バーチャルオフィスで簡易書留は受け取れる?受け取りまでの流れも解説

[投稿日]2023年11月20日 / [最終更新日]2024年01月09日

バーチャルオフィスで簡易書留は受け取れますか?

バーチャルオフィスで簡易書留は受け取れますが、代理サインが必要です。そのため、バーチャルオフィスでの簡易書留の取り扱いは運営者によって異なります。

バーチャルオフィスによっては受け取るスタッフがいない場合や、代理サインに手数料がかかる場合もあるので、あなたがどこまでサービスを必要としているかを確認し、バーチャルオフィスを選んでみてください。

バーチャルオフィスが提供しているサービスのひとつに、郵便物サービスがあります。普通郵便の受け取りはもちろん可能ですが、簡易書留の受け取りはできるのか疑問に思ったことはないでしょうか。

本記事では、簡易書留の概要や、バーチャルオフィスの簡易書留に対する扱いについて解説します。バーチャルオフィス1の簡易書留に対する扱いや転送までの流れも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

簡易書留とは

簡易書留とは、郵便局が提供しているサービスのひとつ

簡易書留とは、郵便局が提供しているサービスのひとつです。郵便物の引き受けから配達までの過程を記録してもらえたり、郵便物が相手に届かなかった場合に原則5万円までを賠償してもらえたりします。そのため、重要書類の送付や補償をつけたい場合に利用されます。

簡易書留を受け取るにはサインが必要ですが、本人以外でも受け取り可能です。1回の配達で受け取れなかった場合でも、当日中や休日に指定して受け取ることもできます。

簡易書留を利用するには、通常の郵便代に350円が上乗せされます。

簡易書留と一般書留の違い

簡易書留と似たサービスに「一般書留」があります。どちらも郵便局が提供しているサービスですが、費用と内容が若干異なります。

【簡易書留と一般書留の違い】

簡易書留一般書留
費用+350円+480円
サービス内容当日中・休日の配達
配送日・時間帯希望再配達
郵便追跡システム(引き受けと配達のみ記録)
当日中・休日の配達
配送日・時間帯希望再配達
郵便追跡システム(引き受けから経由した郵便局、配達までをすべて記録)
賠償額5万円まで500万円まで
参考:書留 | 日本郵便株式会社

内容を比較すると、費用が高い分一般書留のほうが充実したサービス内容です。一般書留は主に金・銀・ダイヤモンドなど、高価な品を発送する際に利用されます。

簡易書留を使う場面

簡易書留は以下のケースでよく利用されます。

  • クレジットカードや重要書類を発送するとき
  • 5万円以下の品を発送するとき
  • 郵便物が相手に届いたかを確認したいとき
  • 一般書留より郵送費用を安くしたいとき

簡易書留は郵便物の安全性を高めつつ、配達の記録を確認したい場合に便利なサービスです。

簡易書留の取り扱いはバーチャルオフィスによって異なる

簡易書留の取り扱いはバーチャルオフィスによって異なる

事業年数を重ねると、簡易書留が届く回数は多くなるでしょう。簡易書留はバーチャルオフィスによって扱いが大きく異なります。扱いを確認せずに利用した場合、簡易書留を受け取れなかったり、思わぬ追加費用が発生したりするかもしれません。

以下では、バーチャルオフィスの簡易書留に対する扱いの違いについて解説します。さまざまなケースがあるので、入会前には必ず確認しましょう。

特に転送時の扱いがバーチャルオフィスによって異なるので注意

バーチャルオフィスによって簡易書留の扱いは異なります。なかでも、簡易書留を転送するときの費用と転送周期、発送方法に注意しましょう。

【転送費用・周期・発送方法の違い】

バーチャルオフィス1A社B社C社
転送費用郵送費用のみ郵送費用+300円660~880円660円
転送周期普通郵便と同じ周期普通郵便と同じ周期普通郵便と同じ周期翌日発送
発送方法普通郵便簡易書留レターパックライト簡易書留

最安プランでは受け取ってもらえないケースも

複数のプランを設けているバーチャルオフィスの最安プランでは、郵便物を一切受け取らない内容になっているところがあります。

郵便物を受け取ってもらえないプランを選択した場合、プランのアップグレードの要求や差出人への返却、バーチャルオフィス側で強制破棄される可能性があります。事業をしながらでは負担が大きくなるため、郵便物を受け取れるプランを選択するほうがおすすめです。

受付にスタッフがいない場合は不在票の対応に

簡易書留は受け取る人とサインが必要です。そのため、バーチャルオフィスにスタッフがいない場合は簡易書留を受け取れず、不在票をもらうことになります。

受付にスタッフがいる場合、簡易書留の受け取りが可能です。スタッフがいない場合と比較し、大幅な時間の節約ができます。

受け取りに追加費用がかかるケースも

簡易書留を受け取るにはサインが必要ですが、バーチャルオフィスによってはサインに手数料がかかります。手数料は運営者によって異なり、相場は1通300円前後ですが、バーチャルオフィス1では受け取りサインに手数料はかかりません。

簡易書留が複数届くとそのたびに手数料がかかるため、バーチャルオフィスの月額料金が安くても郵便物関係の費用を含んだ総額で見ると高くなります。

バーチャルオフィス1の簡易書留の取り扱い

バーチャルオフィス1の簡易書留の取り扱い

簡易書留は運営者によって追加費用がかかったり、簡易書留を受け取れなかったりするケースがあります。しかし、バーチャルオフィス1では無料で簡易書留の代理サインを実施しています。

