/ゴールド/プラチナ)・カード



アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、「アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド」が運営する法人カードです。一般カード「グリーン」と「ゴールド」「プラチナ」の3種類から選べます。
各種カードの概要を、以下にまとめました。
| カード名 | アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード | ||
| カード種別 | グリーン | ゴールド | プラチナ |
| 申し込み資格 | 法人の代表者・個人事業主、20歳以上 | ||
| 年会費(税込) | 13,200円 | 49,500円 | 165,000円 |
| 基本還元率 | 1.0% | 1.0~3.0% | |
| キャッシュバック率 | 0.3% (「メンバーシップ・リワード・プラス」加入時:0.5〜0.8%) | ||
| 還元方法 | メンバーシップ・リワードポイント | ||
| 交換レート | 通常 1ポイント=0.3円 「メンバーシップ・リワード・プラス」加入時 1ポイント=0.5〜0.8円 | ||
| 追加カード年会費(税込) | ・付帯特典あり:6,600円 ・付帯特典なし:無料※2 | ・付帯特典あり:13,200円 ・付帯特典なし:無料※2 | ・付帯特典あり:4枚まで無料(5枚目以降は13,200円) ・付帯特典なし:無料 |
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし | ||
| 追加カードの発行上限数 | 最大99枚 | 最大99枚※3 | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料 | ||
| 国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | ||
| カード利用枠 | 一律の制限なし | ||
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:最高500万円 ・海外ショッピング保険:最高500万円 ・国内旅行傷害:最高5,000万円 ・海外旅行傷害:なし | ・国内ショッピング保険:最高500万円 ・海外ショッピング保険:最高500万円 ・国内旅行傷害:最高5,000万円 ・海外旅行傷害:最高1億円 | |
| 付帯特典 | ・福利厚生プログラム「クラブオフ」 ・ビジネス関連 補助金・助成金検索サービス ・アメリカン・エキスプレス JALオンライン ・海外滞在先での電話による日本語サポート ・ショッピング・プロテクション ・提携空港ラウンジの利用 ・手荷物無料宅配 | ・グリーンカードの特典+ ・メンバーシップ・リワード・プラス:初年度年会費無料 ・士業の紹介 ・ヘルスケア無料電話相談 ・ビジネス・フリー・ステイ・ギフト ・ポケットコンシェルジュキャッシュバック特典 ・Seibu Prince Global Rewards ゴールドメンバー ・ビジネス・ダイニング・コレクション by グルメクーポン ・ゴールド・ワインクラブ | ・ゴールドカードの特典+ ・プラチナ・セクレタリー・サービス:航空券・乗車券・ホテルなどの手配 ・ビジネス・バッキング・プログラム:Google 広告・Meta広告・Adobeの利用で15,000円(年間最大合計30,000円)キャッシュバック ・Square (スクエア):決済売上の50万円までの決済手数料が無料 ・NIKKEI OFFICE PASS:全国のシェアオフィスやコワーキングスペースが年間10回まで無料 ・デル・テクノロジーズ 優待特典 ・ベルリッツ 企業向けプログラム ・会食・宿泊優待サービス ・アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン ・ビジネス・サイバー・プロテクション:最高200万円 |
| 発行スピード | 約3週間 | ||
| 必要書類 | 【法人】 ・法人確認書類:登記簿謄本または登記事項証明書(履歴事項全部証明書・現在事項全部証明書) ・代表者の本人確認書類 【個人事業主】 本人確認書類 | ||
※2:判定期間内にカード利用がなかった場合は管理手数料3,300円(税込)/枚が発生
※3:追加カード4枚までは、ビジネス・プラチナ・カードとビジネス・ゴールド・カードから選択可能。5枚目以降はビジネス・ゴールド・カードを発行。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードは、「ポイントで後払い」のサービスを利用できます。
ポイント充当時の交換レートは「1ポイント=0.3円」、1,000ポイント(=300円)から交換可能です。年間参加費3,300円の有料オプション「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録した場合は、以下の交換レートが適用されます。
- 基本カード年会費:1ポイント=1円
- 航空券や宿泊代の支払い:1ポイント=0.8円
(Americanエキスプレス・トラベル・オンライン利用の場合は、1ポイント=1円) - 旅行関連以外の支払い:1ポイント=0.5円
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの基本還元「100円=1ポイント」で換算すると、キャッシュバック率は0.3%と低めですが、「メンバーシップ・リワード・プラス」の加入により、0.5~0.8%にアップします。
なお、カードの請求がない場合や滞納があった場合は、キャッシュバックサービスを利用できません。以下に該当する支払いもサービス対象外です。
- カード年会費
- 月会費の消費税
- 各種手数料
- ボーナス払い・分割払い
- ビジネス・カードの管理手数料
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの「ポイントで後払い」を利用する際は、Webまたはアプリで「マイアカウント」ログインして手続きします。キャッシュバックの時期は、以下の手続きのタイミングに応じて設定されます。
