
今回の記事では、東京都練馬区の起業・創業支援についてまとめました。
特に下記項目に関して詳しくご紹介します。
- 創業融資・斡旋融資
- 補助金・助成金
- 創業セミナー・起業塾・交流会
- 個別相談
- 専門家の紹介制度
- シェアオフィスなどのインキュベーション施設
- 認定特定創業支援事業
練馬区で起業・創業をお考えの方はご参考ください。
なお、練馬区と連携して起業・創業支援を行っている団体の紹介もしております。
是非そちらもご参照ください。
目次
はじめに
東京都練馬区は東京都23区の最も西部に位置しており、人口は令和5年10月現在で約74万人です。昭和22年8月に東京都23区のなかで一番最後に生まれた区で、当時は人口が11万人と少なかったものの今や約7倍ほどに増えました。
練馬区は23区内で面積が5位の48.08㎢でありながら農地面積が23区内で1番広く、令和3年時点で188.68haあります。江戸時代から特産品として知られる「練馬大根」などが有名です。
練馬区内を走る鉄道には、西武池袋線・東武東上線・西武新宿線・都営大江戸線、みなとみらい線や相互直下鉄副都心線、東部東横線があり、都心部や横浜などへのアクセスもしやすくなっています。
また、近・現代美術に触れられる練馬区立美術館があったり、農地など自然が多かったりするため、練馬区は暮らしやすいベッドタウンとして人気を集めているのでしょう。
練馬区では、起業・創業を目指す方向けに自治体と練馬ビジネスサポートセンターが中心となり、日本政策金融公庫や国・民間企業と連携して行う支援制度があります。
具体的な支援施策は以下の5つです。
- 創業支援貸付(一般・特別)
- 商店街空き店舗入居促進事業
- 創業!ねりま塾
- 創業相談
- 専門家相談窓口の開設
創業!ねりま塾では「特定創業支援等事業」の認定を受けているコースもあるので、創業支援特別貸付の条件をクリアできるなどメリットが多くあります。
また、創業とひとことでいっても経営にはさまざまな専門知識が必要になるため、専門家相談窓口が無料で開設されているのはとても心強いと感じるのではないでしょうか。
そのほかにも商店街の空き店舗入居促進事業はこれから練馬区に根付いて事業を行いたい創業者や練馬区の商店街活性化にとってもより良いものとなることでしょう。
東京都練馬区の起業状況
2023年9月の東京都練馬区の起業状況は、21増加の27,382件となっています。ここ5ヶ月間で一番多い増加数は8月となっています。表は国税庁の公表データを基に作成しています。
新規設立数 | 閉鎖 | その他 | 増減数 | 法人数 | |
2023年9月 | 75 | -27 | -27 | 21 | 27,382 |
2023年8月 | 89 | -10 | -10 | 69 | 27,361 |
2023年7月 | 74 | -20 | 0 | 54 | 27,292 |
2023年6月 | 76 | -24 | -11 | 41 | 27,238 |
2023年5月 | 70 | -18 | -4 | 48 | 27,197 |
こちらの起業状況の変化は、東京都練馬区で起業したいと考えている方が、起業計画を立てる時に役立ちます。ぜひ参考にしてください。
東京都練馬区の起業・創業支援体制

東京都練馬区では起業・創業支援体制として、外部団体と連携した取り組みを行っています。
連携している外部団体は練馬ビジネスサポートセンターです。
ネリサポの愛称で親しまれるこの団体は、練馬区内の中小企業者が抱える課題・悩みについて解決するサポートを行っています。
中小企業診断士の資格保有者で経験も十分に積んだ相談員だけでなく、各専門分野に特化した相談員同士の連携により経営に関するさまざまな課題・悩みにしっかりと寄り添いサポートしてもらえるでしょう。
そして、練馬区産業融資あっせん制度の申込窓口の役割もネリサポが担うためスムーズな融資申し込みが可能です。

開館時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 土・日・祝休日・年末年始 |
所在地 | 〒176-0001 練馬区練馬1-17-1 Coconeri 4階 |
アクセス | 鉄道:西武池袋線・都営大江戸線の練馬駅中央北口から徒歩1分 バス:練馬駅で下車徒歩1分 ※お客様専用駐車場の用意はありません |
問い合わせ先 | TEL:03-6757-2020 FAX:03-6757-1014 ※ただし、融資あっせんについては練馬区経済課融資係へ(ネリサポ内) TEL:03-5984-2673 FAX:03-6757-1013 |
東京都練馬区起業・創業支援一覧
東京都練馬区で行われている起業・創業支援についてまとめてご紹介します。
項目 | 内容 | |
斡旋融資・創業融資 | 〇 | ・創業支援貸付(一般) ・創業支援特別貸付 |
補助金・助成金 | 〇 | 商店街空き店舗入居促進事業による ・店舗等改修費補助金 ・店舗等賃借料補助金 |
創業セミナー・起業塾 | 〇 | ・創業!ねりま塾 ・ワンストップ相談による特定創業支援等事業 |
交流会 | 〇 | ねりま異業種交流会 |
