ANAマイルを貯められる法人カード12選を比較!自社に合う最強の1枚はどれ?

[投稿日]2025年07月31日

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ANAマイルを貯められる法人カード12選を比較!自社に合う最強の1枚はどれ?

出張や経費決済で、効率良くANAマイルを貯めたいと考えている経営者や個人事業主の方は多いのではないでしょうか。法人カードを活用すれば、日々の支払いで効率的にマイルを貯めることが可能です。

しかし、数ある法人カードの中から、どのカードが自社に最適かを見極めるのは簡単ではありません。マイル還元率や年会費、付帯サービスはカードによって大きく異なります。

本記事では、ANAマイルが貯まる法人カードの選び方や、おすすめのカードを徹底比較して解説します。各カードの基本情報を比較表にまとめていますので、ぜひ自社に合う1枚を見つけるための参考にしてみてください。

【比較表】ANAマイルが貯まるおすすめの法人カード12選

ここでは、ANAマイルが貯まるおすすめの法人カードを一覧で比較します。

【一般カード】

カード名ANAマイル還元率マイル移行上限年会費(税込)
ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)0.25%なし無料
三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)0.25%なし無料
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード0.30%なし無料
JCB Biz ONE(一般)0.60%なし無料

【ゴールド・プラチナカード】

カード名ANAマイル還元率マイル移行上限年会費(税込)
ライフカードビジネスライトプラス(ゴールド)0.25%なし2,200円
三井住友カード ビジネスオーナーズ(ゴールド)0.25%なし5,500円 ※1
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード0.30%なし33,000円 ※2
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード1.00%40,000マイル/年165,000円
JCB Biz ONE(ゴールド)0.60%なし5,500円 ※3
UCプラチナカード0.60%なし16,500円
apollostation PLATINUM BUSINESS0.40%なし22,000円 ※4
楽天ビジネスカード0.50%10,000マイル/月13,200円 ※5
※1 年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
※2 初年度年会費無料
※3 初年度年会費無料・年間100万円以上利用で翌年度も無料
※4 年間300万円の利用で翌年以降の年会費無料
※5 楽天プレミアムカード(年会費11,000円)の保有が必須のため、合計の金額を記載

法人カードでANAマイルを貯める方法2選

法人カードでANAマイルを貯める方法

法人カードを利用して全日本空輸株式会社(ANA)のマイルを貯める方法は、大きく2つに分けられます。それぞれの特徴を理解し、自社の事業スタイルに合った方法を選ぶことが重要です。

本章では、以下の2つのアプローチについて解説します。

  • ANA航空への搭乗・ANAトラベラーズ ホテルの利用
  • 日々の支払いで貯まったポイントをANAマイルへ交換

ANA航空への搭乗・ANAトラベラーズ ホテルの利用

ANA便への搭乗や関連サービスの利用で直接マイルを貯める方法は、出張などでANAの利用が頻繁な企業にとって、手間なく効率的にマイルを貯められるアプローチです。この方法のメリットは、通常のフライトマイルに加えて、カード特典のボーナスマイルが自動で加算される点にあります。

さらに、提携ホテルやレンタカーの利用でも直接マイルが上乗せされるため、利用が重なるほど相乗効果でマイルが貯まる仕組みです。具体的には、以下のような場面で直接マイルが貯まります。

対象サービスマイル積算の例
ANA便への搭乗通常のフライトマイルに加え、+10~25%のボーナスマイルが積算
ANAカードマイルプラス提携店ANAホテルや提携レンタカーなどで100円または200円につき1マイルが積算

あくまでこの方法は、「ANA法人カード」の主要なマイル獲得手段です。ほかのクレジットカード会社が発行する法人カードでは活用できない点に注意が必要です。

ただし、ANA便の利用が多く、出張関連の支払いをANAサービスに集約できる企業にとっては、非常にメリットのあるマイル獲得方法と言えます。

日々の支払いで貯まったポイントをANAマイルへ交換

日々の経費決済で貯めたポイントをANAマイルへ交換する方法は、ANA便の利用頻度に関わらず、決済額が大きい企業が最も多くのマイルを獲得するための現実的な選択肢です。あらゆる事業経費をマイル獲得の対象にできる点が、この方法の最大の強みです。

