【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

[投稿日]2024年10月14日 / [最終更新日]2025年08月13日

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【法人口座】GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を徹底比較!どっちがおすすめ?

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の法人口座は、共に他行宛振込手数料の安さが魅力の銀行です。サービス内容も似ているため、どちらで法人口座を開設すべきか悩むでしょう。

本記事では、9つの項目ごとにGMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のサービス内容を比較しますので、ぜひ最後までご覧ください。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の主な違い

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行では、法人口座の強みが異なります。以下では、それぞれがおすすめな法人と銀行口座の特徴をまとめています。

  • GMOあおぞらネット銀行:各種手数料の安さ・組織的な運用を重視する会社
  • 住信SBIネット銀行:口座開設・融資のスピードを重視する規模の小さな会社
GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
メリット・設立直後は振込手数料が優遇
・各種手数料が安価
・サブ口座やサブカードの発行が可能
・各金融サービスへの支払いに対応
・法人口座の必要書類が少ない
・高額なビジネスローンが最短即日で審査完了
・他行宛振込手数料が安価
・ビジネスデビットカードの付帯特典・保険が充実
デメリット・融資商品の借入限度額が低い
・ビジネスデビットカードの付帯特典が最低限
・メイン口座しか開設できない
・各金融サービスへの対応が弱い

GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料をはじめ多くの手数料が安価に設定されています。また、メイン口座に加えて19の追加口座と、100アカウントを作成できるため、コストを抑えた組織的な運用を目指す法人におすすめです。

一方、住信SBIネット銀行は、必要書類の少なさや審査期間の短いビジネスローンが魅力です。また、他行宛振込手数料はGMOあおぞらネット銀行と同様、一律145円と非常に安価に設定されています。

ただし、メイン口座しか開設できないため、口座開設・融資のスピードを重視する規模の小さな法人に適しています。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の運営会社を比較

まずは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の運営会社を比較します。以下、各運営会社の概要と銀行の設立日です。

運営会社名GMOあおぞらネット銀行株式会社住信SBIネット銀行株式会社
会社設立日1994年2月28日1986年6月
銀行設立日2018年7月17日2007年9月
本拠地東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス東京都港区六本木三丁目2-1 住友不動産六本木グランドタワー
資本金241億2,996万円310億円
株主株式会社 あおぞら銀行:50%
GMOインターネットグループ 株式会社:25%
GMOフィナンシャルホールディングス 株式会社:25%
三井住友信託銀行株式会社:34.19%
SBIホールディングス株式会社:34.19%
日本証券金融株式会社:3.72%

GMOあおぞらネット銀行株式会社は、1994年2月に設立された会社です。当初は、​​日債銀信託銀行として開業し、金融業を行っていました。

現在のインターネット銀行事業を開始したのは、2018年7月17日のことです。株主である「株式会社あおぞら銀行」「GMOインターネットグループ株式会社」両者の強みを活かし、急速に成長しています。また、両者はいずれも東証プライムに上場しているため、信用できるネット銀行と言えます。

一方、住信SBIネット銀行株式会社は、「現 三井住友信託銀行株式会社」の事務を受託する会社として、1986年6月に設立されました。2007年9月にはインターネット銀行事業を開始しているため、業界内ではネット銀行の運営歴の長い会社です。

主要株主は、「三井住友信託銀行株式会社」と「SBIホールディングス株式会社」です。いずれも長年金融業に携わってきた実績があるため、信用して利用できるのではないでしょうか。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の利用者割合を比較

弊社「バーチャルオフィス1」は、自社の顧客を対象に、各ネット銀行での法人口座開設割合を調査しました。以下は、そのアンケート結果をグラフにしたものです。

ネット銀行の法人口座の開設割合(バーチャルオフィス1顧客)

GMOあおぞらネットと住信SBIネット銀行での法人口座の開設割合を比較すると、以下のとおりです。

  • GMOあおぞらネット銀行:56.5%
  • 住信SBIネット銀行:35.2%

グラフからも見て取れるように、GMOあおぞらネット銀行のほうが、法人口座の開設割合が高いという結果でした。この主な要因として、GMOあおぞらネット銀行のサービス内容が充実しており、なおかつ改善のスピードが速い点が考えられます。

