広島県尾道市の起業・創業支援

[投稿日]2024年08月21日 / [最終更新日]2024年08月27日

【公式HP】https://www.city.onomichi.hiroshima.jp/

今回の記事では、広島県尾道市の起業・創業支援についてまとめてあります。
特に下記項目に関して詳しくご紹介していきます。

  • 創業融資・斡旋融資
  • 補助金・助成金
  • 創業セミナー・起業塾・交流会
  • 個別相談
  • 専門家の紹介制度
  • シェアオフィスなどのインキュベーション施設
  • 認定特定創業支援事業

広島県尾道市で起業・創業をお考えの方は参考にしてみてください。
なお、広島県尾道市と連携して起業・創業支援を行っている団体の紹介もしておりますので、そちらもご参照ください。

はじめに

尾道市の起業・創業支援体制

尾道市では、市内の産業の活性化を図ることを目的に、各支援期間と連携して、創業資金の融資補助や、資金補助、相談会の開催などを行っています。
尾道市特定創業支援等事業の各支援機関には、尾道商工会議所、尾道地域中小企業支援センター、因島商工会議所、尾道しまなみ商工会などがあります。

また、尾道市にある「きっかけオノミチ合同会社」は、特定創業支援等事業の支援機関ではありませんが、尾道市政策企画課協働統計係 協働のまちづくりと連携し、「若者チャレンジ講座」を運営しています。尾道市内で「何かをやってみたい」、「地域内で活動している人と繋がりたい」と考えている方を応援する講座となっています。 

出典: 尾道市特定創業支援等事業のご案内尾道市創業支援等事業計画(概要版)若者チャレンジ講座 – 尾道市ホームページ

尾道市と連携して創業支援している団体

尾道商工会議所(尾道地域中小企業支援センター)

 【公式HP】https://onomichi-cci.or.jp/

尾道商工会議所は、尾道市と連携して、起業や創業における悩みごとの継続支援を行っています。また同施設内に、尾道地域中小企業支援センターもあります。

資金使途にあった融資制度の提案や、中小企業の経理・優遇税制、助成制度、などの企業経営上の問題解決のサポートやこれから事業を始める方向けのサポートがあります。

創業をお考えの方には、ビジネスプランの立て方、開業資金が不足する場合の融資制度紹介、開業手続きといった、創業に関する疑問や不安を相談できる窓口が設置されています。

出典:創業相談(尾道地域中小企業支援センター) – 尾道商工会議所

因島商工会議所

【公式HP】https://in-no-shima.jp/

因島商工会議所は、これから起業したい方やが事業資金を借りるための、公的融資制度の斡旋を行ったり、すでに事業を始めている人に対しては、販路拡大に関する相談や、講演会や研修会の情報を提供しています。

尾道しまなみ商工会

 

【公式HP】https://onomichi-shimanami-shoko.jp/

当商工会は行政合併以前に存在していた御調町、向東町、向島町、瀬戸田町の4商工会が合併して設立され、山を持つ北部の御調地域と尾道市街から尾道水道を挟んだ対岸の向島地域(向東町、向島町)、そして生口島・高根島の瀬戸田地域で構成されています。

出典:尾道しまなみ商工会

日本政策金融公庫 尾道支店

【公式HP】日本政策金融公庫 尾道支店

日本政策金融公庫尾道支店は、6月2日に尾道市新浜1丁目から同市東御所町のJB本四高速尾道ビル4階に店舗を移転いたしました。

昭和31年から58年間、全国152支店の中でも最も歴史のある店舗として営業しておりましたが、老朽化に伴いこの度の移転となりました。

日ごろからご利用いただいているお客さまには馴染みのある旧店舗を惜しむ声もいただきましたが、新店舗はJR尾道駅前に立地しており旧店舗に比べ利便性が向上しますので今後も足を運んでいただければと思います。

