在宅起業の種類とは?女性にもおすすめの職種も紹介

[投稿日]2022年09月05日 / [最終更新日]2023年12月22日

在宅起業の種類とは?女性にもおすすめの職種も紹介

専業主婦として家事や育児をこなす傍ら、ちょっとしたスキマ時間を使いお金を稼ぎたいと考える方も多いでしょう。

しかし、在宅で取り組める職種や仕事の探し方が分からなければ、どれだけ優れたスキルを持っていても思う存分に発揮できません。

そこで本記事では、女性・ママに在宅起業がおすすめの理由、具体的な職種についても解説します。自身の能力をフルに活かし、プライベートと仕事を両立させたい方は、ぜひ参考にしてください。

在宅起業は女性にもおすすめの働き方

ウイルスパンデミックによって働き方のスタンダードが変化しつつある昨今、もはや仕事は自宅でも効率的に行えるようになりました。

そのため、専業主婦にとっても企業に所属してリモートワークをメインにするのが最適解のように思えるものの、ほとんどの場合理想の環境は得られないでしょう。

  • 会社の求めに応じて出社しなければならない
  • 就業時間が定められている
  • 休む際は有給申請が必要になる(突発的な家庭の事情に対応しにくい)

上記の通り、会社員である以上、プライベートとの両立は難しいことから、専業主婦には自分自身でビジネスを展開する「在宅起業」がおすすめといえます。

  • 完全に自宅で仕事ができる
  • 家庭の状況に合わせて仕事を切り上げられる
  • 人間関係に配慮する必要がない

インターネット需要の拡大に伴い、起業のハードルも格段に低下しているため、自身にマッチした領域を見つけてみてください。

在宅起業は大きく2種類

図解_在宅起業でできる仕事の種類

在宅起業でできる仕事の種類は、大きく以下2通りに分けられていますが、基本的にはいずれもパソコン1つあれば取り組めます。

  • 受託事業
  • 独自サービス提供

自身の事業の方向性を決めるためにも、しっかり押さえておきましょう。

①受託事業

受託事業とは、特定のクライアントと業務委託契約を結び、期間やプロジェクト単位で仕事を進める形態です。

具体的な仕事の取り方は次の通りであり、昨今は初心者でも簡単に使えるプラットフォームが確立されています。

  • クラウドソーシングサイト(クラウドワークス、ランサーズなど)
  • SNS(Twitter、Facebookなど)
  • エージェント紹介案件(ITプロパートナーズなど)

主だった実績がなくても比較的簡単に案件が得られる上に、顔合わせやミーティングも基本的にはオンラインで完結するでしょう。

継続的なクライアントが獲得できれば、会社員並みの収入を得ることも不可能ではないため、起業初心者の専業主婦にはとくにおすすめです。

②商品/サービス提供

在宅起業はクライアントから案件をもらうだけでなく、自分自身でサービスを提供して収入を形成することも可能です。

従来は店舗を設けて対面販売するのが一般的でしたが、IoTやEコマースの仕組みが整備されている現在は、より幅広い領域にチャレンジできるでしょう。

  • フードデリバリー販売をメインとする飲食店(ゴーストレストラン)
  • アフィリエイトサイトの運営
  • ハンドメイドグッズなどのネットショップ

さらに、語学・ヨガ・アートの講師もオンラインで行えるため、クライアントにイニシアティブを握られず「自分の好きなこと」でお金を稼げる点も大きな魅力です。

ただし、受託型とは違い、自身からサービスを拡散する必要があることから、マーケティングのノウハウなども身につけなければなりません。

在宅起業の3つの注意点

図解_在宅起業の注意点

在宅起業は、会社員よりも自由な環境でお金が稼げる一方、以下のポイントには注意する必要があります。

  • 仕事とプライベートの境目がなくなりやすい
  • コミュニケーション不足になりやすい
  • 住所公開のリスクがある

理想の環境を手に入れるためにも、ぜひ参考にしてください。

▲1 仕事とプライベートの境目がなくなりやすい

在宅起業はほぼすべての業務を自宅で行う性質上、プライベートとの境目がなくなり、上手く仕事を進められない可能性があります。

たとえば、家の中にはテレビやゲーム、お菓子といった誘惑が溢れているため、締め切りが迫っていても「ついついラクな方に流れてしまう」ことも少なくないのです。

一方、ワーカホリックな気質が強いと以下のように「プライベートが疎かになる」ケースも多く、上手く息抜きできないことから、メンタルバランスも崩してしまうかもしれません。

  • 仕事のことが頭から離れず家族の団らんが減る
  • 睡眠時間が不足して心身共に疲弊する

最悪の場合、「会社員の方がワークライフバランスが取れていた」という結果にも繋がりかねないので、在宅起業では業務に打ち込む時間とプライベートを明確に線引きし、きちんと気持ちを切り替えた方が良いでしょう。

▲2 コミュニケーション不足になりやすい

在宅起業は、ほぼすべての活動がオンラインだけで完結するため、家事や育児と両立させやすい一方、社会的なコミュニケーションが不足しやすい点に注意しなければなりません。

