【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を徹底比較!どちらがおすすめ?

[投稿日]2024年10月21日

【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を徹底比較!どちらがおすすめ?

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、おすすめの法人口座として、たびたび取り上げられています。公式サイトを見ても、断片的な情報が多く比較しづらいのではないでしょうか。

本記事では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を9つの観点から比較します。記事の後半では、両銀行のサービスをおさらいしつつ、法人口座の開設がおすすめな会社の特徴をまとめています。銀行選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の大きな違い

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の大きな違い

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行では、ターゲットとする顧客層が異なります。具体的には、以下のとおりです。

上記の違いは、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のサービス内容に着目すると見て取れます。両銀行の特徴をメリット・デメリットに分けて以下にまとめています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
メリット・振込手数料が安い
・審査基準が柔軟
・審査期間が「最短即日」と短い
・給与振込に対応している
・アカウント上限数が多い
・融資商品の借入限度額が1億円と高い
デメリット・融資商品の借入限度額が低い
・給与振込に対応していない
・審査基準が比較的厳格
・各種手数料がやや高め

GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料の安さや審査基準の柔軟さに定評があります。また、最短即日で審査が完了するため、できるだけ早く法人口座を開設したい創業間もない会社のニーズに合っています。

一方、楽天銀行は、ネット銀行でありながら各種サービス面が充実しています。たとえば、給与振込への対応やインターネットバンキングのアカウント上限数が多い点などです。

また、楽天銀行の審査では、多くの必要書類を求められたり、審査期間が長めに設定されていたりと、厳格な審査のもと口座の開設可否を判断しています。したがって、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は同じネット銀行でありながら、サービスのターゲットが異なる銀行だと言えます。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の運営会社を比較

運営会社情報の比較

銀行をはじめとする金融業界では、たびたび運営会社の買収や合併が発生しています。これに伴い、手数料やサービス内容が変化する恐れもあるため、信用できる運営会社かを判断することが大切です。

以下、両ネット銀行の運営会社の詳細をまとめています。

銀行名GMOあおぞらネット銀行株式会社楽天銀行株式会社
会社設立日1994年2月28日2000年1月14日
銀行設立日2018年7月17日2001年7月
資本金241億2,996万円3,261億6,000万円
本拠地東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス東京都港区港南2-16-5 NBF品川タワー
事業内容ネット銀行事業ネット銀行事業
決済事業
主要株主株式会社 あおぞら銀行:50%
GMOインターネットグループ 株式会社:25%
GMOフィナンシャルホールディングス 株式会社:25%
楽天グループ株式会社:49.26%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社:7.95%
株式会社日本カストディ銀行:5.25%

GMOあおぞらネット銀行株式会社は、日債銀信託銀行として1994年2月に設立された会社です。当時は、企業や個人向けの信託業務を行なっており、現在のネット銀行を設立したのは、2018年7月です。

ネット銀行の運営歴は短いものの、主要株主には、「株式会社あおぞら銀行」や「GMOフィナンシャルホールディングス株式会社」など、長年金融業に携わってきた大手企業がいます。いずれも上場企業のため、GMOあおぞらネット銀行株式会社も比較的信用できる会社と言えます。

楽天銀行株式会社は、ネット銀行の設立を目的として、2000年に設立された会社です。翌年の2001年には、国内2番目のネット銀行として旧イーバンク銀行(現:楽天銀行)を設立しました。

独自のサービスで口座数を急速に増やしていき、個人口座も含めると2009年〜2024年までネット銀行としてはトップの口座開設数を誇っています。長年、インターネット銀行事業を行っているうえに、業界トップの口座開設数を誇る実績があるため、こちらも信用度が比較的高い会社と言えます。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の利用者割合を比較

以下は、当メディアを運営する「バーチャルオフィス1」の、渋谷店・広島店に届いた法人口座開設通知書を集計したものです。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の法人口座開設割合を比較すると、大きな差が見られました。GMOあおぞらネット銀行の開設割合が半数以上を占める一方で、楽天銀行はわずか約5%でした。

これほど大きな差が生じた理由として、振込手数料の安さを重視する利用者が多いことがあげられます。前述の通り、GMOあおぞらネット銀行は、各種手数料の安さに重きを置いたネット銀行です。

