法人口座が開設できる銀行のおすすめ11選!振込手数料や口座維持手数料などを徹底比較!

[投稿日]2024年09月26日 / [最終更新日]2024年10月04日

法人口座が開設できる銀行のおすすめ11選!振込手数料や口座維持手数料などを徹底比較!

法人口座を開設する銀行は、慎重に選ばなければなりません。銀行によって強み・弱みが分かれるため、闇雲に選ぶと想定以上のコストがかかったり、期待していた用途で使用できなかったりするためです。

しかし、「どの銀行で法人口座が開設できるの?」「法人口座を開設するならどこがおすすめ?」と悩む方も多いでしょう。

本記事では、法人口座が開設できるおすすめの銀行11選を徹底比較します。手数料や機能面のみならず、細かなこだわりポイントでも比較表にまとめているため、ぜひ最後までご覧ください。

法人口座が開設できる銀行11選の簡易比較表

ここでは、法人口座を開設できる11の銀行を一覧表で紹介します。本記事で取り上げるのは、ネット銀行と都市銀行・ゆうちょ銀行のみです。

地方銀行や信用金庫・組合は、全国に支店を持ち、なおかつ各地域ごとの比較が難しいため省いています。もし、法人口座が開設できる地方銀行や信用金庫・組合を知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

参考:地銀ネットワークサービス株式会社「地方銀行一覧」

参考:一般社団法人 全国信用金庫協会「全国の信用金庫、関連機関のご紹介」

ネット銀行

まず、法人口座が開設できるネット銀行を、比較されやすい項目に絞ってまとめています。振込手数料(他行宛)や口座維持手数料などを簡易的に比較したい方は、以下の一覧表をご参考ください。

銀行名振込手数料(他行宛)口座維持手数料当日振込対応時間
GMOあおぞらネット銀行145円
※129円
※振込料金とくとく会員
0円当行:24時間
他行:24時間
住信SBIネット銀行145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
0円当行:24時間
他行:24時間
楽天銀行3万円未満:150円
3万円以上:229円
0円当行:24時間
他行:24時間(土日祝日の一部深夜帯を除く)
PayPay銀行160円
※月5回まで0円
※預金平均残高3,000万円以上
0円当行:24時間
他行:24時間
イオン銀行5万円未満:220円
5万円以上:440円
0円当行:24時間
他行:24時間※書面での届け出が必要

24時間の当日振込を利用するには、振込先金融機関が全銀の「モアタイムシステム」に対応している必要があります。多くの銀行が対応していますが、そうでない場合は、当日扱いにするために「平日15時」までに振り込む必要があるケースが多いので、その点注意しましょう。

都市銀行・ゆうちょ銀行

続いて、法人口座を開設できる都市銀行・ゆうちょ銀行の主要項目を比較しています。なお、ネット銀行と都市銀行・ゆうちょ銀行では、費用面に大きな差があります。

低コストで利用できる法人口座をご希望の方は、前述のネット銀行の一覧表をご参考ください。

銀行名振込手数料(他行宛)口座維持手数料当日振込対応時間
三菱UFJ銀行3万円未満:484円
3万円以上:660円
1,760円当行:24時間
他行:24時間(祝日・メンテナンス時間を除く)
みずほ銀行3万円未満:490円
3万円以上:660円
ベーシック:5,500円
スタンダード:22,000円
当行:24時間
他行:24時間
三井住友銀行3万円未満:495円
3万円以上:660円
デビュータイプ:2,200円
スタンダードタイプ:5,500円
エキスパートタイプ:22,000円
当行:24時間
他行:24時間
ゆうちょ銀行165円スタンダードプラン:550円
エキスパートプラン:1,100円
当行:24時間
他行:24時間
りそな銀行605円りそなビジネスダイレクト(Mini):3,300円
りそなビジネスダイレクト:7,700円
当行:24時間
他行:24時間
SBI新生銀行3万円未満:220円
3万円以上:330円
無料当行:24時間
他行:24時間

弊社「バーチャルオフィス1」での法人口座の開設割合ランキング

「バーチャルオフィス1」での法人口座の開設割合ランキング

弊社「バーチャルオフィス1」では、渋谷店の顧客を対象とした各銀行の法人口座開設割合の調査を実施しました。その結果が、以下のとおりです。

各銀行の法人口座開設割合

ランキング形式に直すと、以下のとおりです。

上位1・2位を占めたのは、いずれも振込手数料が安いネット銀行でした。また、3位以降と大きな差をつけていることから、多くのバーチャルオフィス利用者が、手数料を重視して法人口座用の銀行を選んでいることがわかります。

ただし、ランキング3位に三井住友銀行が入っていること、4位にてネット銀行とメガバンクが並んでいる点から、銀行の信用面やサポートの手厚さに対するニーズも一定数あります。

法人口座を開設する目的や事業規模はさまざまでしょうが、手数料の安さ・銀行の信用面のそれぞれを意識した場合の優先順位として、上記を参考にしてみてはいかがでしょうか。

どの種類の銀行・金融機関の法人口座を開設すべき?