個別相談 | 〇 | 起業・創業相談 |
専門家の紹介制度 | 〇 | 専門家相談コーナー |
シェアオフィスなどのインキュベーション施設 | × | なし |
認定特定創業支援事業 | 〇 | ・創業!ねりま塾※実践編 ・ワンストップ相談による特定創業支援等事業 |
その他支援 | × | なし |
東京都練馬区の斡旋融資・創業融資
東京都練馬区の斡旋融資制度


東京都練馬区では練馬区内の中小企業者向けに事業資金を低利で融資してもらえるよう取扱金融機関へあっせんする活動をしています。
低利(金利は固定金利)であるうえに練馬区が一部の利子を負担してくれるため、融資してもらえた場合には返済の負担がより一層軽減し、事業により集中できる環境が整いやすいところが魅力的です。
窓口はネリサポ内に設けられています。
貸付の種類も多く用意されており、種類によって貸付金額の限度額に違いがあったり据え置き期間に違いがあったりするのでどの貸付が合っているのかネリサポ内の相談窓口で相談したうえで選ぶと良いでしょう。
数多く用意された貸付制度のなかでも、今回は2種類の創業支援貸付についてご紹介します。
事前に電話で予約が必要になるため注意しましょう。
貸付種類 | 創業支援貸付(一般) | 創業支援特別貸付 |
貸付限度額 | 1,000万円 | 500万円 |
用途 | 運転・設備 | 運転・設備 |
据置期間上限 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
利用者負担 | 0.4% | 0.2% |
区負担 | 1.6% | 0.8% |
問い合わせ先 | 産業経済部 経済課 融資係 練馬区練馬1丁目17番1号Coconeri4階 練馬ビジネスサポートセンター内 電話:03-5984-2673 FAX:03-6757-1013 |
貸付要件と必要書類
創業支援貸付(一般)と創業支援特別貸付の申し込みにあたっての貸付要件と必要書類についてご紹介します。
どの貸付にもいえることですが、融資を受けるためには取扱金融機関の審査に通過しなければなりません。
審査に通過しやすくするには、事業計画や資金計画が具体的であることが重要といえるでしょう。
整理された帳簿管理など、経理内容を明確化しておくことで自分自身でも資金計画が立てやすい上に、審査員にも印象が良く審査に通りやすくなることが挙げられます。
申込資格の有無や必要書類をしっかり確認した上で申し込みを進めましょう。
貸付種類 | 創業支援貸付(一般) | 創業支援特別貸付 |
貸付要件 | 1.開業未経験または開業してから1年未満で、他の事業を同時に営んでいないこと。 2.東京信用保証協会が保証対象とする業種で開業し、必要な国家資格(医師、弁護士など)を持つこと。 3.区内に新しい事業所を設立し、法人の場合は登記上の本店所在地を区内にすること。 4.開業から1年未満の場合、主要な事業所が開業時から継続して練馬区内にあること。法人の場合、登記上の本店所在地が練馬区内であること。 5.納期に遅れずに住民税および軽自動車税を完納していること。 6.給与所得を得ながら兼業していないこと。 7.開業に必要な資金のうち、少なくとも3分の1を自己資金として持っていること(融資額は自己資金の2倍以下です)。 8.企業診断によって適格であると認められること※個人タクシー業を除く | 1.右の創業支援貸付(一般)の貸付要件を満たしていること。 2.産業競争力強化法に基づく支援を受けた証明書を持っていること。 3.創業計画書が融資を希望する金融機関から承認され、融資後もその金融機関の指導とアドバイスを受けること。 |
必要書類 | 1.創業計画書およびその内容を証する見積書や領収書等 2.各要件を満たすことが確認できる資料 創業計画書(創業支援貸付 一般) | 1.事前に配付する創業計画書およびその内容を証する見積書や領収書等 2.各要件を満たすことが確認できる資料 3.特定創業支援等事業を受けた者の証明書 創業計画書(創業支援特別貸付) |
東京都練馬区の創業融資制度
なし
東京都練馬区の補助金・助成金
東京都練馬区では、融資あっせん以外にも補助金制度を設けています。そのなかでも練馬区独自の制度としては「商店街空き店舗入居促進事業」が挙げられます。
商店街空き店舗入居促進事業

商店街空き店舗入居促進事業では、練馬区内の商店街を活性化して空き店舗を減少させることのほかに、新たに事業を展開する事業者の地域への定着と早期の経営自立を目的として活動されています。
安心してスタートを切れる手助けとなる補助金の交付、プロからのサポートなど多角的なサービスを受けられるこの支援事業は創業者にとって心強いと感じることでしょう。
この支援事業について以下の項目別に詳しくご紹介しましょう。
- 支援対象者と空き店舗の概要
- 支援内容
- 手続きの流れ
支援対象者と空き店舗の概要
まずこの支援事業では創業したいと考えるすべての人を対象にしておらず、賃貸物件にも条件があることに注意が必要です。
以下に条件をご紹介しましょう。
支援対象 | 条件 |
