【法人口座】住信SBIネット銀行と楽天銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

[投稿日]2024年10月25日 / [最終更新日]2025年03月14日

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【法人口座】住信SBIネット銀行と楽天銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

住信SBIネット銀行と楽天銀行は、いずれも知名度のあるネット銀行です。法人口座を選ぶにあたり、「どっちのほうが良いのだろうか?」とお悩みの方も多いでしょう。

本記事では、住信SBIネット銀行と楽天銀行のサービス内容を、9つの観点から徹底比較します。後半では、両銀行の特徴を踏まえ、どちらがおすすめかを紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

住信SBIネット銀行と楽天銀行の大きな違い

住信SBIネット銀行と楽天銀行の大きな違い

住信SBIネット銀行と楽天銀行の主な違いは、以下の通りです。

  • 住信SBIネット銀行:手数料が安く、審査期間や必要書類が少ない
  • 楽天銀行:給与振込に対応しており、多くのサブ口座を開設できる

住信SBIネット銀行は、各種手数料が安く、審査の柔軟性が高いネット銀行です。条件次第では、本人確認書類のみで申し込みができ、最短翌営業日に審査が完了します。このことから、創業間もない会社や一人起業家に適した銀行と言えます。

楽天銀行は、給与振込や多くのサブ口座・ネットバンキングアカウントの開設に対応しているネット銀行です。部署や事業ごとに資金管理をするなど、組織規模が比較的大きい会社に適しています。

住信SBIネット銀行と楽天銀行の運営会社を比較

ここでは、住信SBIネット銀行と楽天銀行の運営会社を比較します。

住信SBIネット銀行楽天銀行
会社設立日1986年6月2000年1月14日
銀行設立日2007年9月2001年7月
資本金310億円3,261億6,000万円
本拠地東京都港区六本木三丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー東京都港区港南2-16-5 NBF品川タワー
株主三井住友信託銀行株式会社:34.19%
SBIホールディングス株式会社:34.19%
日本証券金融株式会社:3.72%
楽天グループ株式会社:49.26%
日本マスタートラスト信託銀行株式会社:7.95%
株式会社日本カストディ銀行:5.25%

住信SBIネット銀行株式会社は、三井住友信託銀行株式会社の事務業務を受託する会社として、1986年6月に設立された会社です。2007年9月にインターネット銀行事業を開始しました。

主要株主は、国内最大級の信託銀行である「三井住友信託銀行株式会社」と、インターネット金融業に携わってきた「SBIホールディングス株式会社」です。いずれも長年の実績があるため、信用のある会社と言えます。

楽天銀行株式会社は、ネット銀行の設立を目的として、2000年に設立された会社です。翌年の2001年には、旧イーバンク銀行(現:楽天銀行)を設立しました。

旧イーバンク銀行(現:楽天銀行)は、国内2番目に設立されたネット銀行であり、長年の運営実績があります。楽天サービスのネットワークを活かしたこともあり、ネット銀行としてはトップの口座開設数を誇ります。なお、信用面で見ても、主要株主に楽天グループ株式会社がいるため、比較的安心して利用できるのではないでしょうか。

住信SBIネット銀行と楽天銀行の利用者割合を比較

以下のグラフは、当メディアを運営する「バーチャルオフィス1」の渋谷店・広島店に届いた、法人口座開設通知書をカウントしたものです。ここでは、住信SBIネット銀行と楽天銀行での法人口座の開設割合を比較します。

法人口座の開設割合(バーチャルオフィス1 渋谷店顧客)

法人口座の開設割合は、住信SBIネット銀行が35.2%なのに対し、楽天銀行は4.6%です。両銀行での法人口座開設割合には、非常に大きな差が見られました。

この背景にあるのは、バーチャルオフィスを利用する起業家の多くが、サービスの充実度よりも手数料の安さで法人口座を選択していることです。住信SBIネット銀行の振込手数料は、楽天銀行よりも安価に設定されています。