詳しくは後述しますが、両銀行を比較すると、審査期間・海外送金手数料・税金や社会保険料の支払い可否などさまざまな点で、GMOあおぞらネット銀行のほうが優れています。また、ネット銀行として初めて、Pay-easyや社会保険料の支払いに対応した実績もあります。

現場のサービス内容はもちろん、将来的なサービスの改善を考慮し、多くの方がGMOあおぞらネット銀行を選択しているのだと考えられます。

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のサービス内容を比較

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のサービス内容を、以下の項目別に比較します。

  • 振込手数料・口座維持手数料
  • 口座振替・定額自動振込手数料
  • 総合振込手数料
  • 海外送金手数料
  • 各種機能
  • 審査関連
  • 各金融サービス・機関への対応
  • 融資商品(ビジネスローン)
  • ビジネスデビットカード

振込手数料・口座維持手数料

振り込み手数料・口座維持手数料の違い

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の振込手数料・口座維持手数料は、以下のとおりです。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
同行宛無料無料
他行宛(通常)一律143円一律145円
他行宛(割引)一律129円
※別途、月額500円が発生
130〜145円
※振込件数に応じて変動
口座維持手数料無料無料

いずれも、同行宛の振込手数料と口座維持手数料が無料に設定されています。ただし、他行宛振込手数料は、通常時と割引プログラム適用時のいずれもGMOあおぞらネット銀行の方が安価です。

GMOあおぞらネット銀行の割引プログラム「振込料金とくとく会員」とは、月額500円にて以下の特典が受けられるサービスです。

振込料金とくとく会員

  • 他行宛振込手数料:一律129円へ割引
  • 提携ATMの出金手数料:月5回無料
  • ビジネスデビットカード追加発行手数料:無料

一方、住信SBIネット銀行の「振込優遇プログラム」とは、前々月の振込件数に応じて、以下のように他行宛振込手数料が割引されるプログラムのことです。別途料金がかからず、毎月自動で振込手数料の割引が適用されます。

振込優遇プログラム

  • 5回未満:145円
  • 5回以上:140円
  • 20回以上:135円
  • 50回以上:130円

単純な振込手数料を比較すると、GMOあおぞらネット銀行の「振込料金とくとく会員」が最安です。また、住信SBIネット銀行のように、1ヶ月あたりの振込件数による影響を受けないため、いつでも格安で振り込めます。

しかし、特典を受けるには月額500円がかかるため、他行宛の振込件数やATMの利用回数などによっては、かえって高くつく恐れがあります。別途料金を払わず、振込手数料を抑えたい方には、住信SBIネット銀行がおすすめです。

口座振替・定額自動振込手数料

口座振替・定額自動振込手数料の違い

以下の表では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の口座振替・定額自動振込手数料と上限数を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
口座振替手数料無料無料
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:143円
※129円
※振込料金とくとく会員
同行宛:無料
他行宛:145円
※130〜145円
※振込優遇プログラム
定額自動振込登録上限数1,000件10件

口座振替手数料は、いずれも無料です。また、定額自動振込手数料は通常の振込手数料と同様のため、GMOあおぞらネット銀行の方がわずかに安価です。

なお、定額自動振込の登録上限数は、両銀行で大きく異なります。GMOあおぞらネット銀行が1,000件なのに対し、住信SBIネット銀行の上限は10件です。

仮に、事務所の賃料や通信費、外注費などを定額自動振込で支払う場合、住信SBIネット銀行の上限数では足りない可能性があります。利用頻度が多い場合は、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

総合振込手数料

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の総合振込手数料・上限処理件数を、以下で比較しています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
契約金無料無料
月額料金無料無料
上限処理件数9,999件9,999件
振込手数料同行宛:無料
他行宛:一律143円
※振込料金とくとく会員の適用可
同行宛:無料
他行宛:一律145円
※振込優遇プログラムの適用不可

総合振込のサービス内容は、両行ともほとんど同じです。差があるとすれば、通常時の他行宛振込手数料と、割引プログラムが適用されるか否かです。

GMOあおぞらネット銀行では「振込料金とくとく会員」が適用されるため、加入している場合に一律129円へ割引されます。一方、住信SBIネット銀行では、振込優遇プログラムを適用できないため、通常の一律145円がかかります。