各金融機関のメリット・デメリット

法人口座は、開設する銀行・金融機関の種類によって、その性質が大きく異なります。そのため、会社規模や銀行・金融機関に求めるサービス内容を軸に比較することが大切です。

以下には、代表的な4種類の銀行・金融機関のメリット・デメリットをまとめています。

メリットデメリット
ネット銀行・手数料の安さ
・インターネットで完結するため利便性が高い
・中小企業向けの融資商品が多い
・ほかの金融機関に比べ預金金利が高い
・対面でのサポートが受けられない
・大手銀行に比べ信用力が劣る
・システム障害やメンテナンスによる取引停止のリスクがある
都市銀行・歴史のある銀行が多く信用力が高い
・法人向けの融資商品が多く、融資限度額が高額
・海外送金などのグローバルな取引にも対応
・財務・税務のサポートが受けられる
・審査基準が厳格
・手数料の高さ
・地方では支店やATMが少ない
ゆうちょ銀行・全国に店舗を持ち利便性が高い
・日本郵政グループのため信用力が高い
・都市銀行に比べて手数料が安い
・振込先の対応数が多い
・預け入れ限度額が1,300万円と低め
・法人向けの融資商品が少ない
・財務・税務のサポートが限定的
信用金庫・地方銀行・地元企業へのサポートが手厚い
・大手金融機関に比べ手数料が安い
・地域ネットワークを活かした支援が受けられる
・中小企業への融資にも積極的
・営業地域外では開設が難しい
・デジタルサービスは大手に比べ遅れている
・基本的に営業時間が短い

上記のメリット・デメリットを踏まえ、各銀行・金融機関の特徴をまとめています。

ネット銀行ゆうちょ銀行信用金庫・地方銀行都市銀行
手数料の安さ
サービスの形態
(デジタル型・対面型)
デジタル型両面型対面型両面型
信用力
サポート体制
融資商品の充実度
会社規模の目安小規模〜中小企業中小企業〜中堅企業中小企業〜中堅企業中堅〜大企業

一般的に、コストを抑えたい小規模〜中小企業には、ネット銀行が適しています。各種手数料が安いため、振込回数が多い場合でも出費を抑えられます。しかし、信用力やサポート面は、ほかの銀行よりも劣るため、事業規模が大きい場合はゆうちょ銀行や信用金庫・地方銀行が良いでしょう。

なお、メガバンクや都市銀行は、信用力やサポート面で優れていますが、基本的に中堅〜大企業を対象とした融資商品・サービスが多い傾向があります。融資商品やサポートサービスを重視する小規模事業者は、信用金庫・地方銀行がおすすめです。

法人口座が開設できる銀行をこだわりポイントで比較

ここでは、法人口座が開設できる11種類の銀行を、以下のこだわりポイント別に比較しています。

比較基準比較要素
各種手数料・料金・振込手数料
・初期契約料金・口座維持手数料
・総合振込手数料
・口座振替・定額自動振込手数料
・海外送金手数料
各種機能・サービス・Pay-easy・日本政策金融公庫への対応可否
・当日振込可能時間・リアルタイム振込への対応
・その他機能・サービス詳細

各種手数料・料金

まずは、法人口座が開設できる銀行の各種手数料・料金面を比較します。

振込手数料

振込手数料は、法人口座を利用する際にもっとも身近な料金です。以下、ネット銀行の振込手数料をまとめています。

ネット銀行の振込手数料
同行同一支店宛同行本支店宛他行宛
GMOあおぞらネット銀行無料無料145円
※129円
※振込料金とくとく会員
住信SBIネット銀行無料無料145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
楽天銀行52円52円3万円未満:150円
3万円以上:229円
PayPay銀行通常:55円
※月5回まで0円(預金平均残高3,000万円以上)
通常:55円
※月5回まで0円
通常:160円
※月5回まで0円
イオン銀行無料無料5万円未満:220円
5万円以上:440円