また、開設割合が2番目に多い住信SBIネット銀行も手数料の安さが売りのネット銀行のため、多くのバーチャルオフィス利用者が手数料を重視していると考えられます。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のサービス内容を比較

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のサービス内容を項目別に比較します。今回比較する項目は、以下9つです。

  • 振込手数料・口座維持手数料
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 総合振込・給与振込手数料
  • 海外送金手数料
  • 各種機能
  • 審査関連
  • 各金融サービス・機関への対応
  • 融資商品(ビジネスローン)
  • ビジネスデビットカード

振込手数料・口座維持手数料

振込手数料・口座維持手数料の比較

法人口座を開設して、最も頻繁に発生するのが振込手数料です。以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の振込手数料と口座維持手数料を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
口座維持手数料無料無料
同行同一支店宛無料52円
同行本支店宛無料52円
他行宛145円(※129円)
※振込料金とくとく会員(月額500円)
3万円未満:150円
3万円以上:229円

上記を見ると分かる通り、口座維持手数料はいずれも無料です。ただし、振込手数料には大きな違いがあります。

GMOあおぞらネット銀行の振込手数料は、同行宛が無料であり、他行宛は145円です。また、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入すると、他行宛の振込手数料が129円へ割引されます。

一方、楽天銀行の振込手数料は、同行宛でも52円が発生します。他行宛の場合は振込金額によって異なり、3万円未満なら150円、3万円以上なら229円です。

一般的に、法人口座では振込の頻度が高いため、手数料を抑えたい方にはGMOあおぞらネット銀行が適しています。

口座振替・定額自動振込手数料

定額自動振込とは、毎月または毎週、決まった金額を自動で振込むサービスのことです。たとえば、賃料の支払いや別口座への資金移動に活用できます。

以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の口座振替と定額自動振込手数料を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
口座振替手数料無料無料
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円(※129円)
※振込料金とくとく会員(月額500円)
【同行宛】
無料
【他行宛】
3万円未満:150円
3万円以上:229円

いずれのネット銀行も、口座振替手数料は無料に設定されています。一方、定額 期自動振込を利用した場合、それぞれ手数料が発生します。

GMOあおぞらネット銀行の定額自動振込手数料は、通常の手数料と同額です。ただし楽天銀行の場合、他行宛の手数料は通常の振込手数料と同様ですが、同行宛が無料になります。

したがって、同行で用途別に複数の口座を開設した際には、どちらの銀行を選択しても無料で資金移動が可能です。しかし、他行宛の支払いに定額自動振込を利用する場合は、GMOあおぞらネット銀行のほうがコストを抑えられます。

総合振込・給与振込手数料

総合振込・給与振込手数料の比較

総合振込と給与振込は、いずれも大量の振込を一括して処理できるサービスです。基本的な操作の流れはどちらも同じですが、給与振込は手数料が安価に設定されていたり、入手金明細に「キュウヨ」と表記できたりと、より利便性の高いサービスです。

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の総合振込・給与振込手数料を、以下にまとめています。


GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
総合振込契約金無料無料
月額料金無料無料
振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円(※129円)
※振込料金とくとく会員(月額500円)
同行宛:105円
他行宛:
3万円未満:150円
3万円以上:229円
上限処理件数9,999件/回3,000件/回

給与振込
契約金無料
月額料金無料
振込手数料同行宛:52円
他行宛:229円
上限処理件数3,000件/回

GMOあおぞらネット銀行の総合振込は、契約金と月額料金が無料です。振込手数料は、通常時の料金と同額に設定されています。

なお、上限処理件数が多く設定されているため、一度に大量の振込を実施する際に便利です。しかし、給与振込には対応していないため、従業員へ給与・賞与を振込むには、通常振込や総合振込を利用する必要があります。

楽天銀行の総合振込・給与振込は、いずれも契約金と月額料金が無料です。振込手数料は、上記表の通りサービスごとに異なります。

将来的に多くの従業員を雇用する場合や経理業務を効率化するには、給与振込に対応した楽天銀行が良いでしょう。ただ、振込手数料がやや高めに設定されているため、コストを重視する場合はGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

海外送金手数料

海外送金手数料の比較

以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の、海外送金手数料を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
契約料無料無料
月額料金無料無料
送金手数料265円〜/件
送金金額に応じて変動
一律1,000円/件
為替手数料(1米ドルあたり)0円100銭(=1円)