取引先への支払いや従業員の給与など、大量の振込依頼を一括で処理したい場合は、GMOあおぞらネット銀行の方がコストを抑えやすいでしょう。

海外送金手数料

海外送金手数料の違い

以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の海外送金手数料を比較しています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
初期手数料無料通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
月額手数料無料無料
送金手数料265円〜
送金金額に応じて変動
2,500円/件
為替手数料(米ドル)無料6銭/ドル
中継銀行手数料※無料2,500円/件
※送金人負担とした場合に発生

両行では、海外送金にかかる手数料の種類と金額が異なります。

GMOあおぞらネット銀行で発生するのは、送金手数料のみです。一方、住信SBIネット銀行では、以下4つのコストがかかります。

  • 初期手数料
  • 送金手数料
  • 為替手数料
  • 中継銀行手数料

一見、GMOあおぞらネット銀行の手数料が安価に見えますが、実際は送金金額や取引の頻度によって異なります。以下では、1,000米ドルと1万米ドルを送金した場合に発生する海外送金手数料の合計額を比較しています。

【1,000米ドルを送金する場合】

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
送金手数料1492円2,500円
為替手数料(米ドル)0円60円
中継銀行手数料※0円2,500円
合計1,492円5,060円

【1万米ドルを送金する場合】

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
送金手数料12,533円2,500円
為替手数料(米ドル)0円600円
中継銀行手数料※0円2,500円
合計12,533円5,600円
※送金人負担とした場合に発生

1,000米ドル(=約14万円)を送金する場合はGMOあおぞらネット銀行が、1万米ドル(=約140万円)の大口送金では、住信SBIネット銀行の方がコストを抑えられます。もちろん、住信SBIネット銀行では初期手数料が発生するため、短期的に見ると負担するコストは大きいです。

しかし、長期的に見ると、比較的少額の海外送金を行う場合はGMOあおぞらネット銀行が、大口の送金を行う場合は住信SBIネット銀行がおすすめです。

各種機能

その他機能の違い

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の細かな機能を比較します。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
ネットバンキングのアカウント上限数100アカウント200アカウント
口座の開設上限数20口座マスター口座のみ

ネットバンキングのアカウント上限数は、住信SBIネット銀行の方が多いです。しかし、口座の開設上限数では、メイン口座+19の追加口座を作成できるGMOあおぞらネット銀行が優れています。

仮に、数十人以上の組織で法人口座を運用する場合、多数のサブ口座を開設できるGMOあおぞらネット銀行の方が適しています。たとえば、部門・資金の用途ごとにサブ口座を開設して管理すれば、社内のお金の流れを把握しやすくなります。

また、口座ごとに管理方法を設定すれば、経理担当者の業務負担を軽減しやすいでしょう。作成できるアカウント上限数が多い点は住信SBIネット銀行の魅力ですが、組織的な運用を想定する場合は、GMOあおぞらネット銀行が適しています。

審査関連

審査期間・書類の違い

以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の審査期間と必要書類を比較します。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
審査期間最短即日~平均2営業日オンライン:最短翌営業日郵送:1週間程度
必要書類・本人確認書類
・事業内容確認書類
※法人住所の補完書類
※外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)に係る確認書
※特定取引を行う者の届出書
【オンライン申請】
・本人確認書類
【郵送申請】
・本人確認書類
・口座開設申込書

※状況に応じて提出を求められる書類

まず、審査期間を比較すると、最短即日〜で完了するGMOあおぞらネット銀行のほうが優れています。提出書類に不備がなく、スムーズに審査が進行した場合は、申込日当日に法人口座を開設できる可能性があります。

一方、住信SBIネット銀行の審査期間は、最短でも翌営業日です。つまり、スムーズに審査が進行しても、法人口座を開設できるのは申込日の翌日〜です。

ただし、必要書類を比較すると、住信SBIネット銀行のほうが少ない書類で審査に臨めます。オンライン申請の場合、代表者の本人確認書類のみで申し込めるため、提出書類を準備する手間がほとんどかかりません。

対して、GMOあおぞらネット銀行では、本人確認書類のほかに、契約書や許認可書などの事業内容確認書類が必要です。必要書類が多いと、準備に手間がかかるのみならず、書類不備による審査落ちのリスクが高まります。

したがって、法人口座の審査面を重視する場合、審査期間の短さを重視するならGMOあおぞらネット銀行が、必要書類の少なさや書類不備による審査落ちリスクを重視するなら住信SBIネット銀行がおすすめです。