また、口座開設割合トップのGMOあおぞらネット銀行も、手数料の安さに定評があるため、多くの方がコストを意識して法人口座を選択していると考えられます。次の章では、住信SBIネット銀行と楽天銀行のサービス内容を比較し、実際にどの程度手数料が安いのかを紹介します。

住信SBIネット銀行と楽天銀行のサービス内容を比較

ここでは、以下9つの観点から、住信SBIネット銀行と楽天銀行のサービス内容を比較します。

  • 振込手数料・口座維持手数料
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 総合振込・給与振込手数料
  • 海外送金手数料
  • 各種機能
  • 審査関連
  • 各金融サービス・機関への対応
  • 融資商品(ビジネスローン)
  • ビジネスデビットカード

両銀行のサービス内容や関連情報を一覧表にまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

振込手数料・口座維持手数料

振込手数料・口座維持手数料の比較

まずは、住信SBIネット銀行と楽天銀行の振込手数料・口座維持手数料を比較します。

住信SBIネット銀行楽天銀行
口座維持手数料無料無料
同行同一支店宛無料52円
同行本支店宛無料52円
他行宛145円(※130〜145円)
※振込優遇プログラム
3万円未満:150円
3万円以上:229円

住信SBIネット銀行と楽天銀行は、いずれも、口座維持手数料を無料に設定しています。法人口座はもちろん、インターネットバンキングの利用料もかかりません。

なお、振込手数料の料金体系は、それぞれ大きく異なります。

住信SBIネット銀行の振込手数料は、同行宛が無料であり、他行宛のみ145円かかります。また、他行宛の振込手数料では、「振込優遇プログラム」が適用され、前々月に行った他行宛振込の件数によって、以下のように割引されます。

  • 5回未満:145円
  • 5回以上:140円
  • 20回以上:135円
  • 50回以上:130円

仮に、前々月に50回以上の他行宛振込をした場合は、当月の他行宛振込手数料が一律130円へ割引される仕組みです。本プログラムは毎月自動で適用されるため、別途で参加申し込み等は不要です。

一方楽天銀行の場合、同行宛であっても、52円の振込手数料が発生します。他行宛の手数料は取引金額によって変動し、3万円未満なら150円、3万円以上は229円です。

住信SBIネット銀行と楽天銀行の振込手数料は、最大で約100円/件もの差があるため、手数料を抑えたい方には住信SBIネット銀行がおすすめです。

口座振替・定額自動振込手数料

口座振替・定額自動振込手数料の比較

定額自動振込は、賃料やライセンス費の支払いなど、あらかじめ設定した周期で、一定金額を自動で振込むためのサービスです。ここでは、住信SBIネット銀行と楽天銀行の口座振替・定額自動振込手数料を比較します。

住信SBIネット銀行楽天銀行
口座振替手数料無料無料
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円(※130〜145円)
※振込優遇プログラム
【同行宛】
無料
【他行宛】
3万円未満:150円
3万円以上:229円
定額自動振込登録可能件数10件99件

住信SBIネット銀行では、口座振替手数料が無料に設定されています。また、定額自動振込手数料は、通常の振込手数料と同様、同行宛が無料、他行宛が145円です。

楽天銀行の場合も、口座振替手数料が無料です。定額自動振込手数料は同行宛が無料、他行宛は150円もしくは229円が適用されます。

定額自動振込も、住信SBIネット銀行のほうが低コストで実行できます。なお、定額自動振込の登録可能件数は、楽天銀行のほうが多いです。

したがって、手数料を抑えるなら住信SBIネット銀行が、定額自動振込で多くの振込依頼を効率化したいなら楽天銀行が適しています。

総合振込・給与振込

総合振込・給与振込の比較

総合振込・給与振込は、CSVなどを使って大量の振込依頼データを一括で申請・処理できるサービスです。また給与振込は、大量の振込処理に加えて手数料が安かったり、入手金明細に「キュウヨ」「ショウヨ」と表記されたりと、多くのメリットがあるサービスです。

