【法人口座】三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

[投稿日]2025年12月03日

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【法人口座】三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

法人口座の開設を検討する際、「三井住友銀行 Trunk」と「GMOあおぞらネット銀行」は有力な選択肢です。いずれも振込手数料が安価ですが、三井住友銀行 Trunkはメガバンクの信頼性、GMOあおぞらネット銀行は機能性が特徴です。

この記事では運営会社から各機能まで項目別に比較します。ぜひ口座選びの参考にしてみてください。

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の主な違い

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の主な違い

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の大きな違いは、「メガバンク」か「インターネット専業銀行」かという点です。それぞれにおすすめの法人は以下のとおりです。

  • 三井住友銀行 Trunk:信頼性・同行宛振込によるコスト削減を重視する法人
  • GMOあおぞらネット銀行:各種手数料の安さ・組織的な運用を重視する法人

振込手数料の安さは、両行に共通するメリットです。そのほか以下に主な違いをまとめています。

銀行名三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
メリット・メガバンクブランドの安定性と信頼性
・同行宛振込によるコスト削減効果の高さ
・事業内容の確認書類1点のみで審査が可能※
・最大還元率2.0%の法人用クレジットカードの同時申込が可能
・口座開設後の振込手数料優遇サービス
・還元率1.0%のビジネスデビットカードが利用可能
・サブ口座開設・サブカード発行が可能
デメリット・海外送金関連の契約料や手数料が高額
・サブ口座開設・サブカード発行に非対応
・海外からの送金受取に非対応
・給与振込に非対応
※①締結・調印済みの各種契約書一式②他社発行の請求書、発注書、納品書等。③自社発行の請求書、納品書など+その入出金が確認できる口座明細等
※申込内容や審査結果により提出書類が追加となる可能性あり

三井住友銀行 Trunkは、メガバンクのブランド力や信頼性が魅力です。三井住友銀行の口座を利用する企業は多いため、取引先によっては手数料が無料の同行宛振込として処理できます。

また、「メガバンクと取引がある」という事実により、自社の信頼性につながります。一般的なメガバンクとは異なり、創業直後の法人に対しても積極的に口座を開設している点が魅力です。

一方のGMOあおぞらネット銀行は、インターネットバンキングならではの高い機能性を備えています。口座開設後は一定期間、他行宛振込手数料が月20回無料となるサービスも魅力です。

また、還元率1.0%のデビットカードを利用可能で、サブカードは最大9,998枚まで無料で発行できます。組織全体での柔軟な運用が可能で、業務効率化を重視する法人にもおすすめです。

それぞれに特徴があり、企業フェーズや取引内容によって最適な選択肢は異なります。確立された信頼性や既存の取引関係を重視する法人には三井住友銀行 Trunk、オンラインでの利便性や機能性を最優先する法人にはGMOあおぞらネット銀行が適しています。

両者ともに口座維持手数料が無料であることから、取引先からの入金口座は三井住友銀行Trunk、振込手数料を削減するならGMOあおぞらネット銀行と、2つ保有するのもおすすめです。

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の「運営会社」を比較

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の「運営会社」を比較

以下では、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の運営会社の情報を比較しています。

運営会社名株式会社三井住友銀行GMOあおぞらネット銀行株式会社
資本金1兆7,710億円241億2,996万円
本拠地東京都千代田区丸の内一丁目1番2号東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス
株主株式会社三井住友フィナンシャルグループ・株式会社あおぞら銀行
・GMOインターネットグループ株式会社
・GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
拠点数・国内本支店数:455ヶ所
・海外支店:20ヶ所
(2025年3月31日時点)
実店舗なし

株式会社三井住友銀行には、明治9年、私盟会社三井銀行創立からの長い歴史があります。1兆円を超える圧倒的な資本金と国内外に多数の拠点を有するメガバンクです。その規模と実績が、三井住友銀行 Trunkの背景にある大きな信頼性につながっています。

一方のGMOあおぞらネット銀行は、2018年にインターネット銀行事業を開始しました。大手IT企業であるGMOインターネットグループと、歴史あるあおぞら銀行の強みを掛け合わせたインターネット専業銀行です。実店舗を持たず、テクノロジーを重視する経営方針がうかがえます。

運営会社の比較から、三井住友銀行 Trunkはメガバンクとしての信頼性と安定性が強みであり、一方のGMOあおぞらネット銀行は、インターネットバンキングならではの先進性や柔軟なサービス展開が強みであることがわかります。

