【法人向け】赤字決算でも借りられる可能性のあるビジネスローン6選をご紹介!

[投稿日]2025年01月20日

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【法人向け】赤字決算でも借りられる可能性のあるビジネスローン6選をご紹介!

ビジネスローンは、銀行融資に比べて審査を通過しやすいと言われています。しかし、「赤字決算の法人でも、借り入れられるのか?」と不安に思うでしょう。

結論、赤字決算でも借りられる可能性のあるビジネスローンは存在します。

本記事では、赤字決算に対応したビジネスローンを6つ解説します。また、審査通過率を高めるためのポイントも紹介していますので、ぜひご参考ください。

【赤字決算対応】法人向けビジネスローン6選の比較表

以下では、赤字決算でも借り入れ申し込みが可能な、法人向けビジネスローンを比較しています。

事業者名金利(実質年率)借入可能額返済期間審査期間
AGビジネスサポート株式会社3.1〜18.0%50万〜1,000万円元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
最短即日
エスクローファイナンス株式会社2.00~8.00%100万円~2億円(最短)3ヶ月~(最長)36ヶ月最短2日
ファンドワン株式会社10.00〜18.00%30万円〜500万円一括返済返済:1ヶ月〜12ヶ月
元利均等返済:2ヶ月〜420ヶ月
最短40分
株式会社オージェイ10.00~18.0%30万円〜1億円1〜60ヶ月最短即日
株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ利用限度額100万円以上:7.8〜15.0%
利用限度額100万円未満:13.0〜18.0%
1万〜500万円元金均等返済:最長120ヶ月最短30分
GMOあおぞらネット銀行0.9~14.0%10万〜1,000万円12ヶ月最短2営業日

そもそも、赤字決算の法人でもビジネスローンは借りられるの?

赤字決算の法人でもビジネスローンは借りられる?

赤字決算の法人でも、ビジネスローンを借りられる可能性があります。 ただし、審査のハードルは通常より高くなる傾向があります。

一般的に金融機関は、赤字の原因や今後の事業改善の見込みを重視して審査を行います。たとえば、設備投資や新事業の立ち上げなどによる一時的な赤字であり、今後の収益改善が見込まれる場合は審査に通過できる可能性があります。

一方で、税金を滞納していたり、数期に渡って赤字が続いていたりと、返済の見込みが立たない状態では、審査落ちになる可能性が高いでしょう。審査を通過するためには、事業計画書や売掛金の証明書類などを提出し、返済能力を具体的にアピールすることが重要です。また、担保や第三者保証人を追加することで、審査通過の確率を高めることも可能です。

赤字決算でもビジネスローン審査で通過しやすくなるポイント

赤字決算でもビジネスローン審査を通過するポイント

赤字決算でビジネスローンの審査を通過しやすくするには、以下のポイントを押さえることが大切です。

  • 返済能力がある証拠を提示する
  • 経営改善計画書を提出する
  • 資金繰表を作成する
  • 他社からの借り入れを減らす返済能力がある証拠を提示する

返済能力がある証拠を提示する

赤字決算の法人がビジネスローン審査を通過するためには、返済能力を示す証拠を提示することが非常に重要です。 金融機関が融資の実行可否を判断する際は、「借したお金が確実に返済されるか」を特に重視するためです。

具体的には、将来の売上見込みを示す資料や新規の契約書、事業計画書などが有効です。たとえば、安定した売掛金の存在や大口取引先との契約書があれば、今後の収益見込みを裏付ける強力な証拠となります。

返済能力を確かな証拠と数値で示すことで、赤字決算であってもビジネスローンの審査通過率が大きく高まります。 複数の書類を準備し、金融機関が安心して融資できる状態を整えましょう。

経営改善計画書を提出する

赤字決算の法人がビジネスローン審査を通過するためには、経営改善計画書を提出するのも効果的です。

経営改善計画書とは、現状の経営課題を分析し、今後どのように収益改善やコスト削減を行うかをまとめた計画書のことです。一般的には、5年後までの予想損益をもとに作成し、具体的な数値目標を盛り込みます。

経営改善計画書を提出することで、金融機関は、今後赤字が改善される見込みがあるかを判断しやすくなります。また、具体的な行動計画や経営改善のスケジュールも記載することで、より説得力のある資料が作成できるでしょう。

現状、赤字決算の場合は、経営改善計画書を作成し、金融機関に自社の将来性をアピールしてみてください。

資金繰表を作成する

赤字決算の法人がビジネスローンの審査を通過するには、資金繰表を作成し、提出すると良いでしょう。 資金繰表とは、企業のお金の流れを時系列で可視化した資料です。

具体的には、以下のような情報を提示し、どのような資金運用をしているか、将来的に資金ショートが発生しないかを示します。

  • 月ごとの収入と支出
  • 売掛金の回収予定
  • 借入金の返済スケジュール

整理し、金融機関としても、一定期間内に売掛金が確実に回収されることや、必要経費の支払いが無理なく行えることが分かれば、たとえ赤字決算でも返済能力を評価しやすくなるでしょう。