- 締め日の3日前まで:直近の請求金額からキャッシュバック分を差し引き
- 締め日の2日前以降:次回の請求金額からキャッシュバック分を差し引き
カード年会費と月会費については、締め日の翌日以降に充当すると、次回の請求金額から差し引かれます。
キャッシュバックやポイント還元のみを重視する方にとっては、キャッシュバック率の低さがデメリットですが、付帯特典などを含め、自社に最適な法人カードを選びたい方の選択肢としてはおすすめです。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カードの最新情報については、公式サイトをご確認ください。
JCB法人カード(一般/ゴールド)


JCB法人カードは、日本で唯一の国際ペイメントブランド「株式会社ジェーシービー」が発行する法人カードです。ここでは「一般カード」と「ゴールドカード」を紹介します。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | JCB法人カード | |
| カード種別 | 一般カード | ゴールドカード |
| 申し込み資格 | 18歳以上の法人代表者・個人事業主 | |
| 年会費(税込) | 1,375円 | 11,000円 |
| (オンライン入会のみ初年度無料) | ||
| 基本還元率 | 0.5% | |
| キャッシュバック率 | 0.3% | |
| 還元方法 | Oki Dokiポイント | |
| 交換レート | 1ポイント=3円(1ポイント単位) | |
| 追加カード年会費(税込) | 1,375円 | 3,300円 |
| (本カードの年会費が無料の場合は追加カードも無料) | ||
| 追加カード発行手数料(税込) | 記載なし | |
| 追加カードの発行上限数 | 記載なし | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料 | |
| 国際ブランド | JCB | |
| カード利用枠 | 10万~500万円 | 50万~500万円 |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:最高100万円(自己負担額10,000円) ・国内旅行傷害:最高3,000万円 ・海外旅行傷害:最高3,000万円 | ・国内ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故) ・海外ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故) ・国内旅行傷害:最高1億円 ・海外旅行傷害:最高5,000万円 |
| 付帯特典 | ・ポイント優待:ポイント還元率2〜20倍 ・提携会計ソフト1〜2年間無料 ・サイバーリスク総合支援サービス ・サイバーリスク保険:50万円 | ・一般カードの特典+ ・サイバーリスク保険:75万円 ・国内・海外航空機遅延保険:2〜4万円 ・空港ラウンジ無料サービス |
| 発行スピード | 必要書類到着から約1週間 | |
| 必要書類 | ・法人の確認書類(現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書) ・代表者の本人確認書類 | |
JCB法人カードは、OkiDokiポイントを支払いに充当できます。基本的には、ほかのカードと同様にキャッシュバック分を差し引いて請求されますが、請求額で差し引きできない部分については口座に振り込まれる点が特徴です。
ポイント充当時の交換レートは「1ポイント=3円」、1ポイント単位で交換できます。JCB法人カードの基本還元「1,000円=1ポイント」で換算すると、キャッシュバック率は0.3%です。
優待店での利用では、OkiDokiポイントが最大20倍になるため、利用状況によっては0.3%以上の還元率も期待できます。
キャッシュバックを利用する際は、会員向けのインターネットサービス「MyJCB」で手続きをします。毎月15日までの受付完了分が、翌月10日の支払い金額に充当、もしくは口座に振り込まれる仕組みです。
一般カードは1,375円、ゴールドカードは11,000円の年会費がかかりますが、オンライン入会であればいずれも初年度無料で利用できます。経費決済の一元化を図りたい事業者や、JCBブランドの信頼性を重視する経営者に適しています。
JCB法人カードが気になる方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。
JCB Biz ONE(一般/ゴールド)


JCB Biz ONEは、株式会社ジェーシービーが運営する、フリーランスや個人事業主向けの法人カードです。「一般カード」と「ゴールドカード」の2つの選択肢があります。
以下に、サービスの概要をまとめました。
| カード名 | JCB Biz ONE | |
| カード種別 | 一般カード | ゴールドカード |
| 申し込み資格 | 満18歳以上の法人代表者・個人事業主 | 満20歳以上の法人代表者・個人事業主 |
| 年会費(税込) | 無料 | 5,500円※ (初年度無料) |
| 基本還元率 | 1.0% | |
| キャッシュバック率 | 0.6% | |
| 還元方法 | Oki Dokiポイント | |
| 交換レート | 1ポイント=3円(1ポイント単位) | |
| 追加カード年会費(税込) | ー | |
| 追加カード発行手数料(税込) | ー | |
| 追加カードの発行上限数 | 発行不可 | |
| ETCカード年会費(税込) | 無料(2年目以降は利用状況に応じて無料) | |
| 国際ブランド | JCB | |
| カード利用枠 | 10万~500万円 | 50万~500万円 |
| 付帯保険 | ・国内ショッピング保険:なし ・海外ショッピング保険:なし ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:なし | ・国内ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故) ・海外ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故) ・国内旅行傷害:なし ・海外旅行傷害:なし |