また、マイル交換レートの高い法人カードを選べば、直接マイルを貯めるよりも効率的に大量のマイルを獲得できる可能性があります。この方法でANAマイルを貯められるのは、主にANAと提携した他者が発行する法人カードです。

前述した「ANA法人カード」では、ショッピングマイルを貯められない点に注意が必要です。なお、法人カードで貯めたポイントやマイルの所有権は法人に帰属するため、個人的な目的での利用は認められていません。マイルの活用については、事前に社内ルールを整備しておきましょう。

ANAマイルが貯まる法人カードの選び方・比較項目

ANAマイルが貯まる法人カードの選び方

ANAマイルが貯まる法人カードを選ぶ際は、自社の状況に合わせて多角的な視点から比較検討することが重要です。特に注目すべきポイントは以下の3つです。

  • ポイント還元率とマイルへの交換レート
  • 年会費と付帯特典・保険のバランス
  •  ANAマイルへの移行上限数

ポイント還元率・ANAマイルへの交換レート

ANAマイルを効率的に貯めたい法人にとって、カードの「ポイント還元率」や「ANAマイルへの交換レート」は最重要の比較項目です。なぜなら、いくら決済金額が大きくても、ポイント還元率が低かったり、交換レートが悪かったりすれば、マイルを貯めづらいためです。

たとえば、カードによっては100円の利用で1ポイントが付与され、そのポイントを1,000ポイント=600マイルで交換できる場合(100円=0.6マイル マイル還元率:0.6%)と、同じ100円で1ポイントでも1,000ポイント=1,000マイルに交換できる場合(100円=1マイル マイル還元率:1.0%)では、同じ支出でも獲得できるマイル数に大きな差が出ます。

特にANAマイルへの移行を重視する場合、単なるポイント還元率の高さではなく、「ANAマイルに高レートで交換できるかどうか」までチェックする必要があります。法人カード選びでは、ポイント制度の仕組みや移行上限も含めて、マイル獲得効率を総合的に見極めることが重要です。

年会費と付帯特典・保険のバランス

どれほどマイル還元率や移行レートが優れていても、年会費が高額すぎたり、実際には使わない特典ばかりが付いていたりする場合、結果的にコストパフォーマンスが悪くなるおそれがあります。ANAマイルを効率良く貯めるには、年会費と付帯特典・保険のバランスに着目することが大切です。

たとえば、プラチナカードはマイル還元率が有利な傾向にある一方で、年会費が10万円を超えるものもあります。もちろん、空港ラウンジやコンシェルジュといった特典が充実していますが、これらのサービスを利用しない企業にとっては、メリットの薄いカードになる可能性もあります。

そのため、自社の出張頻度や経費規模、利用スタイルに合った年会費や、付帯特典・保険のカードを選び、コスト負担のバランスが取れているかどうかを確認することが大切です。

ANAマイルへの移行上限数

年間決済額が大きい場合は、ANAマイルへ交換できるポイントの上限数を必ず確認する必要があります。せっかく大量にポイントを貯めても、年間の移行上限に達するとそれ以上ANAマイルに交換できないためです。

たとえば、「年間40,000ポイント(=40,000マイル相当)」まで移行可能な法人カードと、移行上限がない法人カードでは、 同じ100万円分の決済でも、受け取れるマイル数が異なります。前者では年間40,000マイルが上限となるのに対し、後者であれば決済額に応じて無制限にANAマイルを貯められるため、大量に経費を使う法人ほどお得です。