同行宛・他行宛を含め、とくに振込手数料が安いのは、「GMOあおぞらネット銀行です。同行宛は無料で振込ができ、他行宛でも1件あたり145円とお手頃です。

次に、都市銀行・ゆうちょ銀行の振込手数料を比較します。

ゆうちょ銀行・SBI新生銀行の振込手数料を比較
同行同一支店宛同行本支店宛他行宛
三菱UFJ銀行3万円未満:110円
3万円以上:330円
3万円未満:110円
3万円以上:330円
3万円未満:484円
3万円以上:660円
みずほ銀行無料3万円未満:220円
3万円以上:440円
3万円未満:490円
3万円以上:660円
三井住友銀行3万円未満:110円
3万円以上:220円
3万円未満:220円
3万円以上:440円
3万円未満:495円
3万円以上:660円
ゆうちょ銀行100円100円165円
りそな銀行無料330円605円
SBI新生銀行無料無料3万円未満:220円
3万円以上:330円

振込先によって金額は異なりますが、手数料が比較的安価なのは、ゆうちょ銀行SBI新生銀行です。ゆうちょ銀行は、他行宛の手数料が165円/件のため、振込の頻度が高い企業に適しています。

初期契約料・口座維持手数料

初期契約料・口座維持手数料

法人口座の初期契約料・口座維持手数料を以下にまとめています。

初期契約料口座維持手数料
GMOあおぞらネット銀行無料無料
住信SBIネット銀行無料無料
楽天銀行無料無料
PayPay銀行無料無料
イオン銀行無料2,200円

ほとんどのネット銀行は、初期契約料と口座維持手数料が無料です。ゆいいつ、イオン銀行のみ口座維持手数料がかかります。

都市銀行・ゆうちょ銀行の初期契約料と口座維持手数料は以下のとおりです。

初期契約料口座維持手数料
三菱UFJ銀行無料1,760円
みずほ銀行ベーシック:27,500円
スタンダード:55,000円
ベーシック:5,500円
スタンダード:22,000円
三井住友銀行デビュータイプ:無料
スタンダードタイプ:55,000円
エキスパートタイプ:55,000円
デビュータイプ:2,200円
スタンダードタイプ:5,500円
エキスパートタイプ:22,000円
ゆうちょ銀行スタンダードプラン:5500円
エキスパートプラン:11,000円
スタンダードプラン:550円
エキスパートプラン:1,100円
りそな銀行無料りそなビジネスダイレクト(Mini):3,300円
りそなビジネスダイレクト:7,700円
SBI新生銀行無料無料

都市銀行・ゆうちょ銀行では、法人口座のプランが分かれているケースが多いです。また、三井住友銀行やみずほ銀行のように、上位プランの初期費用と口座維持手数料が数万円と高額な銀行もあります。

事業が成長するとプランの変更が必要になる可能性もあるため、長期的な視点で銀行を選択することが大切です。

総合振込手数料

以下、ネット銀行の総合振込手数料です。

契約金月額料金上限処理件数
GMOあおぞらネット銀行無料無料9,999件
住信SBIネット銀行無料無料9,999件
楽天銀行無料無料3,000件
PayPay銀行無料1,100円3,000件
イオ銀行無料無料50,000件

ほとんどのネット銀行では、総合振込の契約金・月額料金が無料です。ただし、銀行によって上限処理件数が異なるため注意しましょう。

都市銀行・ゆうちょ銀行の総合振込手数料は、以下のとおりです。

契約金月額料金上限処理件数
三菱UFJ銀行27,500円3,300円10,000件
みずほ銀行3,300円無料ベーシック:500件
スタンダード:20,000件
三井住友銀行記載なし記載なし3,000件
ゆうちょ銀行5,500円2,200円記載なし
りそな銀行記載なし記載なし50,000件
SBI新生銀行記載なし記載なし50,000件

都市銀行・ゆうちょ銀行では、総合振込に契約金・月額料金が発生するケースもあります。上限処理件数とのバランスを見つつ、比較すると良いでしょう。

口座振替・定額自動振込手数料

以下では、ネット銀行の口座振替手数料と定額自動振込手数料を比較しています。

口座振替手数料定額自動振込手数料
GMOあおぞらネット銀行無料同行宛:無料
他行宛:145円
※129円
※振込料金とくとく会員
住信SBIネット銀行無料同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
楽天銀行無料同行宛:52円
他行宛:3万円未満150円
3万円以上229円
PayPay銀行無料同行宛:55円
他行宛:160円
イオン銀行無料同行:無料
他行宛:110円

