【税理士監修】法人口座の審査基準が比較的柔軟な(ゆるい)のはネット銀行!その理由とおすすめ3選をご紹介

[更新日]2026年04月29日

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法人口座の審査基準が比較的柔軟な(ゆるい)のはネット銀行!その理由とおすすめ3選をご紹介

投稿者

バーチャルオフィス1編集部

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。 月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館引取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。 翌年以降の基本料金が最大無料になる割引制度もございます。 ■店舗一覧 バーチャルオフィス1渋谷店 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B バーチャルオフィス1神保町店 東京都千代田区神田神保町2-10-31 IWビル1F バーチャルオフィス1広島店 広島県広島市中区大手町1-1-20 相生橋ビル7階 A号室 https://virtualoffice1.jp/

監修者

税理士 伴 洋太郎

税理士 伴 洋太郎

BANZAI税理士事務所 代表 税理士/1級ファイナンシャルプランニング技能士 大学卒業後、一般企業や税理士事務所での勤務を経て税理士試験に合格し、2018年にBANZAI税理士事務所を開業。個人事業主や中小法人、給与所得者や相続人を対象とした業務の経験が豊富で、スモールビジネスの立ち上げや個人事業の法人化に数多く携わっている。 BANZAI税理士事務所:https://ban-tax.com/

法人口座について調べていると、たびたび「ネット銀行は審査がゆるい」といった情報を目にします。しかし、創業から間もなく、実績が少ない場合、本当に法人口座を開設できるか不安に思うことでしょう。

本記事では、BANZAI税理士事務所 代表の伴氏監修のもと、法人口座の審査基準が柔軟な銀行の特徴と、比較的開設しやすいネット銀行を紹介します。後半では、審査基準が比較的厳格なネット銀行や審査落ちしないためのポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

おすすめ法人口座の総合比較はこちらの記事を参考にしてください。

ネット銀行の審査基準が比較的柔軟な(ゆるい)理由

ネット銀行の審査基準が比較的柔軟な(ゆるい)理由

ネット銀行の審査基準が柔軟な理由は、銀行としてのビジネス戦略が従来の店舗型銀行とは異なるためです。

一般的に、メガバンクや都市銀行などの店舗型銀行は、中小企業〜大企業との取引に重きを置いているため、提供する金融商品は、高額な融資やビジネス支援など規模の大きなものが主流です。これにより、審査では事業実績や会社規模などが厳格に評価されます。

一方、ネット銀行はスタートアップ〜中小企業を対象としているため、事業実績や会社規模などの審査基準が店舗型銀行より低く設定されています。また、ネット銀行は比較的新しい銀行形態ということもあり、新規の口座開設に積極的です。

もちろん、マネーロンダリング等の犯罪を防止するために一定の基準はありますが、メガバンクや都市銀行と比較すると柔軟な審査が期待できます。

法人口座の審査基準が比較的柔軟なネット銀行の特徴

法人口座の審査基準が比較的柔軟な・ゆるいネット銀行の特徴

 「法人口座の審査基準が柔軟」とは、主に以下のケースを指します。

  • 資本金の最低要件なし
  • 固定電話番号が不要
  • 事業内容や取引証明等の書類が不要

ここでは、法人口座の審査基準が柔軟なネット銀行に共通する上記3つの特徴を紹介します。

資本金の最低要件なし

資本金の最低要件がないネット銀行は、比較的審査基準が柔軟と言えます。銀行の公式サイトに記載があるわけではありませんが、審査では、資本金額を評価されるケースがほとんどです。

法人口座を開設するには、資本金額100万円以上が目安とされています。ただし、一部で資本の最低要件を設けていないネット銀行も存在します。

銀行名資本金の最低要件
GMOあおぞらネット銀行 ロゴ
GMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行 ロゴ
住信SBIネット銀行
記載なし
PayPay銀行 ロゴ
PayPay銀行
記載なし
楽天銀行 ロゴ
楽天銀行
記載なし