出典:日本政策金融公庫 尾道支店 国民生活事業 – 尾道商工会議所

ひろしま産業振興機構

【公式HP】https://www.hiwave.or.jp/

主な業務は、「事業化の支援」「知財活用の支援」「市場化の支援」「研究開発の支援」「取引先開拓の支援」「国際ビジネスの支援」「施設利用」などさまざまです。

設立当初は、研究開発の推進や技術革新の進展に即応した人材の養成などを主な事業としておりましたが、平成14年に財団法人広島県産業振興公社と広島県国際経済交流協会を統合してからは、創業・新事業展開、経営革新、経営基盤の強化、国際ビジネスの支援などの事業を加え、県内企業の様々な取組みを総合的に支援する公益法人となりました。ひと言で説明すると「県内企業を支援する公益法人」です。

出典:ひろしま産業振興機構

尾道市起業・創業支援一覧 

項目内容
斡旋融資・創業融資尾道市による斡旋融資制度はありません。
尾道市の創業融資として、「創業資金利子補給金交付制度」があります。
補助金・助成金尾道市には、尾道市創業支援補助金があります。
創業セミナー・起業塾尾道市には、きっかけオノミチ合同会社が運営する「若者チャレンジ講座」という半年間全5回開催される講座があります。
交流会×尾道市が行っている交流会はありません。
個別相談×尾道市が行っている個別相談はありません。
専門家の紹介制度×尾道市が行っている専門家の紹介制度はありません。
シェアオフィスなどのインキュベーション施設×尾道市が運営しているシェアオフィス、インキュベーション施設はありません。
認定特定創業支援事業尾道市には特定創業支援事業があります。
その他支援尾道市に移住し開業する事業者向けに、開業支援事業があります。

尾道市の斡旋融資・創業融資

尾道市の斡旋融資制度

尾道市による斡旋融資制度はありません。

尾道市の創業融資制度

創業資金利子補給金交付制度(尾道市)

尾道市内での新規事業の創出を支援し、経済活性化を図ることを目的に新規創業者が負担した創業に係る資金の利子相当額を2年間補助してくれる制度です。
この制度を利用することにより、創業時の金銭的負担を少しでも軽減することができます。
融資の対象になる資金や概要は以下の通りです。

融資対象・(株)日本政策金融公庫の創業に係る資金
・広島県制度融資の創業支援資金
対象者尾道市内に事業所を有している事業者
上記資金の対象融資を受けて1年以内に創業した事業者、または、創業後1年以内に融資を受けた事業者(第2創業は除く)
尾道市税(市県民税・固定資産税・都市計画税・軽自動車税・法人市民税)を滞納していない事業者
融資内容1事業につき1回限り、融資の当初2年間の支払利子相当額
(1,000円未満の端数は切り捨て)
※補給額の上限は年間30万円
申請期間および補給金交付時期・前期(1月~6月分)
7月末までに補給金交付申請、9月末までに交付
・後期(7月~12月分)
1月末までに補給金交付申請、3月末までに交付
問い合わせ先商工課商工振興係
〒722-8501広島県尾道市久保1丁目15-1 本庁舎1階
TEL:(0848)38-9182 FAX:(0848)38-9293
出典:創業資金利子補給金交付制度 

尾道市の補助金・助成金

尾道市創業支援補助金(尾道市)

尾道市では、これから新しく創業する方や、尾道市で新たに事業を開始しようと具体的な計画を有する新規事業者に対して、事業所開設に要する建物の改修または修繕にかかる経費について補助する制度があります。

補助対象

【対象者】

  • 事業を営んでいない個人または法人であり、尾道市内において新たに事業を開始しようとする具体的な計画を有している方

【対象経費】

  • 事業所開設の整備に要する経費
    建物の改修または修繕の実施に関しては、尾道市内に本店および支店などが所在する施工業者に発注することが条件で、50万円を上限とし、補助率は1/2となっています。
補助要件
  • 尾道市内に事業所を設置しようとする新規事業者
  • 特定商業支援事業を受けた証明書を有するもの
  • 創業資金融資で事業所解説の設備資金を対象とする事業であること
問い合わせ先 尾道市役所商工課商工振興係
尾道市久保一丁目15番1号
TEL:0848-38-9182 FAX:0848-38-9293