そのため、年間決済額が数百万円〜数千万円にのぼる企業は、ANAマイルの移行上限が設定されていないカードを選ぶことが重要です。カード選びの際は、還元率や交換レートだけでなく、移行上限の有無や上限数にも必ず目を向けましょう。

ANAマイルが貯まるおすすめの法人カード12選を徹底比較

日々の経費支払いで効率良くANAマイルを貯められる、おすすめの法人カードをご紹介します。 本記事で取り上げるカードは以下の通りです。

  • ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード/ゴールド)
  • 三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般/ゴールド)
  • セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
  • JCB Biz ONE(一般/ゴールド)
  • UCプラチナカード
  • apollostation PLATINUM BUSINESS
  • 楽天ビジネスカード

ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード/ゴールド)

ライフカードビジネスライトプラス(スタンダード)
ライフカードビジネスライトプラス(ゴールド)

ライフカードビジネスライトプラスは、ライフカード株式会社が提供する法人カードです。年会費が永年無料で、ANAマイル還元率0.25%のスタンダードカードを持てる点が特徴です。以下にサービスの詳細をまとめました。

カード名ライフカードビジネスライトプラス
カード種別スタンダードゴールド
申し込み資格法人代表者・個人事業主
年会費(税込)無料2,200円
ポイント還元率0.5〜12.5%
マイル還元率0.25〜6.25%
マイル交換レート300ポイント=750マイル(1ポイント=2.5マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)無料2,200円
※初年度無料
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数3枚
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドVisa・MasterCard・JCB
カード利用枠~500万
還元方法LIFEサンクスポイント
付帯保険国内ショッピング保険:なし
海外ショッピング保険:なし
国内旅行傷害:なし
海外旅行傷害:なし
国内ショッピング保険:なし
海外ショッピング保険:なし
国内旅行傷害:最高1,000万円
海外旅行傷害:最高2,000万円
付帯特典LIFEサンクスプレゼント
弁護士無料相談サービス
海外アシスタンスサービス
旅行サービス「Travel Gate」
カーシェアリングサービス「タイムズカープラス」
福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
一般カードの特典+
空港ラウンジサービス
シートベルト傷害保険
発行スピード最短3営業日
必要書類本人確認書類

スタンダードカードは年会費がかからず、ゴールドカードも2,200円(税込)と安価なため、とにかくコストをかけずに事業用カードを導入したい場合に適しています。また、申し込みから最短3営業日で発行されるスピード感も大きなメリットです。

また、ANAマイルへの交換レートは1,000円利用につき2.5マイル(マイル還元率0.25%)と、他のカードと比較して同水準に設定されています。コストをかけずにANAマイルを貯めたい法人には、メリットの多いカードと言えます。

まずはライフカードビジネスライトプラスから検討したい方は、以下の公式サイトをご確認ください。

三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般/ゴールド)

三井住友カード ビジネスオーナーズ(一般)
三井住友カード ビジネスオーナーズ(ゴールド)

三井住友カード ビジネスオーナーズは、三井住友カード株式会社が提供する、法人代表者や個人事業主向けの法人カードです。特定の加盟店での利用でポイント還元率がアップする仕組みが用意されています。以下にカードの概要をまとめました。

カード種別一般カードゴールドカード
申し込み資格満18歳以上の法人代表者・個人事業主
※高校生は除く
年会費(税込)無料5,500円
※ 年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料
ポイント還元率0.5%~1.5%0.5%~2.0%
マイル還元率0.25〜0.75%0.25〜1.0%
マイル交換レート500ポイント=250マイル(1ポイント=0.5マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)無料
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数18枚
ETCカード年会費(税込)無料
※入会翌年度以降、前年度の利用がない場合は550円
国際ブランドVisa・MasterCard
カード利用枠~500万円
還元方法Vポイント
付帯保険国内ショッピング保険:なし
海外ショッピング保険:なし
国内旅行傷害:なし
海外旅行傷害:最高2,000万円
国内ショッピング保険:最高300万円
海外ショッピング保険:最高300万円
国内旅行傷害:最高2,000万円
海外旅行傷害:最高2,000万円
付帯特典条件達成で、対象となる利用分のポイントが最大1.5%
ビジネスサポートサービス
福利厚生代行サービス
一般カードの特典+
空港ラウンジ無料サービス
発行スピード約1週間
必要書類代表者の本人確認書類

