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バーチャルオフィスの住所を画像処理するのはなぜ?メリットとデメリット

[投稿日]2022/12/10 / [最終更新日]2023/04/28

住所を画像処理するのはどうして?

バーチャルオフィスの運営会社や利用者のなかには、住所を検索結果に表示させないよう、レンタルした住所を画像処理してからWebサイトなどに掲載している場合があります。

しかしながら検索結果に表示しないようにする行為は、ユーザー観点からすると不信感につながる恐れもあります。当ページではバーチャルオフィスの住所を画像処理する理由とメリット・デメリットに関してお伝えしていきます。

※当社が運営する『バーチャルオフィス1』の住所は、画像処理をせずとも利用可能な住所を提供しています。

バーチャルオフィスの住所を画像処理するのはなぜ?

「バーチャルオフィスの住所を画像処理する」とは、住所をテキストではなく、画像化してWebサイトの住所欄などに掲載することを指します。

住所の画像処理とは?

<例1:テキスト化された住所>

所在地

〒150-0043

東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B

<例2:画像化された住所>

画像化された住所

画像処理をして住所を掲載する背景には、「検索結果に住所を表示させないようにする」という目的があります。表示させないようにする理由は、同一の住所が検索結果に複数表示される状況を防ぐためが多いでしょう。

そもそも、Googleの検索結果に情報を表示させる仕組みを知っていますか?

検索結果に表示される情報は、「クローラー」と呼ばれるWebサイトを巡回して情報収集を行うロボットによって集められ、検索結果にアップされています。

Webサイトを巡回するクローラーがいる

クローラーはテキスト(HTML)や画像などから情報を収集しますが、画像に書かれている文字までは認識することができません。そのため、画像化することによって住所をクローラーに収集されることなく、Webサイトに表示することが可能となるのです。

バーチャルオフィスの住所を画像処理するメリットは?

住所を画像処理するメリット2つ

バーチャルオフィスの住所を画像処理することで、バーチャルオフィスの利用者が得られるメリットはあるのでしょうか。考えられるメリットを2つ、紹介します。

バーチャルオフィスを利用していることがバレにくい

住所の画像処理をすることによって、同一の住所が検索結果に複数表示される状況を防ぐことができます。そのため、顧客などの他者からバーチャルオフィスを利用していることがバレにくくなるメリットがあります。

ただ少し立ち止まって考えていただきたいのが、なぜバーチャルオフィスを利用していることを隠す必要があるのか、ということです。そもそもバーチャルオフィスを事業用オフィスとして利用することは法観点からも認められており、事業を推進するうえで最適な手段の一つです。

もしバーチャルオフィスを利用することに後ろめたさを感じているのだとしたら、ぜひその考えを取っ払ってほしいなと思います。

バーチャルオフィスが法的に認められている件については、下記記事で詳細にまとめています。ぜひ一読して、後ろ暗い気持ちを払拭してみてくださいね。

顧客が住所を検索した際の混乱を防げる

バーチャルオフィスは、同一の住所を複数人がレンタルして利用する仕組みなので、一つの住所に複数の事業者が存在していることになります。

住所で検索をすれば、複数の会社や事業主の名前があがってくることでしょう。もし、そういった状況を顧客が目の辺りにした場合、どれが自分が知りたい会社の情報なのかが分からず、混乱してしまう可能性が考えられます。

ただ会社に関して検索したいときは、「住所」ではなく「会社名」や「サービス名」、「事業者名」で検索する場合がほとんどであると考えられるため、さほどリスクにはならないでしょう。

また、元よりバーチャルオフィスを利用している旨を伝えておくことで、余計な不安を抱かせず済むはずです。

バーチャルオフィスの住所を画像処理するデメリットは?

住所を画像処理するデメリット3つ

メリットにつづき、バーチャルオフィスの住所を画像処理することで、バーチャルオフィスの利用者が被るデメリットは何でしょうか。考えられるデメリットを3つ、紹介します。

所在地を隠していると思われ信用問題に発展する

住所を画像化する行為は、「会社の住所を知られたくない理由があるのかもしれない」と、かえって疑われる可能性が考えられます。

信用問題に発展すれば、顧客を失ったり、売上が低迷したりなど、事業運営に影響を及ぼすこともあるかもしれません。

現に、明らかに高価な価格で販売されている情報商材やグレーゾーンな手法で定期契約をさせるサイトを運用している会社などの住所表記は、画像処理されているケースが少なくありません。むしろ画像処理を行うことで、自身もそういった事業者と同様に扱われてしまうリスクもあります。

AmazonやBASEなどのネットショップ開設時に使用できない

『Amazon』や『BASE』、『STORES』のようなネットショップを用いる場合、住所を記載する項目はテキスト入力である場合がほとんどです。

画像を掲載することがそもそも不可能な仕様であるため、画像処理が必要な住所をレンタルしてしまうと、住所を使用することができません。もちろん住所を表示しなければネットショップを開設すること自体できないため、せっかく契約したバーチャルオフィスが無駄になってしまいます……。

ネットショップの開設を考えている、将来的にEC事業に取り組む可能性がある、という方は必ずテキストによる住所利用が認められているバーチャルオフィスを選ぶよう、注意しましょう。

GoogleMapに表示することができない

店舗運営を考えている方や「サービス名×地域名」の組み合わせで集客をしたいと考えている方はとくに、来客数を伸ばすためにはGoogleMapの最適化が欠かせません。

たとえばGoogleMapに自身の店舗が表示されると、「カフェ」などのワードで検索した際に、下記画像のように検索結果に表示させることができます。

Google検索したときマップ機能によって検索結果に表示される

このように検索結果に表示されると店舗・サービスの来客数や認知率が高まるため、GoogleMapは事業者にとって、対策しておきたい重要なサービスの一つなのです。

しかしGoogleMapに表示させるためには、住所をテキストで入力しなければなりません。画像処理された住所ではGoogleMapに表示されないため、事業を成長させるチャンスを逃してしまう可能性があるでしょう。

『バーチャルオフィス1』は画像処理せずに住所を利用可能!

バーチャルオフィス1

住所を画像処理して検索結果に表示させないようにする行為に関して、『バーチャルオフィス1』ではデメリットが大きいと考えています。また事業運営するにおいて、検索されないよう処理する意味はないとも考えています。

そのため、当バーチャルオフィスでは住所を利用する際の画像処理は不要です。テキストで利用可能なので、ネットショップの開設、GoogleMapの対策もしっかり行うことができます。

住所を積極的に活用して、ぜひ事業の成長に役立てていってください!

まとめ

検索結果に住所を表示させないようにするため、画像処理をして住所の掲載を求めるバーチャルオフィスもありますが、「所在地を隠していると思われ、怪しまれる」「ネットショップ開設時に使えない」「GoogleMapに表示されない」となど、事業の機会損失となりうるデメリットを抱えてしまうことになります。

また事業を運営するにおいて、検索されないよう住所を画像処理する意味はないと考えられるため、『バーチャルオフィス1』などテキスト表記で住所を利用できるバーチャルオフィスを選ぶことをおすすめします。

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

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