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の「サービス内容」9項目を比較

ここでは、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行のサービス内容を、以下の9項目で比較します。

  • 振込手数料・口座維持手数料
  • 定額自動振込手数料・登録上限数
  • 総合振込・給与振込手数料
  • 海外送金手数料
  • 各金融サービス・機関への対応
  • 融資商品(ビジネスローン)
  • 審査関連
  • 各種機能
  • ビジネスデビットカード

1.振込手数料・口座維持手数料

1.振込手数料・口座維持手数料

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の振込手数料と口座維持手数料は、以下のとおりです。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
同行同一支店宛無料無料
同行本支店宛無料無料
他行宛145円143円
(振込料金とくとく会員※:129円)
口座維持手数料無料無料
※他行宛振込手数料が安くなる有料会員サービス(月額利用料500円)

上の表のとおり、他行宛振込手数料はGMOあおぞらネット銀行が2円安くなっています。

ただし、三井住友銀行は国内の口座数が非常に多いため、取引先が同行の口座を持っているケースが多く考えられます。その場合、同行宛振込は無料になるため、取引先の状況によっては三井住友銀行 Trunkの方が振込手数料を削減できるでしょう。

一方、GMOあおぞらネット銀行には、月額500円の有料会員サービス「振込料金とくとく会員」があります。これに加入すると、他行宛振込手数料が一律129円へ割引される仕組みです。

また、提携ATM出金手数料が毎月5回無料になるため、他行宛振込やATMの利用頻度が高い場合にコストを削減できます。口座開設月の翌々月まで、他行宛振込手数料が月20回無料となるキャンペーンも実施されており、各種手数料を安価に抑えやすい点が特徴です。

三井住友銀行宛の振込が多い場合は三井住友銀行 Trunkが、三井住友銀行以外への他行宛振込が多い場合はGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

2.定額自動振込手数料・登録上限数

2.定額自動振込手数料・登録上限数

定額自動振込とは、毎月または毎週、設定した金額を指定口座へ自動で振り込むサービスのことです。以下の表では、定額自動振込手数料と登録上限数を比較しています。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
サービス名定額自動送金「きちんと振込」定額自動振込
定額自動振込手数料【同行宛】
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
【他行宛)
・3万円未満:385円
・3万円以上:550円
・同行宛:無料
・他行宛:143円※
定額自動送金取扱手数料110円/回無料
登録上限数公式ページに記載なし1,000件
※振込料金とくとく会員は129円

三井住友銀行 Trunkは、三井住友銀行が提供する「定額自動送金《きちんと振込》」を利用できます。定額自動振込手数料は同行宛でも有料で、さらに定額自動送金取扱手数料が1回につき110円かかります。また、法人の場合はWebでの手続きができないため、店頭での別途契約が必要です。

一方のGMOあおぞらネット銀行では、同行宛の定額自動振込手数料は無料、他行宛は143円です。
Web上で最大1,000件まで登録できるため、業務委託先などへの定期・定額支払いをまとめて自動化できます。また、他行宛の振込件数が多い場合は、月額500円の「振込料金とくとく会員」への加入で、さらなる節約が可能です。

毎月決まった額の振込先が多い、または今後増加の見込みがある場合は、GMOあおぞらネット銀行を選択する方がコストを削減しやすい傾向にあります。

3.総合振込・給与振込手数料

総合振込機能・給与振込手数料の比較

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の、総合振込と給与振込の対応の有無や手数料を、以下で比較しています。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
総合振込の対応
給与振込の対応×
契約料無料無料
月額料金無料無料
上限処理件数3,000件9,999件
振込手数料・同行宛:無料
・他行宛:145円
・同行宛:無料
・他行宛:143円※
※振込料金とくとく会員は129円

両行ともに手数料に大きな差はありません。しかし、給与振込の利用を希望する場合は、GMOあおぞらネット銀行が非対応のため、三井住友銀行 Trunk一択となります。

法人口座はTrunkで開設し、従業員の方の口座はOliveにすることで、給与振込の手数料は無料になります。さらに従業員の方がOliveの選べる特典で給与受取特典を選択した場合、毎月200ポイントが従業員の方にプレゼントされます。