このカードの強みは、個人カードとの2枚持ち、かつANAやAmazon.co.jp、ETCなどの対象店舗を利用する際に、ポイント還元率が最大1.5%(ANAマイル還元率0.45%相当)になる点です。出張時の航空券購入や、オフィス用品の購入で効率的にポイントを貯められます。

最大で、一般カードなら0.75%、ゴールドカードでは1.0%のANAマイル還元率を誇ります。ただし、基本のポイント還元率は0.5%と低めに設定されており、ANAマイル還元率は0.25%と一般的な水準です。

そのため、上記の特約店をあまり利用しない場合は、大きなメリットを感じにくいかもしれません。すでに対象の三井住友カード(個人用)をお持ちの方や、出張・備品購入などでANAやAmazonを頻繁に利用する事業者の方にはおすすめです。

三井住友カード ビジネスオーナーズの利点を最大限活用したい方は、公式サイトで詳細をご確認ください。

セゾン(コバルト/プラチナ)・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード

セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード(コバルト)
セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード(プラチナ)

セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、株式会社クレディセゾンが発行する法人カードです。ポイントに有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯まるため、時間をかけてマイルを貯められます。以下にサービスの詳細をまとめました。

カード名セゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス カード
カード種別コバルトプラチナ
申し込み資格法人代表者・個人事業主
※高校生は除く
満18歳以上の法人代表者・個人事業主
※高校生は除く
年会費(税込)無料22,000円
※初年度無料
ポイント還元率0.5%~2.0%0.5%~1.0%
マイル還元率0.3〜1.2%0.3〜0.6%
マイル交換レート200ポイント=600マイル(1ポイント=3マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)無料3,300円
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数9枚
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
カード利用枠30万~500万円最高9,990万円
還元方法永久不滅ポイント
付帯保険国内ショッピング保険:なし
海外ショッピング保険:なし
国内旅行傷害:なし
海外旅行傷害:なし
国内ショッピング保険:最高300万円
海外ショッピング保険:最高300万円
国内旅行傷害:最高1億円
海外旅行傷害:最高1億円
付帯特典特定加盟店:ポイント4倍
セゾンビジネスサポートローン:最大950万円
エックスサーバーご優待:最大16,500円割引
かんたんクラウド(MJS)ご優待:2ヶ月無料
優待プログラム
一般カードの特典+
JALマイル最大1.125%還元
コンシェルジュ・サービス
空港ラウンジ無料サービス
Tablet Hotels加盟ホテルVIPアップグレード
セゾンプレミアムゴルフサービス
オントレ entrée
セゾンフクリコ
発行スピード最短3営業日
必要書類記載なし
※決算書・登記簿謄本は不要

このカードの最大のメリットは、ポイントの有効期限を気にすることなく、好きなタイミングでANAマイルに交換できる点です。無理に、期限内にポイントを消化する必要がなく、長期的な計画でANAマイルを貯めたい法人にとっては非常に相性の良いカードと言えます。

特に出張の頻度がそこまで高くない企業でも、ポイントをじっくり貯めてからマイルに移行することができ、特典航空券の取得などにも活用しやすくなります。

また、ANAマイルへの交換レートも魅力的です。200ポイント=600マイル(1ポイント=3マイル)という高水準のレートで移行可能なため、実質的なマイル還元率は0.3%〜1.2%と、条件次第では非常に高い水準です。ポイントの失効を気にせずじっくりANAマイルを貯めたい方や、高いマイル還元率を求める経営者におすすめの一枚です。

