ネット起業で成功させるポイントは?初心者にもわかりやすく解説

[投稿日]2024年02月27日 / [最終更新日]2024年02月19日

ネット起業で成功させるポイントは?初心者にもわかりやすく解説

近年では多様な働き方が注目されており、「ネット起業」を目指す人が多くいます。ネット起業は「誰でも始めやすい」という印象を持ちやすいものの、詳しいビジネスモデルなどを知らない人は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、これからネット起業を始める初心者にもわかりやすいように、ネット起業を成功させるポイントを中心に解説します。

ネット起業とは

ネット起業とは、インターネットのみでビジネスを始めることで、「ネットビジネス」とも呼ばれます。実店舗を持ちつつネットビジネス(オンラインショップ)を行っている「ユニクロ」や「ヨドバシカメラ」のような事業は、ネット起業ではありません。

たとえば、ネットショップやアフィリエイト、クラウドソーシングなどがネット起業に当てはまります。ネット起業はパソコンとインターネット環境があれば、始められるビジネスです。事業所を必要とする起業と比較すると起業のハードルは低いですが、安易な考えは危険です。しっかりとノウハウを学び、ネット起業について知識を深めなければ、成功を収めることが難しいでしょう。

ネット起業のビジネスモデル

まずはネット起業のビジネスモデルから学びましょう。ネットビジネスといっても何を主軸にビジネスを展開するかは、それぞれ異なります。5種類のビジネスモデルについて紹介するので、自分に合ったビジネスを展開してくださいね。

①請負ビジネス

請負ビジネスとは、クライアントからWeb関連の仕事を請け負い、成果物を納品するビジネスです。たとえば、以下のようなものを指します。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • イラストレーター
  • プログラマー
  • 動画制作
  • ホームページ制作など

請負ビジネスは仕事を受注する必要があります。直接企業へ応募したり、クラウドソーシングやブログ、SNSから仕事を探したりしなければなりません。また成果物の納品によって報酬を得られるため、即金性が高く、自分の実力次第で報酬が増える点がメリットです。ただし、実力が見合わなかったり、稼働時間が短かったりすれば報酬が得られないので注意しましょう。

②ネットショップ

ネットショップは、インターネット上に自分の店舗を展開し、商品を販売するビジネスです。実店舗とは違いネット上で展開するため、全国規模で販売できます。ネットショップは、自分でネットショップを開く場合と、楽天やYahooなどのショッピングモール型のサイトに出店する場合の2種類があります。

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
独自のネットショップ・出店料や手数料がかからない
・自由度が高く、独自でカスタマイズが可能
・集客を確保するために対策が必要
・知識や技術力が必要
ショッピングモール型のサイトに出店・抜群の集客力がある
・マーケティングコストが低い
・出店料や手数料が高い
・ライバルとの競争率が高く差別化が必要

仕入れた商品を売却するためには、上記の2種類から好きな販売方法を選択し、売却しましょう。

令和3年版 情報通信白書|オンライン消費の増加


出典:総務省|令和3年版 情報通信白書|オンライン消費の増加

総務省の調べによると2020年から2021年にかけて、新型コロナウイルスの影響によりネットショップを利用する人が増えていることがわかります。子どもからお年寄りまでネットショップを利用しているので、ネット起業のなかでも、需要が高いビジネスモデルといえるでしょう。

③アフィリエイト

アフィリエイトは、ブログやSNSで商品を紹介し、その商品を消費者が購入すれば一部報酬が入るビジネスです。アフィリエイトの主な収入として、「ASP」と「アドセンス広告」の2つが挙げられます。

ASPは「A8.net」や「Amazonアソシエイト」などに登録し、案件(商品)を販売することによって、報酬を得られるサービスです。アドセンス広告は、商品を販売するのではなく、広告をクリックするだけ報酬が入ります。商品を販売しないため、1クリックの単価は非常に低いことが特徴です。

