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【完全版】バーチャルオフィスとシェアオフィス・レンタルオフィスの違いや選ぶポイント

[投稿日]2022/10/31 / [最終更新日]2023/04/19

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスの違いと選ぶポイント

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスそれぞれのサービスの特徴やメリット、デメリット、選ぶポイント、おすすめな人などの情報を比較しながら、「違い」を理解していきましょう。

自分の事業に合った形態のオフィスを選ぶことで、生産性の向上・事業成長の加速につなげられるようになります。

【一覧表】バーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの違いまとめ

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスそれぞれのサービスの特徴を知れるよう、一覧表にまとめています。

人によって利用するべきオフィスの形態は異なってくるため、自身に合っているオフィスを見つけられるように知識を蓄積していきましょう!

  バーチャルオフィス シェアオフィス レンタルオフィス

特徴

住所をレンタルできる 他人と共有するオフィスを利用できる 個別の専用スペースをレンタルできる
主な利用者

・起業家
・個人事業主
・ECショップの運営者(副業含む)

・起業家
・個人事業主
・起業家
・個人事業主
料金(目安) 月額 数百円〜数千円 月額 数万円〜数十万円 月額 数万円〜数十万円
メリット

・月数百円〜と安価で住所を利用できる
・法人口座を開設できる(実績多数)

・フリーアドレスで自由に利用できる
・人脈を広げられる
・固有のワークスペースを確保できる
・備品がすでにそった状態で使える
デメリット 許認可が必要な業種は利用できない可能性がある 複数の事業者が共用するため情報漏えいなどセキュリティ面のリスクがある

大人数での利用やある程度スペースの広さが必要な場合、高額になる可能性がある

おすすめサービス バーチャルオフィス1 ナレッジソサエティ ナレッジソサエティ

バーチャルオフィスとは?

バーチャルオフィスとは、ビジネスで利用するための住所をレンタルできるサービスです。

  • 法人登記する際の本店所在地
  • 個人事業主として開業する時の開業届に記載する住所
  • ネットショップ開設時の所在地

などの場面で使用することができ、リアルなオフィスを持たずに低コストで起業できるメリットがあります。また自宅住所の公開を防ぐこともできるため、プライバシー面でも安心して利用できるのがバーチャルオフィスです。

シェアオフィスとは?

シェアオフィスとは、ひとつの空間を複数の人が共有して使用するオフィスを提供するサービスです。

デスク、チェア、キャビネット、Wi-Fiなど設備もそろった環境で、オフィス空間内の好きな場所で仕事をすることができます(フリーアドレス)。

レンタルオフィスとは?

レンタルオフィスとは、個別の専用スペースを借りられるサービスです。

デスク、チェア、キャビネット、Wi-Fiなど設備もそろえられた状態のオフィスを借りることができるため、初期コストをおさえて起業できるメリットがあります。

個別スペースを確保できることから、許認可が必要な業種の人にもおすすめです。

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスの利用が向いている人は?

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスは、とくに初期コストをおさえて起業・開業したい人に向いているサービスです。どのオフィスも、賃貸オフィスを借りるよりも圧倒的にコストをおさえることができるため、事業スタート時に多額の資金を集める必要がありません。

さらに、それぞれ下記事項に当てはまる方はサービスの利用が向いています。コストをおさえながら事業活動にコミットできるよう、早速サービスの利用を開始していきましょう!

バーチャルオフィス シェアオフィス レンタルオフィス

・物理的なオフィスが必要ない人
・自宅住所を公開したくない人

・少人数で起業する人
・人脈を広げたい人

・物理的なオフィスが必要ない人
・自宅住所を公開したくない人
・自分専用のワークスペースが必要な人
・許認可が必要な業種の人

一方で、それぞれ下記事項に当てはまる方はサービスの利用が向いていない可能性があるため、よく検討しておきましょう。

バーチャルオフィス シェアオフィス レンタルオフィス
・作業スペースの確保が必要な人
・許認可が必要な業種の人
・自分専用のワークスペースがほしい人
・静かな空間で働きたい人
・自宅で作業可能な人
・大人数での利用を考えている人

またバーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスを借りず、自宅で起業・開業する選択肢もありますが、その場合はリスクもあるので注意しておきましょう。

たとえば自宅住所で法人登記をすると、住所が「登記ねっと」や「国税庁の法人番号公表サイト」などで公開されてしまうので、誰でも「自宅住所」が検索できる状態になってしまいます。とくに家族と住んでいる場合、「突然、お客さまが訪ねてきてしまった」なんてことがあると、迷惑をかけてしまう可能性もありプライバシーの保証もできません。

しかし、バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスのいずれかを利用していれば、プライベートを守りながら仕事をすることができるため、安心して仕事に打ち込めるようになります。

「オフィス不要。自宅で仕事できる」という方であっても、バーチャルオフィスを利用して、リスクをおさえて活動していくと安心でしょう。

それぞれの活用事例

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスの利用イメージを掴んでもらうために、それぞれの活用事例を紹介します。どの使い方が合っていそうか、事例を参考に想像してみてくださいね。

<バーチャルオフィスの活用事例>

◆起業家のAさん
起業初期のコストをできる限り下げて事業に投資できるよう、自社オフィスは構えずにバーチャルオフィスを活用して起業。

◆フリーランスのBさん
開業届を提出したり、クライアントと契約書を交わしたりする際に、個人住所を利用するのが憚られるため、バーチャルオフィスの住所を利用。

◆会社員をしているCさん/副業でハンドメイド作品を販売中
ECショップ(AmazonやBASEなど)で販売をする際、必ず事業者の住所をWeb上で公開することが義務づけられているため、自宅住所の代わりにバーチャルオフィスの住所を利用。

<シェアオフィスの活用事例>

◆起業家のDさんとEさん
共同で事業を立ち上げるために、二人で集まれる環境が必要だったためシェアオフィスを利用。

◆フリーランスのFさん
たまにクライアントとの打ち合わせが発生するため、必要なときだけシェアオフィスを利用中。

<レンタルオフィスの活用事例>

◆起業家のGさん
起業初期のコストをできる限り下げて事業に投資できるよう、自社オフィスは構えずにレンタルオフィスを活用して起業。物理的なオフィスが必要だったため、小さな個室をレンタル中。

◆フリーランス税理士のHさん
税理士を開業するために必要な許認可を得るためには、自分専用の執務スペースを持っていることが求められるため、レンタルオフィスを利用。

必ず覚えておくべき共通の注意点3つ

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスを利用する際に、必ず覚えておくべき共通の注意事項が3つあります。下記3点を確認しておくだけで未然に防げるトラブルがたくさんあるので、必ずチェックしてくださいね。

◆許認可が必要な事業を運営する場合、利用を検討しているバーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスでの運営が認められるのか事前に確認すること!

◆利用を検討しているバーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスが法人登記可能かどうか、追加料金が発生しないかどうか確認すること!

◆バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスいずれの場合でも、運営会社の都合(倒産や事業撤退、賃貸契約の都合など)で使えなくなるリスクがあることを頭に入れておくこと!

バーチャルオフィス・シェアオフィス・レンタルオフィスの信頼性は大丈夫?

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスいずれの場合でも、顧客から信頼を得ることは可能です!

そもそもバーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスを利用していることが信用度を落とす要因にはなりません。

実際、バーチャルオフィス1の利用者さまのなかにも、収益を生み出している方、社会に価値を提供している方は、たくさんいらっしゃいます。また信用されている方々は、適正業務で実績を積み上げたり、誠実なコミュニケーションを大事にしていたりと、普段から信用を得られる働きをしている場合がほとんどです。

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスを利用しているからといって、会社や事業の信用性を疑われることはありませんので安心してください。

信用・信頼面に関して、もっと詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。

▼信用できるバーチャルオフィスサービスの見分け方8つ

▼バーチャルオフィスを利用すると信用性(信頼性)が落ちる? 信用を得るポイントも解説

 

【バーチャルオフィス】メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント

バーチャルオフィスの「メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント」を一挙に紹介していきます!