GMOあおぞらネット銀行はゆいいつ、「資本金額が法人口座の審査に影響しない」ことを公式に明かしている銀行です。資本金額が少なく、審査に不安を感じている方におすすめです。

参照:ネット銀行は法人口座の審査が柔軟って本当?|口座開設の審査基準を徹底検証|GMOあおぞらネット銀行

固定電話番号が不要

一昔前までは、法人口座の開設に固定電話番号を必須としている銀行が多く見られました。しかし近年では、審査基準が緩和され、携帯電話番号でも法人口座を開設できる銀行が増えています。

ただ、以下のとおり、未だに固定電話番号を必須とするネット銀行も存在するため、申し込み前に確認しておくことが大切です。

銀行名固定電話番号
楽天銀行 ロゴ
楽天銀行
必須
GMOあおぞらネット銀行 ロゴ
GMOあおぞらネット銀行
不要
住信SBIネット銀行 ロゴ
住信SBIネット銀行
不要
PayPay銀行 ロゴ
PayPay銀行
不要

楽天銀行の法人口座は、固定電話がないと審査落ちになる可能性があります。なお、「050」から始まるIP電話には対応しているため、楽天銀行の法人口座をお考えの方は必ず取得しておきましょう。

事業内容や取引証明等の書類提出が不要

基本的に、ネット銀行で法人口座を開設するには、以下書類の提出が求められます。

  • 本人確認書類
  • 事業内容等確認書類
  • 印鑑証明書
  • 履歴事項全部証明書

ただ、一部の審査基準が柔軟なネット銀行では、非常に少ない提出書類のみで法人口座を開設できます。以下では、主要なネット銀行における法人口座開設時の必要書類をまとめています。

銀行名必要書類
住信SBIネット銀行 ロゴ
住信SBIネット銀行
【Web申請】
本人確認書類
【郵送申請】
本人確認書類
口座開設申込書
※印鑑証明書
PayPay銀行 ロゴ
PayPay銀行
本人確認書類
※事業内容等確認書類
※印鑑証明書
GMOあおぞらネット銀行 ロゴ
GMOあおぞらネット銀行
本人確認書類
事業内容等確認書類
※法人住所の補完書類
※FATCAに係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
楽天銀行 ロゴ
楽天銀行
本人確認書類
口座開設申込書
印鑑登録証明書
履歴事項全部証明書
事業内容等確認書類
※連絡先確認資料
※法人番号が確認できる書類

※状況に応じて提出を求められる書類

事業内容等確認書類が不要なネット銀行は、「住信SBIネット銀行」と「PayPay銀行」の2行です。

特に、住信SBIネット銀行は、Web申請を選択した場合、本人確認書類のみで審査を受けられるため、書類を準備する手間がかかりません。ただし、法人口座を開設した後に事業内容等確認書類が求められるため、注意が必要です。

法人口座の審査基準が比較的柔軟なネット銀行3選!

ここでは、法人口座の審査基準が比較的柔軟なネット銀行を3つ紹介します。

GMOあおぞらネット銀行:創業期・小規模の法人に人気

GMOあおぞらネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料ATMセブン銀行
イオン銀行
ゆうちょ銀行
24時間
同行本支店宛無料振込入金口座初期登録料無料
他行宛143円
※129円
※振込料金とくとく会員
月額利用料無料
初期費用・維持費初期契約料無料口座発行上限2,000口座
※2,000口座以上は銀行に問い合わせ
口座維持手数料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
総合振込初期契約料無料複数口座の開設上限数20口座
月額料金無料融資商品の有無
上限処理件数9,999件Pay-easyの対応
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料国税・社会保険料の口座振替
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:143円
※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応
海外送金契約金無料経営セーフティ共済の対応
月額料金無料口座開設までの期間最短即日~3営業日程度
送金手数料送金金額に応じて変動金利円普通預金:
0.300%
円定期預金:
0.330%~0.420%
当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
リアルタイム振込