ANAマイルが貯まるセゾン・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードが気になる方は、公式サイトをチェックしてみてください。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.が提供する、高いステータス性を持つ法人カードです。他のカードとは一線を画す、圧倒的なステータスと充実した付帯サービスが特長です。以下にサービスの詳細をまとめました。

カード名アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
申し込み資格記載なし
年会費(税込)165,000円
ポイント還元率1.0%~3.0%
マイル還元率1.0〜3.0%
マイル交換レート1,000ポイント=1,000マイル(1ポイント=1マイル)
マイル移行上限数40,000マイル/年
追加カード年会費(税込)4枚まで無料
※5枚目以降13,200円/枚
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数最大99枚
※5枚目以降はビジネス・ゴールド・カードを発行
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
カード利用枠最大1億円
還元方法メンバーシップ・リワードポイント
付帯保険国内ショッピング保険:最高500万円
海外ショッピング保険:最高500万円
国内旅行傷害:最高1億円
海外旅行傷害:最高1億円
付帯特典プラチナ・セクレタリー・サービス:航空券・乗車券・ホテルなどの手配
ビジネス・バッキング・プログラム:Google 広告・Meta広告・Adobeの利用で15,000円(年間最大合計30,000円)キャッシュバック
Square (スクエア):決済売上の50万円までの決済手数料が無料
NIKKEI OFFICE PASS:全国のシェアオフィスやコワーキングスペースが年間10回まで無料
デル・テクノロジーズ 優待特典
ベルリッツ 企業向けプログラム
会食・宿泊優待サービス
国内外空港ラウンジ無料サービス
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
ビジネス・サイバー・プロテクション:最高200万円
発行スピード約3週間
必要書類代表者の本人確認書類

このカードのメリットは、24時間365日対応のコンシェルジュサービスや、有名ホテルの上級会員資格、世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」など、ビジネスとプライベートを豊かにする最高品質の特典が付帯する点です。ANAマイル還元率も、年会費無料のメンバーシップ・リワード・プラスへの登録で1.0%と高水準です。

最大のデメリットは、165,000円(税込)という高額な年会費です。このコストを許容できるかどうかが、カード選択の大きな分かれ目となります。

年会費を経費として考え、最高クラスのサービスやステータスをビジネスに活かしたいと考える経営者の方には、このカードがおすすめです。唯一無二の特典を持つアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの詳細は、公式サイトでご確認ください。

JCB Biz ONE(一般/ゴールド)

JCB Biz ONEカード(一般)
JCB Biz ONEカード(ゴールド)

JCB Biz ONEは、株式会社ジェーシービーが発行する法人カードです。カード1枚に法人と個人の2つの与信枠を持つ、ユニークな仕組みが採用されています。以下にカードの概要をまとめました。

カード名JCB Biz ONE
カード種別一般カードゴールドカード
申し込み資格満18歳以上の法人代表者・個人事業主満20歳以上の法人代表者・個人事業主
年会費(税込)無料5,500円
※初年度無料
※年間利用額100万円以上で翌年度無料
ポイント還元率1.0%~10.5%
マイル還元率0.6〜6.3%
マイル交換レート500ポイント=1500マイル(1ポイント=3マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)
追加カード発行手数料(税込)
追加カードの発行上限数1枚(本人のみ)
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドJCB
カード利用枠10万~500万円50万~500万円
還元方法Oki Dokiポイント
付帯保険国内ショッピング保険:なし
海外ショッピング保険:なし
国内旅行傷害:なし
海外旅行傷害:なし
国内ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故)
海外ショッピング保険:最高500万円(自己負担額3,000円/事故)
国内旅行傷害:なし
海外旅行傷害:なし
付帯特典提携会計ソフト1〜2年間無料
ポイント優待:ポイント還元率2〜20倍
一般カードの特典+
ディスプレイ破損:年間最高50,000円(自己負担額10,000円)
サイバーリスク保険:75万円
空港ラウンジ無料サービス
ドクターダイレクト24(国内)
人間ドック優待サービス
発行スピード約2~3週間
必要書類法人の本人確認書類(現在事項全部証明書または履歴事項全部証明書)
代表者の本人確認書類