定額自動振込手数料が最も安いのは、イオン銀行です。ほかの銀行よりも安いうえに、通常の振込手数料よりも手数料が安い点が特徴です。

都市銀行・ゆうちょ銀行の口座振替手数料と定額自動振込手数料は以下のとおりです。

口座振替手数料定額自動振込手数料
三菱UFJ銀行無料同行同一支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
同行本支店宛:
・3万円未満:165円
・3万円以上:385円
他行宛:
・3万円未満:319円
・3万円以上:605円
みずほ銀行無料同行同一支店宛:
・3万円未満:無料
・3万円以上:無料
同行本支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
他行宛:
・3万円未満:380円
・3万円以上:550円
三井住友銀行無料同行同一支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
同行本支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
他行宛:
・3万円未満:385円
・3万円以上:550円
ゆうちょ銀行無料公共料金扱い:16〜33円
一般扱い:33〜55円
りそな銀行無料同行同一支店宛:220円
同行本支店宛:330円
他行宛:660円
SBI新生銀行無料330円

特筆すべきは、ゆうちょ銀行の手数料の安さです。一般扱いの定額自動振込手数料は、最高55円/件とお手頃です。前述したネット銀行よりも安く、定額自動振込を利用できます。

海外送金手数料

海外送金手数料

以下、ネット銀行の海外送金手数料を比較しています。

契約金送金手数料
GMOあおぞらネット銀行無料送金金額に応じて変動
住信SBIネット銀行通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
2,500円~
楽天銀行無料1,000円~
PayPay銀行無料送金金額に応じて変動
イオン銀行無料送金金額に応じて変動

海外送金の場合、送金金額によって手数料が変動する銀行が多く見られます。また、送金手数料とは別に円貨送金時手数料や関係銀行手数料などの各銀行独自の手数料が発生するケースもあるため、比較する際は注意が必要です。

都市銀行・ゆうちょ銀行の海外送金手数料は以下のとおりです。

契約金 送金手数料
三菱UFJ銀行無料当行在外支店:2,500〜7,500円
他行:3,500〜7,500円
※申請窓口に応じて変動
みずほ銀行無料当行在外支店:3,500・7,000円
他行:4,000・7,500円
※申請窓口に応じて変動
三井住友銀行無料当行在外支店:2,500〜7,000円
他行:3,000〜7,500円
※申請窓口に応じて変動
ゆうちょ銀行
りそな銀行無料アプリ:2,000円
Web+店舗:7,500円
SBI新生銀行無料円普通預金:2,000円
外貨普通預金:4,000円

各種機能・サービス

ここでは、法人口座の機能・サービス内容をもとに11種類の銀行を比較します。

Pay-easyや日本政策金融公庫への対応

Pay-easyや日本政策金融公庫の対応可否をチェックしましょう。

Pay-easyに対応していれば、法人税等の税金をネットバンキングやATMから支払うことが可能です。また、日本政策金融公庫の口座振替に対応していれば、同金融機関からの融資金の返済先口座として指定できます。

【ネット銀行】

Pay-easyの対応可否日本政策金融公庫の対応可否
GMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行
楽天銀行
PayPay銀行
イオン銀行××

【都市銀行・ゆうちょ銀行】

Pay-easyの対応可否日本政策金融公庫の対応可否
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
ゆうちょ銀行×
りそな銀行
SBI新生銀行×

当日振込可能時間やリアルタイム振込

ここでは、当日振込可能時間とリアルタイム振込の対応可否を比較しています。

【ネット銀行】

当日振込対応時間リアルタイム振込
GMOあおぞらネット銀行当行:24時間
他行:24時間
住信SBIネット銀行当行:24時間
他行:24時間
楽天銀行当行:24時間
他行:24時間(土日祝日の一部深夜帯を除く)
PayPay銀行当行:24時間
他行:24時間
イオン銀行当行:24時間
他行:24時間
※書面での届出が必要

【都市銀行・ゆうちょ銀行】

当日振込対応時間リアルタイム振込
三菱UFJ銀行当行:24時間
他行:24時間
※祝日・メンテナンス時間を除く
みずほ銀行当行:24時間
他行:24時間
三井住友銀行当行:24時間
他行:24時間
ゆうちょ銀行当行:24時間
他行:24時間
りそな銀行当行:24時間
他行:24時間
SBI新生銀行当行:24時間
他行:24時間
×

