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GMOあおぞらネット銀行について検索した際に、「危険」というワードを目にして不安を感じていませんか。過去のシステム障害や親会社「株式会社あおぞら銀行」の経営状況から、利用しても大丈夫か心配する方もいるでしょう。
本記事では、GMOあおぞらネット銀行が危険と言われる2つの理由を深掘りし、運営会社やセキュリティ対策、補償制度の観点から安全性について紹介します。
銀行口座を安全に運用するためのポイントもまとめていますので、GMOあおぞらネット銀行での口座開設をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
GMOあおぞらネット銀行は本当に危険?それとも安全?

結論として、GMOあおぞらネット銀行は比較的安全に利用できるネット銀行です。「危険」「やばい」といった評判は、過去のシステム障害による誤送金や親会社の経営状況に起因しており、現在は対策が講じられているためです。
たとえば、システム障害への初期対策は発生後1ヶ月以内に実施され、その後の中長期的な再発防止策の実施も完了しています。また、セキュリティ面に関しては、以下の対策が実施されています。
| 項目 | 内容 | |
| セキュリティ対策 | 認証サービス | ID認証、生体認証など |
| 取引管理 | ログインロックや自動ログアウト、カード機能ロックなど | |
| 通信環境 | SSL通信暗号化など | |
| 各種限度額設定 | 振込限度額などの設定 | |
| 不正使用補償 | 利用者に故意や重大な過失がない限り、原則として全額補償 | |
親会社に関しては、東証プライムの上場企業で信用があります。主要株主2社も上場企業のため、運営会社の破綻リスクも比較的低いと考えられます。
過去にトラブルがあったのは事実ですが、現在では対策が講じられているため、比較的安心して利用できると考えられます。
GMOあおぞらネット銀行が危険・やばいと言われる2つの理由

GMOあおぞらネット銀行が「危険」「やばい」と言われる背景には、主に以下2つの理由が挙げられます。
- 過去にシステム障害による振込遅延・誤送金が発生したため
- 親会社「株式会社あおぞら銀行」の過去が尾を引いているため
上記2つの「危険」と言われる理由と現状について、詳しく解説します。
1.過去にシステム障害による振込遅延・誤送金が発生したため
GMOあおぞらネット銀行が危険と言われる理由として、過去に発生したシステム障害が挙げられます。具体的には、2024年9月30日にシステムトラブルによる振込処理の遅延と、解消のための対応で誤送金が発生しました。
お金を扱う銀行において、利用者の信頼を直接的に損なう重大なトラブルであり、「危険」という評判につながったと考えられます。
ただし、GMOあおぞらネット銀行は、トラブル発生後1ヶ月以内に初期対策を実施し、その後も継続して中長期的な再発防止策を行っていました。2025年7月にはルールの明確化やモニタリングの強化、システム品質検証強化などの中長期的な再発防止策の対応も完了したとして、公式サイトにて「【最終報告書】2024年9月30日に発生した振込処理遅延、誤送金障害につきまして」が発表されました。
以上のとおり、過去にシステム障害があったことは事実ですが、原因を特定したうえ、再発防止対策も厳重になされているため、現在では比較的安全に利用できるでしょう。
2.親会社「株式会社あおぞら銀行」の過去が尾を引いているため
親会社である「株式会社あおぞら銀行」の過去の経営状況や近年の業績が、GMOあおぞらネット銀行のイメージに影響し、「危険」と言われる一因になっています。一般的に、親会社の財務状況や過去の大きなトラブルは、そのグループ企業である子会社の経営安定性への不安感につながる傾向があるためです。
株式会社あおぞら銀行の不安要素として、主に以下の2点が挙げられます。
- 過去の経営破綻:前身である日本債券信用銀行が、1998年に事実上の経営破綻に陥った。ただし、国から投入された公的資金は2015年に完済済み。
- 近年の赤字:2024年3月期の連結決算で、499億円の最終赤字を計上した。
また、GMOあおぞらネット銀行は、株式会社あおぞら銀行とGMOインターネットグループ株式会社の共同出資によって設立された会社です。確かに親会社は株式会社あおぞら銀行ですが、単独で過半数支配をしていないため、実質的にGMOあおぞらネット銀行とあおぞら銀行は別々の銀行と判断できます。
なお、GMOあおぞらネット銀行は順調に口座開設数を伸ばしており、東京商工リサーチによる「2025年全国企業のメインバンク調査」では、取引先のメインバンク社数の増加率で2年連続の1位となりました。