もちろん、家族との日常的な会話は行えますが、外部とやり取りする機会がなければ、以下のような状態に陥ってしまうでしょう。

  • 社会のトレンドに疎くなってしまう
  • 新たなビジネスチャンスに恵まれなくなる

したがって、どれだけ仕事が忙しくても同業界でのセミナー・交流会に参加して、定期的に最新情報が仕入れられる環境に身を置くのがおすすめです。

また、どうしても時間が取れないのであれば、TwitterなどのSNSで事業者コミュニティに参加し、スマホ上だけでもコミュニケーションを図ってみてください。

▲3 住所公開のリスクがある

自宅を拠点にビジネスを行う在宅起業は、クライアントに対して住所を公開しなければならないリスクがあります。

  • クライアントとの業務委託契約書に記載
  • ネットショップなどは「特定商取引法」によって住所の記載が必要

クラウドソーシングを介した受託のみにすれば回避できますが、自身のサービスを展開するのなら、高い確率で住所を開示しなければなりません。

そのため、もし家族のプライベートも考慮して非公開にしたい場合は、バーチャルオフィスなどの「住所だけをレンタルするサービス」を使うか、そもそも公開の必要性が低い以下のような業種を選んでみてください。

  • アフィリエイトサイト運営
  • 動画配信
  • 電子書籍販売

取り組める領域が狭まるデメリットはある一方、外部に住所が知られることはほとんどないため、トータルバランスを考慮して決めていきましょう。

在宅起業におすすめの4つの仕事

ここからは、在宅起業におすすめの職種を4つ確認していきましょう。

  • ネットショップ運営
  • Web制作
  • 動画編集
  • Webライティング

起業を目指しつつ、具体的な職種を決めかねている方は、ぜひ参考にしてください。

①ネットショップ運営

ネットショップ運営は、最も在宅起業しやすい業種の1つであり、実店舗を準備する必要がない手軽さに加え、以下のように様々なジャンルにチャレンジできるメリットがあります。

  • ハンドメイドのアクセサリー
  • ケーキ・お菓子などの食品
  • 洋服や靴など

また、月額定額でAmazonや楽天といった大手ECサイトで出品することも可能であり、マーケティングに自信がなくても効率的な販売活動が行えるでしょう。

参考までに、受注を受けてから商品を仕入れる「ドロップシッピング」は、メーカーから直接発送されることから在庫リスクが発生しません。

ただし、海外で買い付けるエージェントに多額の手数料を支払うケースもあるため、契約関連にはきちんと目を通しておいてください。

②Web制作

Web制作とは、企業や個人からの依頼に基づいてサイトを構築する仕事を指しており、場合によってはデザインまでワンストップで行うケースもあります。

  • サイトのコーディング
  • クライアントが希望するコンテンツの制作
  • LP(ランディングページ)の構築

加えて、Web制作はクラウドソーシングでの受託だけでなく、自身でサービスを提供することも可能であり、Web制作者やライターをアウトソーシングで増やしていけば、どこまでも事業を拡大していけるでしょう。

もちろん、プライベートとも調整しやすいため、Web関連のスキルがあるのなら、ぜひチャレンジしてみてください。

③動画編集

YouTubeの広告収入で莫大な利益を上げる事例が増加している昨今は、動画編集も需要の高い分野の1つです。

そして、ユーチューバーから提供された素材に手を加えるだけでなく、Tik Tokでの企業プロモーション作成や結婚式のメッセージ動画といったジャンルも人気となっており、活躍の場は年々広がっています。

  • 素材のカット作業
  • テロップの挿入
  • 効果音・BGMの挿入

上記の作業に加えて、ライティングスキルがあれば台本制作などもワンストップで請け負えるため、こちらも横展開しやすい職種といえるでしょう。

ただし、動画編集は無料ソフトでも行えますが、より効率とクオリティを向上させるには最低でも数万円のソフトを導入しなければなりません。

したがって、ある程度のコストがかかる点には注意してください。

④Webライティング

Webライティングは、数ある職種の中でも最も起業しやすく、比較的案件の獲得も容易なメリットがあります。

事実、クラウドソーシングサイトでは、未経験者を対象に1文字あたり0.1~0.5円ほどで頻繁に募集がかかっており、以下のように執筆ジャンルも豊富です。

  • 金融系:FX、株式、仮想通貨トレードなど
  • 生活系:トランクルーム、クリーニングなど
  • 趣味系:レジャー、おすすめスポットなど

また、ライティングといっても、小説や新聞紙のコラムを書くような本格スキルまでは必要とされておらず、低単価案件なら「リサーチした内容を正確に落とし込める能力」さえあれば問題ないでしょう。

加えて、Web制作のスキルもあれば、ライティングとワンセットでサービス提供できるため、横展開しやすい魅力もあります。

まとめ

本記事では、専業主婦に在宅起業がおすすめな理由や注意点、具体的な職種なども解説してきました。

在宅起業は、自身の好きな時に働ける自由度に加えて、わずらわしい人間関係から解放されるメリットもあります。

さらに、インターネット需要が高まっている昨今は、オンライン上で多彩な職種にチャレンジできることから、これまで培ってきたノウハウも存分に発揮できるでしょう。

一方、外部とのコミュニケーションやプライベートとの線引きを意識しなければ、健全な事業運営は行えないため、本記事の内容を参考にしながら、理想の環境を構築してみてください。

参考:集客効果のある色を解説!目立つ色が良いわけではない? |動画制作 TSUTA-MARKE MEDIA |東京

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この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

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