バーチャルオフィスの活用が向いている人7選│事業が有利に進む使い方とは?

[投稿日]2024年12月31日 / [最終更新日]2025年01月10日

バーチャルオフィスの活用が向いている人7選│事業が有利に進む使い方とは?

バーチャルオフィスの活用によって、低コストで一等地の住所を利用でき、コストカットやプライバシーの確保などを実現できます。しかし、実際のオフィススペースを利用できないという特性上、向いている人と向いていない人が存在します。向いている人の特徴を確認し、バーチャルオフィスを活用すべきかを適切に判断しましょう。

本記事では、バーチャルオフィスの活用が向いている人の特徴を7つ紹介します。

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バーチャルオフィスとは?

バーチャルオフィスとは、事業用の住所をレンタルできるサービスです。レンタルした住所は、以下のようにビジネスで利用できます。

  • 法人の本店所在地として登記
  • 個人事業主の事業所として公開
  • 名刺やホームページに記載
  • 事業用銀行口座の開設

実際のオフィススペースはレンタルできませんが、月々数百円〜数千円の低コストで利用できる点が魅力のひとつです。一等地の住所を事業所として公開することで、対外的な信用を得られ、自宅住所を公開するリスクも防止できます。

バーチャルオフィスについて詳しくはこちら▼

バーチャルオフィスの活用が向いている人7選

バーチャルオフィスの活用が向いている人の代表的な特徴は、以下の通りです。以下では、それぞれを詳しく解説します。

  • 物理的なオフィスが必要ない人
  • 自宅住所を公開したくない人
  • 自宅住所をビジネスに利用できない人
  • 事業の信頼性を向上させたい人
  • コストを抑えたいスタートアップ企業
  • リモートワークを導入する企業
  • 東京進出・地方進出を手軽に行いたい企業

物理的なオフィスが必要ない人

主に自宅で仕事に取り組むなど、物理的なオフィスが必要ない人は、バーチャルオフィスの活用が向いています。物理的なオフィスが不要であれば、オフィススペースを利用できないバーチャルオフィスでも問題は生じず、コストを削減できます。

なかには、不定期な打ち合わせやセミナー開催によって、物理的なオフィスを要するケースがあるかもしれません。そのような場合は、会議室やセミナールームが併設されているバーチャルオフィスがおすすめです。

自宅住所を公開したくない人

自宅住所を公開したくない個人事業主は、バーチャルオフィスの活用がおすすめです。自宅兼オフィスを事業所にする場合、以下のようなプライバシーのリスクが生じます。

  • ECサイト運営などでインターネット上に自宅住所を公開しなければならない
  • 顧客や取引先との郵便物のやり取りで自宅の住所が伝わってしまう
  • 契約書の作成や公的機関への届出時に自宅の住所を記載する必要がある

バーチャルオフィスであれば、自宅以外の信頼性のある住所を事業所として公開でき、プライバシーのリスクを防止できます。

自宅住所をビジネスに利用できない人

自宅住所をビジネスに利用できない人は、バーチャルオフィスの活用が向いています。賃貸物件や分譲物件の規約に以下のような定めがある場合、法人登記や個人事業主の事業所としての利用は通常認められません。

  • 使用目的が住居用のみ
  • 事業を行うことを禁止する

上記のような物件をビジネスで利用すると、規約違反となり、オーナーとの信頼関係を失う可能性があります。バーチャルオフィスを活用すれば、低コストでトラブルを防止できます。 

事業の信頼性を向上させたい人

バーチャルオフィスを活用して一等地の住所を事業所として公開すれば、事業の信頼性が向上する効果を期待できます。住所を顧客や取引先に公開した際、一般的なアパートの住所よりも一等地の住所のほうがビジネスの信頼性が高まるでしょう。また、ストリートビューなどで住所を検索された際に民家やアパートが表示されると、イメージが悪くなる恐れもあります。

