第29回ひろしまベンチャー助成金贈呈式

バーチャルオフィス1 広島店より、広島県の起業家や個人事業主におすすめのイベントをご紹介します。

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起業段階で最もニーズの高い資金的支援を目的とした助成金制度〜

ひろしまベンチャー助成金は、「公益財団法人ひろしまベンチャー育成基金」主催の、広島県内の将来有望な事業アイデアを有する起業家などを発掘・育成し、もって地域経済の活性化に貢献する制度です。

今年で29回目になるこの制度は、2022年の6月から9月の4ヶ月間募集を行い、一般枠56件、学生枠37件の応募から一次書面審査・二次面接審査を行い、助成先を最終決定し、「第29回ひろしまベンチャー助成金の贈呈式」を12月22日（木）に開催されました。

 

【一般枠】第２９回ひろしまベンチャー助成金交付先

ひろしまベンチャー大賞

世界初の切削工具「クレアボーラー」の革新的技術を広島から世界に！

（西研株式会社 代表取締役　寺本　博）

高精度な真直度、真円度、円柱精度による深穴加工を実現し、日本の他世界6か国で特許を取得した切削 工具「クレアボーラー」の開発・販売。切削工具の再研磨という受託業者から、工具メーカーへと脱却 を図る。

ひろしまベンチャー奨励賞　金賞（法人）

SNS型電子取引クラウドサービス「INVOICE（インボイス）」

（スペースキャンプ株式会社 代表取締役　藤川　英士）

従来の受発注システムの欠点を排除し、中小企業・小規模事業者でも気軽に利用可能な「SNS型電子取 引」を実現するクラウドサービス、「INVOICE（インボイス）」の販売。事務処理工数の削減、リードタ イムの短縮、正確な財務状況の把握を実現する。 

ひろしまベンチャー奨励賞　銀賞（法人）

不動産と福祉の協働による高齢者居住支援に係る地方モデル構築事業

（株式会社R65 代表取締役　山本　遼）

年齢を理由に賃貸住宅を借りられない高齢者向けに不動産事業を展開。高齢者可能物件の開拓に取り組 むと共に、見守りサービス・孤独死保険・高齢者保証等を提供し、「いくつになっても、好きな場所に 住める社会」の実現を目指す。

モビリティの小型化による脱炭素社会の実現

（KGモーターズ株式会社 代表取締役　楠　一成）

一人乗り、短距離移動に特化した所有・維持コストが極めて低い超小型モビリティの販売・シェアリン グ。ユーザーの移動コストや環境負荷を低減することで、脱炭素化社会実現への貢献を目指す。

レモン収穫を効率化するサイズ測定ハンドセンサー及びIot 利活用ビッグデータ化

（株式会社ゆまな 代表取締役　日笠　克己）

広島県の特産品であるレモンのサイズ判定にハンドセンサーを活用することで、レモンの収穫作業の効 率化を図り、農業における後継者不足等の課題解決を目指す。

 

レトルト革命　それはアフターコロナそしてＳＤＧｓにつながる

（レトリューション株式会社 代表取締役　上向井　潤）

小型化と加熱時間の短縮を実現したレトルト装置「レトリューション」の開発。伝熱技術の特許による オンリーワン装置として、小規模食品事業者の導入の敷居を下げ、フードロスの改善等SDGsへの貢献を 目指す。

ひろしまベンチャー奨励賞　金賞（個人）

新しい歯磨きツール「不織布歯ブラシ」の開発

（山田歯科医院 院長　山田　庸二）

高齢者や要介護者の口腔ケアの向上を目指す「不織布歯ブラシ」の開発。不織布を応用することで、面 によって擦り磨きが出来るため、簡単・短時間・効果的な口腔ケアが可能となり、医療費削減や健康寿 命の延伸等が期待出来る。

 

ビールの概念を覆す、日本の高品質フルーツを活用した「スムージーサワーエール」の製造販売事業

（三羽　健太郎）

これまでのビールの概念を覆す、「ドロッとした果物のスムージー」のようなビールの製造・販売。新 たなファン層の獲得を目指すと共に、広島県内事業者とも連携し、クラフトビールの品質向上や観光客 需要の獲得を図る。

ひろしまベンチャーエコ特別賞

廃棄される布を価値ある製品にアップサイクル「ZANPUP/ザンプアップ」

（株式会社Ｒａｙｍａｋａ 代表取締役　末宗　千登世）

アパレルの生産過程で出る残反・残布（廃棄される布）を活用し、新たに価値ある製品を生み出す仕組 みの構築を目指す。残反・残布の再利用を促進することで、アパレル業界で表面化している衣料品の廃 棄問題の解決に寄与する。

