ソニー銀行の法人口座は開設できる?他のおすすめなネット銀行もご紹介!

[投稿日]2025年05月26日 / [最終更新日]2025年06月07日

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ソニー銀行の法人口座は開設できる?他のおすすめなネット銀行もご紹介!

ソニー銀行は、各種手数料の安さや提携ATMの多さが魅力のネット銀行です。ソニー銀行で「法人口座を開設できるのか」と疑問に思う方が多いのではないでしょうか。

本記事では、ソニー銀行の法人口座を開設できるか否かを紹介します。後半では、ソニー銀行以外の、法人口座を開設できるおすすめのネット銀行も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ソニー銀行の法人口座は開設できる?

ソニー銀行では、法人口座を開設できません。実際、公式サイトには以下の記載があります。

Q 【口座開設】 ソニー銀行ではどうして法人・屋号の口座を開設できないのですか?

A ソニー銀行は、一人ひとりのお客さまがそれぞれのライフスタイルや目的にあわせて資産運用や貯蓄について考え、実行するための商品やサービスを提供しています。法人のお客さま向けの商品・サービスは提供していませんので、あらかじめご了承ください。

引用:よくあるご質問|ソニー銀行

上記の通り、ソニー銀行は法人向けのサービスを提供しておらず、個人口座しか開設できません。そのため法人口座が必要な場合は、他の銀行を検討すると良いでしょう。

ソニー銀行の個人口座を法人用の口座として使用できる?

ソニー銀行の個人口座を法人用として使える?

ソニー銀行の個人口座を法人用の口座として利用することは可能です。しかし、取引や経理の面で多くのリスクが伴うため、可能であれば他の銀行で法人口座を開設するのがおすすめです。

たとえば、個人口座を法人用として利用すると、税務調査の際に「個人と法人の資金を適切に分けて管理していないのではないか?」と疑念を持たれる可能性があります。また、請求書に個人口座を記載すると、「信用力に問題があるため法人口座を持てないのでは?」と取引先から不安視される恐れもあるでしょう。

ソニー銀行の個人口座を法人用途で使うと、税務対応や信頼性の面でのデメリットがあります。こうしたデメリットを回避するためには、他の銀行で法人口座を開設するのが良いでしょう。

【代替案】法人口座が開設できるネット銀行5選をご紹介

法人口座が開設できるネット銀行5選

ソニー銀行の代替案として、法人口座が開設できるおすすめのネット銀行5選を紹介します。今回ネット銀行に限定した理由は、店舗型銀行に比べて各種手数料が安く、口座開設までの期間が短いためです。

ソニー銀行も上記の特徴を持つネット銀行なので、比較的サービス内容が類似している以下5行を紹介します。

他行宛振込手数料口座維持手数料審査期間
GMOあおぞらネット銀行145円
※129円
※振込料金とくとく会員
無料最短即日~3営業日程度
住信SBIネット銀行145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
無料オンライン申請:最短翌営業日
郵送申請:2~3週間程度
PayPay銀行通常:160円
※月5回まで0円
無料最短3日
楽天銀行3万円未満:150円
3万円以上:229円
無料2週間程度
イオン銀行5万円未満:220円
5万円以上:440円
無料1~2週間以上

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※129円
※振込料金とくとく会員
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスインターネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円
※129円
※振込料金とくとく会員
日本政策金融公庫の対応
審査期間最短即日~3営業日程度
金利円普通預金:0.20%
円定期預金:0.20〜0.320%

GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料の安さとビジネス向けの機能が特徴のネット銀行です。他行宛の振込手数料は一律145円と、非常に安価な水準です。

また、月額500円の「振込料金とくとく会員」に加入すれば、他行宛の手数料は1件あたり129円に割引されます。取引件数の多い法人や頻繁に送金を行う法人は、大幅なコスト削減が期待できます。

そのほか、最大1,000万円の借入が可能な融資商品や、バーチャル口座の発行など、事業に役立つサービスが多数提供されています。手数料を抑えながらも、実務に役立つ機能を備えたネット銀行を選びたい方には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金通常:50,000円
SDGs事業者プログラム
対象者:25,000円
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
送金手数料2,500円
初期費用・インターネットバンキング利用料初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスインターネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
日本政策金融公庫の対応
審査期間オンライン申請:最短翌営業日
郵送申請:2~3週間程度
金利円普通預金:0.20%
円定期預金:0.225〜0.40%

住信SBIネット銀行は、振込手数料の安さと口座開設の手軽さが魅力のネット銀行です。同行本支店宛の振込はすべて無料、他行宛も一律145円と低水準に設定されています。

