大阪府富田林市の起業・創業支援

[投稿日]2024年10月21日

出典:富田林市

今回の記事では、大阪府富田林市の起業・創業支援についてまとめてあります。
特に下記項目に関して詳しくご紹介していきます。

 ● 創業融資・斡旋融資

 ● 補助金・助成金

 ● 創業セミナー・起業塾・交流会

 ● 個別相談

 ● 専門家の紹介制度

 ● シェアオフィスなどのインキュベーション施設

 ● 認定特定創業支援事業

大阪府富田林市で起業・創業をお考えの方は参考にしてみてください。
なお、大阪府富田林市と連携して起業・創業支援を行っている団体の紹介もしておりますので、そちらもご参照ください。

はじめに

富田林市では、連携団体である富田林商工会と協力し、年間30人の創業者を目指して支援を行っています。そして地域事業者の発展や、地域雇用の促進につなげたいと考えています。

特に補助金支援に力を入れており、市内で創業を目指している方に「創業支援補助金」を支援し、広告宣伝費や店舗等改装費の一部サポートを行っています。また「空き店舗活用支援事業補助金」では、空き店舗を活用し事業をスタートする方に店舗改装費にかかった費用の2分の1を補助し、地域の活性化に努めています。

他にも大阪府の融資「開業サポート資金」を利用した方には、信用保証料の2分の1(上限20万円)を補給し、金銭的負担を軽減し起業しやすい体制を整えています。

富田林市の起業・創業支援体制

富田林市では充実した創業支援を行うために、富田林商工会と連携を強化し取り組んでいます。

富田林市と連携して創業支援している団体

富田林商工

富田林商工会では、創業される方達を対象に富田林市特定創業支援等事業の一つである「創業支援セミナー」の開催や、個別相談を実施し創業支援を行っています。

引用:創業支援制度 – 富田林市公式ウェブサイト

富田林市起業・創業支援一覧

項目 内容
斡旋融資・創業融資 × 富田林市及び連携団体が行っている斡旋融資及び創業融資制度はありません
補助金・助成金 富田林市では、市内で創業・起業する方に「富田林市創業支援補助金」「空き店舗活用支援事業補助金」「富田林市開業資金融資保証料補給制度」の補助金を行っています。
創業セミナー・起業塾 富田林市が主催しているものはありませんが、連携団体である富田林商工会が行っている創業セミナーがあります。
交流会 × 富田林市及び連携団体が主催している交流会はありません。
個別相談 富田林市の個別相談はありませんが、連携団体である富田林商工会が個別相談を行っています。
専門家の紹介制度 × 富田林市及び連携団体が行っている専門家の紹介制度はありません。
シェアオフィスなどのインキュベーション施設 × 富田林市及び連携団体が運営しているシェアオフィスなどのインキュベーション施設はありません。
認定特定創業支援事業 富田林市では国の認定を受け、認定特定創業支援事業として定める事業において支援を行っています。
その他支援 × 富田林市及び連携団体が行っているその他支援はありません。

富田林市の斡旋融資・創業融資

富田林市の斡旋融資制度

富田林市及び連携団体が行っている斡旋融資制度はありません。

富田林市の創業融資制度

富田林市及び連携団体が行っている創業融資制度はありません。

富田林市の補助金・助成金

富田林市の富田林市では、市内で創業・起業する方に以下の補助金を行っています。

  • 富田林市創業支援補助金
  • 空き店舗活用支援事業補助金
  • 富田林市開業資金融資保証料補給制度

富田林市創業支援補助金(富田林市)

富田林市では、市内で創業をお考えの方に「創業資金」を補助しています。

※ 利用を検討される方は必ず事前に商工観光課までご連絡ください。 

内容 補助対象経費の2分の1以内を創業支援補助金(最大30万円)として補助します。
対象経費
  • 広告宣伝費(最大10万円まで補助)
  • 店舗等改装費(最大30万円まで補助)

※ いずれか1回まで
※ 補助金の申請については創業セミナーに参加し、証明書を受けることが必要となります。
※ 事前申請などの条件があり、補助金交付には審査があります。