アフィリエイトを行うためにはブログやSNSなど、販売するプラットフォームが必要になります。一般的にはブログを活用する人が多く、記事を書いて集客し、販売したい商品に誘導するのが一連の流れです。ライティングのスキルがあればスムーズに作業が進めやすいでしょう。

アフィリエイトは基盤がしっかりできていれば、放置しているだけである程度の収益を得られます。しかし、アフィリエイトで安定した収益を得るには1年以上かかるケースが多いので、即金性としては低いといえるでしょう。

④コンテンツ販売

コンテンツ販売とは、ブログやWebサイトなどで情報やサービスを提供することです。コンテンツの内容は多岐にわたり、恋愛・教育・筋トレ・エクササイズ・英会話などがあります。わかりやすく説明すると、自分の持っているスキルや情報を販売することです。

たとえば以下のようなものがコンテンツ販売になります。

  • 自分が料理したレシピ
  • 体重70kgから50kgまで減量したダイエット方法
  • 外国でも通用する英語の発音をまとめた動画
  • 飲食店の経営テクニックをまとめた書類など

コンテンツ販売の方法は、電子書籍化して販売したり、動画を制作しYouTubeに投稿したりなどさまざまです。コンテンツは自分で作成しますがデータでの管理が多いため、在庫があふれることがありません。YouTubeやTikTokなどに投稿すれば、商品がずっとインターネット上に残るため、放置しても収益を得られます。

自分のスキルや情報を販売するコンテンツ販売は、特筆したものがないと魅力的な商品を作れないことが多いので、十分な売上につながらないでしょう。

ネット起業のメリット

続いて、ネット起業のメリットを紹介します。

誰でも気軽に始めやすい

ネット起業はパソコンとネット環境さえあれば始められ、誰でも気軽に始めやすい点がメリットです。ブログであれば「WordPress」や「note」、コンテンツ販売であれば「YouTube」や「TikTok」、その他にもメルカリ・BASE・クラウドワークス・ココナラなど、さまざまなサービスを利用すれば、簡単にネットで起業できます。

また副業としても相性が良く、空いた時間を有効活用できる起業方法です。

起業するリスクとコストが低い

ネット起業に必要なものはパソコンとインターネット環境のみなので、初期費用がほとんどかかりません。パソコンはピンキリですが、大体20万円以内で購入できます。その他の費用は自宅の通信代や電気代しか必要がなく、運営コストも最小限で済みます。

このようにネット起業はコストがかからないため、仮に起業に失敗してもリスクが低いことがメリットです。少しでも少ないリスクで起業したい人は、ネット起業に挑戦してみましょう。

時間や場所を選ばない

繰り返しになりますが、ネット起業はパソコンとインターネット環境があれば問題ありません。比較的どんな場所でも起業できます。自宅はもちろん、コワーキングスペースやカフェなど、インターネットさえつながれば、そこが仕事場所へと変わります。

またオフィスに通勤する必要がなく、始業時間や就業時間も決まりがありません。自分のやりたい時間帯を選んで仕事ができるため、ライフスタイルに合った働き方ができます。非常に自由性が高く、スケジュール管理さえしっかり計画しておけば柔軟な働き方が可能です。

たとえば出先であっても、インターネット環境があれば、外食の待ち時間や移動時間などのスキマ時間を活用できます。無駄な時間を仕事時間に変えられるのもメリットのひとつです。

ネット起業のデメリット

ネット起業のデメリットを見ていきましょう。

ライバルが多く差別化が必要

ネット起業は誰でも気軽に始めやすいことから新規参入が多く、ライバルが多く存在します。当然ライバルが多ければ多いほど、競争率が高くなるため収益を増やすことが難しくなります。ライバルに負けないためには差別化が必要です。

ネット起業に限ったことではありませんが、一般的な起業においてもライバルと差別化を図るために「マーケティング」を行うことが重要です。どんな商品を売るのか、誰をターゲットにするのか、どんな戦略を用いるのかなど、経営プランを明確化することで、消費者のニーズを高められます。