調査したすべての銀行は、当行宛の当日振込に24時間対応しています。ただし、他行宛の場合は、振込先金融機関のシステム状況によって、24時間対応ができない可能性もあります。

振込先金融機関が全銀のモアタイムシステムに対応していない場合、多くで平日15時までに申請した分が当日中に振込まれます。

その他機能・サービス

以下では、ネットバンキングのアカウント上限数や口座の開設上限数など、細かな機能・サービスごとに銀行を比較しています。

【ネット銀行】

ネットバンキングのアカウント上限数口座の開設上限数融資商品の有無
GMOあおぞらネット銀行100アカウント20口座
住信SBIネット銀行20アカウントマスター口座のみ
楽天銀行200アカウント20口座
PayPay銀行20アカウント20口座
イオン銀行記載なしマスター口座のみ

【都市銀行・ゆうちょ銀行】

ネットバンキングのアカウント上限数口座の開設上限数融資商品の有無
三菱UFJ銀行1,000アカウント記載なし
みずほ銀行20アカウント記載なし
三井住友銀行200アカウントマスター口座のみ
ゆうちょ銀行記載なし記載なし×
りそな銀行100アカウントマスター口座のみ
SBI新生銀行100アカウント記載なし

法人口座が開設できる銀行の選び方

法人口座が開設できる銀行の選び方

法人口座が開設できる銀行を選ぶ際には、手数料や機能面以外にも以下のポイントが大切です。

  • メインバンク・サブバンクなどの用途
  • 審査のしやすさ・通りやすさ
  • 融資の受けやすさ・金額

ここでは、上記の選び方を採用すべき理由を紹介します。

メインバンク・サブバンクなどの用途

メインバンク・サブバンクなどの用途に応じて法人口座を選ぶことが大切です。各銀行には強み・弱みがあり、1口座のみでは自社の要件を満たしきれない可能性が高いためです。

ネット銀行ゆうちょ銀行信用金庫・地方銀行都市銀行
手数料の安さ
サービスの形態ネット完結対面・ネット対面・ネット対面・ネット
信用力
サポート体制
融資商品の充実度×
会社規模の目安小規模〜中小企業中小企業〜中堅企業中小企業〜中堅企業中堅〜大企業

たとえば、ネット銀行で法人口座を開設した場合、基本的に手数料を安く抑えられますが、税務や資金調達に関する手厚いサポートは期待できません。また、社会的な信用度を意識する場合、メガバンクなどの都市銀行と比べて見劣りしてしまいます。

一方、信用金庫・地方銀行では手数料こそかかりますが、地域ネットワークを活かした手厚いサポートが期待できます。

このように、銀行の種類によって得意・不得意が大きく異なるため、自社の要件にあわせて法人口座を選ぶことが重要です。

審査のしやすさ・通りやすさ

起業直後で初めての法人口座を開設する場合は、審査のしやすさ・通りやすさを重視する必要があります。なぜかというと、起業直後はやるべきことが多く、法人口座の開設に時間を割くのが難しいためです。

口座の開設が遅れると事業にも影響を及ぼす恐れがあるため、まずは法人口座を作りやすい銀行を選びましょう。以下、銀行の種類ごとに審査のしやすさ・通りやすさをまとめています。

審査のしやすさ・方法審査の通りやすさ
ネット銀行
ネット申込可
ゆうちょ銀行
ネット申込不可
信用金庫・地方銀行
ネット申込不可が多い
都市銀行
ネット申込可

融資の受けやすさ・金額

基本的に銀行・金融機関の融資には、対象となる企業規模があります。各銀行・金融機関における融資対象と融資金額は以下のとおりです。

融資対象融資金額審査の通りやすさ
ネット銀行小規模事業者〜中小企業数百万〜数千万円
信用金庫・地方銀行中小〜中堅起業
※営業地域内
数百万〜数億円
都市銀行中堅〜大企業数億円〜数百億円

いわゆるメガバンクと呼ばれる大手の都市銀行は、中堅〜大企業向けの融資を得意としており、融資額も高額です。

一方、ネット銀行や信用金庫・地方銀行は、小規模事業者向けの融資商品も扱っており、少額の調達に適しています。もちろん、融資の金額によって審査難易度も異なるため、「どの程度の資金調達を考えているのか?」で銀行を選ぶと良いでしょう。

法人口座が開設できる銀行11選を比較!