総合振込は複数の取引先への支払いを、給与振込は従業員への給与支払いを、一度の手続きで完了できるサービスです。総合振込では受取人の通帳に企業名が表示されますが、給与振込では受取人の通帳に「給与」と表示されます。給与振込に非対応のGMOあおぞらネット銀行では、通帳上で給与の区別ができない点がデメリットとなります。

しかし、GMOあおぞらネット銀行の総合振込では、最大9,999件まで登録できる点が魅力です。三井住友銀行 Trunkは最大3,000件のため、それ以上の登録を行いたい場合は注意が必要です。

給与振込を希望する場合は三井住友銀行 Trunkが、給与振込の必要性が低く、3,000件以上の総合振り込みを登録したい場合はGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

4.海外送金手数料

4.海外送金手数料

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の海外送金手数料を、以下の表で比較しています。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
仕向送金(海外への送金)
被仕向送金(海外からの送金受取)×
初期契約料無料(デビュータイプ)無料
月額料金無料(デビュータイプ)無料
送金手数料2,500円~/件265円~/件
(送金金額により変動)
為替手数料円為替取扱手数料:0.05%
(最低金額2,500円)
無料
関係銀行手数料※2,500円~/件無料
※依頼人負担の場合に発生

上記の表での大きな違いは、GMOあおぞらネット銀行が海外からの送金受け取りに非対応となっている点です。海外の取引先から売上金を受け取るには、三井住友銀行 Trunkを選ぶ必要があります。

ただし、三井住友銀行 Trunkで海外送金サービスを利用するには、同行提供の法人向けインターネットバンキング「Global e-Tradeサービス」の申し込みが必要です。Global e-Tradeサービスは、デビュータイプであれば、初期契約料や月額利用料は無料ですが、送金手数料はGMOあおぞらネット銀行よりやや高めに設定されています。

海外への送金のみで月々のコストを抑えたい場合は、月額料無料かつ為替手数料の負担がないGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。海外との取引形態を考慮し、入金と送金のどちらのニーズがあるかで、最適な銀行を選択することが重要です。

5.各金融サービス・機関への対応

5.各金融サービス・機関への対応

以下の表に、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の各金融サービス・機関への対応可否をまとめました。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
Pay-easy(ペイジー)
【収納機関】
・国庫金
・地方公共団体
・民間収納機関

【収納機関】
・国庫金
・地方公共団体
国税・社会保険料の口座振替
日本政策金融公庫
経営セーフティ共済

両行とも事業上で欠かせない、基本的な支払いや手続きに対応していますが、Pay-easyの収納機関の範囲が異なります。国庫金・地方公共団体への支払いには、両行ともに対応可能ですが、GMOあおぞらネット銀行では一般企業・サービスなどへの支払いには対応していません

さまざまな収納先でPay-easyを利用する可能性がある場合は、対応範囲の広い三井住友銀行 Trunkのほうが便利です。

6.融資商品(ビジネスローン)

6.融資商品(ビジネスローン)

GMOあおぞらネット銀行では「あんしんワイド」の利用が可能ですが、三井住友銀行 Trunkの公式サイトでは、ビジネスローン商品の紹介がありません。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
商品名公式サイトに記載なしあんしんワイド
金利0.9~14.0%
借入限度額1,000万円
審査期間最短で2営業日

将来的にビジネスローンの利用を検討する可能性がある場合は、法人口座向けのビジネスローン「あんしんワイド」を提供しているGMOあおぞらネット銀行を選ぶと安心です。一方、三井住友銀行 Trunkは、公式サイトにビジネスローンに関する記述がありませんでした。

借入限度額は1,000万円で、借入可能枠内であれば契約期間中に何度でも、再審査不要で借り入れができます。初期の契約段階で、事業計画書や担保、保証人が不要で、最短2営業日とスピーディーに審査してもらえる点が魅力です。事業拡大に伴う運転資金や設備投資など、急な資金ニーズにも対応できます。

いざという時のために融資の選択肢を確保しておきたい方には、スタートアップや中小企業向けにビジネスローンを積極的に展開しているGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

7.審査関連

審査関連情報の比較

以下の表で、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の、口座開設までの期間と必要書類を比較します。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
口座開設までの期間最短翌営業日※1最短即日~平均2営業日
必要書類・本人確認書類
・事業内容を確認できる以下の書類のうち1点※2
①締結・調印済みの各種契約書一式
②他社発行の請求書、発注書、納品書等
③自社発行の請求書、納品書など+その入出金が確認できる口座明細等
・本人確認書類
・事業内容確認書類