補助対象者

下記1~12いずれにも該当する方

  1. 本社機能を有する事業所を本市内で恒常的に設置する者。
  2. 申請日において創業の日を迎えていないものまたは創業の日後1年以内のもの。(既に事業を開始している者を除く。)
  3. 営利を目的とした事業を行う者。
  4. 産業競争力強化法に基づき市が策定した創業支援等事業計画による支援を受けており、本市により創業支援証明書又は創業支援確認書の発行を受けている者。
  5. 許認可等を必要とする業種にあたっては、当該許認可等を受ける者。
  6. 中小企業信用保険法施行令(庄和25年政令第350号)第1条第1項に規定する業種を行なう者。
  7. 建築基準法、消防法その他関係法令を遵守する者。
  8. 週4日以上かつ継続して1年以上営業活動を行う者。
  9. 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に規定する営業を行わない者、またこれに類する営業を行わない者。
  10. フランチャイズ契約、チェーンストアその他これらに類する契約に基づく事業を行わない者。
  11. 他の者が行っていた事業の一部又は全部の承継をされ事業を行う者でないこと。
  12. 本市又は本市以外の市町村民税を滞納していない者。

※ 上記いずれにも該当した場合であっても、審査の結果、補助金の対象とならない場合があります。

申請書類
  1. 補助対象経費の見積書
  2. 工事箇所の平面図または工事予定図【店舗改装費の場合】
  3. 事業の内容が分かる書類(事業計画書、仕様書等)
  4. 創業支援証明書または創業支援確認書
  5. 住民票の写し
  6. 市町村民税に滞納がないことの証明(納税証明書等)
  7. 直近の登記事項証明書(建物)の写し【自己所有の場合】
  8. 賃貸借契約書の写し【賃貸の場合】
  9. 週4日以上かつ継続して1年以上営業を行う旨の宣誓書
  10. 風俗営業等を行わない旨の宣誓書【飲食店のみ】
  11. 開業届出書の写しまたは法人設立届出書の写し【創業後1年以内の者のみ】

※ 上記以外で審査に必要な書類を提出いただく場合もあります。

問い合わせ 富田林市 産業まちづくり部 商工観光課
〒584-0084 大阪府富田林市桜ケ丘町2-8
(郵便物発送先:〒584-8511 大阪府富田林市常盤町1-1)
開庁時間:9時~17時30分(土日祝、年末年始を除く)
TEL:0721-25-1000 (内線)481
MAIL:syoukoukankou@city.tondabayashi.le.jp

引用:富田林市創業支援補助金

空き店舗活用支援事業補助金(富田林市)

富田林市では、市内にある空き店舗を活用して市内で初めて店舗等を開設する方を対象に、富田林市空き店舗活用支援事業補助金を交付します。

※事業開始前に申請いただく必要がございます。

※ 利用を検討される方は必ず事前に商工観光課までご連絡ください。

内容 空き店舗を活用し事業を開始する方に、補助対象経費の2分の1以内を補助金として支援します。
補助対象経費とは 店舗等改装費
空き店舗とは 富田林市内にある物件で、事業活動を休止してから6ヵ月以上経過している店舗物件をいいます。

  • 大型商業施設、ショッピングセンター及び小売市場並びに当該施設内のテナント物件は対象外です。
  • 自己所有となる物件は対象外です。
補助金額 ※ 補助対象経費の2分の1以内
【通常枠】最大20万円
【特別枠】最大50万円
特別枠とは

以下の1〜3を全て満たす方が特別枠の対象となります。

  • 申請日において、創業の火を迎えていない者又は創業の日後1年以内の者
  • 特定創業支援等事業による支援を受けたことの証明書又は特定創業支援事業に係る確認書の発行を受けている者
  • 市内商店会に加入し、商店会管内に本社機能をゆうする店舗等を設置する者
対象要件

【通常枠】下記1~11いずれにも該当する者

  1. 事業活動を休止してから申請日において6ヵ月以上経過している店舗等を活用して、富田林市内で初めて店舗等を開設する者。
  2. 営利を目的とした事業を行う者。
  3. 許認可等を必要とする業種にあたっては、当該許認可等を受ける者
  4. 中小企業基本法(昭和38年政令第154号)第2条第1項に規定する中小企業者であり、中小企業信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条第1項に規定する業種を行う者。
  5. 建築基準法、消防法その他関係法令を遵守する者。
  6. 富田林市内の店舗で週4日以上かつ継続して1年以上営業活動を行う者。
  7. 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律第2条第1項に規定する営業を行わない者、またこれに類する営業を行わない者。
  8. フランチャイズ契約、チェーンストアその他これらに類する契約に基づく事業を行わない者。
  9. 他の者が行っていた事業の一部又は全部の承継をされ事業を行う者でないこと。
  10. 本市又は本市以外の市町村民税を滞納していない者。
  11. 市内に既にある店舗等の単なる移転ではないこと。