バーチャルオフィスの特徴を理解して、自分のビジネスに適しているかどうかチェックしていきましょう。

バーチャルオフィスのメリット

バーチャルオフィスのメリットを9つ紹介します。「バーチャルオフィスを利用したとしたら……」と想像しながらメリットを見て、活用イメージを膨らませていきましょう!

1.初期コスト削減になる

バーチャルオフィスでかかる初期コストは、少額の入会金と保証金のみです。

賃貸オフィスを構える場合は、保証金(家賃の6〜12ヶ月分が相場)、前家賃の支払い、仲介手数料、内装工事費用、鍵の交換費用、椅子などの備品など、細かい費用も多く、多大な資金が必要となります。

しかしバーチャルオフィスは、「少額の入会金と保証金のみ」であるため、初期コストをかなり安価におさえることが可能です。

2.起業や開業準備期間を短縮できる

バーチャルオフィスは審査・契約が完了次第、すぐに事業の拠点として利用することできます。

賃貸オフィスを構えようとすると、内装工事が入ったり、備品をそろえたりと、事業をはじめるまでの準備工程が多く発生してしまうため、起業・開業までの時間がかかりがちです。

ですがバーチャルオフィスであれば、審査内容によっては1日〜2日で契約が完了するケースもあるため、準備期間をかなり短縮させることが可能です!

3.ランニングコストが安い(賃貸よりも低コスト)

バーチャルオフィスはランニングコストが安い点もメリットの一つ。バーチャルオフィスで発生する月のコストは、主に「月額料金と郵便の転送費用」です。

たとえばバーチャルオフィス1では、月額880円(税込)+郵便転送費用のみで運用できるため、オフィスにかけるコストを最小限におさえて事業に注力することができるでしょう。

バーチャルオフィスを利用すると、オフィスの賃料を削減できることはもちろん、賃料以外の水道光熱費などもかからないため無駄な出費がありません。

4.必要な機能だけオプションで追加できる(郵便転送・会議室・来客対応など)

バーチャルオフィスでは、住所のレンタルだけでなく、必要に合わせて柔軟にオプションサービスを組み込むことができます。

<オプションの一例>

  • 郵便物の転送
  • 法人登記
  • 来客対応
  • 会議室のレンタルなど

ビジネススタイルに合わせて調整が可能であるため、無駄な出費をすることなく、必要な分にだけお金をかけることができます。

5.一等地の住所を利用できる

バーチャルオフィスでは、住んでいる自宅の場所に関わらず都心一等地の住所を利用することができます!

たとえばベンチャー企業が盛んな渋谷区の住所、大手企業が多くオフィスを構えている千代田区の住所など、ブランド力のある住所を利用することで、初めて取り引きする顧客であっても信頼してもらいやすくなる可能性があります。

会社・事業の信頼性を高めるためにも、一等地の住所を利用できるバーチャルオフィスは有効でしょう。

6.法人登記・特定商取引法に基づく表記への記載が可能

バーチャルオフィスの住所は、法人登記および特定商取引法に基づく表記への記載が可能です。

会社の本店所在地としてバーチャルオフィスの住所を利用することができるため、自宅住所など個人情報を公開することなく起業・開業をすることができます。

ただし、なかには法人登記を不可とするバーチャルオフィスも存在しています。契約する前に、必ず法人登記がOKかどうか、確認をしておくようにしましょう。

7.自宅住所を公開せずプライバシーを守れる

バーチャルオフィスは、事業用の住所をレンタルできるサービスです。そのためビジネスをするうえで住所の情報が必要な場合(ホームページへの掲載、契約書への記載、法人登記など)は、自宅住所ではなく、バーチャルオフィスの住所を利用することができます。

不特定多数に自宅住所を公開することなく事業をスタートできるため、プライバシー保護の面で大きなメリットを得られるでしょう。

8.法人口座開設も可能

バーチャルオフィスでは、法人口座の開設も可能です。

実際、バーチャルオフィス1の利用者さまの多くが、大手銀行やネット銀行などで法人口座の開設に至っています。とはいえ口座開設にあたり審査が厳しくなるのは事実。何の準備もせずに口座開設を申し込んでしまうと、審査に落ちてしまうこともあるため準備を入念に行う姿勢は大切です。