【状況に応じて求められる書類】
・法人住所の補完書類
・外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)にかかる確認書
・特定取引を行う者の届出書
※1:最短翌営業日の開設は、取引責任者と代表者が同一であること、スマホによる本人確認認証をして、必要書類をアップロードいただいた方が対象です。※2:申込内容や審査結果により提出書類が追加となる場合あり

両行ともに短期間での審査が可能で、提出書類も少なめです。

法人口座開設時には、事業計画書や決算書などの提出を求められるケースが一般的ですが、三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行では基本的に必要ありません。すぐにでも法人口座が必要な創業者にも安心です。

また、両行では、設立直後で上記の表にある書類を提出できない場合のみ、事業計画書提出による申し込みを可能としています。

口座開設のスピードを最優先する際は「最短即日」開設可能なGMOあおぞらネット銀行が優位ですが、三井住友銀行 Trunkも「最短翌営業日」と十分にスピーディーな対応を期待できます。

8.各種機能

各種機能の比較

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の機能として、以下の表でインターネットバンキングのアカウントと口座開設の上限数を比較します。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
インターネットバンキングの利用可能ユーザー数200ユーザー100ユーザー
口座の開設上限数1口座20口座

インターネットバンキングのアカウント上限数も口座開設上限数も、GMOあおぞらネット銀行の方が豊富です。

三井住友銀行 Trunkでは、メインとなるアカウント管理用ID以外は、2つの副アカウントに限定されます。追加口座の開設にも対応していません。

GMOあおぞらネット銀行は、メイン口座とは別に最大19口座まで追加で開設できるうえ、インターネットバンキングでは100アカウントまで作成可能です。「事業用」「納税用」「融資返済用」など、資金の用途ごとに口座を分けて管理でき、経理の透明性を高められます。

複数人での効率的な活用や、用途別の細やかな口座管理を重視する方には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

9.ビジネスデビットカード

9.ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカードは、GMOあおぞらネット銀行のみで利用可能です。

項目三井住友銀行 TrunkGMOあおぞらネット銀行
ビジネスデビットカードの発行×
発行手数料無料
年会費無料
還元率1.0%
還元方法現金
付帯保険・特典不正利用補償(最大1,000万円)など
国際ブランド・Visa
・Mastercard

三井住友銀行 Trunkでは、ビジネスデビットカードが提供されていません。しかし、法人用クレジットカードの同時申込は可能です。

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは発行手数料・年会費無料、基本還元率1.0%でキャッシュバックを受けられます。事業経費の支払いが、自動的にコスト削減につながります。

ビジネスデビットカードの有無は両行の決定的な違いです。経費精算の効率化やコスト削減のため、高還元率のビジネスデビットカードの導入を検討している方には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

結局、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行のどっちがおすすめ?

結局、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行のどっちがおすすめ?

三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行は、いずれも手数料を安く抑えられる点やスピーディーな審査が魅力ですが、サービス内容は大きく異なります。両行の手数料や機能面を比較し、おすすめの法人の特徴をまとめました。

  • 三井住友銀行 Trunk:信頼性・同行宛振込によるコスト削減を重視する法人
  • GMOあおぞらネット銀行:各種手数料の安さ・組織的な運用を重視する法人

三井住友銀行 Trunk:信頼性・同行宛振込によるコスト削減を重視する法人

Trunk
手数料同行同一支店宛無料海外送金初期契約料無料(デビュータイプ)
同行本支店宛無料月額料金無料(デビュータイプ)
他行宛145円送金手数料2,500円~/件
為替手数料円為替取扱手数料:0.05%
(最低金額2,500円)
関係銀行手数料※2,500円~/件
送金対応・仕向送金:◯
・被仕向送金:◯
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間・当行:24時間
・他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他の機能インターネットバンキングの利用可能ユーザー数200ユーザー
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数3,000件融資商品の有無公式サイトに記載なし
定額自動振込振込手数料・同行宛:無料
・他行宛:145円
Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替
日本政策金融公庫の対応
経営セーフティ共済の対応
口座開設までの期間最短翌営業日
※依頼人負担の場合に発生

三井住友銀行 Trunkは、メガバンクとしての信用力と豊富な口座開設実績が魅力です。また、メガバンクでありながら、創業直後から老舗企業までさまざまな法人に口座を開設している点が特徴です。