海外送金の契約料・月額料金は、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行ともに無料です。大きく異なるのは、送金手数料と為替手数料です。

GMOあおぞらネット銀行の場合、取引金額に応じて送金手数料が変動します。また、海外送金サービス会社「Wise Payments Limited」と提携していることで、米ドルの為替手数料を無料にできています。

一方、楽天銀行の送金手数料は、一律で1,000円です。米ドルの為替手数料は、1米ドルあたり100銭とやや高めの設定です。仮に両銀行で、円貨を米ドルに建替えて1,000ドルを送金する場合の手数料は、以下の通りです。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
送金手数料1,307円1,000円
円貨送金手数料
海外中継銀行手数料1,000円
為替手数料0円1,000円
合計1,307円3,000円

為替手数料が発生しない分、GMOあおぞらネット銀行のほうが、低コストで海外送金ができます。

各種機能

各種機能の比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の細かな機能として、ネットバンキングアカウント上限数と口座の開設上限数を比較します。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
ネットバンキングのアカウント上限数100アカウント200アカウント
口座の開設上限数20口座20口座

口座の開設上限数は、いずれもメイン口座を含めて最大20口座です。また、ネットバンキングのアカウント上限数は、GMOあおぞらネット銀行が100アカウントなのに対し、楽天銀行は200アカウントです。

楽天銀行のほうが、より多くのネットバンキングアカウントを設定できるため、組織規模の拡大に対応しやすいと言えます。

審査関連

審査期間や必要書類の比較

ここでは、法人口座開設の審査関連情報として、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行での審査期間・必要書類を比較します。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
審査期間最短即日~平均2営業日1週間程度
必要書類・本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
・法人ビジネス口座開設申込書
・法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
・印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
・口座管理者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※代表者の本人確認書類
※連絡先確認書類
※法人番号が確認できる書類

※:状況に応じて提出を求められる書類

GMOあおぞらネット銀行の審査期間は、最短即日です。平均しても、2営業日以内に完了するため、非常に短期間で法人口座を開設できます。

必要書類は、本人確認書類と事業内容確認書類の2種類のみです。これらの書類は、準備にそれほど手間がかからないため、法人口座開設のハードルが比較的低いと言えます。

これに対し、楽天銀行の審査期間は1週間程度です。また、最低でも6種類の必要書類が求められるため、準備に手間と時間がかかるでしょう。

少しでも早く法人口座を開設したい方には、GMOあおぞらネット銀行のほうが適していると言えます。

各金融サービス・機関への対応

各金融サービス・機関への対応の比較

以下では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行の各金融サービス・機関への対応可否を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
Pay-easy
日本政策金融公庫
経営セーフティー共済×

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、どちらもPay-easyと日本政策金融公庫の融資金返済に対応しています。ただし、Pay-easyの収納機関が、銀行によって異なる点に注意が必要です。

たとえば、GMOあおぞらネット銀行のPay-easyは、国税や地方税、社会保険料に対応しています。一方、楽天銀行のPay-easyは、国税や社会保険料に対応しているものの、地方税の支払いに対応していない都道府県がほとんどです。

そのため、楽天銀行の法人口座から地方税を支払うには、地方税ポータルシステムの「eLTAX」を利用する必要があります。

なお、楽天銀行の法人口座は、経営セーフティー共済中小企業倒産防止共済)の口座振替に対応していません。経営セーフティー共済へ加入するには、別途法人口座が必要になるため、注意が必要です。

融資商品(ビジネスローン)

融資商品(ビジネスローン)の比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行は、融資商品としてビジネスローンを提供しています。ここでは、両銀行のビジネスローンの借入条件を比較します。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
商品名あんしんワイド楽天銀行ビジネスローン
金利0.9〜14.0%非公開
借入限度額1,000万円1億円
審査期間最短で2営業日非公開

GMOあおぞらネット銀行が提供するのは、「あんしんワイド」というビジネスローンです。インターネットバンキングまたは、Webからの申し込みで最短2営業日以内に審査が完了します。借入限度額は1,000万円とやや低めですが、担保や保証人が不要で、創業間もない法人でも申し込める点が魅力です。

楽天銀行ビジネスローン」は、100万円以上1億円以下を借入できる融資商品です。借入限度額が高く、多くの資金を調達しやすい点が魅力です。ただし、借入には担保や3期分の決算書や確定申告書が必要なため、創業間もないうちは利用しづらいでしょう。

ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカードの比較

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行が発行する、ビジネスデビットカードの詳細を以下で比較しています。

GMOあおぞらネット銀行楽天銀行
発行手数料メインカード:無料
サブカード:1,100円/枚
メインカード:無料
サブカード:無料
年会費メインカード:無料
サブカード:無料
メインカード:1,100円
サブカード:1,100円
還元率1%1%
還元内容現金現金
サブカード最大発行枚数9,998枚9,998枚
国際ブランドVISA・MasterCardJCB

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料と年会費が無料です。還元率が1%と高く、現金にて還元される仕組みです。

メインカードは、法人口座開設通知書に同封されるため、別途で申請する際の手間や待ち時間を省略できる点が魅力です。なお、発行手数料こそかかりますが、年会費無料で最大9,998枚のサブカードを発行できます。

楽天銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料が無料に設定されています。こちらも還元率が高く、1%が現金でキャッシュバックされます。

ただし、メインカード・サブカードともに、年会費1,100円がかかります。発行手数料とは異なり、ビジネスデビットカードを利用し続ければ継続的にコストが発生するため、多くのカードを発行予定の方は注意が必要です。

結局、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のどっちがおすすめ?

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のどちらがおすすめ?

GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行のサービス内容は大きく異なるため、おすすめできる会社が異なります。両銀行の主な棲み分けは以下の通りです。

ここでは、両銀行の特徴をおさらいしつつ、おすすめする会社について紹介します。

GMOあおぞらネット銀行:手数料や審査の柔軟性を重視する会社

振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※129円
※振込料金とくとく会員
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応

GMOあおぞらネット銀行がおすすめなのは、手数料の安さや審査の柔軟性を重視する会社です。通常の振込手数料に加えて、定額自動振込や総合振込などあらゆる手数料が安価に設定されています。

そのため、楽天銀行の法人口座を利用するよりも、コストを大幅に抑えられます。また、楽天銀行をはじめとする一般的な銀行と比較して、審査基準の柔軟性も比較的高い傾向にあります。

なぜかというと、必要書類が最低2点と少なく、なおかつ最短当日という短い審査期間で法人口座の開設を認めているためです。もちろん、犯罪や詐欺を防止するために厳格な審査を実施していますが、実績の少ないスタートアップや一人起業家でも口座を開設できるよう、柔軟な基準で口座の開設可否を判断していると考えられます。

したがって、各種手数料の安さを重視する場合や審査に不安を感じている場合には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

楽天銀行:従業員規模を大きくしていきたい会社

楽天銀行
振込手数料同行同一支店宛52円海外送金契約金無料
同行本支店宛52円月額料金無料
他行宛3万円未満:150円
3万円以上:229円
送金手数料1,000円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
(土日祝日の一部深夜帯を除く)
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数200アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
日本政策金融公庫の対応

楽天銀行は、従業員規模を大きくしたい会社や、銀行との長期的な取引をお考えの会社におすすめです。楽天銀行は給与振込に対応していたり、ビジネスローンの借入限度額が高かったりと、ある程度の従業員規模を有した会社を対象としたサービスが多く見られます。

また、一見デメリットにも思える、審査時の必要書類が多い点や各種手数料がやや高めの設定になっている点は、銀行としての信用力や格付けに重きを置いていると考えられます。したがって、サービス内容の充実した銀行で法人口座を開設したい会社や、長期的に取引できるであろう銀行をお探しの会社には、楽天銀行がおすすめです。

まとめ

本記事では、GMOあおぞらネット銀行と楽天銀行を比較しました。それぞれのサービス内容を考慮すると、主な棲み分けは以下になります。

  • GMOあおぞらネット銀行:手数料や審査の柔軟性を重視する会社
  • 楽天銀行:従業員規模を大きくしていきたい会社

本記事で紹介した、両銀行の特徴やサービス内容を参考に、会社の状況や将来像に合った方で法人口座を開設してみてください。

なお、以下の記事では、そのほかのネット銀行も含め、サービス内容を細かく比較しています。さまざまな観点から法人口座を選択したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
キャリアコンサルタントドットネット 牧野傑(まきのすぐる)
Yahoo!知恵袋(株)バーチャルオフィス1牧野傑
Yahoo!知恵袋回答集

起業記事一覧
トップへ