また、振込件数に応じて手数料が割引される「振込優遇プログラム」を提供しています。これにより、他行宛振込手数料が最大130円まで割引される点が特徴です。

口座開設はオンラインで完結し、本人確認書類1点で申し込みが可能です。決算書や履歴事項全部証明書を審査時点で用意する必要がないため、書類の準備期間が短縮でき、スピーディーに口座を開設できるでしょう。

インターネットバンキングの使い勝手も良く、融資商品やPay-easy、日本政策金融公庫にも対応しています。コストを抑えつつ利便性を重視したい法人には、住信SBIネット銀行がおすすめです。

PayPay銀行

PayPay銀行
振込手数料同行同一支店宛通常:55円
※月5回まで0円
※預金平均残高3,000万円以上
海外送金契約金無料
同行本支店宛通常:55円
※月5回まで0円
月額料金無料
他行宛通常:160円
※月5回まで0円
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスインターネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金1,100円複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:55円
他行宛:160円
日本政策金融公庫の対応
審査期間最短3日
金利円普通預金:0.20%
円定期預金:0.225〜0.35%

PayPay銀行は、スマホ完結の手続きと優れたインターフェースが魅力のネット銀行です。法人口座の申し込みから開設まで、すべてスマートフォン1台で完了できます。

必要書類は、条件次第で本人確認書類1点のみと少なく、忙しい法人代表者でも手間なく口座を開設できるでしょう。また、インターネットバンキングは視認性・操作性ともに高く、直感的に使える設計です。

振込手数料は、前述の2行には及ばないものの比較的安価です。審査期間も最短3日と短く、スピードを重視する法人にもおすすめの法人口座と言えます。

楽天銀行

楽天銀行
振込手数料同行同一支店宛52円海外送金契約金無料
同行本支店宛52円月額料金無料
他行宛3万円未満:150円
3万円以上:229円
送金手数料1,000円
初期費用・インターネットバンキング利用料初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
インターネットバンキング利用料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスインターネットバンキングのアカウント上限数200アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
日本政策金融公庫の対応
審査期間2週間程度
金利円普通預金:0.20%
円定期預金:0.225〜0.50%

楽天銀行は、サービス内容が非常に充実している点が魅力です。インターネットバンキングのアカウント上限数が200件と多く、組織内での権限分担や管理に柔軟に対応できます。

また、給与振込や最大1億円の大口ビジネスローンを提供するなど、店舗型銀行のようなサービス内容です。定期預金の金利も最大年0.50%と高く、余剰資金の運用面でもメリットがあります。

一方で、他行宛の振込手数料は3万円未満で150円、3万円以上で229円と、ネット銀行としてはやや高めの設定です。そのため、コストよりも将来的な組織規模の拡大を見据えて、長く使える口座を開設したい法人に適しています。

イオン銀行

イオン銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛5万円未満:220円
5万円以上:440円
送金手数料送金金額に応じて変動
初期費用・インターネットバンキング利用料初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
※書面での届出が必要
インターネットバンキング利用料2,200円リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスインターネットバンキングのアカウント上限数記載なし
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数50,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応×
定額自動振込手数料同行:無料
他行宛:110円
日本政策金融公庫の対応×
審査期間1~2週間以上
金利円普通預金:0.20%
円定期預金:0.250%〜0.710%

イオン銀行は、定期預金の金利が非常に高いネット銀行です。円定期預金の金利は最大年0.710%であり、他のネット銀行と比較しても高い水準です。

また、他行宛の通常振込手数料は5万円未満で220円、5万円以上が440円と高めですが、定額自動振込の手数料が非常に安価に設定されています。こちらは、同行宛が無料、他行宛でも1件あたり110円です。

定額自動振込の利用頻度が高い法人は、コストを大幅に削減できるでしょう。ただし、インターネットバンキングの利用料として2,200円が発生したり、通常の振込手数料が高かったりと、メイン口座としてはやや使いづらい側面もあります。

したがって、資金運用や定期的な振込など、特定の目的で法人口座を運用したい方に適しています。

まとめ

本記事では、ソニー銀行での法人口座の開設可否を紹介しました。結論、ソニー銀行では法人口座を開設できないため、別の銀行を検討する必要があります。

代替を見つける際には、ネット銀行を比較・検討するのがおすすめです。ネット銀行は各種手数料が安く、比較的短期間で口座を開設できるなど、ソニー銀行とサービス内容が似ているためです。

以下の記事では、法人口座を開設できる11の銀行を、さまざまな項目別に比較しています。銀行選びのポイントもまとめていますので、参考にしてみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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