法人口座開設のポイントおよびバーチャルオフィス1で法人口座の開設に至った実績インタビューは下記よりご覧いただけます。合わせて、チェックしてみてください。

▼バーチャルオフィスでも銀行口座(法人口座)の開設可能! 開設するポイントまとめ

▼三井住友銀行の法人口座を開設!バーチャルオフィス利用者の口座開設 実績インタビュー

9.通勤時間が不要になる

バーチャルオフィスでは、リアルなオフィスを持ちません。レンタルするのは「住所」だけであるため、実働は自宅など自分が好きな場所で行うことができます。

そのため賃貸オフィスやシェアオフィス、レンタルオフィスと違って通勤する必要がなくなるため、時間を有効活用できるメリットもあるでしょう。

バーチャルオフィスのデメリット

バーチャルオフィスのデメリットを4つ紹介します。良い面だけでなく、リスクになりうる点を知っておくことで、事前に対策することができるようになります。デメリットも一つずつ見ていきましょう!

1.複数の事業者が同じ住所を利用する

バーチャルオフィスは、ひとつの住所を複数の事業者で共同して使うサービスです。そのため、住所で検索をすると、さまざまな企業や個人事業主の名前が出てきてしまうでしょう。

顧客がバーチャルオフィスであることを知らない場合、検索を行って多数の企業を目にすると、「どうして色んな企業の名前が出てくるんだろう?本当に存在している会社?怪しい……」と不信感をもたれてしまう可能性があります。

そのため、あらかじめ顧客にバーチャルオフィスであることを伝えておくなど、不信感をもたれないよう先回りしてリスクに対処しておく行動は欠かせないでしょう。

2.郵便の受取にラグが発生する

自分宛ての郵便物が届く際、バーチャルオフィスを利用していると、まず一度「バーチャルオフィスの住所に郵便物が届く」ため、受け取りにラグが発生してしまいます。

郵便物の受け取りが遅れることで、対応が遅延すると(支払い遅れ、納品遅れなど)、事業の信用問題にも発展する可能性があるため、注意が必要です。

対策としては、短い期間で郵便転送を行ってくれる&自分で直接受け取りに行けるバーチャルオフィスを選ぶことでしょう。たとえばバーチャルオフィス1では、週1で郵便転送を行えるため、タイムラグが少なく郵便物を受け取ることが可能です(バーチャルオフィスに直接取りに来ることも可能)。

3.対面での来客対応ができない

バーチャルオフィスの場合、実際の仕事場は自宅など、バーチャルオフィスの住所ではない環境にあります。そのため顧客がアポなしでバーチャルオフィスの住所に訪問してしまった場合、来客対応をすることができません。

そのため事前にバーチャルオフィスであることを周知しておいたり、受付サービスを提供しているバーチャルオフィスを選んだりして、対策をしておくと安心でしょう。

4.融資を受けられないケースがある

バーチャルオフィスを利用していることで融資が受けられないケースがあります。しかし全く受けられないということではないので安心してください。

自治体が行っているあっせん融資についてはバーチャルオフィス利用不可という制限をかけているところがありますが、自治体ごとで対応が異なっておりますので、詳しくはあっせん融資を受けようと思っている自治体に問い合わせてください。ちなみに渋谷区ではバーチャルオフィスを利用していることであっせん融資を受けられなくなることはないと回答をいただいております。

また創業期の融資で代表的な日本政策金融公庫では、バーチャルオフィスを利用していても融資を受けることが可能です。要件を満たす必要がありますが、バーチャルオフィスを理由に断られることはありません。

バーチャルオフィスのメリットとデメリットについて、より詳細に知りたい方は下記をご覧ください。

▼バーチャルオフィスのメリットとデメリット

バーチャルオフィスがおすすめな人

バーチャルオフィスの利用がおすすめな場合を5パターンに分けて紹介します。バーチャルオフィスの利用を検討している方は、自分が当てはまっているかどうか確認する参考にしてみてください。

1.場所を問わず仕事できる人(作業場が自宅)

働く場所に縛られず、どこでも業務ができる方はバーチャルオフィスがおすすめです。

作業スペースを確保する必要がなく自宅で仕事が完結できる場合は、住所だけをレンタルするバーチャルオフィスが最適だといえるでしょう。

2.自宅住所を公開したくない人

自宅住所をホームページなどで公開したり、開業届に記載したりすることに抵抗がある方は、バーチャルオフィスがおすすめです。

自宅住所はプライベートな空間ですから、突然顧客が家に訪問にきてしまったり、住所が悪用されたりするようなことがあっては困りますよね。そんな際にはバーチャルオフィスを利用して、個人情報をしっかり保護するようにしましょう!