ここでは、法人口座が開設できる11種類の銀行を、ネット銀行と都市銀行・ゆうちょ銀行の区分ごとに紹介します。

ネット銀行

法人口座開設におすすめのネット銀行

ネット銀行は、手数料の安さ・審査のしやすさが魅力です。ここでは、以下5つのネット銀行の特徴を紹介します。

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※129円
※振込料金とくとく会員
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円
※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応

GMOあおぞらネット銀行は、「GMOインターネットグループ 株式会社」のグループ企業が運営する銀行です。一般的に手数料・料金が安いと言われるネット銀行ですが、GMOあおぞらネット銀行は特に各種手数料が安く設定されています。

同行宛の振込手数料はもちろん、法人口座の初期費用・維持費や総合振込の関連費用が無料です。それでいて、機能・サービス面も充実しているため、法人口座の開設直後のみならず、中長期的に利用できます。

また、「GMOペイメントゲートウェイ:決済処理サービス事業」「GMOオフィスサポート株式会社:バーチャルオフィス事業」など、事業との親和性が高いグループ企業が多い点も魅力です。低コストで利用できる法人口座を開設したい方は、以下よりGMOあおぞらネット銀行の公式サイトをご確認ください。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
送金手数料2,500円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円※130〜145円
※振込優遇プログラム
日本政策金融公庫の対応

住信SBIネット銀行は、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同で設立した銀行です。各種手数料・料金の安さはもちろん、起業家の支援に力を入れている点が特徴です。

たとえば、助成金・補助金支援や資金調達支援サービス、「freee」と連携した会社設立サポートなどを提供しています。また、日々の入金データをもとに借入条件を提案してくれるなど、企業の融資にも積極的です。

起業直後につまずきやすいポイントを、一貫してサポートしてもらえるため、非常に頼りになるネット銀行です。コストを抑えつつ手厚いサービスを受けたい方は、住信SBIネット銀行を検討してみてはいかがでしょうか。

楽天銀行

楽天銀行
振込手数料同行同一支店宛52円海外送金契約金無料
同行本支店宛52円月額料金無料
他行宛3万円未満:150円3万円以上:229円送金手数料1,000円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間他行:24時間(土日祝日の一部深夜帯を除く)
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数200アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:52円他行宛:3万円未満150円3万円以上229円日本政策金融公庫の対応

楽天銀行は、楽天グループの楽天銀行株式会社が運営する銀行です。楽天銀行の法人口座は、小規模事業者のみならず、複数の支店・部署を抱える中小企業にも適したサービス内容になっています。

たとえば、最大20口座を開設でき、200アカウントの登録が可能です。支店・部署ごとに収支状況を管理できるため、会計・経理業務を効率化できます。

また、資金移動サービスにも定評があり、200カ国以上への海外送金や最大3,000件の給与・総合振込が可能です。企業規模が大きい会社にも適した法人口座といえます。

楽天銀行の法人口座について詳しく知りたい方は、以下より公式サイトをご確認ください。

PayPay銀行

PayPay銀行
振込手数料同行同一支店宛通常:55円
※月5回まで0円
※預金平均残高3,000万円以上
海外送金契約金無料
同行本支店宛通常:55円
※月5回まで0円
月額料金無料
他行宛通常:160円
※月5回まで0円
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金1,100円複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:55円
他行宛:160円
日本政策金融公庫の対応

PayPay銀行は、LINEヤフーグループと三井住友銀行のグループ会社が運営する銀行です。インターネット起業が運営していることもあり、ネットバンクの使いやすさが魅力です。

PayPay銀行の法人口座は、スマホから必要書類を申請するだけで開設できます。また、ビジネスローンや総合振込もインターネット上で24時間対応しているため、ご自身の都合に合わせやすいでしょう。

起業直後で繁忙な方や法人口座の利便性を重視する方におすすめです。

イオン銀行

イオン銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛5万円未満:220円
5万円以上:440円
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
※書面での届出が必要
口座維持手数料2,200円リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数記載なし
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数50,000件融資商品の有無×
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応×
定額自動振込手数料同行:無料
他行宛:110円
日本政策金融公庫の対応

イオン銀行は、イオングループのイオンフィナンシャルサービス株式会社が運営する銀行です。振り込み手数料が比較的安く設定されています。

法人向けに「イオン銀行ビジネスネットサービス」を提供しており、24時間365日いつでも取引を行うことができます。また、イオン銀行のATMは全国に点在しているため、現金の引き出しや入金が容易です。