ネット起業のリスクが少ないからといって安易に対策するのではなく、ライバルが多いからこそ努力を怠らず、ライバルと差別化できるように心がけましょう。

すぐに成果が出ないことも多い

ネット起業はすぐに成果が出るわけではありません。一人ひとり成果が出るスピードは異なるため、すぐに成功できなくてもあきらめずに継続することが大切です。たとえば、ネット起業のビジネスモデルのひとつである「アフィリエイト」は、収益化まで個人差があります。

アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023


引用元:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023

特定⾮営利活動法⼈ アフィリエイトマーケティング協会が行った「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2023」の調査結果によると、アフィリエイトを開始してから1年未満の人の内68.6%は「収入がない」という結果になっています。

上記の表を見ると、継続年数が長くなれば収入が増えていることが多いです。すぐに成果に結びつくわけではないため、継続し続けることが大切です。仮に失敗したとしても「どこを改善すればよかったのか」を考え、次に活かせるように心がけましょう。

プライベートと混合しやすい

ネット起業の職場は自宅であることが多いので、プライベートと混合しやすくなることがあります。自宅と事務所を兼用することで、開業費用などを抑えられるメリットはありますが、私生活と混合し、集中力が低下することも少なくありません。

たとえば、仕事中に家族が家にいる場合、生活音が耳に入ってきます。テレビの音が流れていると内容が気になり、集中力が途切れる人も多いのではないでしょうか。

また自宅であるがゆえに、リラックスしやすいため、ついお菓子を食べたり、うたた寝してしまったりなど、仕事に支障をきたしてしまう可能性があります。自宅で仕事をする場合は、自己管理能力が必要です。

自宅で作業する場合は仕事部屋を設ける、自宅で作業がしにくい場合はシェアオフィスやコワーキングスペースなどを活用して、作業効率を上げることを意識しましょう。

ネット起業をする際に必要なもの

ネット起業する際に必要なものは非常に少ないです。どのようなものが必要か見ていきましょう。

パソコンとインターネット環境

ネット起業をする際に必ず必要になるのが「パソコン」と「インターネット環境」の2つです。ネット起業は、インターネット上でビジネスが完結するためパソコンは必須です。唯一の商売道具になるため、性能の高いパソコンを選ぶことをおすすめします。

少しでも初期費用を抑えようと節約してしまうと、作業効率が悪くなってしまう恐れがあります。ネット起業でかかる費用はパソコン以外にあまりないので、効率良く作業できるパソコンを選びましょう。

またインターネット環境も重要です。Wi-Fiが悪いとなかなかページが開かない、すぐに接続が切れるなど、作業効率が悪くなってしまいます。主な費用はこの2つのみなので、良い商品を準備しましょう。

起業資金

パソコンとインターネット環境がそろっている場合は、起業にかかる初期費用がほとんどありません。日本政策金融公庫が行った「2023年度新規開業実態調査」によると、開業費用の平均値は1,027万円、中央値は550万円です。

日本政策金融公庫 2023年度新規開業実態調査

出典:日本政策金融公庫 2023年度新規開業実態調査(PDF)

上記のグラフの通り、新しく事業を始めるときにはそれ相応の費用が必要になります。もちろん起業内容によって起業資金は大きく異なるので目安程度に考えましょう。実店舗を構えるオフラインビジネスと比較すれば、ネット起業は必要な起業費用が少なく済みます。

相談できる仲間

パソコンとインターネット環境、起業資金は、起業する際に必須ですが、相談できる仲間は必須ではありません。しかし、相談できる仲間がいるかいないかで、精神的な安定感は大きく異なるもの。相談できる仲間を作っておくことをおすすめします。

ネット起業は誰でも始めやすいこともあり、専門的な知識を持っていない状態でも起業する人がいます。知識が乏しく間違った方向性に進んだとしても自分ひとりでは判断しにくいでしょう。しかし、相談できる仲間がいれば、客観的なアドバイスをもらえることで、間違った軌道を修正できます。

