※本ページにはプロモーションが含まれています

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、経費削減や業務効率化を目指す多くの事業者から注目されています。しかし、基本情報や具体的なサービス内容がわからず、導入を迷っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの基本情報とメリット・デメリットを解説します。後半では、他行が発行するカードとの違いもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの基本情報

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードに関する基本的なサービス内容は、以下のとおりです。
項目 | 内容 |
発行対象 | GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設済みの方 |
年会費 | 無料 |
発行手数料 | ・デビット付キャッシュカード:無料 ・サブカード(カードレスタイプ):無料 ・サブカード(カードタイプ):1,100円(税込)/枚 |
国際ブランド | ・Mastercard ・Visa |
1日あたりの利用限度額 | ・Mastercard:最大1,000万円 ・Visa:最大500万円 |
還元率 | 【Mastercard】 ・通常:1.0% ・海外加盟店:1.5% ・税金や公共料金の支払いなど:0.5% ・コストコホールセールジャパン:0.3% 【Visa】 ・通常:1.0% ・税金や公共料金の支払いなど:0.5% ・BtoB(企業間取引)関連の加盟店:0.3% |
還元方法 | 毎月21日に、利用口座へキャッシュバック |
不正利用補償 | 1年間の通算で最大1,000万円 |
発行可能枚数 | 最大9,998枚 |
その他の機能 | ・メール通知機能 ・カードロック機能 ・利用限度額設定機能 ・利用可能通貨設定機能 ・3Dセキュア(本人認証サービス) ・デビット後払いオプション |
上記の表から、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードには、特に注目すべき3つのポイントがあることがわかります。
1つ目はコストパフォーマンスの高さです。年会費無料で利用できるうえに、基本のキャッシュバック率は1.0%以上と比較的高水準となっています。
2つ目は柔軟なカード管理体制です。国際ブランドをMastercardとVisaから選択できるほか、サブカードを最大9,998枚まで発行できます。カードタイプのサブカードを発行する場合、1枚1,100円(税込)の発行手数料がかかりますが、カードレスタイプは何枚でも無料です。
3つ目は安心のセキュリティです。不正利用に対する補償は最大1,000万円と手厚く、オンラインショッピングを安全に利用するための3Dセキュアにも対応しています。
以上の基本情報から、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、初期費用や維持費をかけずに事業用カードを導入したい事業者にとって有用な選択肢であると言えます。また、従業員ごとにカードを持たせて経費管理を効率化したいと考えている事業者にもおすすめです。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードのメリット

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードには、事業のコスト削減や業務効率化に役立つ多くのメリットがあります。ここでは代表的な5つのメリットを紹介します。
年会費と新規発行手数料が無料
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、年会費と新規発行手数料が無料で、コストをかけずに導入可能です。特に、資金が限られている起業直後の事業者にとって嬉しいメリットです。
また、従業員用に追加発行できるサブカードについては、スマートフォンアプリで完結するカードレスタイプを選択すると、年会費・発行手数料が無料で追加できます。ただし、物理的なカードタイプのサブカードを希望する場合は、1枚あたり1,100円(税込)の発行手数料が発生します。
初期費用やランニングコストを抑えてビジネスデビットカードを導入したい事業者にとって、年会費や新規発行手数料、サブカードの発行手数料が無料である点は大きなメリットです。
1.0%と高還元率
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、利用額の1.0%が還元される、自動キャッシュバックが魅力です。以下のとおり、他行のビジネスデビットカードと比較しても、高めの水準と言えます。
ビジネスデビットカード | 基本還元率 | 還元方法 |
GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード | 1.0% | キャッシュバック |
楽天銀行ビジネスデビットカード | 1.0% | キャッシュバック |
みずほビジネスデビット | 0.3〜1.0% | キャッシュバック |
住信SBIネット銀行 デビットカード | ・Visa:0.6% ・Mastercard:0.8% | ポイント |
りそなビジネスデビットカード | 0.3% | キャッシュバック |
三菱UFJ-VISAビジネスデビット | 0.2% | キャッシュバック |
PayPay銀行Visaデビットカード | 還元なし | ー |
上記の表のとおり、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの還元率は、楽天銀行ビジネスデビットカードやみずほビジネスデビットと並んでトップクラスです。毎月の経費をカードに集約させるだけで、自動的に経費削減につながります。
ポイントではなく現金還元のため、使い道に悩むこともありません。さらに、Mastercardブランドのカードを海外で利用した場合は、キャッシュバック率が最大1.5%にアップする特典もあります。経費の支払いで効率的にコストを削減したい事業者にとって、1.0%という高いキャッシュバック率は大きな魅力です。
最大9,998枚のサブカードを発行可能
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードでは、サブカードを最大9,998枚追加発行できます。従業員へのカード配布により、経費の仮払いや立替精算などの手間を大幅に削減できるでしょう。
また、サブカードの履歴をインターネットバンキングや会計ソフトで一元管理できるため、誰が・いつ・何に利用したかを一目で把握できます。これにより、サブカードの管理工数を削減しつつ、経費管理の透明性を確保できます。
なお、GMOあおぞらネット銀行のサブカードには、不正利用を防止する以下の機能が搭載されています。
- 利用限度額の設定:カードごとに「1取引あたり」「1日あたり」「1ヶ月あたり」の上限額を設定
- カード利用者設定:カード利用者の割り当て
- 利用用途設定:利用用途の入力
- ロック設定:カードロックによる一時的な利用制限
- 決済可能通貨設定:最大10通貨まで選択可能
- 利用先の制限(国際ブランド「Visa」のみ):カードの利用先を設定
たとえば、「出張費用決済用として最大5万円まで使えるカード」や「指定店舗でのみ利用可能な備品購入専用カード」など、利用範囲を制限したカードを作成できます。これにより、不正利用や私的利用のリスクを抑制し、内部統制を強化できます。
従業員が増えてきた企業や、経費精算の業務を効率化したい事業者にとって、柔軟な設定が可能なサブカード機能は大きな強みとなります。
不正利用補償が最大1,000万円
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードでは、カードの不正利用に備え、1口座あたり最大1,000万円の手厚い補償が付帯しています。ビジネスデビットカードは高額決済で利用するケースもあるため、不正利用補償は重要な選定ポイントです。
以下のとおり、GMOあおぞらネット銀行の補償額は、他行と比較して高水準です。
ビジネスデビットカード | 不正利用補償額 |
GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード | 年間1,000万円まで |
住信SBIネット銀行デビットカード(法人向け) | 年間1,000万円まで |
りそなビジネスデビットカード | 年間1,000万円まで |
みずほビジネスデビット | 年間300万円まで |
三菱UFJ-Visaビジネスデビット | 年間100万円まで |
楽天銀行ビジネスデビットカード | なし |
上記の表のとおり、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの補償額は、住信SBIネット銀行デビットカードやりそなビジネスデビットカードと並んで最高クラスです。低額補償や補償なしの銀行もあるなかで、安心して高額な経費決済にも利用できるセキュリティ体制が整っています。
セキュリティを重視し、安心してビジネスデビットカードを利用したい事業者にとって、最大1,000万円の不正利用補償は大きな安心材料となります。
後払いの利用も可能

デビットカードは即時払いが原則ですが、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードでは融資枠型ビジネスローン「あんしんワイド」を契約することで、後払い(後払いオプション)が可能になります。融資型ビジネスローンとは、契約期間内であれば、事前に設定された融資枠内で自由に借り入れができるローン契約です。
この後払いは、「あんしんワイド」の契約で設定された融資枠が、そのままビジネスデビットカードの与信枠として適用される仕組みです。しかし、一般的なビジネスローンのような金利は適用されず、利用額を後日返済するだけで済みます。
たとえば、あんしんワイドの融資枠が80万円の場合、当月に最大80万円を後払いとして決済できます。利用額は、翌月に代表口座から自動で引き落とされる仕組みです。
創業直後で法人カードを作成できていない事業者にとって、ビジネスデビットカードを代替として利用できる点は大きなメリットです。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードのデメリットと注意点