このカードの大きな特長は、会計ソフト連携機能が標準で付帯している点です。「弥生会計」や「freee」などを利用していれば、カードの利用明細が自動で取り込まれ、経理処理の手間を大幅に削減できます。

ANAマイル還元率も0.6%と、決して悪くない水準です。また、ポイントアッププログラムの活用により、最大で6.3%のANAマイル還元率を実現できる点は大きな強みです。

クラウド会計ソフトを利用して経理業務を効率化したい事業者の方や、2つの与信枠で利用可能額に余裕を持たせたい方におすすめです。業務効率化に繋がるJCB Biz ONEの詳細は、公式サイトでご確認ください。

UCプラチナカード

UCプラチナカード

UCプラチナカードは、ユーシーカード株式会社が提供するプラチナクラスの法人カードです。充実したサービスを、比較的リーズナブルな年会費で利用できるコストパフォーマンスの高さが魅力です。以下にサービスの詳細をまとめました。

カード名UCプラチナカード
申し込み資格安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)
年会費(税込)16,500円
ポイント還元率1.0%~7.0%
マイル還元率0.6〜4.2%
マイル交換レート200ポイント=600マイル(1ポイント=3マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)3,300円
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数無制限
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
カード利用枠最高700万円
還元方法UCポイント
付帯保険国内ショッピング保険:最高300万円
海外ショッピング保険:最高300万円
国内旅行傷害:最高5,000万円
海外旅行傷害:最高1億円
付帯特典UCプラチナゴルフサービス
グルメクーポン
コンシェルジュサービス
国内・海外空港ラウンジサービス
FP(ファイナンシャルプランナー)・士業相談サービス
プラチナポイント特典:還元率常時2倍
通信端末修理費用保険:最高3万円
発行スピード2〜3週間程度
必要書類本人確認書類

このカードでは、年会費16,500円(税込)で、24時間365日対応のコンシェルジュサービスや、有名レストランで1名分のコース料金が無料になる「グルメクーポン」などのプラチナ特典を利用できます。ANAマイルへの交換においても魅力的なレートが設定されています。

UCプラチナカードでは、200ポイント=600マイル(1ポイント=3マイル)でANAマイルに移行可能であり、実質的なマイル還元率は0.6%〜最大4.2%と、利用金額や特典の活用次第で非常に高い水準を実現できます。特に「プラチナポイント特典」によって還元率が常時2倍となるため、マイル重視の利用者にとっては非常に効率的です。

また、ANAマイルへの移行上限が設定されていないため、年間の決済額が大きな法人でも移行制限を気にせずマイルを貯められる点は大きな強みです。

「プラチナカードの便利な特典は使いたいが、高い年会費は払いたくない」というコスト意識の高い経営者の方に最適な一枚です。コストパフォーマンスに優れたUCプラチナカードが気になる方は、公式サイトで詳細をご確認ください。

apollostation PLATINUM BUSINESS

apollostation PLATINUM BUSINESS

apollostation PLATINUM BUSINESSは、出光クレジット株式会社が発行する法人カードです。全国のapollostationや出光などでの給油が常に割引になる、運送業や営業職の方に嬉しい特典が付帯します。以下にカードの概要をまとめました。