親会社の過去や現在の状況が子会社に影響することはあるものの、それぞれが別法人として運営されている点とGMOあおぞらネット銀行自体の口座開設数が増加傾向にある点を考慮すると、破綻リスクも比較的低いと考えられます。
GMOあおぞらネット銀行の安全性を3項目で検証

GMOあおぞらネット銀行の安全性について、運営の信頼性や具体的な対策が気になる方もいるでしょう。ここでは、以下の3つの項目からGMOあおぞらネット銀行の安全性を検証します。
- 運営会社
- セキュリティ対策
- 補償・救済
1.運営会社
GMOあおぞらネット銀行は、IT企業の「GMOインターネットグループ株式会社」と、銀行業務のノウハウを備えた「株式会社あおぞら銀行」が共同で設立した銀行です。それぞれの強みを生かし、安定的な経営基盤を構築しています。
運営会社のGMOあおぞらネット銀行株式会社の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | GMOあおぞらネット銀行株式会社 |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス |
| 設立 | 1994年2月28日 |
| インターネット銀行事業の開始時期 | 2018年7月17日 |
| 資本金 | 241億2,996万円 |
| 株主 | ・株式会社あおぞら銀行(50%) ・GMOインターネットグループ 株式会社(25%) ・GMOフィナンシャルホールディングス株式会社(25%) |
GMOあおぞらネット銀行株式会社の歴史は、1994年、「日債銀信託銀行株式会社」としての開業から始まります。2001年1月付けで「あおぞら信託銀行」に、2018年6月にはインターネット銀行事業の開始に向けて、現在の「GMOあおぞらネット銀行」へと社名変更しました。
以降、自社開発プロダクトの利便性や優位性を強みとして、法人口座数を順調に伸ばしています。
主要株主の株式会社あおぞら銀行は、長い歴史をもつ普通銀行であり、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社はGMOインターネットグループの金融事業を担う中核企業です。両社ともに安定した経営基盤を築いており、GMOあおぞらネット銀行の運営母体としての信頼性は高いと言えます。
2.セキュリティ対策
GMOあおぞらネット銀行では利用者の預金を守るために、各種のセキュリティ対策で不正アクセスや不正送金リスクを低減し、安全な取引環境を提供しています。具体的なセキュリティ対策は以下のとおりです。
| セキュリティ対策 | 目的・内容 | 機能 |
| 認証サービス | 第三者による不正操作を防止するための認証機能 | ・ID認証 ・ワンタイムパスワード認証 ・トランザクション認証 ・生体認証 ・取引パスワード認証 ・カード暗証番号認証 ・デビット暗証番号認証 ・Visa Secure / Mastercard ID Check ・クライアント認証 |
| 取引管理 | 不測の実態に備えるための各種制限 | 【認証機能による各種制限】 ・ログインロック ・自動ログアウト ・取引ロック ・カード暗証番号ロック(ATM取引) 【取引管理】 ・カード機能のロック・ロック解除 ・停止/再発行 |
| 通信環境 | 安全に取引するための通信環境の提供 | ・SSL通信暗号化 ・ファイアウォール ・IPS |
| 各種限度額設定 | 安全に取引するための各種限度額の設定機能 | ・振込限度額 ・ATM利用に関する限度額 ・デビット利用における限度額 |
各種認証サービスで第三者による不正操作を防止し、取引管理機能で万が一のカード紛失・盗難などの被害を最小限に抑える仕組みです。通信環境においては、入力した情報を暗号化して外部に漏れないように「EV SSL証明書」を導入し、外部からの不正アクセスによる侵入や外部への未許可通信を防ぐために「ファイアウォール」を設置するなどして、安全性を確保しています。
上記のセキュリティ対策に加え、24時間365日体制での不正モニタリングや、AI技術を活用した口座不正利用モニタリングツールを導入しています。以上のとおり、GMOあおぞらネット銀行は徹底したセキュリティ対策で、安全性の高いサービスを提供していることがわかります。
3.補償・救済
GMOあおぞらネット銀行では、金融犯罪の被害に備えて、以下の補償制度を整備しています。
- 口座不正使用における補償
- ビジネスデビットカードの不正利用における補償
上記は、法律・制度で定められた補償とは別に、GMOあおぞらネット銀行が独自に提供する補償です。
口座不正使用における補償
事業者向けの口座における不正利用では、「口座不正使用補てん規定」に基づく補償が受けられます。
| 補てん限度額 | 年間1,000万円 |
