【最短即日~】審査期間が短い法人口座4選をご紹介!最速の開設を目指すならネット銀行を選ぼう

[投稿日]2024年10月15日

【最短即日~】審査期間が短い法人口座4選をご紹介!最速の開設を目指すならネット銀行を選ぼう

起業直後で事業をいち早くスタートするには、法人口座の早期開設が必要です。しかし、銀行によって審査期間にばらつきがあるため、どこで法人口座を開設すべきかと悩むでしょう。

本記事では、数ある銀行のなかから、法人口座の審査期間が短い4行を厳選して紹介します。審査期間を重視する際の銀行の選び方も解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。

【最短即日~】審査期間が短い法人口座4選の比較表

以下は、法人口座の審査期間が短い4銀行とその詳細です。

銀行名審査スピード必要書類他行宛振込手数料
GMOあおぞらネット銀行最短即日~平均2営業日・代表者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
145円
※129円
※振込料金とくとく会員
住信SBIネット銀行オンライン:最短翌営業日郵送:1週間程度【オンライン申請】
代表者の本人確認書類

【郵送申請】
・口座開設申込書
・代表者の本人確認書類
145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
PayPay銀行最短3日~10日程度【ホームページ有】
代表者または取引担当者の本人確認書類
※口座開設申込書
※印鑑証明書
【ホームページ無】
・口座開設申込書
・代表者または取引担当者の本人確認書類
・会社実態の確認
・書類事業内容確認書類
※印鑑証明書
通常:160円
※月5回まで0円
楽天銀行1週間程度・法人ビジネス口座開設申込書
・法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
・印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
・法人管理者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※代表者の本人確認書類
※連絡先確認資料
※法人番号が確認できる書類
3万円未満:150円
3万円以上:229円

とくに審査期間が短いのは、「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」です。GMOあおぞらネット銀行では、申し込み後に最短即日で法人口座を開設できます。また、平均しても2営業日と短いため、スムーズに進めば、月曜日に申請すると同じ週の水曜日には法人口座の利用を開始できます。

一方、「住信SBIネット銀行」のオンライン申請では、審査期間が最短翌営業日です。当日中とまではいきませんが、ほかの銀行と比較して審査スピードが早いと言えます。

なお、口座開設に必要な書類は、代表者の本人確認書類のみです。複数の書類を準備する手間がかからないため、すぐにでも申し込めるでしょう。

事業開始までの日数をできるだけ縮めたい方には、「GMOあおぞらネット銀行」と「住信SBIネット銀行」がおすすめです。

法人口座を早く開設したいのならネット銀行がおすすめ

法人口座を早く開設したいのならネット銀行がおすすめ

法人口座を少しでも早く開設するなら、ネット銀行がおすすめです。ネット銀行はオンライン主体の銀行であり、あらゆるシステムが最適化されています。

たとえば、提出書類の自動判定やデータ処理の高速化などです。これにより、メガバンクや都市銀行よりも早い審査スピードを実現しています。

なお、メガバンクは、多くの顧客を抱えているため、信用リスクの管理を徹底しています。その分審査基準も厳格で、必要書類が多かったり、店舗での面談があったりします。審査に数週間かかるケースが多いため、すぐに口座開設できる銀行をお探しの方は、ネット銀行を選択すると良いでしょう。

そもそも即日で法人口座は開設できるの?

そもそも即日で法人口座は開設できるの?

一部のネット銀行では、申し込み〜口座開設が即日で完結します。しかし、申込日当日に口座を開設するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 必要書類を不備なく用意すること
  • 申し込み〜口座開設の過程がスムーズに進行すること

万が一、上記のいずれかを満たせなかった場合は、審査期間が伸びたり、審査落ちになったりするリスクがあるため、十分に備えておくことが大切です。ここでは、法人口座開設時の一般的な必要書類と申し込み〜開設までの流れを紹介します。

ネット銀行で一般的な必要書類

一般的に、ネット銀行の法人口座開設で求められる書類は、以下のとおりです。

必要書類具体例
代表者の本人確認書類・運転免許証
・運転経歴証明書
・マイナンバーカード
・在留カード
・特別永住者証明書
事業内容確認書類・行政機関発行の許認可証
・締結済契約書のコピー
・ホームページ
・請求書・発注書・納品書

必要書類をそろえる際のポイントとして、各銀行が定めた書類の要件を確認することが大切です。たとえば、事業内容確認書類としてホームページを提出する場合、多くの銀行は「十分なコンテンツ量があり、具体的な事業内容がわかるもの」と定めています。