賃貸物件 | ・事業用として使われる ・賃貸できる状態にもかかわらず3ヶ月店舗や事業用として使用されていない ・テナント型でない ・貸主が三親等以内の親族でない ・練馬区内にある商店街の一角である |
事業者 | ・新たな事業計画を明確に持って練馬区内の商店街の空き店舗を利用したい人 ・中小企業基本法に定められたNPO法人・一般社団法人、中小企業者 ・主たる事業所を練馬区に置く、または登記する人 ・利用予定の店舗がある商店会の承認を得ている人 ・商店会の活動に参加し、長期にわたって事業を継続しようと考える人 ・週5日以上営業する人 |
しかし、事業採択申請を行う前に賃貸契約を締結した場合は対象外となります。
その他にも以下の7つの条件のいずれかに当てはまる場合には、いくら前述した条件すべてをクリアしていたとしても対象外となってしまうため注意が必要です。
- 住民法人税または住民税の未払いがある場合
- 風営法(昭和23年法律・第122号)に関わる業種や、類似した業種を営む場合
- フランチャイズやチェーン店として加盟し営業する場合
- 暴力団及び暴力団員、もしくは暴力団関係者が役員として就任している法人の場合
- すでに練馬区内で店舗を構えている場合
- 過去にこの支援事業を受けたことがある場合(本事業移管前の支援も含む)
- 本事業と同じ系統の補助金・助成金等の支援を国や東京都などから受ける場合
ネリサポへの相談を行う前に条件をすべて満たせるのか、7つの条件いずれかに当てはまってしまわないか確認しましょう。
支援内容
商店街空き店舗入居促進事業の支援内容は大きく分けて2つあります。
- 経営サポート(全5回)
- 補助金(店舗棟改修費補助金・店舗等賃借料補助金)
経営サポートは、5回にわたり中小企業診断士による経営アドバイスを行ってもらえるものです。
タイミングは日程調整を双方で行ったうえで進めますが、目安は営業開始後の3・6・9・15・25ヶ月後からそれぞれ30日以内に行われます。
もうひとつの補助金は店舗棟改修費補助金と店舗等賃借料補助金の2種類があり、内容は以下の通りです。
種別 | 店舗棟改修費補助金 | 店舗等賃借料補助金 |
補助対象となるもの | 採択決定された事業計画に則り空き店舗へ対して実施する以下の内外装改修工事外注費用
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採択決定された事業計画に則り賃借する店舗の月額賃借費用(最大36ヶ月) ※店舗部分の賃借料に限る ※共益費や管理費、更新料・敷金や礼金などの諸費用は補助対象外 |
補助金額 |
※千円未満の端数は切り捨て |
補助対象経費の2/3以内 ※千円未満の端数は切り捨て ※時期により補助額に変動があるため注意
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条件 | 営業開始前の内外装改修工事に限定 |
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支払時期 | 補助対象経費の支払後、完了報告を受けて補助金後部額を確定させる。請求のあった月の翌月末日までに支払われる。 |
手続きの流れ
商店街空き店舗入居促進事業を受けたい場合、以下の流れで手続きを行う必要があります。
手続きの流れ | 内容 | |
1,ネリサポへの事前相談 | 具体的な事業計画ができたタイミングで早めに連絡をいれて予約し、事前相談しましょう | |
2,商店会への集会承認をもらう | 相談時に該当の店舗所在地の商店会の連絡先を教えてもらえます。 商店会の承認は自分で行う必要があり、連絡と調整をこのタイミングで行いましょう。 |
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3,事業採択の申請と決定 |
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必要書類 | 事業採択申請書 空き店舗補助金:月次売上・予実管理表 空き店舗の見取り図や物件の詳細情報(物件が掲載された不動産チラシでも可) 法人の場合:法人住民税納税証明書 個人の場合:住民税納税証明書または非課税証明書(いずれも発行3ヶ月以内のもの) 申請書・添付書類一式ダウンロード(Word、Excel形式)※圧縮ファイル |
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4,補助金交付申請 |
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必要書類 |
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5,事業完了報告 | 店舗等改修費補助金 | 改修工事が完了し、支払完了後に事業完了報告書を作成し必要書類と一緒にネリサポへ提出する 【必要書類】
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店舗等賃借料補助金 | 補助対象期間中に12ヶ月分の賃借料を支払うごとに3回、事業完了報告書を作成し必要書類と一緒にネリサポへ提出する 【必要書類】