| 補てん対象 | ・預金から不正に払い戻しされた金額 ・不正な払い戻しにかかる手数料および利息の相当額 |
規定には、以下のすべてに該当するときに補てんを行う旨が記載されています。
(1)本人確認情報の詐取・盗取に気づいてからすみやかに、当社カスタマーセンターへの通知が行われたこと。
引用:GMOあおぞらネット銀行「口座不正使用補てん規定(事業者のお客さま)」
(2)当社の調査に対し、お客さまから十分な説明が行われていること。
(3)当社に対し、警察署に被害事実等の事情説明をしていることその他の詐取・盗取にあったことが推測される事実を確認できるものを示していること。
ただし、不正利用に故意や重大な過失がある場合は、補てんの対象外となります。
ビジネスデビットカードの不正利用における補償
GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードで不正利用が発生した場合、「デビット不正利用補償」を受けられます。法人・個人事業主の補償限度額は、Visa・Mastercardともに、1口座あたり年間1,000万円です。
この補償は、カードの紛失・盗難または偽造により、第三者に不正利用された場合に適用されるものです。ただし、補償期間はGMOあおぞらネット銀行への通知日を基点とし、30日前から60日後までの計90日間に発生した損害に限定されている点に注意が必要です。
なお、利用者の故意・重過失による損害は補償対象外となるため、あらかじめ補償内容を確認しておくと良いでしょう。
GMOあおぞらネット銀行とその他ネット銀行を比較

GMOあおぞらネット銀行の利用を検討する際に、ほかのネット銀行との違いが気になる方も多いでしょう。特に事業用口座としての「安全性」と「サービス内容」は、重要な比較ポイントです。
ここでは、代表的なネット銀行である「楽天銀行」「PayPay銀行」「住信SBIネット銀行」を比較対象とし、それぞれの違いを詳しく見ていきます。
安全性
GMOあおぞらネット銀行は、ほかの主要ネット銀行と比較しても遜色のない、高いレベルの安全性を確保しているため、事業用の口座として安心して利用できます。以下に、安全性の判断材料となる比較情報をまとめました。
| 項目 | GMOあおぞらネット銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 | 住信SBIネット銀行 |
| 運営会社 | GMOあおぞらネット銀行株式会社 | 楽天銀行株式会社 | PayPay銀行株式会社 | 住信SBIネット銀行株式会社 |
| 資本金 | 241億2,996万円 | 32,616百万円 | 722億1千万円 | 310億円 |
| 主要株主 | ・株式会社あおぞら銀行 ・GMOフィナンシャルホールディングス株式会社 | 楽天グループ株式会社 | ・PayPay株式会社 ・株式会社三井住友銀行 | ・三井住友信託銀行株式会社 ・SBIホールディングス株式会社 |
| セキュリティ認証 | ・ID認証 ・ワンタイムパスワード認証 ・トランザクション認証 ・生体認証 ・Visa Secure / Mastercard ID Check | ・合言葉認証 ・ワンタイム認証 ・セキュリティカード認証 ・デビット認証サービス ・DigiCert EV-SSL証明書 | ・トークン方式のワンタイムパスワード認証 ・電話認証 | ・スマート認証NEO ・EV SSL証明書 |
| 不正利用補償 | あり | あり | あり | あり |
上記の表のとおり、各行とも大手企業が主要株主となっており、運営基盤は安定的です。いずれも預金保険制度の対象であり、不正利用に対する補償制度も用意されているため、基本的な安全性に大きな差はありません。
GMOあおぞらネット銀行は2022年、非対面で不正防止を可能とする顔認証サービス「LIQUID Auth(リキッドオース)」の導入第一号企業となり、より安全で利便性の高いログインが可能となりました。セキュリティ対策に力を入れ、安全性確保に努めている姿勢が伺えます。
サービス内容
GMOあおぞらネット銀行は、法人や個人事業主向けに優れたサービスを提供しています。特に「振込手数料の安さ」と「複数口座の管理機能」が魅力です。
事業の立ち上げフェーズではコスト削減が重要な課題であり、業界最安値水準の振込手数料は直接的なメリットとなります。また、事業資金とプライベート資金の分離や、プロジェクトごとの資金管理など、複数の口座を無料で使い分けられる機能は、ビジネスの成長に合わせた柔軟な資金管理を可能にします。
以下に、法人口座と個人事業主口座における、各行のサービス内容をまとめました。
【法人口座のサービス内容比較】
| 項目 | GMOあおぞらネット銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 | 住信SBIネット銀行 |