コンテンツ量が少ない場合や事業概要しかわからないホームページは、事業内容確認書類として見なされず、追加資料を請求される可能性があります。法人口座を短期間で開設するには、単に必要書類を揃えるのではなく、銀行が定めた要件を確実に満たす書類を用意しなければなりません。

なお、多くのネット銀行は、公式サイトにて必要書類とそれぞれの要件を公開しています。申し込み前にそれらを確認し、「提出書類が基準を満たしているか?」をチェックしてみてください。

ネット銀行における申し込み~口座開設までの一般的な流れ

一般的なネット銀行における、申し込み〜口座開設までの流れは以下のとおりです。

  1. 申込フォームへの入力
  2. 必要書類の提出
  3. 審査
  4. 初期設定・口座の利用開始
  5. 郵送にてキャッシュカードの受け取り

とくに注意すべきは、上記の1〜2です。なぜかというと、審査期間が長期化する主な要因は、申込内容と提出書類の不備や情報の不一致だからです。

基本的に、銀行は申込内容と必要書類を照らし合わせ、事業の実態や信用力を評価します。仮に、申込フォームへ入力した情報や提出書類で、事業の実態を把握できない場合は、追加資料を請求される可能性があります。

審査を短時間で済ませるには、以下を意識すると良いでしょう。

  • 申し込みフォームへ具体的な内容を入力する
  • 申込フォームの内容と提出書類の内容を合わせる

【最短即日~】審査期間が短い法人口座4選を比較!

ここでは、法人口座の審査期間が短い4つの銀行を比較します。以下は、各銀行の概要と申込時の必要書類です。

銀行名審査スピード必要書類他行宛振込手数料
GMOあおぞらネット銀行最短即日~平均2営業日・代表者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
145円
※129円
※振込料金とくとく会員
住信SBIネット銀行オンライン:最短翌営業日郵送:1週間程度【オンライン申請】
代表者の本人確認書類

【郵送申請】
・口座開設申込書
・代表者の本人確認書類
145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
PayPay銀行最短3日~10日程度【ホームページ有】
代表者または取引担当者の本人確認書類
※口座開設申込書
※印鑑証明書
【ホームページ無】
・口座開設申込書
・代表者または取引担当者の本人確認書類
・会社実態の確認書類
・事業内容確認書類
※印鑑証明書
通常:160円
※月5回まで0円
楽天銀行1週間程度・法人ビジネス口座開設申込書
・法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
・印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
・法人管理者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※代表者の本人確認書類
※連絡先確認資料
※法人番号が確認できる書類
3万円未満:150円
3万円以上:229円

GMOあおぞらネット銀行:最短即日~

GMOあおぞらネット銀行トップページ
運営会社GMOあおぞらネット銀行株式会社
振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円(※129円)
※振込料金とくとく会員
審査期間最短即日~平均2営業日
必要書類代表者の本人確認書類
事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
審査の手段オンライン・郵送

GMOあおぞらネット銀行は、ゆいいつ最短即日で審査が完了する銀行です。また、平均的にみても短期間で審査結果が出るため、口座開設までの日数を節約したい方におすすめです。

なお、GMOあおぞらネット銀行では、必要書類とその要件をまとめた「チェックリスト」を公開していたり、審査の状況を確認できる「法人口座開設ナビ」があったりします。書類の不備を防止し、なおかつスムーズに追加書類を提出できる仕組みがあるため、時間のロスを抑えられます。

GMOあおぞらネット銀行のサービス内容や必要書類を詳しく知りたい方は、以下より公式サイトをご確認ください。

住信SBIネット銀行:最短翌営業日~

住信SBIネット銀行トップページ
運営会社住信SBIネット銀行株式会社
振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円(※130〜145円)
※振込優遇プログラム
審査期間オンライン:最短翌営業日
郵送:1週間程度
必要書類【オンライン申請】
代表者の本人確認書類

【郵送申請】
口座開設申込書
代表者の本人確認書類
審査の手段オンライン・郵送

住信SBIネット銀行は、必要書類が非常に少ない銀行です。オンライン申請を選択すると、「代表者の本人確認書類」のみで申し込めます。

事業内容は申込フォームに入力する仕組みのため、一般的な銀行よりも書類の準備にかかる時間を省略できます。なお、審査期間も短く、最短翌日には結果が出ます。

当日中の開設とまではいきませんが、書類準備の手軽さ・審査スピードを考慮すると、おすすめのネット銀行です。なお、住信SBIネット銀行は振込手数料の安さも魅力です。

他行宛の振込は1件につき145円と安価なため、低コストで利用できるでしょう。審査期間の短さと申し込みの手軽さを重視する方は、住信SBIネット銀行を検討してみてはいかがでしょうか。