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6,補助金請求・支払 |
事業完了報告後にネリサポによる、支払い可否・補助額の決定が行われます。 |
東京都練馬区の創業セミナー・起業塾
東京都練馬区での創業セミナーは以下の2つがあります。
- 創業!ねりま塾
- ワンストップ相談による特定創業支援等事業
それぞれ紹介しましょう。
創業!ねりま塾

練馬区が外部提携しているネリサポでは、それぞれの創業準備段階に応じた「創業!ねりま塾」という創業セミナーを開催しています。
コースは入門編・基礎編・応用編・実践編の4つに分かれているため、同じ程度の創業準備段階の方との交流もしやすい環境です。
また基礎編のなかでも一般・女性・若者の3コースがあるので、より一層自分に合ったセミナーの内容であることがうかがえるでしょう。
ちなみにこの「創業!ねりま塾」は産業競争力強化法に基づいた創業支援事業です。実践編にいたっては「特定創業支援等事業」の認定を受けています。全日程を修了することで創業支援特別貸付の貸付要件の条件のひとつをクリアできるため、受けておいて損はありません。
対象者 |
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費用 | 入門編 (1日受講) |
無料 | 起業に興味を持つ方ならだれでも参加できる入門セミナー | |
基礎編 (1日受講) |
一般編 |
1,000円 |
起業の基礎知識とやりたいことをビジネスにする方法を理解できるセミナー | |
女性編 |
1,000円 |
子育て中・会社員でも参加可能 |
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若者編 | 無料 | 30代まで起業を計画する方向けのセミナー | ||
応用編 (1日受講) |
1,000円 | ビジネスアイディアがある方向け。 理想や夢、思いを形にするコンセプトシートの作成ができるセミナー |
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実践編 (6日間受講) |
20,000円 | マーケティング・開業手続き・利益計画といった起業全般の知識習得とビジネスプランを完成できるセミナー |
ワンストップ相談による特定創業支援等事業

「創業!ねりま塾」同様、ネリサポにより提供されている事業として「ワンストップ相談による特定創業支援等事業」があります。
毎月開講されるこの支援事業は4回の集団講義と2回の個別相談により構成され、経営や販路開拓・人材育成など事業展開に係るすべての知識を身に着けることが可能です。
年間実施ターム数 | 10ターム(金曜夜と土曜AMタームを交互に開催する) |
定員 | 先着10名/ターム(年間10ターム実施) |
対象者 | 練馬区内で創業を考えているもしくは創業後5年未満※居住地は問わず |
参加要件 |
※補講制度がないため決められたスケジュールにすべて出席しなければならない
※講義・相談は1ヶ月程度の受講ですがビジネスプランの合格期限は6ヶ月です。その間に合格判定をもらわなくてはなりません。 |
参加環境 | オンライン参加環境(Webカメラ・イヤホンマイク等)を自分自身で整える必要あり |
参加費用 | 20,000円(税込) |
支払方法(事前清算) |
巣鴨信用金庫 練馬支店 普通3184207 |
受講申し込み手続き
「ワンストップ相談」への申し込みを希望する場合、ホームページより必要事項を入力し申し込みを行います。各ターム毎に申し込み可能期間が決まっているため事前に申し込み可能期間や、該当タームを確認して申し込みをしましょう。
優遇措置を目的として受講する場合、自分が対象者なのか要件など事前に電話で確認を取ってもらうことも可能です。
カリキュラムについて
この創業支援のカリキュラムは4回の各講義2時間と、2回の各個別面談1時間で構成されています。全日オンラインで開催されているので創業の準備に追われている方には利用しやすい支援事業と感じることでしょう。
講義回数 | 内容 | 宿題 |
第1回 経営 |
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事業コンセプト作成 |
第2回 販路開拓 |
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マーケティング計画作成 |
第3回 財務 |
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損益計画・資金計画作成 |
第4回 人材育成 |
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ビジネスプラン作成 |
第5回 相談 | 各自のビジネスプランのブラッシュアップを行いながらプラン完成を目指す | ビジネスプランの完成 |
