ネットショップを開設するとき、大手ECモールであるAmazonマーケットプレイスに出店したいと考える方は多いでしょう。しかし出店するためには、法律によって事業者の住所(自宅住所など)を公開しなければなりません。そうなるとプライバシー面に不安があり、なかなか出店に踏み切れないという方も少なくないはずです。
その際におすすめなのが、自宅住所の代わりにできるバーチャルオフィス。当ページではAmazonマーケットプレイスでバーチャルオフィスを活用するメリットや出店方法について紹介していきます。
目次
Amazonマーケットプレイスをバーチャルオフィスの住所を使ってはじめよう!
Amazonマーケットプレイスに出店する際は、バーチャルオフィスの利用がおすすめです。
Amazonマーケットプレイスをはじめ、ネットショップ事業をはじめるときは、法律によって事業者の住所を公開することが義務づけられています。
事業用のオフィスを持っている方であれば何ら不安はありませんが、自宅で開業・起業を考えている方にとっては、個人情報である自宅住所を誰でも見られるネット上に公開することになってしまいます。そうなると、「第三者に悪用されないかな」「営業や顧客が訪問してきたら困るな」などの、リスクを抱えながら事業をしなければなりません。
そこでバーチャルオフィスを契約すれば、自宅住所の代わりにバーチャルオフィスの住所を公開することが可能です。プライバシーの心配なく事業に集中して臨めるようになります。
Amazonマーケットプレイスとは?
Amazonマーケットプレイスとは、Amazonが提供している販売プラットフォームのことです。個人・法人いずれの場合でも、仕入れた商品をAmazon内で売買できます。つまり自身のECサイトを持たずとも、Amazonというお店を借りて販売活動ができるということです。
日々多くのユーザーが集まるAmazonのプラットフォームを活用することで、売上拡大に向けて商品をアピールしやすくなるメリットを得られるでしょう。
FBA(フルフィルメント By Amazon)が便利!
フルフィルメント by Amazon(FBA)とは、商品の保管から配送までの作業をAmazonが代行してくれるサービスです。商品はAmazonの倉庫(フルフィルメントセンター)から発送するため、自身で在庫を保管したり、発送対応をしたりする必要が一切ありません。
そのほか返品対応やカスタマーサービスも対応してくれるため、いわゆる事務作業の時間が削減され、メイン業務に集中できます。
Amazonマーケットプレイスの手数料
Amazonマーケットプレイスには、大口出品プランと小口出品プランの2種類があります。
上記に加えて、販売商品のカテゴリーによって8%〜15%程度の販売手数料、さらに配送料やFBAを利用した場合には代行手数料などが発生します。
Amazonマーケットプレイスを開設するには住所の公開が必須!
Amazonマーケットプレイスを利用する際には、法律によって事業者の住所を公開することが義務づけられています。
特定商取引法に基づく表記とは?
特定商取引法に基づく表記とは、特定商取引法により規定された、消費者を守るために事業者が開示しなければならない情報を表記したものです。
たとえば「事業者の氏名」「住所」「電話番号」などの明示が求められます。つまりAmazonの販売ページ内でユーザーが自由に閲覧できるよう情報を公開しなければなりません。
情報を公開する理由は、消費者を守るためにあります。なぜなら何かトラブルが発生したときに、運営元の情報が分からず連絡が取れない状態になってしまったら、消費者が損害を受けてしまうからです。
自身が消費者の立場だとしても、身元不明のお店から商品を購入したいとは思わないはずです。消費者を保護かつトラブルを避けるために「特定商取引法に基づく表記」は必ず記載しなければなりません。
自宅住所を公開すると、どんなリスクがある?
特定商取引法によって事業者の情報公開が義務づけられているとはいえ、在宅で事業を行う予定の方にとっては、自宅住所を公開することに抵抗を感じることでしょう。
自宅住所を公開することによって、「お客様や営業が訪問にきてしまう」「全く知らない人からDMが送られてくる」「第三者に悪用されてしまう」など、自宅住所が特定されてしまうことでトラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
とくに家族と住んでいる方は、家族もトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、自宅住所の公開は慎重に判断するべきでしょう。
とはいえ、デタラメな住所を掲載することは法律で認められていません。ルールを守りながらリスクを避けるためには、バーチャルオフィスの利用がおすすめです。
自宅住所を公開したくないときはバーチャルオフィスがおすすめ!