各金融サービス・機関への対応

各金融サービス・期間への対応の違い

ここでは、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の各金融サービス・機関への対応状況を比較します。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
Pay-easyの対応可否
日本政策金融公庫の対応可否
国税・社会保険料の口座振替×
経営セーフティー共済の対応可否×

両銀行とも、Pay-easyには対応しています。また、Pay-easyの収納機関も基本的に同じです。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
Pay-easy収納機関・法人税
・所得税
・消費税
・源泉徴収税
・厚生年金保険料
・特許申請手数料等
・法人事業税
・法人都道府県民税
・地方法人特別税
・労働保険料
・固定資産税
・自動車税
・船員保険料
・法人税
・所得税
・消費税
・源泉徴収税
・厚生年金保険料
・特許申請手数料等
・法人事業税
・法人都道府県民税
・地方法人特別税
・労働保険料
・固定資産税
・自動車税
・船員保険料

参考:Pay-easy(ペイジー) | 商品・サービス一覧 | 法人口座の開設 | GMOあおぞらネット銀行
参考:Pay-easy(税金等支払) | NEOBANK 住信SBIネット銀行

現状、GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行ともに、Pay-easyにて法人税や消費税、地方税の支払いが可能です。

ただし、住信SBIネット銀行は社会保険料の口座振替に対応していません。また、中小企業基盤整備機構の経営セーフティ共済にも対応していないため、各金融サービス・機関への対応状況を考慮すると、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。

融資商品(ビジネスローン)

融資商品(ビジネスローン)の違い

GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の融資商品を、以下で比較しています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
融資商品あんしんワイド事業性融資dayta
借入限度額1,000万円3,000万円
金利0.9〜14.0%非公開
審査期間最短で2営業日最短当日

前提として、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の融資商品は、仕組みが大きく異なります。

GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」は、インターネットバンキングなどから申請し、ヒアリングや審査を経て借入額や金利が確定します。一方、住信SBIネット銀行の「事業性融資dayta」は、毎月銀行側から借入条件が提示され、その範囲内で借入希望額を申請する仕組みです。

上記を考慮すると、GMOあおぞらネット銀行の融資商品は、1,000万円の枠内にて必要な金額を自由に設定できる点がメリットです。もちろん審査はありますが、条件次第では上限付近まで調達できる可能性があります。

ただし、申込後に審査が開始されるため、借入までに時間がかかる点はデメリットです。また、過度に借入希望額が大きいと、審査落ちになるリスクがあります。

住信SBIネット銀行の「事業性融資dayta」は、銀行から提案された条件内で借入希望額を申請するため、審査通過率が高いと考えられます。また、最短即日で審査が完了するため、必要な時に必要な金額を借り入れられる点がメリットです。

デメリットとしては、借入希望額が銀行から提案された条件内に限定される点が挙げられます。提案された条件によっては、必要資金を調達できない恐れもあるので注意しましょう。

ビジネスデビットカード

ビジネスデビットカードの違い

以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のビジネスデビットカードを比較しています。

GMOあおぞらネット銀行住信SBIネット銀行
年会費無料一般カード:無料
プラチナカード:11,000円
新規発行手数料無料一般・プラチナカード:無料
発行可能枚数デビット付キャッシュカード:20枚
サブカード:9,998枚
発行不可
追加発行手数料【デビット付キャッシュカード】
1,100円/枚
【サブカード】
リアルカード:1,100円/枚
バーチャルカード:無料
国際ブランドVisa・MasterCardMasterCard
還元率最大1.0%一般カード:0.8%
プラチナカード:1.0%
還元方法現金ポイント
付帯特典【一般カード】
なし
【プラチナカード】
空港ラウンジ無料サービス
海外インターネットサービス
付帯保険不正利用補償:最大1,000万円【一般カード】
不正利用補償:最大1,000万円
【プラチナカード】
不正利用補償:最大1,000万円
国内旅行傷害保険:最高1億円
海外旅行傷害保険:最高1億円
ショッピングガード保険:最高100万円
モバイル端末保険:最高10万円

GMOあおぞらネット銀行のビジネスデビットカードは、発行手数料・年会費が無料で、なおかつ利用額の1.0%(※税金や公共料金等一部キャッシュバック率が異なる利用先あり)が現金で還元される点がメリットです。また、9,998枚の追加カードを発行できるため、従業員用に多数のカードを発行したい法人に適しています。