相談仲間を見つける方法としては、SNSやコミュニティ、セミナーなどを利用しましょう。セミナーは同じ志を持った人が集まるため、相談仲間を見つけやすいはずです。起業に関するセミナーなどに積極的に参加し、ノウハウを学びながら相談相手も一緒に見つけましょう。

ネット起業を成功させるポイント4つ

ネット起業を成功させるには、以下の4つのポイントを意識することが大切です。

①ネット起業の成功例を学ぶ

何事も成功例を見て学ぶことからスタートすると、成功率が上がります。まずはネット起業で成功した事例を見て学びましょう。ネット起業に成功した事例は以下のようなものがあります。

株式会社とり祥

新型コロナウイルスの影響により、飲食店は大打撃を受けましたが「ユーザーが購入しやすい導線」を意識したECサイトに挑戦した結果、売上が4~5倍に増え、過去最高記録を達成しました。

アスクル

アスクルは「明日来る」という名前の由来通り、会社の事務用品をすぐに届けるBtoB通販のリーディングカンパニーです。メーカーや小売と上手く共存することで、ビジネスを成功させました。

成功した事例を見ていると「まだ誰もやっていない事業」や「特定層に絞った事業」、「ユーザーのニーズを解決した事業」などが成功を収めています。この3つの特徴を参考に、事業を展開してみましょう。

②営業スキルを磨く

営業スキルと聞くと一般的な企業が行うイメージがあるかもしれませんが、ネット起業においても営業力は大切です。「営業力=集客力」と考えるとよりわかりやすくなります。どんな事業を展開するにしても、集客は大切であり、特に店舗を持たないネット起業は、どのように集客するかがポイントです。

ネット起業は実際に対面で営業することはありません。インターネット上のレイアウトや装飾などを意識することが大切です。また商品に対する知識量も増やし、一つひとつの商品・サービスについてより詳しく説明できるように心がけましょう。

③長期的な目線で計画する

ネット起業は、すぐに成果が出るものばかりではありません。アフィリエイトやコンテンツ販売では、成果が出るまでに時間がかかるケースが多く、長期的な目線で計画をすることが大切です。数ヶ月~1年程度、収益が出せない状態に陥っても困ることのないように準備しましょう。

長期的に計画する場合、初めの期間は副業として事業を始めることもひとつの手です。まずは本業で収入を得ながら、副業の位置づけでネット起業を始めます。仮に1年間収入が見込めなかったとしても本業で収入を得ていることで、リスクを最小限に抑えながらネット起業を始められます。

ネットでの事業で安定して収入を得られるようになってから、本業を辞めることも可能です。副業としてリスク管理をしておけば、自分がネット起業に向いていなかったとしても、やり直しがききます。長期的な目線で計画する場合は、副業も視野に入れて検討してみましょう。

④フィードバックも忘れない

ネット起業で失敗することも十分にありえます。しかし、失敗したからといってそこであきらめるのではなく、「何が原因だったのか」「改善点はあるのか」と、次に活かすことを考えましょう。また失敗していなかったとしても、こまめにフィードバックをすることは重要です。

たとえば、ブログであれば一度書いた記事をリライトして情報を更新する、執筆した記事の評価を確認するなど、フィードバックを行うことでよりユーザーのためになるブログになります。このように、進みっぱなしではなく一度振り返ってフィードバックすることもネット起業を成功するポイントです。

まとめ

ネット起業は誰でも始めやすいこともあり、新規参入が多い方法です。そのため、なんとなく始めるのではなく、ライバルと差別化が図れるようにしっかりと対策しましょう。

また、成功事例を見て学んだり、長期的な目線で計画したりすることが、ネット起業で成功できるポイントです。ぜひ本記事を参考にして、ネット起業を始めてみてくださいね。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

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この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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