| 付帯特典 | ・優待店での利用でポイント最大21倍 ・会計ソフトへの自動連携 ・資金管理・改善ポータル「Cashmap」 | ・一般カードの特典+ ・空港ラウンジサービス ・ドクターダイレクト24(国内) ・人間ドックサービス ・【サイバーリスク保険】:75万円 ・JCBスマートフォン保険(ディスプレイ破損):年間最高50,000円(1事故につき自己負担10,000円) |
| 発行スピード | ・通常:約1週間 ・モバ則入会(個人名義口座限定):最短5分 | |
| 必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明書 ・事業内容確認証(個人事業主でキャッシングサービスを利用する場合のみ) | |
JCB Biz ONEは、OkiDokiポイントを支払いに充当可能です。請求がない場合や請求額が少ない場合は、口座振込でキャッシュバックを受けられます。
1ポイント単位でキャッシュバックが可能で、交換レートは「1ポイント=3円」です。JCB Biz ONEの基本還元「1,000円=2ポイント」で換算すると、キャッシュバック率は0.6%です。
優待店利用でOkiDokiポイントが最大21倍になる特典があるため、還元率がさらにアップする可能性があります。同じOkiDokiポイントでも、「JCB法人カード」のキャッシュバック率は0.3%と低いため、比較すると0.6%以上の還元が受けられる「JCB Biz ONE」が有利です。
キャッシュバックを利用する際は、会員向けのインターネットサービス「MyJCB」にログインして手続きします。毎月15日までの受付完了分が、翌月10日の支払い金額に充当されます。振り込みの場合も同じです。
JCB Biz ONEは、一般カードの年会費が永年無料、ゴールドカードは5,500円ですが、初年度は無料となるうえ、年間利用100万円以上で翌年度も無料で利用できます。ゴールドカードにはショッピング保険のほか、スマートフォン保険やサイバーリスク保険といった、現代の働き方に合わせた独自の保険が付帯する点も魅力です。
カード発行を急いでいる法人代表者や個人事業主、または年会費をかけずに高いポイント還元率を実現したい方におすすめです。JCB Biz ONEが気になる方は、以下のリンクから詳細をご確認ください。
キャッシュバック・ポイントを利用額に充当した場合の仕訳・勘定科目は?
法人カードのキャッシュバックやポイントを支払いに充当した場合、どのように会計処理するか悩む方も多いでしょう。
ここでは、請求額に対してキャッシュバックがあった場合や、銀行口座に振り込まれた場合の仕訳・勘定科目について、事例を示しながら解説します。
【キャッシュバック分・ポイントの支払い充当分を差し引いて請求された場合】
法人カードの支払い代金30,000円に対して、以下とおりキャッシュバックやポイントからの還元があった場合の仕訳例を紹介します。
- 5,000円のキャッシュバック分が差し引かれた
- ポイント交換によるキャッシュバック還元5,000円分が差し引かれた
法人カードで出張の交通費30,000円を支払った時点で、以下のとおり仕訳します。
| 借方 | 貸方 | ||
| 旅費交通費 | 30,000円 | 未払金 | 30,000円 |
法人カードの請求日には、支払い額30,000円に対して5,000円のキャッシュバックを受けた(ポイント交換による5,000円分のキャッシュバック還元を受けた)ため、貸方に「雑収入」の勘定科目を追加して、以下のとおり計上します。
| 借方 | 貸方 | ||
| 未払金 | 30,000円 | 普通預金 | 25,000円 |
| 雑収入 | 5,000円 | ||
キャッシュバックでもポイントを支払いに充当した場合でも、還元分を「雑収入」として処理しましょう。
【キャシュバック金額が法人口座に振り込まれた場合の仕訳】
キャッシュバックが直接銀行口座に振り込まれた場合は、以下のように「雑収入」として処理します。
| 借方 | 貸方 | ||
| 普通預金 | 10,000円 | 雑収入 | 10,000円 |
キャッシュバック・ポイントの利用額に充当は消費税の対象になる?

法人カードの利用で受けたキャッシュバックは、消費税の課税対象外です。なぜなら、特定商品からの値引きではないからです。
消費税は、商品やサービスの提供といった「対価性」のある取引を課税対象としており、特定の商品に対する値引きがあった場合は、値引き方法に応じた消費税の処理が必要となります。しかし、法人カードにおけるキャッシュバックは対価に応じた値引きではないため、消費税を考慮する必要がありません。
まとめ
本記事では、キャッシュバックやポイントを支払いに充当できるおすすめの法人カードと、交換レートやキャッシュバック率に着目した選び方を紹介しました。それぞれ交換レートや還元方法が異なるため、自社に合ったサービスを見極めることが重要です。
経費決済に利用する法人カードで、経費削減に直結するキャッシュバックを受けられるのは、事業者にとって大きなメリットです。記事内容を参考にして、自社のコスト削減に役立つ、最適な法人カードを選択してください。
この記事の投稿者
バーチャルオフィス1編集部
東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。
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この記事の監修者
株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑
株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役
2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。
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