自宅住所を公開したくないときは、バーチャルオフィスの利用をおすすめします。バーチャルオフィスとは、事業用の住所をレンタルできるサービスです。
レンタルオフィスやシェアオフィスと違って、実際のオフィスを借りるのではなく、住所のみを借りられるのが大きな特徴でしょう。空間を借りるわけではないので、他と比較して費用を抑えられるところもポイントのひとつです。
たとえば『バーチャルオフィス1』では、東京都渋谷区の住所(東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル8B)を月額880円(税込)+郵送費用で利用でき、もちろん『Amazonマーケットプレイス』でも利用可能です。
FBAを利用する場合もバーチャルオフィス利用可能!
FBAを利用する場合も、もちろんバーチャルオフィスを利用して問題ありません。
FBAは在庫管理や発送を支援するサービスのひとつであり、発送はすべてAmazonの倉庫から行うので、事業者の所在地がどこであっても作業に影響を及ぼさないからです。
自宅住所の特定を避けることができる
バーチャルオフィスの住所は自宅住所の代わりに、ネット上に公開できます。そのためプライベートな住所を守りながら、Amazonで販売事業を営むことが可能です。
公開した住所は「誰でも自由に閲覧できる状態」になるので、バーチャルオフィスの活用はプライバシーを守るうえで重要な役割を果たしてくれるでしょう。
都心の一等地などの住所を借りられる
バーチャルオフィスの住所を借りることで、住んでいる場所が異なっていたとしても「渋谷」など都心の一等地の住所を使うことが可能です。
どこの地に事業を構えているかは、事業のブランディングにも通じてきます。住んでいる場所(実際に事業を行う場所)に関わらず、都心の一等地や顧客からの信頼を得やすい住所を利用する行為はきっと、事業成長を加速させる一翼になってくれることでしょう。
法人化するときの法人登記にも利用できる
まずは個人事業としてAmazonで販売をはじめた方も、ゆくゆくは法人成りする可能性もあるかもしれません。
その可能性を見越して、法人登記も可能なバーチャルオフィスを選んでおくことをおすすめします。
ただし、法人化することで追加費用がかかるバーチャルオフィスもあるので、法人登記の有無にくわえて法人化した場合の料金プランまでしっかり確認するようにしましょう。
Amazonマーケットプレイスを利用する場合のバーチャルオフィスの選び方
Amazonマーケットプレイスでバーチャルオフィスを利用するときには、運営がしっかり住所を管理しているサービスを選ぶようにしましょう。
バーチャルオフィスは、複数人で同じ住所を利用することになります。なぜなら運営会社が適切に管理していないと、住所を悪用しようと考えている人に住所を貸し出してしまう可能性があるからです。
そのためバーチャルオフィスを選ぶときには、契約前に審査や本人確認を徹底しているサービスかどうか確認を行いましょう。また借りる住所が過去に犯罪で使用されていないかどうか、住所をWebで検索することも大切です。
「住所 詐欺」「住所 犯罪」「住所 ギャンブル」など、ネガティブなキーワードとかけ合わせながら検索していきましょう。
バーチャルオフィスとはいえ、自分が事業を行う場所として借りる場所ですから、安心して事業を行える場所かどうか入念に確認を行っていきましょう。
バーチャルオフィスを活用してAmazonに出店する手順
バーチャルオフィスを利用して、Amazonに出店する手順を紹介します。
Amazonマーケットプレイスは専用アカウントを作成できれば、マイページから簡単に商品登録など行えるので、初心者の方でも扱いやすい設計になっています。早速、事業をスタートさせていきましょう。
1.契約するバーチャルオフィスを探す
まずは契約するバーチャルオフィスを決めます。バーチャルオフィスの住所は、これから運営していく事業の所在地となる場所です。事業責任者として納得できる場所と契約するようにしましょう。
バーチャルオフィスを選ぶ際には、必ず下記点を確認するようにしてください。後々トラブルを引き起こさないためにも、欠かさずに見ておくべきポイントです。
- バーチャルオフィスの住所が過去に犯罪で利用されていないか
- 画像処理が必要な住所ではなく「テキスト」利用が可能か
- 郵便受取や転送サービスがあるか、料金は適切か
- 法人化した場合の料金プランは適切か
▼バーチャルオフィスの注意点について詳しくは、下記記事をご覧ください!