当日振込に、書面での届出が必要な点はデメリットですが、各種初期契約料金が無料のため、初めて法人口座を開設する方に適しています。

都市銀行・ゆうちょ銀行

法人口座開設におすすめの店舗型銀行

「銀行の信用力を重視したい」「全国に展開している銀行と取引したい」とお考えの方は、都市銀行・ゆうちょ銀行が適しています。ここでは、法人口座を開設できる以下6つの都市銀行・ゆうちょ銀行を比較します。

三菱UFJ銀行(3大メガバンク)

三菱UFJ銀行
振込手数料同行同一支店宛3万円未満:110円
3万円以上:330円
海外送金契約金無料
同行本支店宛3万円未満:110円
3万円以上:330円
月額料金無料
他行宛3万円未満:484円
3万円以上:660円
送金手数料当行在外支店:2,500〜7,500円
他行:3,500〜7,500円
※申請窓口に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間(祝日・メンテナンス時間を除く)
口座維持手数料1,760円リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数1,000アカウント
月額料金27,500円複数口座の開設上限数複数開設可能
上限数は記載なし
上限処理件数10,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行同一支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
同行本支店宛:
・3万円未満:165円
・3万円以上:385円
他行宛:
・3万円未満:319円
・3万円以上:605円
日本政策金融公庫の対応

三菱UFJ銀行は、日本全国に支店を持つメガバンクです。Webサービスが充実しており、24時間いつでも口座開設の申請が可能です。また、法人向けポータルサイト「MUFG Biz」では、企業を支援するさまざまなサービスを利用できます。

たとえば、オンライン資金調達「Biz LENDING」や、問題解決プラットフォーム「ビジクル」などです。窓口のみならず、オンライン上でも支援が受けられるため、急を要する場合でも迅速にサポートしてもらえます。

なお、ITを活用した業務効率化商品も提供しており、業務負担の軽減が期待できます。手厚いサポートや銀行の信用力を重視する企業に適した法人口座です。詳細が気になる方は、以下より公式サイトをご確認ください。

みずほ銀行(3大メガバンク)

みずほ銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛3万円未満:220円
3万円以上:440円
月額料金無料
他行宛3万円未満:490円
3万円以上:660円
送金手数料当行在外支店:3,500・7,000円
他行:4,000・7,500円
※申請窓口に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料ベーシック:27,500円
スタンダード:55,000円
当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料ベーシック:5,500円
スタンダード:22,000円
リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数複数開設可能
上限数は記載なし
上限処理件数ベーシック:500件
スタンダード:20,000件
融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行同一支店宛:
・3万円未満:無料
・3万円以上:無料
同行本支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
他行宛:
・3万円未満:380円
・3万円以上:550円
日本政策金融公庫の対応

みずほ銀行は、幅広い金融サービスを提供しており、利便性の高さが魅力です。日本全国に支店ネットワークを持ち、中小〜大企業まで、さまざまな規模の企業のニーズに対応しています。

強固な基盤を活かし、会員3,000社以上のコミュニティーサービスやコンサルティングを提供するなど、企業への支援にも積極的です。士業をはじめとする専門家への無料相談も可能なため、経営に不安を抱えている方でも手厚く支援してもらえます。

単なる金融機関としてだけでなく、ビジネスパートナーとして企業の発展をサポートしてもらえるでしょう。メガバンクの法人口座や支援サービスに興味がある方は、口座開設の申請をしてみてはいかがでしょうか。

三井住友銀行(3大メガバンク)

三井住友銀行
振込手数料同行同一支店宛3万円未満:110円
3万円以上:220円
海外送金契約金無料
同行本支店宛3万円未満:220円
3万円以上:440円
月額料金無料
他行宛3万円未満:495円
3万円以上:660円
送金手数料当行在外支店:2,500〜7,000円
他行:3,000〜7,500円
※申請窓口に応じて変動
初期費用・維持費初期契約料デビュータイプ:無料
スタンダードタイプ:55,000円
エキスパートタイプ:55,000円
当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料デビュータイプ:2,200円
スタンダードタイプ:5,500円
エキスパートタイプ:22,000円
リアルタイム振込
総合振込初期契約料記載なしその他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数200アカウント
月額料金記載なし複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数3000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行同一支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
同行本支店宛:
・3万円未満:110円
・3万円以上:330円
他行宛:
・3万円未満:385円
・3万円以上:550円
日本政策金融公庫の対応