| 同行宛振込手数料 | 無料 | 52円 | 無料 | 無料 |
| 他行宛振込手数料 | 143円 | ・3万円未満:150円 ・3万円以上:229円 | 145円 | 145円 |
| 口座開設までの期間 | 最短即日 | 約2週間 | 最短即日 | 最短翌営業日 |
| 複数口座の開設(上限数) | ◯(20口座) | ◯(20口座) | 特別な事情がある場合のみ(要審査) | ✕ |
【個人事業主向け口座のサービス内容比較】
| 項目 | GMOあおぞらネット銀行 | 楽天銀行 | PayPay銀行 |
| 同行宛振込手数料 | 無料 | 52円 | 無料 |
| 他行宛振込手数料 | 143円 | ・3万円未満:150円 ・3万円以上:229円 | 145円 |
| 口座開設までの期間 | 最短即日 | 1~2週間 | 最短即日 |
| 複数口座の開設(上限数) | ◯(つかいわけ口座:10口座) | ✕ | 特別な事情がある場合のみ(要審査) |
法人口座では、GMOあおぞらネット銀行は他行宛振込手数料が最安値水準でありながら、楽天銀行と並び最大20口座まで開設できる点が大きな強みです。同行宛手数料が同じく無料の住信SBIネット銀行は複数口座を開設できないため、事業拡大や資金管理の効率化を考える場合はGMOあおぞらネット銀行に優位性があります。
個人事業主向け口座においては、手数料の安さに加え、追加口座として「つかいわけ口座」を10口座まで無料で作成できる点がメリットです。PayPay銀行でも複数口座の追加が可能ですが、特別な事情がある場合に限定されるうえ、審査が必要です。
取引先ごとに口座を分けたい個人事業主にとって、GMOあおぞらネット銀行の「つかいわけ口座」は非常に便利なサービスと言えます。
GMOあおぞらネット銀行がおすすめな方・そうでない方

以下に、GMOあおぞらネット銀行の利用がおすすめな方の具体的な特徴をまとめました。ご自身の状況と照らし合わせ、口座開設を判断する際の参考にしてください。
【GMOあおぞらネット銀行がおすすめな方】
- 設立1年未満で事業コストを抑えたい法人
- 振込手数料をできるだけ安く抑えたい事業者
- 会計ソフトと連携して経理業務を効率化したい事業者
- 屋号付き口座で事業の信頼性を高めたい個人事業主
- オンラインで完結する融資サービスを利用したい法人
GMOあおぞらネット銀行は、手数料の安さや業務効率化に役立つ高い機能性が魅力です。特に法人口座の新規開設の際に、他行宛振込手数料が一定期間、月20回無料になる特典は、創業期の事業者にとって大きなメリットとなるでしょう。
一方、対面でのサポートを必要とする方には適していません。ネット銀行ということもあり、実店舗を持っておらず担当者と対面でやり取りができないためです。
ただし、コストを削減したい方や業務効率化に役立つ機能を必要とする方は、GMOあおぞらネット銀行の口座開設を検討すると良いでしょう。法人口座・個人事業主口座の詳細が気になる方は、以下より公式サイトをご確認ください。
GMOあおぞらネット銀行の評判や口コミをまとめた記事も、参考にしてください。
以下の記事では、GMOあおぞらネット銀行の個人事業主口座のメリットをまとめています。
GMOあおぞらネット銀行の口座を安全に運用するためのポイント4選

GMOあおぞらネット銀行の口座を安全に利用するためには、外部からの不正アクセスと銀行自体の破綻リスクの、2つの側面から対策を講じることが重要です。
ここでは、第三者による不正利用を防ぐための基本的なセキュリティ対策から、もしもの事態に備えて預金を守るための制度活用術まで、以下の4つのポイントを解説します。
- パスワード・暗証番号の取り扱いに注意する
- ウイルス対策ソフトを活用する
- 預金金額を1,000万円未満に抑える
- 普通預金と決済用預金を併用する
上記の対策の実践により、安心してGMOあおぞらネット銀行のサービスを活用できるようになります。
パスワード・暗証番号の取り扱いに注意する
第三者による不正アクセスや不正送金を防ぐため、ログインパスワードや各種暗証番号の取り扱いには細心の注意を払いましょう。安易なパスワードの設定や不適切な管理は、第三者に推測・特定されるリスクを高め、不正ログインを誘発してしまうためです。
GMOあおぞらネット銀行の安全性は、利用者自身の対策によっても高められます。セキュリティ確保のために、特に以下の点に注意してください。
- 生年月日や電話番号、同一数字の羅列など、第三者に推測されやすい文字列の使用を避ける
- ほかのサービスと同じパスワードを使用しない
- スマートフォン本体やクラウド上など、他人の目に触れる可能性があるところに保存しない
- 銀行員や警察官などを名乗る者にも、パスワードや暗証番号を教えない