出典:令和6年度創業支援事業の募集について令和6年度尾道市創業支援補助金の募集について

尾道市の創業セミナー・起業塾

若者チャレンジ講座(きっかけオノミチ合同会社)

出典:若チャレ

尾道市では、きっかけオノミチ合同会社が主催で、若者チャレンジ講座を開催しています。

尾道市でこれから起業してみたいという方のための講座で、半年間全5回(月1回程度)開催されています。講師やアドバイザー、運営スタッフからのサポートを受けることが可能で、OGOBや地域ゲストと一緒に半年間かけてプランを磨いていきます。

出典:若チャレ若者チャレンジ講座 – 尾道市ホームページ

尾道市の交流会

尾道市が行っている交流会はありません。

尾道市の個別相談

尾道市が行っている個別相談はありません。

尾道市の専門家の紹介制度

尾道市が行っている専門家の紹介制度はありません。

尾道市のシェアオフィスなどのインキュベーション施設

尾道市が運営しているシェアオフィス、インキュベーション施設はありません。

尾道市の認定特定創業支援事業

尾道市では、創業者の経営、財務、人材育成、販路開拓等の知識習得を目的として継続的に行う創業支援「特定創業支援等事業」が行われています。

1ヶ月以上の期間で、継続的に合計4回以上の支援を受けた創業者には、税の軽減や貸付利率の引き下げなど、さまざまな優遇措置が適用されます。

優遇措置の内容については以下の通りです。

(1)会社設立時の登録免許税の軽減措置

創業前または創業後5年未満の個人が、市内で会社を設立する際の登録免許税の軽減を受けることが可能です。
※会社とは、株式会社または合同会社を指します。
※株式会社または合同会社は、資本金の0.7%の登録免許税が0.35%に軽減(株式会社の最低税額15万円の場合は7.5万円、合同会社の最低税額6万円の場合は3万円の軽減)されます。

(2)創業関連保証の特例

無担保、第三者保証人なしの創業関連保証を、事業開始の6か月前から利用することが可能です。
※創業を行おうとする者、事業を営んでいない個人が利用可能。

(3)日本政策金融公庫新規開業支援資金の貸付利率の引き下げ

新規開業支援資金の貸付利率の引き下げの対象として、同制度を利用することが可能です。

(4)尾道市創業支援補助金

市内において新たに創業する者に対して、事業所開設の整備に要する経費(建物の改修費または修繕費)の2分の1を予算の範囲内において助成(限度額50万円)

出典:尾道市特定創業支援等事業のご案内 – 尾道市ホームページ

尾道市のその他支援

令和6年度開業支援事業(尾道市)

尾道市に移住し開業する事業者に対して、開業に要する初期費用のための経費の一部を助成する制度です。さらに、39歳以下の移住者には「若手創業者等応援給付金」が交付されます。

補助対象
  • 【対象者】
    尾道市に移住予定で、尾道市内で新たに事業所を開設予定の事業者
  • 【対象経費】
    事業所解説の整備に要する経費
    建物の改修または修繕の実施に関しては、尾道市内に本店および支店などが所在する施工業者に発注することが条件で、50万円を上限とし、補助率は1/2となっています。
補助要件
  • 尾道市転入直前に広島県外で1年以上居住しており、この補助金の申請日時点で移住から1年を経過していない者(まだ移住していない場合は開業日時点で移住していること)
  • 尾道市に移住する以前に他地域で1年以上事業経営を行っており、市内に開業する事業について十分な調査
  • 研究に基づいた経営計画及び資金計画を有し、事業の継続発展が見込まれること
  • 尾道市に定住し、開業することを通じて地域の活性化に貢献する意思を持っていること
  • 自治会等に加入し、自治会活動等に積極的に参加すること
  • 開業後3年間、営業状況を報告すること
  • 令和7年3月31日までに開業すること
問い合わせ先 尾道市久保一丁目15番1号
尾道市役所商工課商工振興係
TEL:0848-38-9182 FAX:0848-38-9293

出典:令和6年度開業支援事業の募集について令和6年度尾道市開業支援補助金の募集

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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