以下では、住信SBIネット銀行と楽天銀行の総合振込・給与振込のサービス内容を比較しています。

住信SBIネット銀行楽天銀行
総合振込契約金無料無料
月額料金無料無料
振込手数料同行宛:無料
他行宛:145円
同行宛:105円
他行宛:
3万円未満:150円
3万円以上:229円
上限処理件数9,999件/回3,000件/回

給与振込
契約金無料
月額料金無料
対応可否×
振込手数料同行宛:52円
他行宛:229円
上限処理件数3,000件/回

住信SBIネット銀行は、給与振込に対応しておらず、総合振込のみ利用できます。総合振込は、契約金・月額料金が無料で、振込手数料は通常振込と同額です。

ただし、住信SBIネット銀行の総合振込は、振込件数によって手数料が割引される「振込割引プログラム」の対象外です。そのため、他行宛は一律で145円が適用されます。

一方、楽天銀行は、契約金・月額料金が無料で、総合振込と給与振込の両方を利用できます。それぞれ振込手数料が異なるため、用途に合わせて使い分けることで振込手数料を抑えられるでしょう。

なお、従業員の給与や賞与は、総合振込で支払うことも可能です。したがって、手数料を抑える目的なら住信SBIネット銀行が適しています。将来的に、組織規模を大きくしていきたい方や会計業務の効率化をお考えの方には楽天銀行がおすすめです。

海外送金手数料

海外送金手数料の比較

以下では、住信SBIネット銀行と楽天銀行の海外送金手数料を比較しています。

住信SBIネット銀行楽天銀行
契約料通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
無料
月額料金無料無料
送金手数料一律2,500円/件一律1,000円/件
為替手数料(1米ドルあたり)6銭100銭(=1円)
海外中継銀行手数料2,500円1,000円

住信SBIネット銀行では、海外送金サービスの利用を開始する際に、契約料として50,000円がかかります。また、SDGs事業者プログラム対象者に選ばれた場合は、半額の25,000円が適用される仕組みです。

一方、楽天銀行は、契約料・月額料金ともに無料です。したがって、初期費用の面では楽天銀行のほうがお得に利用できます。ただし、取引のたびに発生する送金手数料・為替手数料を考慮すると、送金金額によってお得な銀行が異なります。

たとえば、円貨を米ドルに建替えて1,000ドルを送金する場合、手数料の目安は以下の通りです。

住信SBIネット銀行楽天銀行
送金手数料2,500円1,000円
為替手数料60円1,000円
海外中継銀行手数料2,500円1,000円
合計5,060円3,000円

上記の条件では、楽天銀行のほうが海外送金手数料を抑えられます。しかし、円貨を米ドルに建替えて10,000ドルを送金する場合は以下になります。

住信SBIネット銀行楽天銀行
送金手数料2,500円1,000円
為替手数料600円10,000円
海外中継銀行手数料2,500円1,000円
合計5,600円12,000円

円貨を米ドルに建替えて10,000ドルを送金する場合は、住信SBIネット銀行よりも、楽天銀行の手数料が上回ります。楽天銀行は、為替手数料が高く設定されている分、送金金額が増えるにつれ手数料も高くなるのです。

海外送金サービスの利用頻度が高い方は、取引金額を考慮して住信SBIネット銀行と楽天銀行を比較することが大切です。

各種機能

各種機能の比較

ここでは、手数料面以外の各種機能を比較します。住信SBIネット銀行と楽天銀行のネットバンキングアカウント上限数と口座の開設上限数は以下の通りです。

住信SBIネット銀行楽天銀行
ネットバンキングアカウント上限数20アカウント200アカウント
口座の開設上限数メイン口座のみ20口座

住信SBIネット銀行では、ネットバンキングアカウントを最大20アカウント開設できます。比較的少ない従業員で資金管理をしたり、会計業務を外注したりする目的であれば、十分な数と言えます。