GMOあおぞらネット銀行は、手数料の安さに定評がある非常に人気なネット銀行です。資本金の最低要件がないのが特徴で、多くの起業家がGMOあおぞらネット銀行で法人口座を開設しています。

弊社が運営する、バーチャルオフィス1の渋谷店・広島店に届いた法人口座開設通知書の数を調べたところ、以下の集計結果となりました。

法人口座の開設割合(バーチャルオフィス1 渋谷店顧客)

バーチャルオフィスの利用者には、事業実績や資本金の少ないスタートアップや一人起業家などが多い傾向にあります。バーチャルオフィス1に届いた法人口座開設通知書のうち、半数以上がGMOあおぞらネット銀行でした。

このことから、GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、実績や資金が少ない法人でも開設の可能性が見込める銀行だと言えます。詳しいサービス内容や手数料が気になる方は、以下よりGMOあおぞらネット銀行の公式サイトをご確認ください。

住信SBIネット銀行:必要書類が運転免許証だけでOKなことも

住信SBIネット銀行 dNEOBANK
振込手数料同行同一支店宛無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
同行本支店宛無料リアルタイム振込
他行宛145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
ATMセブン銀行
ローソン銀行
イオン銀行
ゆうちょ銀行
イーネット
24時間
初期費用・維持費初期契約料無料
口座維持手数料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数最大200アカウント
総合振込初期契約料無料複数口座の開設上限数メイン口座のみ
月額料金無料融資商品の有無
上限処理件数20,000件Pay-easyの対応
口座振替口座振替手数料無料国税・社会保険の口座振替×
定額自動振込定額自動振込手数料同行宛:無料他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
日本政策金融公庫の対応
海外送金契約金55,000円経営セーフティ共済の対応×
月額料金無料口座開設までの期間最短短即日~平均2営業日
送金手数料3,500円
為替手数料1米ドルあたり6銭
関係銀行手数料金額の記載なし
送金対応・仕向送金:◯
・被仕向送金:◯

住信SBIネット銀行は、本人確認書類のみで法人口座を開設できるネット銀行です。Web申請を選択すると、必要事項を記入し、代表者の運転免許証をアップロードするだけで審査に臨めます。

多くのネット銀行が、事業内容等確認書類や印鑑証明書の提出を求めることを考えると、審査基準が柔軟と言えます。なお弊社調査によると、GMOあおぞらネット銀行に次ぐ人気を誇ります。

法人口座の開設準備に手間をかけたくない方は、住信SBIネット銀行を検討してみてはいかがでしょうか。

PayPay銀行:スマホで申し込み~審査が完結

PayPay銀行
振込手数料同行同一支店宛通常:55円
※月5回まで0円
※預金平均残高3,000万円以上
海外送金契約金無料
同行本支店宛通常:55円
※月5回まで0円
月額料金無料
他行宛通常:160円
※月5回まで0円
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間or平日15時まで
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金1,100円複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:55円
他行宛:160円
日本政策金融公庫の対応
融資スピード最短3日~10日程度

PayPay銀行は、IT企業として有名な、LINEヤフー株式会社のグループ企業が運営しています。それだけに、申し込み〜審査をスマホでスムーズで完結できる点が魅力です。ほかのネット銀行よりもUIが優れており、比較的スムーズに法人口座開設を進められます。

また、口座開設と同時にビジネスデビットカードが発行されたり、条件次第で本人確認書類の提出のみで審査に臨めたりする点が魅力です。ビジネスデビットカードは審査が不要で、クレジットカードのような翌月払いにも対応しています。

通常、法人カードの発行には時間がかかるため、それまでの代替として利用できます。なにかと忙しい創業期の起業家には、PayPay銀行がおすすめです。

 

法人口座の審査基準が比較的厳格なネット銀行はどこ?