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードには、多くのメリットがありますが、契約前に知っておきたいデメリットや注意点も存在します。ここでは、導入後に後悔しないために知っておくべき2つの注意点について解説します。
一部の状況でビジネスデビットカードを利用できない
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、一部の加盟店や特定の条件下で利用できない場合があります。カード決済の仕組み上、即時引き落としができない一部のサービスや、継続的な支払いが発生する加盟店では利用が制限されるためです。
公式サイトによると、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、以下に該当する加盟店などでの支払いには利用できません。
・有料道路
引用:デビットカード、ビジネスデビットカードが利用できない加盟店はどのようなものがありますか?|GMOあおぞらネット銀行
・飛行機の機内販売
・月額料金等、継続課金が発生する一部加盟店
・金融商品(FX・投資・投機)
・公序良俗に反する商品・サービスを提供するなど、当社が適当でないと判断する加盟店
また、ガソリンスタンドでは、承認時点の金額と確定時の金額が異なることがあるため、口座残高によって利用できないケースがあります。
事業において有料道路やガソリンスタンドを頻繁に利用する予定がある場合、GMOあおぞらネット銀行のデビットカードを利用できない可能性がある点にご注意ください。
海外での緊急再発行手数料が他行より高い
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、海外滞在中にカードを紛失・盗難した際の緊急再発行手数料が、他行と比較して高額に設定されています。海外での緊急再発行手数料を、ほかのビジネスデビットカードが発行可能な銀行と比較すると以下のとおりです。
ビジネスデビットカード | 海外緊急再発行手数料(税込) |
GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード | 33,000円 |
りそなビジネスデビットカード | 22,000円 |
三菱UFJ-VISAビジネスデビット | 11,000円 |
住信SBIネット銀行デビットカード(法人向け) | 発行対応なし |
上記のとおり、手数料が公開されている銀行のなかではGMOあおぞらネット銀行が最も高額です。出張など、海外でのカード利用の機会が多い事業者は、万が一の際に大きなコスト負担を強いられる可能性がある点を認識しておく必要があります。
他行のビジネスデビットカードとの違い

以下では、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードと、他行が発行するカードのサービス内容を比較しています。
カード名 | 年会費(税込) | 追加カード発行上限枚数 | 追加カード発行手数料(税込) | 基本還元率 |
GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード | 無料 | 9,998枚 | ・カードレス:無料 ・カードタイプ:1,100円/枚 | 1.0% |
楽天銀行ビジネスデビットカード | 1,100円 | 9,998枚 | 1,100円/枚 | 1.0% |
PayPay銀行Visaデビットカード | 無料 | 4枚 | 公式サイトに記載なし | 還元なし |
住信SBIネット銀行デビットカード | 無料 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | ・Visa:0.6% ・Mastercard:0.8% |
りそなビジネスデビットカード | 1,100円 | 複数枚 | 550円/枚 | 0.3% |
みずほビジネスデビット | 1,100円 | 最大9枚 | 無料 | 0.3~1.0% |
三菱UFJ-VISAビジネスデビット | 無料 | 最大9枚 | 無料 | 0.2% |
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、年会費無料と高還元率、追加カードの発行上限枚数では楽天銀行ビジネスデビットカードと同等ですが、コスト面においては優位性があります。特に、従業員ごとにカードを持たせ経費管理を効率化したい企業にとって、最大9,998枚まで無料でサブカードを発行できる柔軟性は大きな利点です。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、事業拡大に伴い、コストを抑えながら多くの従業員にカードを利用させたい法人や個人事業主にとって、有力な選択肢のひとつと言えます。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードがおすすめな方の特徴