カード名apollostation PLATINUM BUSINESS
申し込み資格個人事業主・経営者をはじめ、安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方
年会費(税込)22,000円
※年間300万円以上の利用で次年度年会費が無料
ポイント還元率0.8%~1.0%
マイル還元率0.4〜0.5%
マイル交換レート1,000ポイント=500マイル(1ポイント=0.5マイル)
マイル移行上限数なし
追加カード年会費(税込)3,300円
※初年度無料
※年間300万円以上の利用で次年度年会費が無料
追加カード発行手数料(税込)記載なし
追加カードの発行上限数9枚
ETCカード年会費(税込)無料
国際ブランドVisa・アメリカン・エキスプレス
カード利用枠記載なし
還元方法出光まいどプラスポイント
付帯保険国内ショッピング保険:最高300万円
海外ショッピング保険:最高300万円
国内旅行傷害:最高1億円
海外旅行傷害:最高5,000万円
付帯特典サイバー保険:最高100万円
国内空港ラウンジ無料
コンシェルジュサービス:航空券・乗車券・ホテルなどの手配
Visaビジネスオファー・ビジネス・アドバンテージ
優待サービス
発行スピード最短3営業日
必要書類代表者の本人確認書類
※登記簿謄本や決算書の提出不要

このカード最大のメリットは、ガソリン・軽油代が常に割引(最大10円/L)になる点です。毎月の給油量が多い事業者であれば、経費削減に大きく貢献します。

また、ポイントコースの選択によっては、ANAマイル還元率を最大1.0%にすることも可能です。ただし、ガソリン代の割引という特典の性質上、車の利用が少ない事業者にとってはメリットを感じにくい点に注意が必要です。

社用車での移動が多く、毎月の燃料費を削減しながらANAマイルも貯めたい、という事業者におすすめできるプラチナカードです。給油メリットが大きいapollostation PLATINUM BUSINESSの詳細は、公式サイトでご確認ください。

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカード

楽天ビジネスカードは、楽天カード株式会社が発行する法人カードです。個人向けの「楽天プレミアムカード」の付帯カードとして発行されるため、楽天市場での利用で圧倒的なポイント還元を誇ります。以下にカードの詳細をまとめました。

カード名楽天ビジネスカード
申し込み資格法人代表者・個人事業主
年会費(税込)2,200円
ポイント還元率1.0~3.0%
マイル還元率0.5〜1.5%
マイル交換レート50ポイント=25マイル(1ポイント=0.5マイル)
マイル移行上限数1ヶ月につき2万ポイントまで
追加カード年会費(税込)
追加カード発行手数料(税込)
追加カードの発行上限数0枚
ETCカード年会費(税込)無料
2枚目以降:550円/枚
国際ブランドVisa
カード利用枠最高300万円
還元方法楽天ポイント
付帯保険国内ショッピング保険:最高300万円(自己負担額3,000円/事故)
海外ショッピング保険:最高300万円(自己負担額3,000円/事故)
国内旅行傷害:最高5,000万円
海外旅行傷害:最高5,000万円
付帯特典Visaビジネスオファー
国内・海外空港ラウンジサービス
楽天市場ポイント3倍
楽天グループサービス優待特典
お誕生月特典
楽天カードトラベルデスク
発行スピード2〜3週間程度
必要書類登記事項証明書(現在事項証明書または履歴事項全部証明書)

楽天ビジネスカードは、楽天市場での仕入れや経費決済によってポイント還元率が最大3%に達する点が大きな魅力です。楽天プレミアムカードとのセット発行が前提となっており、プレミアム特典とビジネス特典が重なることで、特に楽天経済圏を活用する法人にとっては圧倒的なポイント効率を誇ります。

貯まった楽天ポイントは、50ポイント=25ANAマイル(1ポイント=0.5マイル)というレートで交換でき、実質のマイル還元率は0.5%〜1.5%です。注意点として、このカードは単体で申し込むことができず、楽天プレミアムカード(年会費11,000円 税込)への入会が必須です。

また、ANAマイルへの移行上限数として、月間1万マイルの制限がある点には注意が必要です。移行上限はあるものの、日常的に楽天サービスを活用していれば、十分にANAマイルを効率よく貯めることが可能です。