法人口座の審査基準が厳格と言われているのは、「楽天銀行です。これは、数あるネット銀行のなかでゆいいつ、固定電話番号が必須とされているためです。

また、申請のしやすさが魅力とされるネット銀行において、楽天銀行は多くの必要書類を求めます。このことから、前述した3行よりも、審査基準が厳格だと考えられます。

ネット銀行の開設審査でよくある質問

ここでは、ネット銀行の開設審査でよくある質問とその回答を紹介します。

バーチャルオフィスでも審査に通りますか?

結論から言うと、本店所在地をバーチャルオフィス住所にしている場合でも、審査に通過できます。実際、弊社が運営する、バーチャルオフィス1の顧客がネット銀行にて法人口座を開設した事例が、多数あります。

なお、近年では、GMOあおぞらネット銀行みずほ銀行など、バーチャルオフィスと連携する銀行も増えてきました。そのため、バーチャルオフィスの利用が原因で審査落ちになる可能性は低いと言えます。

一度審査に落ちても、再度同じ銀行へ申し込めますか?

ほとんどの銀行が、審査落ち後の再申請に対応しています。銀行側としても、「多くの法人口座を開設したい」との思惑があるため、再申請を認めないケースは稀です。

ただし、再申請時にも審査が実施されるため、前回の反省を活かして臨むことが大切です。

ネット銀行の法人口座開設で審査落ちしないためのポイント

ネット銀行の法人口座開設で審査落ちしないためのポイント

ネット銀行の法人口座開設で100%審査落ちしない方法はありません。ただし、以下のポイントを押さえることで通過率を高められます。

  • 銀行が求める必要書類を不備なく提出する
  • 申込フォームは具体的に記入する
  • 提出する書類と申込フォームの情報を一致させる

とくに重要なのが、必要書類を不備なく提出することです。一見当たり前のようにも思えますが、意外にも書類の不備は発生するものです。

たとえば、必要書類を提出しても、銀行が求める情報が記載されていなかったり、客観的に事業内容を判断できなかったりすると、追加で書類の提出を求められるケースがあります。法人口座開設で審査落ちのリスクを少しでも減らすには、補完書類も提出するのがおすすめです。

ネット銀行の一般的な法人口座開設の流れ

ネット銀行の一般的な法人口座開設の流れ

ネット銀行で法人口座を開設する際の主な流れは、以下のとおりです。

  1. 申込フォームへの入力
  2. 必要書類をアップロード
  3. 審査
  4. 郵便物受取・初期設定

基本的に、必要書類を準備してあり、なおかつWeb申請をする場合、申込フォームへの入力〜必要書類のアップロードまでを30分程度で完結できます。その後の審査期間は、以下のとおりネット銀行によって異なります。

銀行名審査期間
GMOあおぞらネット銀行 ロゴ
GMOあおぞらネット銀行
最短即日~平均2営業日
住信SBIネット銀行 ロゴ
住信SBIネット銀行
オンライン:最短翌日
郵送:1週間程度
楽天銀行 ロゴ
楽天銀行
1週間程度
PayPay銀行 ロゴ
PayPay銀行
最短3日~10日程度

無事審査に通過すると、初期設定用のログインパスやキャッシュカードが郵送で届きます。その後、初期設定をしたら利用を開始できます。目安として、申し込み〜利用開始までの期間は、3日〜1週間程度を見ておきましょう。

まとめ

本記事では、法人口座の審査基準が比較的柔軟な銀行の特徴を紹介しました。特徴ごとに見ていくと、比較的審査に通過しやすいネット銀行が見えてきます。

法人口座を開設できるか不安に感じている方は、ぜひ本記事で紹介した3行を検討してみてください。なお、以下の記事では、おすすめな法人口座の料金やサービス内容を比較表にてまとめています。各銀行を細かく比較したい方は、ぜひご参考ください。

参考

参考:ビジネスフォン(ビジネスホン)・オフィス電話・ビジネス電話機の総合サイト|ビジフォン.com

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