住信SBIネット銀行のビジネスカードは、付帯サービスの充実度が高い点が魅力です。発行手数料・年会費が無料の一般カードでも、国際線手荷物優待サービスや空港クローク優待サービスなどの割引が適用されます。

なお、年会費11,000円のプラチナカードには、まるでクレジットカードのような出張関連の付帯サービスがあります。よって、還元率や還元方法、追加カードの発行可能枚数を重視する場合は、GMOあおぞらネット銀行が、国内外の出張が多く付帯サービスを重視する場合は、住信SBIネット銀行がおすすめです。

結局、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のどっちがおすすめ?

GMOあおぞらネット銀行 vs 住信SBIネット銀行

ここでは、前述の比較情報をもとに、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行のどちらがおすすめなのかを比較します。

GMOあおぞらネット銀行:手数料・組織的な運用を重視する会社

GMOあおぞらネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金初期手数料無料
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛一律143円
※1:一律129円
送金手数料265円〜
送金金額に応じて変動
為替手数料(米ドル)無料
中継銀行手数料無料
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能ネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数20口座
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替
経営セーフティー共済の対応可否
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:一律143円
※1:一律129円
日本政策金融公庫の対応
審査期間最短即日~平均2営業日
※1:振込料金とくとく会員加入時の手数料

GMOあおぞらネット銀行は、各種手数料の安さとサービスの充実度に定評がある銀行です。住信SBIネット銀行と比較して、特に海外送金手数料が安く設定されています。

また、サービス面では、社会保険料の支払いに対応していたり、アカウント数・口座の開設上限数が多かったりします。起業直後の会社はもちろん、複数の従業員を雇用している会社でも使いやすい法人口座です。

月々のコストを抑えつつも、法人口座としての機能を重視する方におすすめです。最短即日で法人口座を開設できるため、詳細を知りたい方はGMOあおぞらネット銀行の公式サイトをご確認ください。

住信SBIネット銀行:口座開設・融資のスピードを重視する規模の小さな会社

住信SBIネット銀行
振込手数料同行同一支店宛無料海外送金初期手数料通常:50,000円
SDGs事業者プログラム対象者:25,000円
同行本支店宛無料月額料金無料
他行宛一律145円※1:130〜145円送金手数料2,500円
為替手数料(米ドル)6銭/ドル
中継銀行手数料※2無料
初期費用・維持費初期契約料無料当日振込・リアルタイム振込当日振込対応時間当行:24時間
他行:24時間
口座維持手数料無料リアルタイム振込
総合振込初期契約料無料その他機能ネットバンキングのアカウント上限数100アカウント
月額料金無料複数口座の開設上限数マスター口座のみ
上限処理件数9,999件融資商品の有無
口座振替・定額自動振口座振替手数料無料Pay-easyの対応
国税・社会保険料の口座振替×
経営セーフティー共済の対応可否×
定額自動振込手数料同行宛:無料
他行宛:一律145円
※1:130〜145円
日本政策金融公庫の対応
審査期間オンライン:最短翌営業日
郵送:1週間程度

住信SBIネット銀行は、必要書類の少なさや融資スピードの速さが魅力のネット銀行です。オンラインで申請すれば、本人確認書類のみで法人口座を開設できます。

GMOあおぞらネット銀行のように、複数の必要書類を用意する必要がなく、書類不備による審査落ちのリスクも抑えられます。また、融資商品が銀行からの提案によって進められる点も特徴です。

過去の入出金履歴や取引実績をもとに提案されるため、融資の審査期間が非常に短くなっています。スピード感のある融資を受けたい方や、少ない必要書類で法人口座を開設したい方におすすめです。

まとめ

本記事では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行を比較しました。

まとめると、手数料の安さや法人口座としての機能を重視する方には、GMOあおぞらネット銀行がおすすめです。一方、スピード感のある融資を受けたい方や、口座開設時の必要書類を最小限に抑えたい方には、住信SBIネット銀行が適しています。

両銀行の特徴を細かく比較し、会社のニーズにあった法人口座を開設してみてください。以下では、GMOあおぞらネット銀行と住信SBIネット銀行の評判を紹介しています。利用者の声を参考にしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、千代田区神田神保町、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1です。

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この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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