ただし、開設できる口座は、メインとなる1口座のみです。したがって、メイン口座を複数のアカウントで管理するため、組織規模が拡大した場合は管理が煩雑になるでしょう。

楽天銀行最大200アカウント、メイン口座を含めた20口座の開設が可能です。任意の範囲内でサブ口座とネットバンキングアカウントを発行できるため、組織規模が拡大し、部署・部門ごとに資金管理をする際に便利です。

したがって、住信SBIネット銀行は一人起業家や小さな組織規模の会社に適しており、楽天銀行は組織規模が大きいまたは将来的に拡大をお考えの会社に適していると言えます。

審査関連

審査期間や必要書類の比較

法人口座の開設審査は、創業間もない会社にとってネックとなりがちです。以下では、住信SBIネット銀行と楽天銀行での審査に関する情報を比較します。

住信SBIネット銀行楽天銀行
審査期間オンライン申請:最短翌営業日
郵送申請:1週間程度
1週間程度
必要書類【オンライン申請】
・本人確認書類
【郵送申請】
・本人確認書類
・口座開設申込書
・法人ビジネス口座開設申込書
・法人ビジネス口座開設申込委任状兼実質的支配者に関する届出書
・印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
・口座管理者の本人確認書類
・事業内容確認書類
※代表者の本人確認書類
※連絡先確認書類
※法人番号が確認できる書類

※:状況に応じて提出を求められる書類

住信SBIネット銀行オンライン申請であれば、法人口座の審査期間が最短翌営業日です。また、必要書類が本人確認書類のみなので、時間と手間をかけることなく審査を進められます。

一方、楽天銀行の場合、審査期間が1週間程度となっています。必要書類も比較的多いため、準備に手間がかかる恐れがあります。起業直後で、少しでも早く法人口座を開設したい場合は、住信SBIネット銀行がおすすめです。

各金融サービス・機関への対応

各金融サービス・機関への対応の比較

以下では、住信SBIネット銀行と楽天銀行の各金融サービス・機関への対応可否を比較しています。

住信SBIネット銀行楽天銀行
Pay-easy
日本政策金融公庫
経営セーフティー共済××

住信SBIネット銀行と楽天銀行は、いずれもPay-easyと日本政策金融公庫の融資金返済に対応しています。ただし、Pay-easyに対応していても、銀行によって支払いが可能な収納機関が異なる点に注意が必要です。

住信SBIネット銀行のPay-easyは、国税や地方税、社会保険料の支払いに対応していますが、楽天銀行は地方税の支払いに対応していない都道府県が多く見られます。そのため、楽天銀行で地方税を納税するには、eLTAXなど別の支払いシステムを利用する必要があります。

なお、住信SBIネット銀行と楽天銀行は、経営セーフティー共済(中小企業倒産防止共済)の口座振替に対応していないため、加入をお考えの場合は別の支払い方法を検討しましょう。

融資商品(ビジネスローン)

融資商品(ビジネスローン)の比較

以下では、住信SBIネット銀行と楽天銀行の融資商品の概要を比較します。

住信SBIネット銀行楽天銀行
商品名事業性融資dayta楽天銀行ビジネスローン
金利非公開非公開
借入限度額3,000万円1億円
審査期間最短当日非公開

住信SBIネット銀行が提供する融資商品は、「事業性融資dayta」です。事業性融資daytaは、日々の入出金データをもとに、住信SBIネット銀行が借入条件を提案してくる仕組みです。

借入可能額は50〜3,000万円と大きな幅があり、最短当日中に審査が完了します。一般的な融資と比較すると、少額から借入ができるため、創業間もない会社でも比較的利用しやすい商品と言えます。

楽天銀行が提供しているのは、借入可能額100万円以上1億円以下の「楽天銀行ビジネスローン」です。

借入限度額が高いため、条件次第では多くの資金調達も可能です。

ただし、借入には原則担保が求められる点に注意が必要です。また、必要書類として、3期分の決算書や確定申告書が必要なため、住信SBIネット銀行の事業性融資daytaよりも借入難易度が高い傾向にあります。

ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカードの比較

住信SBIネット銀行と楽天銀行のビジネスデビットカードを、以下で比較しています。

住信SBIネット銀行楽天銀行
発行手数料無料無料
年会費無料1,100円
還元率0.8%1%
還元内容ポイント現金
サブカード最大発行枚数0枚9,998枚
国際ブランドMasterCardJCB

住信SBIネット銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料と年会費が無料です。利用額の0.8%がポイントとして還元されます。

対して、楽天銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料が無料ですが、1枚につき1,100円の年会費がかかります。その分、還元率が1%と高く、現金で還元される点が魅力です。

なお、住信SBIネット銀行ではメインカードのみの発行ですが、楽天銀行なら最大9,998枚のサブカードを発行できます。組織規模が大きくなり、部署ごとにビジネスデビットカードを発行したい場合は、楽天銀行のほうが便利でしょう。

結局、住信SBIネット銀行と楽天銀行のどっちがおすすめ?

住信SBIネット銀行vs楽天銀行

ここまで紹介してきたサービス内容を踏まえると、住信SBIネット銀行と楽天銀行のどちらが適しているかは、会社の状況や法人口座の目的によって異なります。具体的には以下のとおりです。

  • 住信SBIネット銀行:振込手数料や融資商品を重視する会社
  • 楽天銀行:将来的に組織を大きくしていきたい会社

住信SBIネット銀行:振込手数料や資金借入の柔軟性を重視する会社

住信SBIネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金契約金通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
送金手数料2,500円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数20アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:無料他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
日本政策金融公庫の対応

住信SBIネット銀行がおすすめなのは、振込手数料や融資商品を重視する会社です。通常振込以外にも、定額自動振込や総合振込の手数料が安価に設定されています。

楽天銀行の振込手数料と比較して、最大1件あたり100円程差があるため、コストを抑えたい会社に適しています。

住信SBIネット銀行の融資商品「事業性融資dayta」は、銀行側から提案する仕組みのため、審査落ちになるリスクが低いと言えます。また、最短即日で審査が完了するなどスピード感もあるため、急遽、資金が必要になった際にも便利です。

振込手数料の安さや、融資商品の審査難易度を重視する会社は、住信SBIネット銀行の法人口座を検討してみてください。

楽天銀行:将来的に組織を大きくしていきたい会社

楽天銀行
振込手数料同行同一支店宛52円海外送金契約金無料
同行本支店宛52円月額料金無料
他行宛3万円未満:150円
3万円以上:229円
送金手数料1,000円
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
(土日祝日の一部深夜帯を除く)
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能・サービスネットバンキングのアカウント上限数200アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数3,000件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
定額自動振込手数料同行宛:52円
他行宛:
3万円未満150円
3万円以上229円
日本政策金融公庫の対応

楽天銀行は、将来的に組織を大きくしたい会社におすすめです。給与振込の対応やネットバンキングのアカウント上限が多いなど、組織として利用した場合に多くのメリットが得られます

また、融資商品の「楽天銀行ビジネスローン」は、借入限度額1億円と高めの設定です。楽天銀行なら、事業拡大に際して、大きな資金を調達できる可能性があります。

したがって、将来的に組織や事業規模を拡大したい会社は、楽天銀行の法人口座を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、住信SBIネット銀行と楽天銀行を細かく比較しました。両銀行の特徴を踏まえると、それぞれ以下の会社におすすめです。

  • 住信SBIネット銀行:振込手数料や資金借入の柔軟性を重視する会社
  • 楽天銀行:将来的に組織を大きくしていきたい会社

ぜひ本記事で紹介した内容を参考に、会社に合った銀行を選択してみてください。

なお、以下の記事では、住信SBIネット銀行と楽天銀行以外の銀行も含め、サービス内容を細かく比較しています。メガバンクや都市銀行などの店舗型銀行も比較していますので、銀行選びの参考にしてみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
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