【特別枠】上記1~11に加え、以下に該当する者

  • 産業競争力強化法に基づき市が策定した創業支援等事業計画による支援を受けており、本市により創業支援証明書又は創業支援確認書の発行を受けている者。
申請書類

【通常枠】

  1. 事業の内容が分かる書類(事業計画書、仕様書等)
  2. 補助対象経費の見積書
  3. 工事箇所の平面図又は工事予定図
  4. 住民票の写し(法人の方は、発行後3カ月以内の履歴事項全部証明書)
  5. 市区町村民税に滞納がない事の証明書(納税証明書等)
  6. 賃貸借契約書の写し
  7. 週4日以上かつ継続して1年以上営業を行う旨の宣誓書
  8. 風俗営業等を行わない旨の宣誓書【飲食店のみ】
  9. 空き店舗である事の証明書
  10. 開業届出書の写しまたは法人設立届出書の写し【創業の日を迎えていない者は除く】

【特別枠】上記1〜10申請書類に加え、以下の書類が必要です。

  • 創業支援証明書、または創業支援確認書
問い合わせ 富田林市 産業まちづくり部 商工観光課
〒584-0084 大阪府富田林市桜ケ丘町2-8
(郵便物発送先:〒584-8511 大阪府富田林市常盤町1-1)
開庁時間:9時~17時30分(土日祝、年末年始を除く)
TEL:0721-25-1000 (内線)481
MAIL:syoukoukankou@city.tondabayashi.le.jp

引用:空き店舗活用支援事業補助金

空き店舗活用支援事業補助金 – 富田林市公式ウェブサイト

富田林市開業資金融資保証料補給制度(富田林市)

富田林市では、大阪府が行っている融資「開業サポート資金」を利用した方を対象に、信用保証料の補助を実施しています。

 

補助金額 信用保証料の2分の1(上限20万円)
申請期限 融資を実行し、信用保証料を全額支払い後6ヵ月以内に申請
問い合わせ 富田林市 産業まちづくり部 商工観光課
開庁時間:9時~17時30分(土日祝、年末年始を除く)
TEL:0721-25-1000 (内線)481
MAIL:syoukoukankou@city.tondabayashi.le.jp

引用:信用保証料・利子補給制度 – 富田林市公式ウェブサイト

富田林市の創業セミナー・起業塾

富田林市が主催しているものはありませんが、連携団体である富田林商工会が行っている「創業セミナー」があります。

創業セミナー(富田林商工会)

市内で創業をお考えのみなさまに、「経営」「財務」「人材育成」「販路開拓」など創業に必要な基礎知識を身につけていただくための「創業支援セミナー」を開催しています。

「自分でお店を開きたいけど、どうすればいいんだろう?」「お店を開くにはどのぐらいの費用が必要なんだろう?」「どうすればお客さんがたくさん来てくれるんだろう?」など、創業に関するお悩みをお持ちの方は、ぜひご参加ください。

※ 本創業セミナーは「富田林市特定創業支援等事業」に該当します。 

第4回セミナースケジュール 【1日目】 11月22日(金曜日)創業の心得と戦略の立て方
【2日目】 11月29日(金曜日)創業計画書の考え方について 集客に繋がる販売手法
【3日目】 12月13日(金曜日)事業にSNSを活用してみよう 売り上げと経費など、創業時の数字の管理
【4日目】 12月20日(金曜日)創業時の採用と育成のポイント
※ 全日 14時~16時
受講料 無料
定員 20名
場所

富田林商工会館 2階 会議室
住所:富田林市粟ケ池町2969-5

  • 近鉄長野線「喜志」駅下車、南へ徒歩7分
  • 大阪外環状線宮前交差点より東へ約1分

※ 無料駐車場はありますが、台数に限りがあります。

受付 令和6年11月6日(水曜日)〜
申し込み方法 所定の申込用紙に必要事項を記載し、FAXにてお申し込みください。
問い合わせ

セミナーに関して質問がありましたら、富田林商工会または商工観光課へご連絡ください。

【富田林商工会】 TEL:0721-25-1101 FAX:0721-25-9009
【商工観光課】TEL:0721-25-1000(内線481)

引用:創業支援制度 – 富田林市公式ウェブサイト創業支援セミナー開催 | 富田林商工会

富田林市の交流会

富田林市及び連携団体が主催している交流会はありません。

富田林市の個別相談

富田林市の個別相談はありませんが、連携団体である富田林商工会が個別相談を行っています。

個別相談(富田林商工会)