基本的な注意点を守り、パスワードや暗証番号を厳重に管理することが、口座を安全に運用するための第一歩です。
ウイルス対策ソフトを活用する
インターネットバンキングを安全に利用するため、取引に使うパソコンやスマートフォンには必ずウイルス対策ソフトを導入しましょう。コンピュータウイルスに感染すると、キーボードの入力情報が盗まれたり、偽のログイン画面に誘導されたりして、パスワードなどの個人情報が第三者に漏れる危険性があるためです。
GMOあおぞらネット銀行の公式サイトでも、セキュリティ対策の1つとしてウイルス対策ソフトの活用を推奨しています。ウイルス対策ソフトの導入は、不正プログラムの侵入防止だけでなく、危険なWebサイトへのアクセスのブロックにも効果的です。
たとえば、意図せずフィッシングサイトにアクセスしてしまい、情報を盗まれるような被害も未然に防げます。自身のデバイスをウイルス感染の脅威から守ることが、結果的にGMOあおぞらネット銀行の口座を安全に保つための重要な対策となります。
ウイルス対策ソフトや使用するパソコンのOS、ブラウザをアップデートし、最新の状態を保つことも重要です。
預金金額を1,000万円未満に抑える
銀行の破綻リスクに備えるため、1つの銀行に預ける預金は元本1,000万円とその利息の範囲内に抑えると安心です。日本の金融機関は預金保険制度(ペイオフ)に加入しており、金融機関が破綻した場合でも、元本1,000万円までとその利息が保護されるためです。
GMOあおぞらネット銀行では、円普通預金と円定期預金が預金保険制度の対象となります。仮に、GMOあおぞらネット銀行に1,500万円の預金があった場合、銀行が破綻すると保護されるのは1,000万円とその利息までとなり、超過分の500万円は戻らない可能性があります。
経営状態に不安があったとしても、ペイオフ制度の上限額を意識して資金を管理することで、自身の資産を守れます。
普通預金と決済用預金を併用する
事業用の運転資金など、1,000万円を超える預金がある場合は、「決済用預金」との併用が効果的なリスク対策となります。決済用預金とは、「利息が付かない」「いつでも預金者が払い戻しを要求できる」「決済サービスを提供できる」という、3つの要件を満たす預金のことであり、全額が預金保険制度の保護対象となるためです。
GMOあおぞらネット銀行では、通常の円普通預金(有利息)を、決済用預金口座に変更できます。たとえば、常に1,000万円を超える運転資金が口座にある場合、その資金を決済用預金に預けておくことで、万が一銀行が破綻しても全額が保護されるわけです。
利息は付きませんが、資産保全を最優先したい場合には最適な選択肢です。預金の目的と金額に応じて普通預金と決済用預金を戦略的に使い分けると、ペイオフの上限を気にすることなく、安全に資金を管理できます。
まとめ
本記事では、「GMOあおぞらネット銀行は危険」と言われる理由と、安全性について解説しました。
ここでの「危険」とは、過去のシステム障害や親会社の経営状況に起因するものと予測されますが、現在は対策が講じられており、セキュリティや補償制度もほかの主要ネット銀行と同水準で整備されています。特に振込手数料の安さや複数口座を管理できる点は、ほかのネット銀行と比較しても大きなメリットです。
本記事でGMOあおぞらネット銀行がご自身に合うと判断された方は、この機会に口座を開設してはいかがでしょうか。
GMOあおぞらネット銀行の評判や口コミが気になる方は、以下の記事をご覧ください。
個人事業主口座の開設を検討されている方は、以下のメリット・デメリットをまとめた記事も参考にしてください。
この記事の投稿者
バーチャルオフィス1編集部
東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。
月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館引取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。
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この記事の監修者
株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑
株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役
2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。
東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
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