その点、バーチャルオフィスであれば低コストで一等地の住所を公開でき、住所を検索されても信頼性のあるビルが表示されます。事業の信頼性が高まれば、成約率やリピート率の向上につながるかもしれません。

ただ、バーチャルオフィスに関する知識がない取引先や顧客の場合、以下のような理由から不審に思われる可能性があります。

  • 起業直後の事業規模と一等地の家賃相場にギャップがある
  • 住所を検索すると複数の事業者が表示される
  • バーチャルオフィスは違法と勘違いしている

しかし、事前にバーチャルオフィスを利用している旨を正直に伝えれば、不信感は払拭されるはずです。以下のような伝え方をすれば、かえって好印象を与えられるでしょう。

  • オフィスコストを削減してサービスの価格を下げている
  • 新しいサービスを積極的に取り入れている

バーチャルオフィスを利用する際の信頼性について詳しくはこちら▼

コストを抑えたいスタートアップ企業

フルリモートなどで物理的オフィスが不要なスタートアップ企業は、バーチャルオフィスの活用が向いています。

スタートアップ企業の起業準備期間や起業直後は、資金面の課題が生じる傾向にあります。バーチャルオフィスであればオフィスコストを削減でき、資金繰りの安定化を実現可能です。また、事業規模を拡大したタイミングで、物理的なオフィスに移転しやすい点も魅力です。

事業規模の拡大が速いスタートアップ企業の場合、すぐにオフィス移転を行う必要が出てきます。しかし、頻繁にオフィス移転を行うのは非常に手間であり、多額のコストもかかります。事業が安定化するまでは、バーチャルオフィスを利用する選択肢もおすすめです。

フルリモートのスタートアップ企業にバーチャルオフィスがおすすめの理由はこちら▼

リモートワークを導入する企業

リモートワークを導入する企業は、バーチャルオフィスの活用がおすすめです。リモートワークを導入し、本店所在地をバーチャルオフィスにすれば、オフィスコストを大幅に削減できます。また、採用対象を地理的要因で限定する必要がなくなり、優秀な人材を採用しやすくなる点もメリットです。

会議室が併設されているバーチャルオフィスであれば、対面での打ち合わせにも対応できます。事業形態にあわせて、必要なサービスが提供されているバーチャルオフィスを選びましょう。

東京進出・地方進出を手軽に行いたい企業

新たに東京や地方に進出したい企業にとって、バーチャルオフィスの活用は向いているといえます。人員を多く配置しない場合、比較的手軽に支店や営業所を設けられるためです。

また、試験的に東京や地方に進出できる点も、バーチャルオフィスのメリットです。最初は出張ベースで事業運営を行い、軌道に乗ったタイミングで本格的な事務所を構えることができます。万が一事業に失敗しても、賃貸オフィスより撤退しやすいので、リスクを最小限に抑えて事業拡大を目指せるでしょう。

バーチャルオフィスでできる東京進出・市場拡大について詳しくはこちら▼

まとめ

本記事では、バーチャルオフィスの活用が向いている人の特徴を解説しました。一等地の住所を利用できるバーチャルオフィスを有効活用すれば、コストカットやプライバシーの確保、信頼性の向上などを実現できます。向いている人の特徴を把握して、バーチャルオフィスを活用すべきかを判断しましょう。

弊社バーチャルオフィス1では、東京都渋谷区、広島市中区の住所を月額880円+郵送費用(税込)で利用できます。コストを抑えてビジネスを展開したい方は、ぜひご検討ください。 

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

https://virtualoffice1.jp/

この記事の監修者

株式会社バーチャルオフィス1代表取締役 牧野 傑

株式会社バーチャルオフィス1 代表取締役

2022年2月に株式会社バーチャルオフィス1の代表取締役に就任。東京(渋谷)、広島にて個人事業主(フリーランス)、法人向けにビジネス用の住所を提供するバーチャルオフィスを運営している。自ら起業した経験も踏まえ、「月額880円+郵送費用」といったわかりやすさを追求したワンプランで、利用者目線に立ったバーチャルオフィスを目指している。

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