以下では、バーチャルオフィス1の簡易書留の取り扱いを紹介します。

簡易書留の代理サインは無料

バーチャルオフィス1では、基本料金内で簡易書留の受け取りが可能です。代理サインに追加の手数料はかかりません。

また、簡易書留を含む郵便物の転送時にかかる費用は、当社が規定した郵送費用以外かかりません。梱包代や保管料も一切かからないため、かかった費用が簡潔明瞭です。

【バーチャルオフィス1の郵送費用】

重さ郵送費用
50gまで150円
100gまで200円
150gまで300円
250gまで400円
500gまで500円
500g以上宅急便

受付にスタッフが常駐

渋谷店・広島店ともに受付スタッフが常駐しているため、簡易書留が郵便局に返されることはありません。

また、11時から16時までスタッフが在中していることを郵便局に伝えており、時間内に配達されます。スタッフがいないことで簡易書留の受け取りができなかったことは今までございません。

現金書留・本人限定受取郵便は不在票で対応

バーチャルオフィス1では、現金書留・本人限定受取郵便は受け取りできません。代わりとして、不在票を受け取り、LINEにて通知いたします。LINE通知は登録した方のみ利用可能です。

また、不在票の受け取りに追加費用が発生することはありません。

バーチャルオフィス1の簡易書留の受け取りから転送までの流れ

バーチャルオフィス1の簡易書留の受け取りから転送までの流れ

バーチャルオフィスに簡易書留が届いてから転送するまでの流れを紹介します。受け取りから転送までは、以下の4ステップです。

①バーチャルオフィス1が郵便物を受け取る

簡易書留がバーチャルオフィス1に到着した後、代理サインして受け取ります。

ただし、簡易書留でも受け取れないものが到着した場合、不在票を受け取りLINEで通知します。受け取れない郵便物は以下のとおりです。

  • 現金書留、内容証明、本人限定受取郵便
  • 裁判所等から送達された公的または法的な書類、その他の重要書類
  • 壊れ物、貴重品(現金、有価証券、美術品、宝石、貴金属類、印章、通帳、個人名義のキャッシュカード、クレジットカード等を含む)
    ※当社住所にて法人登記された法人宛のキャッシュカード、クレジットカードは除く
  • 生もの、冷蔵・冷凍が必要なもの
  • 生き物、湿気、臭気を発する物品、その他不潔な物品
  • 危険物(銃器、刀剣類等法令に違反する物品、揮発性・発火性を有する物品・薬物等を含む)、違法な薬物・薬品
  • 代金引換によるもの、着払いのもの
  • 3辺の合計が120cmを超えるもの
  • 一度に多量の郵便物、小包等
  • 前各号のほか、法令に違反するもの、および当社が適当でないと判断したもの

②受け取った旨をユーザーに連絡する

届いた簡易書留は写真を撮影し、ユーザーへLINEで通知します。写真を送るため、ユーザーは何が届いたかすぐに確認可能です。

なお、LINE通知サービスはLINEを登録したユーザーのみとなります。

③バーチャルオフィス1が郵便物を保管する

ユーザーに転送するまで、バーチャルオフィスで簡易書留を保管します。来館での受け取りを希望する場合は、毎週木曜日までにご連絡ください。

④郵便物を転送する(直接引き取りも可能)


転送日になりましたら、ユーザー宛てに簡易書留の状態で転送します。窓口での受け取りを申し込んだ場合は、スタッフが直接簡易書留をお渡しします。

郵便物サービスを比較するときのポイント

郵便物サービスを比較するときのポイント

バーチャルオフィスによって異なる郵便物サービスですが、どこを比較すれば良いかわからないですよね。内容が単純なところから複雑なところまでさまざまです。

しかし、バーチャルオフィスの郵便物サービスを比較するときのポイントは明確にあります。ポイントは郵便物の受け取りや費用、転送などの9つです。

郵便物サービスの比較ポイントについて詳しくはこちら▼

バーチャルオフィスの郵便物(宅配便)転送サービスについて徹底解説

郵便物サービスの充実度で選ぶならバーチャルオフィス1

バーチャルオフィス1

郵便物サービスが充実しているバーチャルオフィスを選ぶなら、バーチャルオフィス1がおすすめです。バーチャルオフィス1では、月額880円(税込)+郵送費用で以下の郵便物サービスが利用可能です。

  • 月4回の郵便物転送
  • 郵便物の到着状況をLINEで通知(LINE登録された方のみ)
  • 簡易書留の代理サイン
  • 受け取れない郵便物については不在票を通知
  • 11時から16時まで来館による受け取りが可能

月額料金を抑えつつも、郵便物に関してお任せしたい方は、バーチャルオフィス1をぜひ検討してみてください。

まとめ

バーチャルオフィスで簡易書留は受け取れますが、代理サインが必要です。しかし、バーチャルオフィスによっては受け取るスタッフがいない場合や、代理サインに手数料がかかる場合もあります。

月額料金が上がるほど郵便物サービスの充実度も上がる傾向にあるもの。あなたがどこまでサービスを必要としているかを確認し、バーチャルオフィスを選んでみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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