他社からの借り入れを減らす

赤字決算でビジネスローンの審査を通過しやすくするには、他社からの借り入れを減らしておくことが重要です。 ビジネスローンの審査では、既存の借入総額や返済負担率を厳しくチェックされます。

他社からの借り入れが多いと、返済の余力が少ないと判断されることがあります。複数の金融機関から借り入れがある場合は、一部を早期返済し総借入額を減らすことで、財務状況を改善できます。

また、借り入れ先が多い場合は、借り換えや一本化を検討することで、金融機関からの心象を良くできるでしょう。融資を申し込む前に現在の借入状況を見直し、可能な範囲で整理しておくことが大切です。

【赤字決算対応】法人向けビジネスローン6選をご紹介

ここでは、赤字決算でも借り入れ申し込みができる、法人向けビジネスローン6つを紹介します。

AGビジネスサポート株式会社:事業者向けビジネスローン

AGビジネスサポート株式会社:事業者向けビジネスローン
事業者名AGビジネスサポート株式会社
商品名事業者向けビジネスローン
審査期間最短即日
金利3.1〜18.0%
借入可能額50万〜1,000万円
営業時間Webフォーム:24時間
電話:9:30〜18:00
返済期間元利均等返済:最長5年(60回以内)
元金一括返済:最長1年(12回以内)
担保不要
保証人原則不要
※法人の場合、代表者が連帯保証
必要書類代表者ご本人様を確認する書類
決算書
資金用途事業資金の範囲内

AGビジネスサポート株式会社は、アイフル株式会社の連結子会社であり、信用力のある会社です。同社の事業者向けビジネスローンは、赤字決算・債務超過・銀行リスケ中でも申し込みが可能です。

借入可能額が50万〜1,000万円、金利は3.1〜18.0%と幅があることから、申し込み企業の状況に合わせてさまざまな条件で融資を実行すると考えられます。大手のビジネスローン事業者の融資をお考えの場合には、AGビジネスサポート株式会社の事業者向けビジネスローンがおすすめです。

ファンドワン株式会社:事業者ローン

ファンドワン株式会社:事業者ローン
事業者名ファンドワン株式会社
商品名事業者ローン
審査期間最短40分
金利10.00〜18.00%
借入可能額30万円〜500万円
営業時間メール:24時間
電話:記載なし
返済期間一括返済返済:1ヶ月〜12ヶ月
元本均等返済:2ヶ月〜420ヶ月
担保不要
保証人不要
必要書類・登記簿謄本
・決算書2期分(確定申告書)
・印鑑証明書
・身分証明書(免許証/保険証など)
・納税証明書
その他当社が必要と判断した資料
資金用途事業資金

ファンドワン株式会社の事業者ローンは、元本均等返済の最長返済期間が長く設定されています。一般的に最長5年(60ヶ月)とする事業者が多いなか、ファンドワン株式会社は35年(420ヶ月)です。

また、借入可能額は30万円〜500万円と低めであり、なおかつ金利は10.00%〜18.00%と高めの設定です。これらを踏まえると、赤字決算の法人でもビジネスローンを借り入れやすいと考えられます。

借入条件は、ほかのビジネスローンよりも劣る可能性が高いものの、審査通過率を重視する事業者にはおすすめです。

株式会社オージェイ:無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)

株式会社オージェイ:無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)
事業者名株式会社オージェイ
商品名無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)
審査期間最短即日
金利10.00%~18.0%
借入可能額30万円〜1億円
営業時間Webフォーム:24時間
返済期間1〜60ヶ月
担保不要
保証人原則不要
代表者の連帯保証
必要書類・登記簿謄本
・決算書2期分(確定申告書)
・印鑑証明
・身分証明書
・納税証明書
・その他当社が必要と判断した資料
資金用途事業資金

株式会社オージェイの無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)は、最大1億円の大口融資に対応しています。また、最小で30万円の借り入れが可能なため、さまざまな用途で利用しやすいでしょう。

なお、返済期間は一般的ですが、金利は10.00~18.0%と高めの水準です。また、借り入れ可能額が最小30万円であることを考慮すると、条件次第で赤字決算の法人でも審査に通過できると考えられます。

株式会社オージェイは、無担保融資(ビジネスローン・事業資金融資)以外にも、売掛債権担保融資や動産融資を提供しています。さまざまな選択肢から、融資提案を受けられるため、借り入れの成功率を高めやすいでしょう。

株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ:Carent

株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ:Carent
事業者名株式会社IPGファイナンシャルソリューションズ
商品名Carent
審査期間最短30分
金利利用限度額100万円以上:7.8〜15.0%
利用限度額100万円未満:13.0〜18.0%
借入可能額1万〜500万円
営業時間メール:24時間
返済期間元金均等返済:最長120ヶ月
担保不要
保証人不要
必要書類本人確認書類
登記事項証明書
資金用途事業資金

株式会社IPGファイナンシャルソリューションズのCarentは、少額借り入れにも対応したビジネスローンです。最小で1万円から融資が実行され、つなぎ資金や一時的な出費への支払いにも利用できます。