商工会の経営指導員が経営・財務・人材育成・販路開拓の4つの分野の知識について、個別相談を実施いたします

個別相談の日程等詳細は、富田林商工会にお問い合わせください。

【問い合わせ】

TEL:0721-25-1101 お問い合わせ | 富田林商工会

引用:個別支援事業

富田林市の専門家の紹介制度

富田林市及び連携団体が行っている専門家の紹介制度はありません。

富田林市のシェアオフィスなどのインキュベーション施設

富田林市及び連携団体が運営しているシェアオフィスなどのインキュベーション施設はありません。

富田林市の認定特定創業支援事業

富田林市では国の認定を受け、認定特定創業支援事業として定める事業において支援を行っています。

市内で新たに創業される方を対象に、富田林市特定創業支援等事業を実施しています。創業セミナーを受けて、支援を受けたことの証明書を発行された方は、創業に係るさまざまな優遇措置を利用することができます。

証明書発行を受けるためには

特定創業支援等事業とは

下記の「特定創業支援等事業」を受け、対象者に該当される方へ証明書を発行いたします。
証明書の発行を受けることで、5つのメリットを受けることが可能です。

【創業支援セミナー】
経営・財務・人材育成・販路開拓の4つの分野の知識をそれぞれの専門家が講師となり、セミナーを開催します。
1回2時間のセミナーを全4回開催し、創業に関する知識を習得します。
「創業セミナー」は富田林市、羽曳野市で年4回実施しています。
(日程に関しては、市のHPをご確認ください)

【個人支援事業】
商工会の経営指導員が経営・財務・人材育成・販路開拓の4つの分野の知識について、個人相談を実施いたします。

※ 創業セミナーを全4回すべて受講された場合、証明書の発行を受けられます。

対象者

以下の1、2に該当し、6ヵ月以内に創業を行う具体的な計画を有する者。

  1. 【創業前の方】事業を営んでいない個人
  2. 【創業後5年未満の方】事業を開始した日から5年を経過していない個人または法人

※ 現在「法人の代表者または個人事業主として5年以上」事業を行っている者は、証明書を発行することができません。

申込期限

創業支援セミナーを受講した年度の翌年度末まで
例:令和6年7月受講 ⇒ 令和8年3月31日まで

※ 5つのメリットを受ける場合、有効期限内にそれぞれの機関へ申請することが必要です。

受けられるメリット

※ 各メリットには、別途条件や審査がありますので必ず利用できるものではありません。

※ 本市独自のメリット①②をご検討中の方は、事前に商工観光課へご相談ください。 

① 富田林市創業支援補助金【富田林市独自支援】 富田林市内で新たに創業される方に、創業時にかかる費用(店舗等改装費・広告宣伝費)の2分の1、最大30万円補助。
② 富田林市空き店舗活用支援事業 補助金の補助限度額引き上げ
【富田林市独自支援】
市内空き店舗を活用し事業を行う方に対して、店舗等改装費の2分の1、最大20万円補助のところ最大50万円補助に引き上げ。
※ 限度額の引き上げには、その他要件があります。
③「新規開業資金」の貸付利率の引き下げ
【日本政策金融公庫】
日本政策金融公庫の新規開業資金の貸付利率の引き下げ対象として、同資金を利用することが可能です。(別途、融資審査を受ける必要があります。)
新規開業資金|日本政策金融公庫
④ 会社設立時の登録免許税の軽減

登記にかかる登録免許税が軽減されます。

【株式会社・合同会社】資本金の0.7% ⇒0.35%に減免
(株式会社)最低税額15万円⇒7万5千円の減免
(合同会社)最低税額6万円⇒3万円の減免

⑤ 創業関連保証の特例
【大阪信用保証協会】
無担保、第三者保証人なしの創業関連保証の申込可能期間が創業前2か月から6か月に緩和されます。
問い合わせ 富田林市 産業まちづくり部 商工観光課
開庁時間:9時~17時30分(土日祝、年末年始を除く)
TEL:0721-25-1000 (内線)481
MAIL:syoukoukankou@city.tondabayashi.le.jp

引用:富田林市で創業をお考えの方創業支援制度 – 富田林市公式ウェブサイト富田林市 創業支援補助金

富田林市のその他支援

富田林市及び連携団体が行っているその他支援はありません。 

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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