第6回 相談 |
宿題の提出は講義のあった翌週水曜日となっており、提出しなければ次回の講義を受けられません。
ビジネスプランの合格判定を受けてワンストップ相談の受講完了となります。受講完了後にねりサポより証明書交付の詳細を案内されるので、途中で受講をやめてしまうと証明書の交付が叶わないことに注意しましょう。
東京都練馬区の交流会
練馬区で行われている交流会はねりま異業種交流会です。詳しくご紹介しましょう。
ねりま異業種交流会

ねりま異業種交流会とは、ねりま産業連合会が事業として手がける交流会です。
70社を超えるさまざまな業種の企業が異分野の動向についてなど情報や意見を交わす場として有効活用しています。入会資格は商工法人や個人経営の商工業者です。
問い合わせ先 | ねりま産業連合会 | |
月例会 | 第2木曜日 | |
入会に係る費用 | 入会金 | 不要 |
※上期(4月~9月)、下期(10月~3月)の2回に分けて請求される | 月会費 | 従業員数により変動 10人未満:1,000円 20人未満:1,300円 30人未満:2,000円 50人未満:2,500円 100人未満:3,000円 200人未満:4,500円 200人以上:6,000円 |
問い合わせ先 | 電話:03-3991-0530 |
東京都練馬区の個別相談

東京都練馬区がネリサポと連携して行っている制度に「専門家相談コーナー」があります。あくまでも助言やアドバイスを行うまでの範囲をサービス内容とし、書類作成の依頼請負などは行われていません。
しかし書類作成の依頼を行いたい場合には、内容に応じた専門家団体の窓口を紹介してもらえます。
紹介された窓口を通じて業務委託契約などの締結を検討すると良いでしょう。
この専門家相談コーナーは法律やデジタルサポート、税務・労務・販路拡大や経営全般といったジャンルによってそれぞれ曜日と時間でわけられて開かれます。
どのような相談をしたいのか、確認をした上で該当の曜日・時間に相談しましょう。また、時期によって窓口を増やして対応されていることもあるので事前に調べてからスケジュールを組まれることをおすすめします。
東京都練馬区のシェアオフィスなどのインキュベーション施設
令和5年現在、練馬区独自のインキュベーション施設および、練馬区が認定しているインキュベーション施設はありません。
しかし、「創業!ねりま塾」の修了者による懇談会などでもインキュベーション施設の整備について意見が上がっています。そうしたことからみて、今後創業支援事業の一環としてインキュベーション施設の充実が計られる可能性もあるでしょう。
東京都練馬区の認定特定創業支援事業
特定創業支援等事業とは、これから創業しようとする方や、創業後5年未満の方向けの支援事業です。経営に必要な販路開拓や人材育成、財務を含めた総合知識を付けられるよう継続的に支援してもらえます。
東京都練馬区の認定特定創業支援事業は2つあります。
- 創業!ねりま塾※実践編
- ワンストップ相談による特定創業支援等事業
上記の創業セミナー・支援事業を受け、練馬区から証明書が交付されると、創業に関する優遇措置を受けることが可能です。
創業に関する優遇措置には以下の5つがあります。
優遇措置内容 | 詳細 | 対象者 | 問合せ先 |
会社設立時の登記にかかる費用の軽減※登録免許税 |
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※組織変更によるものは対象外 |
東京法務局練馬出張所 TEL:03-5971-3681 ※証明書原本をご用意ください |
創業関連の特例保証 |
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東京信用保証協会池袋支店 TEL:03-3987-5445 ※証明書の写しをご用意ください |
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」 自己資金要件の充足 |
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日本政策金融公庫池袋支店 TEL:03-3983-2131 ※証明書の写しをご用意ください |
日本政策金融公の「新規開業資金」 貸付利率引き下げ |
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東京都による「創業融資」制度 創業支援特例の適用 |
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東京都産業労働局金融部金融課 TEL:03-5320-4877 ※証明書の写しをご用意ください |
東京都練馬区のその他支援
東京都練馬区のその他支援は現状とくにありません。
この記事の投稿者
バーチャルオフィス1編集部
東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1
月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。