三井住友銀行は、国内のみならず、海外にも強固な金融ネットワークを有するメガバンクです。とくにアジア地域に支店を拡大しており、現地のビジネス環境に深く精通しています。

この強固なネットワークを活用し、現地法人の設立や現地通貨での資金調達、為替のリスク管理など、企業の海外展開を支援しています。また、M&Aや経営コンサルティング支援にも積極的で、企業の成長をさまざまな方面からサポートしてくれます。

なお、三井住友銀行の法人口座では、インターネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」から、24時間365日の資金移動や口座管理が可能です。リアルタイムでの資金管理が可能なため、経営を効率化したい企業におすすめです。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行
振込手数料同行同一支店宛100円海外送金契約金非対応
同行本支店宛100円月額料金
他行宛165円送金手数料
初期費用・維持費初期契約料スタンダードプラン:5500円
エキスパートプラン:11,000円
当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料スタンダードプラン:550円
エキスパートプラン:1,100円
リアルタイム振込
総合振込初期契約料デビュータイプ:無料
スタンダードタイプ:55,000円
エキスパートタイプ:55,000円
その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数記載なし
月額料金2,200円複数口座の開設上限数10口座
上限処理件数記載なし融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応×
定額自動振込手数料公共料金扱い:16〜33円
一般扱い:33〜55円
日本政策金融公庫の対応

ゆうちょ銀行は、全国の郵便局に支店を持ち、地方でも利用しやすい銀行です。総店舗数は2万を超え、国内第一位を誇ります。

知名度と信用が高いので、法人口座を安心して利用できるでしょう。なお、手数料や料金が、都市銀行よりも安く、コストの削減が期待できます。

ただし、ゆうちょ銀行は法人向けの融資に対応していないため注意が必要です。また、海外送金に対応していないなど、一般的な銀行よりも機能面の制限が多いため、サブバンクとしての利用がおすすめです。

りそな銀行

振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛330円月額料金無料
他行宛605円送金手数料アプリ:2,000円
Web+店舗:7,500円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料りそなビジネスダイレクト(Mini):3,300円
りそなビジネスダイレクト:7,700円
リアルタイム振込
総合振込初期契約料記載なしその他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金記載なし複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数50,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行同一支店宛:220円
同行本支店宛:330円
他行宛:660円
日本政策金融公庫の対応

りそな銀行は、関東・関西圏を中心に法人向けの営業拠点を持つ銀行です。メガバンクとは異なり、地域に密着したサービスを提供している点が特徴です。

具体的には、地元地域での事業承継・M&A支援や中小企業向けの融資商品の提供などです。また、日本政策金融公庫と連携した融資を実施するなど、中小企業・小規模事業者の海外展開に積極的です。企業のさらなる成長を目指す方に適しています。

SBI新生銀行

SBI新生銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛3万円未満:220円
3万円以上:330円
送金手数料円普通預金:2,000円
外貨普通預金:4,000円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込×
総合振込初期契約料記載なしその他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金記載なし複数口座の開設上限数複数開設可能
上限数は記載なし
上限処理件数50,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応×
定額自動振込手数料330円日本政策金融公庫の対応

SBI新生銀行は、北海道〜福岡の主要都市に支店を置く銀行です。令和5年1月4日に「日本長期信用銀行」から「新生銀行」へ変更されたばかりで、聞き馴染みがないという方も多いでしょう。

ただ、法人口座の初期契約料・口座維持手数料、同行宛の振込手数料が無料など、コスト削減に適した銀行です。また、ネットバンキングのアカウント上限数も多いため、各支店・部署での収支管理にも適しています。

SBI新生銀行の詳細を知りたい方は、以下より公式サイトをご確認ください。

まとめ

本記事では、法人口座が開設できるおすすめの銀行11選を比較しました。起業直後でコストや開設の手間を抑えたい方は、ネット銀行で法人口座を開設するのがおすすめです。

振込手数料や各種初期契約料が無料の銀行も多いため、少ない負担で利用できます。また、インターネット上で口座開設の手続きを完結できるため、繁忙で時間の確保が難しい方に適しています。

一方、信用力や融資金額を重視する方は、本記事で紹介した都市銀行を検討してみてはいかがでしょうか。ぜひ、自分に合った銀行・金融機関を見つけ、法人口座を開設してみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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