【学生枠】第２９回ひろしまヤングベンチャー助成金交付先

ひろしまヤングベンチャー大賞

3Dプリンターを用いたスマートフォン接続型眼底カメラとAI眼底画像解析による遠隔診断システムの作成

（水野　優　／　広島大学大学院 医歯薬保健学研究科）

非眼科医による眼底スクリーニング検査を可能とするため、安価で持ち運び可能なスマートフォン接続用 眼底カメラと、AIによる眼底画像の解析ソフトウェアから構成される遠隔眼底スクリーニング検査システ ムの開発。失明原因の上位を占める緑内障等を早期発見することで、失明のない世界の実現を目指す。

ひろしまヤングベンチャー賞　銀賞（科学・技術分野）

盗難・鳥獣被害から広島の農作物を守るシステム

（SANZO 本田　義典　／　福山大学大学院 工学研究科）

近年農業において鳥獣被害や農産物の盗難が大きな問題となる中、切削半球ミラーを用いた全方位カメラ ネットワークによる鳥獣忌避デバイスを構築する。全方位カメラの特性を生かし、生育状況や災害時の被 害状況の逐次確認にも対応することで、作業の省略化を図る。

ひろしまヤングベンチャー賞　金賞（商業・生活文化分野）

農産物袋詰め補助アイテム

（袋詰めアイテムチーム 呉　敬馳　／　広島大学 先進理工系科学研究科）

農業経験の乏しい初心者でもベテランと同じ作業スピードで、収穫した農産物の袋詰めを行うことが出来 るサービス。低コスト且つ簡単な操作で正確に計量することが可能であり、農家の作業の省力化に貢献す る。

ひろしまヤングベンチャー賞　銀賞（商業・生活文化分野）

おとしものkokoda

（おとしものkokoda 後神　未来　／　福山市立大学 都市経営学部）

webを活用した遺失物の返還マッチングサービスを展開。令和3年度の遺失物が約2,800千件を数える中、 遺失者・拾得者双方共に労力がかかっており、web上ですぐに遺失物情報を確認することが可能となるた め、捜索にかける労力や時間の削減を目指す。

ひろしまヤングベンチャー賞　金賞（地域コミュニティ・その他分野）

ジャンボタニシ食害と休耕田問題を解消するスッポン養殖ビジネス

（チームスッポン 吉實　沙希　／　安田女子大学 現代ビジネス学部）

深刻な食害被害をもたらすジャンボタニシを餌に利用し、休耕田でスッポン養殖を行う。厄介者のジャン ボタニシを有効活用することで、食害対策や休耕田の有効活用につなげ、農家所得の向上に寄与する。

ひろしまヤングベンチャー賞　銀賞（地域コミュニティ・その他分野）

Ｄｅｌｉｃｌｅ（デリクル）～フードデリバリー×リサイクル～

（ソイラテ 一木　梨乃／　安田女子大学 現代ビジネス学部）

リサイクルというテーマのもと、フードデリバリーサービスの帰りの空便を利用して、使用済みの食品容 器を回収するシステムを構築。リサイクルに対する正しい知識と、リサイクル意識の向上を図る。

IT学習マッチングサービス「T-mat」

（起業愛好家 奥平　泰基／　広島工業大学 情報学部）

情報分野を学びたい小中学生・高校生（受講者）と、教えたい大学生（講師）のマッチングサービス 「T-mat」。プログラミング教育の市場規模が拡大し関心が高まる中、小中学生・高校生の学習環境の整備 を図る。

空き家を活用した趣味で楽しむ二拠点暮らし向けサービス 「趣味住みサポート～AKINAI（あきない）～」

（THE ONLYONE 中村　早希／　安田女子大学 心理学部）

都市部と田舎の二か所に拠点を構える生活スタイル「デュアルライフ」意向者と空き家所有者をつなげ、 「空き家を活用した住まい」と「北広島町ならではの魅力ある趣味」をセットで提供する。地域の空き家 問題が深刻化する中、空き家を減らしたい・空き家を未然に防ぎたいとの思いを実現する。

次回募集・詳細

2023年度も、第30回ひろしまベンチャー助成金の募集を予定しているそうです。

詳細は以下のリンクよりご確認ください。

»ひろしまベンチャー育成基金［外部リンク］