事業上の経費支払いの多くを楽天市場に集約している個人事業主や法人経営者の方に、特におすすめのカードです。楽天ポイントをザクザク貯められる楽天ビジネスカードの詳細は、公式サイトをご確認ください。

法人カードのANAマイルに関するよくある質問

法人カードのANAマイルに関するよくある質問

ここでは、法人カードで貯まるANAマイルについて、経営者や経理担当者が抱きやすい疑問を解説します。具体的には、以下のような細かな疑問点を解消していきます。

  • 貯法人カードで貯めたANAマイルを個人用途で利用できますか?
  • ANAマイル還元率はどのように出しますか?
  • 貯まったANAマイルのお得な活用術を教えてください

法人カードで貯めたANAマイルを個人用途で利用できますか?

法人カードの利用で貯めたANAマイルを個人用途で使うことは、税務リスクや社内トラブルを招くため原則として避けるべきです。法人の経費決済によって得られたマイルは会社の資産と見なされ、これを個人が利用すると「法人から個人への経済的利益の供与」と判断される可能性があるためです。

基本的に、ANAマイルの税務上の扱いは以下のとおりです。

対象者税務上の扱い(個人)会計処理(法人)
役員役員賞与(給与所得として課税)損金不算入
従業員給与(給与所得として課税)福利厚生費 or 給与手当

なお、貯めたANAマイルを個人で利用した場合、役員か従業員かによって会計処理や税務上の扱いが異なります。無用なトラブルを防ぐためにも、ANAマイルの個人利用に関する社内ルールを明確に定めておきましょう

ANAマイル還元率はどのように出しますか?

ANAマイル還元率は、法人カードの利用額に対してどれだけのANAマイルが実際に貯まるかを示す指標です。カード選びの際には、この還元率を正しく理解しておくことが重要です。

計算方法としては、まず「カードのポイント還元率(%)」と「ポイントからANAマイルへ交換するレート)」の2つを確認します。そのうえで、以下の式を用いて算出します。

マイル還元率(%)= ポイント還元率(%) × マイル交換レート(マイル/ポイント)

たとえば、100円の利用で1ポイントが貯まり(1%還元)、そのポイントを1ポイント=0.5マイルのレートで交換できる場合、マイル還元率は0.5%となります。つまり、100円利用ごとに0.5マイルが貯まる計算です。

このように、ポイント還元率が高くてもマイルへの交換レートが低い場合は還元効率が下がるため、両方の数値を確認し、トータルでどれだけマイルが貯まるのかを比較することが大切です。

貯まったANAマイルのお得な活用術を教えてください

貯まったANAマイルを最大限に活用するには、1マイルの価値が最も高くなる「特典航空券」への交換が基本です。特に国際線のビジネスクラスやファーストクラスは、1マイルあたり10円以上の価値が出ることもあり、費用対効果の面で非常に優れた使い方といえます。

一方、ビジネス利用では、航空券やツアー代金に使える「ANA SKYコイン」への交換も実用的です。1マイル=1円相当で使えるため経費精算がしやすく、特典航空券の空席がない場合でも柔軟に対応できます。交換レートは会員ステータスなどによって最大1.7倍まで上がるケースもあります。

このように、マイルの使い道によって1マイルの価値は大きく変わります。お得さを重視するなら国際線の特典航空券、利便性を重視するならANA SKYコインといったように、目的に応じて使い分けるのが効果的です。

まとめ

本記事では、ANAマイルが貯まるおすすめの法人カードについて、選び方や貯め方とあわせてご紹介しました。法人カードでANAマイルを貯めるには、日々の決済でポイントを貯めて交換する方法が効率的です。カード選びでは、マイル還元率や年会費、移行上限を比較することが重要です。

本記事で紹介した12枚のカードは、年会費無料のものからステータス性の高いものまで特徴が異なります。自社の状況に合う最強の1枚を見つけるために、ぜひ本記事で紹介したカードの公式サイトをご確認ください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

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この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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