返済期間の上限が最長120ヶ月(10年)と長く、比較的ゆとりのある返済計画を立てられるでしょう。また、審査期間が短く、必要書類が2点と少ないため、手続きにかかる時間が最小限で済みます。

株式会社IPGファイナンシャルソリューションズのCarentに興味がある方は、ぜひ公式サイトにて詳細をご確認ください。

GMOあおぞらネット銀行:あんしんワイド

GMOあおぞらネット銀行:あんしんワイド
事業者名GMOあおぞらネット銀行
商品名あんしんワイド
審査期間最短2営業日
金利0.9~14.0%
借入可能額10万〜1,000万円
営業時間Webフォーム:24時間
返済期間12ヶ月
担保不要
保証人不要
必要書類なし
資金用途事業資金
※投機資金等には利用不可

GMOあおぞらネット銀行のあんしんワイドは、法人口座の直近2ヶ月分の入出金明細等をもとに審査されるビジネスローンです。決算書や事業計画書が不要であり、赤字決算や創業期の法人でも借り入れが可能です。

あんしんワイドは融資枠型のビジネスローンのため、審査は契約前の1度のみです。契約期間中は融資枠内で何度も借り入れられます。

ただし、あんしんワイドを利用するには、GMOあおぞらネット銀行の法人口座が必要な点に注意が必要です。将来的に資金調達をする予定の方は、GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設しておくと良いでしょう。

エスクローファイナンス株式会社:ビジネスローン

エスクローファイナンス株式会社:ビジネスローン
事業者名エスクローファイナンス株式会社
商品名ビジネスローン
審査期間最短2日
金利2.00~8.00%
借入可能額100万円~2億円
営業時間Webフォーム:24時間
電話:9:00〜18:00
返済期間(最短)3ヶ月~(最長)36ヶ月
担保不要
保証人原則不要
必要書類記載なし
資金用途記載なし

エスクローファイナンス株式会社のビジネスローンは、大口借入にも対応している点が特徴です。一般的に最短即日審査を謳う事業者が多いなか、エスクローファイナンス株式会社のビジネスローンでは最短2日です。

また、公式サイトでは、「現状のみで判断するのではなく、過去の実績やお客様の事業の将来性等を判断し、ご融資させていただいています。」との記述があることから、比較的慎重に審査されると考えられます。

赤字決算の法人でも、補完資料にて事業の将来性を示すことができれば、融資を受けられる可能性があるでしょう。また、金利が低く設定されているため、返済の負担も少なく済みます。

大口借入や低金利なビジネスローンをお考えの事業者は、エスクローファイナンス株式会社を検討してみてください。

エスクローファイナンス株式会社の「ビジネスローン」を申し込む

ビジネスローンの借り方のポイント

ビジネスローンの借り方のポイント

ビジネスローンを借りる際は、以下2つのポイントが大切です。これらのポイントを実行することで、余裕を持った返済計画を立てやすくなります。

  • 金利の低い事業者を選ぶ
  • 返済期間を伸ばして毎月の返済額を減らす

金利の低い事業者を選ぶ

ビジネスローンの借り先を選ぶ際は、金利の低い事業者を選ぶことが重要です。 金利が低ければ返済総額が少なく済み、資金繰りに余裕が生まれやすくなります。

たとえば、100万円を金利15%で3年間借りた場合、利息だけで約115万円の負担です。しかし、金利が5%であれば、利息は約39万円に抑えられます。

このように、金利がわずか数%違うだけで、返済総額に大きな差が生まれます。一般的に、金利が低い事業者は審査が厳しい傾向にあるため、補完資料として経営改善計画書や資金繰表を提出するなどして、審査の通過率を少しでも高めると良いでしょう。

返済期間を伸ばして毎月の返済額を減らす

ビジネスローンを申請する際に、返済期間を長く設定するのも効果的です。返済期間が長ければ、その分毎月の返済額を抑えられるためです。

資金繰りの負担を軽減できれば、日々の事業資金を確保しやすくなるでしょう。しかし、返済期間を伸ばすことで、支払う利息の総額が増加する点に注意が必要です。

そのため、返済期間を設定する際は、無理のない範囲で毎月の返済額を調整し、総返済額とのバランスを見極めることが大切です。 

まとめ

本記事では、赤字決算の法人に対応したビジネスローンを紹介しました。ビジネスローンの審査では、返済能力や事業の将来性が評価されるため、たとえ赤字でも通過できる可能性があります。

ただし、赤字決算がビジネスローンの審査において不利なのも確かです。そのため、必要書類に加えて、経営改善計画書や資金繰表を提出するなどし、金融機関からの心象を良くする努力が必要です。

ぜひ、本記事で紹介した内容を参考に、適切なビジネスローンを選定してみてください。なお、以下の記事では、銀行系も含めてより詳しくビジネスローンを比較しています。ビジネスローン選びで迷われている方は、参考にしてみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

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https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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