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、以下に該当する方におすすめです。
- 還元率の高いビジネスデビットカードを利用したい
- 従業員用のカードに追加費用をかけたくない
- 多数のサブカードを組織的に運用したい
- できれば後払いで資金繰りに余裕をもたせたい
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、コストを抑えつつ経費管理の効率化を目指す法人や個人事業主におすすめです。特に、従業員や拠点ごとに複数枚のカードを利用したい事業者や、決済時のセキュリティを重視する事業者に適しています。
サブカードを無料かつ比較的安全に運用できる仕組みのため、多くの法人デビットカードの中でも、特に経費管理のDXを推進したい事業者にとって有効な一枚と言えます。
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードの利用方法

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、法人口座を開設することで利用可能になります。ただし、口座開設から実際にカードが使えるようになるまでには、いくつかの手続きが必要です。
ここでは、法人口座の申し込みからデビットカードの利用開始までの一連の流れを4つのステップに分けて解説します。
1.法人口座の開設
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードを利用するための最初のステップは、法人口座の開設です。申し込みはオンラインで完結し、以下の流れで進みます。
- 公式サイトから申し込み
- 必要書類のアップロード
- 審査
申し込みの際には、法人情報や代表者情報などの入力が必要です。また、手続きには事業内容確認書類や代表者の本人確認書類などを求められるため、あらかじめ準備しておくとスムーズに進められます。
2.口座開設・カード受領
審査を通過すると、登録したメールアドレスに口座開設完了の通知が届きます。口座開設までにかかる期間は、最短即日~2週間程度です。なお、申し込みは24時間365日いつでも可能ですが、銀行の休業日には口座開設できないためご注意ください。
口座開設後にデビット機能付きのキャッシュカードが発行され、法人の登記住所宛に「転送不要の簡易書留郵便」で郵送されます。
3.円普通預金口座への入金
デビットカードは、口座残高の範囲内で利用できる即時決済のカードです。そのため、利用を開始する前に、開設した円普通預金口座へ資金を入金しておく必要があります。
主な入金方法は以下の2つです。
- 他の金融機関からの振込
- 提携ATMからの入金
提携ATMは、セブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行で、24時間365日利用可能です。ただし、提携ATMから入金する際には、1回あたり110円(税込)の手数料が発生する点にご注意ください。
4.ビジネスデビットカードの利用開始
円普通預金に入金後、残高が反映されるとビジネスデビットカードが利用可能となります。「Visa」または「Mastercard」のマークのある店舗やWeb上で、利用できます。
利用後は原則、円普通預金からの即時引き落としとなります。
まとめ
本記事では、GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードのメリット・デメリットについてご紹介しました。
年会費無料と最大1.0%のキャッシュバック還元率に加え、最大9,998枚のサブカードを無料で追加発行できる点が大きな強みです。一方で、有料道路や飛行機の機内販売では利用できないなどの注意点もあります。
コストを抑えつつ経費管理を効率化したい事業者の方は、ぜひ本記事を参考にGMOあおぞらネット銀行での法人口座開設を検討してみてください。
この記事の投稿者
バーチャルオフィス1編集部
東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。
月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館引取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。
翌年以降の基本料金が最大無料になる割引制度もございます。
■店舗一覧
バーチャルオフィス1渋谷店
東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B
バーチャルオフィス1神保町店
東京都千代田区神田神保町2-10-31 IWビル1F
バーチャルオフィス1広島店
広島県広島市中区大手町1-1-20
相生橋ビル7階 A号室
この記事の監修者
株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑
株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役
2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。
東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
キャリアコンサルタントドットネット 牧野傑(まきのすぐる)
Yahoo!知恵袋(株)バーチャルオフィス1牧野傑
Yahoo!知恵袋回答集