PayPay銀行:最短3日~10日程度

PayPay銀行トップページ
運営会社PayPay株式会社
振込手数料同行宛:55円
他行宛:通常:160円
※月5回まで0円
審査期間最短3日~10日程度
必要書類【ホームページ有】
代表者または取引担当者の本人確認書類
※口座開設申込書
※印鑑証明書
【ホームページ無】
口座開設申込書
代表者または取引担当者の本人確認書類
会社実態の確認書類
事業内容確認書類
※印鑑証明書
審査の手段オンライン・郵送

PayPay銀行は、LINEヤフー株式会社のグループ企業が運営する銀行です。インターネット事業を得意としていることもあり、銀行アプリやネットバンキングの操作性に定評があります。

審査期間が最短3日〜10日程度と前述した2行には劣りますが、口座開設時にVisaデビット付のキャッシュカードが発行される点が魅力です。通常、デビットカードは口座開設後に別途申請が必要なため、手元に届くまでに時間がかかります。

PayPay銀行なら、短期間でデビットカードを取得できるため、いち早く事業を進められます。PayPay銀行の詳細や必要書類を知りたい方は、ぜひ公式サイトを確認してみてください。

楽天銀行:最短1週間程度

楽天銀行トップページ
運営会社楽天銀行株式会社
振込手数料同行宛:52円
他行宛:3万円未満:150円・3万円以上:229円
審査期間1週間程度
必要書類法人ビジネス口座開設申込書
法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
印鑑証明書
履歴事項全部証明書
法人管理者の本人確認書類
事業内容確認書類
※代表者の本人確認書類
※連絡先確認資料
※法人番号が確認できる書類
審査の手段オンライン・郵送

楽天銀行は、法人口座のサービス内容が充実した銀行です。具体的には、以下の内容が優れています。

  • 海外送金手数料が安価
  • ネットバンキングのアカウントを最大200まで作成可能
  • 最大3,000件の振り込みが可能な給与・賞与振込サービス
  • 全国10万台以上のATMが利用可能

多くのネット銀行が、申し込みのしやすさ・振込手数料の安さを強みとしているなか、楽天銀行は事業に必要なあらゆるサービスを充実させています。ネット銀行としての手軽さと店舗型銀行のようなサービス内容を併せ持つ、比較的珍しい銀行と言えます。

審査期間を重視しつつも、組織が成長した後にも使える法人口座を開設したい方におすすめです。

法人口座の開設審査で落ちないためのポイント

法人口座の開設審査で落ちないためのポイント

ここでは、法人口座の開設審査で落ちないためのポイントを紹介します。審査で意識すべきポイントは、以下の2つです。

  • 記載内容の相違や書類の有効期限に気をつける
  • 客観的な事業書類を用意する

記載内容の相違や書類の有効期限に気をつける

特に多い審査落ちの理由は、申込フォームに記載した内容と提出書類の情報がズレていたり、書類の有効期限が切れていることです。仮にこれらに当てはまると、電話やメールにて理由を追及されます。

もちろん、対応には時間がかかるため、審査期間が長期化する恐れがあります。また、最悪の場合は審査落ちとなる可能性もあるため、申込フォームへ記載する内容と書類の情報を照らし合わせ、なおかつ書類の有効期限に気をつけることが大切です。

客観的な事業書類を用意する

法人口座の審査を最短で通過するには、客観的な事業書類を用意することが大切です。各銀行が定めた書類を提出しても、具体的な事業内容を把握できなかったり、実績を把握できなかったりすると審査落ちにつながります。

したがって、事業書類を用意する際は、「第三者が見て事業内容を把握できるのか?」を意識すると良いでしょう。

まとめ

本記事では、法人口座の審査期間が短い4つの銀行を紹介しました。本記事で取り上げた銀行なら、最短即日〜1週間程度で口座を開設できます。

ただし、短期間で審査を通過するには、「提出書類の不備が無く、なおかつ申し込み〜口座開設の過程をスムーズに進行する」ことが条件です。ぜひ本記事で紹介したポイントを押さえ、法人口座の審査に臨んでみてください。

以下の記事では、法人口座を開設できる代表的な銀行を、基本情報やサービス内容で細かく比較しています。審査期間以外に、各種手数料やサービス内容で銀行を選びたい方は、ぜひご参考ください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
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