2.Amazonマーケットプレイスに登録する
バーチャルオフィスと契約できたら、Amazonマーケットプレイスに登録して出店準備を進めていきましょう。
Amazonマーケットプレイスに登録する際には、下記情報が必要となるため事前に用意しておくとスムーズです。
- 銀行口座番号や銀行コード
- 請求可能なクレジットカード
- 政府発行の身分証明書
- 納税情報
- 電話番号
上記の準備ができたら、アカウント作成から登録を行います。
3.特定商取引法に基づく表記に住所を入力しよう
登録が完了し、Amazonセラーセントラル(出品者甩マイページ)にログインできたら、「設定」→「情報・ポリシー」→「出品者情報」と進んで、特定商取引法に基づく表記を記載しましょう。
その際に記載する「住所」は自宅住所ではなく、契約したバーチャルオフィスの住所を記載してくださいね。
4.準備が完了したら商品を登録して事業開始!
準備が完了できたら、さっそく販売事業を始めていきましょう!
バーチャルオフィスの住所を利用するだけで、プライバシーの心配から解放されるので事業に集中できるはずですよ。
Amazonマーケットプレイス(FBA)に出店するなら格安のバーチャルオフィス1がおすすめ!
Amazonマーケットプレイス(FBA)に出店する場合、販売手数料などを考えると少しでも事業の運用費はコストを下げたいもの。
そんなときは、格安・高コストパフォーマンスの『バーチャルオフィス1』が、おすすめです。
月額費用(最低料金) | 月額880円(税込)〜 ※年払いコース |
借りられる住所地 | 東京都(渋谷区)、広島(原爆ドーム前) |
住所のテキスト利用 | 可 |
郵便受取・転送サービス | 郵便受取・転送可(店舗受け取り可能) <費用> 50gまで:150円 100gまで:200円 150gまで:300円 250gまで:400円 500gまで:500円 500g以上:宅急便実費 <そのほか> ・郵便物の到着情報の通知 ・スポット転送:550円+発送費用(荷物の大きさや重さによる) ・時間外郵便物受取ポストの設置 |
法人向けサービス | 法人登記可(追加料金なし) |
月額880円+郵送費用で月4回の郵便転送サービスも付いているので、郵送物があった際にも費用が増大しづらく安心です。また法人成りをしたとしても、追加費用は一切発生しないため、将来的にコストが発生する懸念もありません。
格安でバーチャルオフィスを利用したいという方は、『バーチャルオフィス1』を検討してみてくださいね。
まとめ
大手ECモールであるAmazonマーケットプレイスに出店して、販売事業をはじめる際にはバーチャルオフィスの活用がおすすめです。
なかでも『バーチャルオフィス1』なら月額880円(税込)+郵送費用で、都心一等地(渋谷区)の住所をレンタルできるので、ブランディングとしても一役買ってくれるはず。バーチャルオフィスを活用して、プライベートの情報を守りながら事業を運営していきましょう!
▼ネットショップ開設に関して、より詳しく知りたい方は下記記事もご参考ください。
この記事の投稿者
バーチャルオフィス1編集部
東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1
月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。
この記事の監修者
株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑
株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役
2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。
東商 社長ネット 株式会社バーチャルオフィス1 牧野 傑
キャリアコンサルタントドットネット 牧野傑(まきのすぐる)
Yahoo!知恵袋(株)バーチャルオフィス1牧野傑
Yahoo!知恵袋回答集