仮に法人口座を開設できた場合、取引先企業として「三井住友銀行」を掲載できます。メガバンクの一角と取引があるという事実は、事業や会社の信用力につながります。

なお、三井住友銀行の口座開設数は、法人・個人を合わせて約3,000万口座と非常に豊富です。取引先も三井住友銀行の口座を利用している可能性が高いため、手数料が無料の同行宛振込として処理できる件数が多いでしょう。取引先の銀行口座によっては、振込手数料の大幅な削減が期待できます。

三井住友銀行 Trunkは、創業直後から老舗企業まで幅広い法人に利用されている旨が公式サイトに記載されています。このことから創業間もない法人でも申し込みが可能である点は大きなメリットです。

創業直後で自社の信用力を高めたい法人や、同行宛振込による手数料の削減を目指す法人におすすめな銀行口座です。詳しいサービス内容が気になる方は、以下より公式サイトを参考にしてみてください。

法人口座は2口座以上を保有するのがおすすめ

法人口座を開設する場合、2口座以上を保有するのがおすすめです。主な理由は以下のとおりです。

  1. システム障害・メンテナンス中でも別の口座で取引できる
  2. 多くのネット銀行では口座維持手数料が無料であり、複数口座を開設してもコストを抑えられる
  3. 資金用途に合わせて口座を使い分けることで、経理業務を効率化できる

特に、急なシステム障害・メンテナンスがあっても取引を滞りなく実行できる点は大きな強みです。また、機能のアップデートがあったり、振込手数料の改定があったりしたときでも、複数保有していれば便利な方・安い方を選んで効果的に使用することができます。

GMOあおぞらネット銀行・三井住友銀行 Trunk・住信SBIネット銀行をはじめ、多くのネット銀行では無料で法人口座を運用できるため、コスト面の問題もありません。

万が一に備えたい・経理業務を効率化したい法人は、普段使い用の銀行口座に加え、予備口座を開設するのがおすすめです。

GMOあおぞらネット銀行:各種手数料の安さ・組織的な運用を重視する法人

GMOあおぞらネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金初期契約料無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛143円
(129円)※1
送金手数料265円~
(送金金額により変動)
為替手数料無料
関係銀行手数料無料
送金対応・仕向送金:◯
・被仕向送金:×
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間・当行:24時間
・他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他の機能インターネットバンキングの利用可能ユーザー数100ユーザー
月額料金無料複数口座の開設上限数メイン口座+19口座
上限処理件数9,999件融資商品の有無
定額自動振込振込手数料・同行宛:無料
・他行宛:143円※2
Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替
日本政策金融公庫の対応可否
経営セーフティ共済の対応
口座開設までの期間最短即日~平均2営業日
※1 振込料金とくとく会員加入時の手数料
※2 振込料金とくとく会員は129円

GMOあおぞらネット銀行は、各種手数料の安さ・組織的な運用を重視する法人におすすめの法人口座です。 同行宛振込手数料が無料に設定されており、他行宛でも1件あたり143円と非常に安価です。

また、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入することで、他行宛振込手数料が129円へ割引でき、月5回までATM出金を無料で行えます。振込件数が多い法人やATMの利用頻度が高い場合は、月々のコストを大きく削減できるでしょう。 

なお、GMOあおぞらネット銀行は、最大19の追加口座と100のインターネットバンキングアカウントを作成できる点が魅力です。資金用途や部署ごとに口座と権限を分けて管理することで、社内の資金管理の透明性が高まり、内部統制や経理処理の効率化につながります。

ネット銀行ならではの利便性に加え、コスト削減とガバナンス強化を両立できるため、特に中小企業やスタートアップにおすすめの法人口座といえます。手数料の安さや、事業の成長に合わせた組織的な運用を重視する法人には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

まとめ

本記事では、三井住友銀行 TrunkとGMOあおぞらネット銀行の法人口座について、9つの項目で比較しました。三井住友銀行 Trunkはメガバンクならではの信頼性が強みで、三井住友銀行の取引先が多い場合に振込手数料を削減できます。

一方で、GMOあおぞらネット銀行は各種手数料の安さに加え、ビジネスデビットカードや複数口座管理など機能面が充実しています。ぜひ本記事を参考にし、自社に最適な口座開設を検討してみてください。

なお、ほかの銀行も検討したい方は、以下の記事も参考にしてください。法人口座を開設できるおすすめの銀行11選を詳細に比較しています。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。

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この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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