3.住所だけ必要なEC事業者(副業含む)

AmazonなどのECショップで販売を行う際には、法律で事業者の住所の記入が必要となります。ですがバーチャルオフィスを利用すれば、代わりにレンタルした住所を記載することができるのでプライバシーを守ることができます。

副業としてショップ運営をした場合も、変わらず利用できるので、バーチャルオフィスを活用してみてくださいね。

4.起業時のオフィスコストをおさえたい人

起業時には、大きな初期費用が必要となります。それこそ賃貸オフィスを構えようとしたら、まだ利益のないうちから数百万円以上の資金を用意しなければなりません。

しかしバーチャルオフィスであれば、安価で法人登記にも利用できる住所をレンタルできるため、初期コストをガクッと下げて起業をすることができます。さらに、電気代や水道代など、月々のランニングコストもおさえられるため、無駄な出費も少なく事業を運営していくことが可能です。

オフィスコストをおさえて会社を立ち上げたい方には、バーチャルオフィスはかなりおすすめでしょう。

5.リモートワークの導入でオフィスが余る法人

リモートワーク中心でオフィスを持て余している、出社率が低いためオフィスを小さくしたいなど、オフィスの縮小を目的とした移転を考えている場合にはバーチャルオフィスがおすすめです!

極限までリモートワークを追求したことによってオフィスが余ってしまったが、法人の本社住所だけは都心に置いておきたいという方にバーチャルオフィスは最適です。

バーチャルオフィスを選ぶポイント

バーチャルオフィスを選ぶポイントを6つ紹介します。ポイントをしっかりおさえておけば、安心・安全のもと事業運営ができるようになります。しっかり確認をしていきましょう!

1.料金

バーチャルオフィスはサービスによって月額料金の価格帯が大きく異なります。

たとえばバーチャルオフィス1月額880円(税込)ですが、なかには月4,000円以上かかるバーチャルオフィスもあります。それぞれ利用できる住所地やサービス内容も異なるので、それらを鑑みたうえで、価格帯に見合ったバーチャルオフィスなのかどうかを判断するようにしましょう。

2.最低契約期間

バーチャルオフィスを選ぶ際には、最低契約期間にも着目しておきましょう。

たとえばバーチャルオフィスを利用してから、自分の都合で契約を取りやめたいと思ったときに、最低契約期間が1年間だった場合、すぐに契約解除をすることはできなかったり、返金対応がなかったりすることがあります。

何かあったときのことを考えて最低契約期間を頭に入れておくと安心です。

3.オプションサービス

バーチャルオフィスサービスによって用意されているオプションサービスが異なるので、自分の事業を適正に運用するために必要なオプションがそろっているかどうか、必ず確認を行いましょう!

バーチャルオフィスのオプションサービスには、以下のようなものがあります。

  • 郵便転送
  • 受付/来客対応
  • 電話番号の取得
  • 法人登記
  • 会議室のレンタルなど

バーチャルオフィスによっては、「郵便転送を行っていない」「受付が常駐していない」という場合もあるので、サービス内容をよく読み込んでおくことをおすすめします。

4.住所のブランド・外観や内装の雰囲気

バーチャルオフィスを選ぶ際には、住所のブランドと外観や内装の雰囲気もしっかりチェックするようにしましょう!

住所にこだわりがない方もいるかもしれませんが、Webベンチャー企業の多い「渋谷区」や大手企業が多い「千代田区」など、区によって思い浮かぶイメージがあるはずです。

起業初期は、これから信頼を築いていく段階にあるので、住所のブランド力を借りることで、より効果的に信頼獲得の道を進められるようになるはずです。

5.住所の安全性(犯罪利用の形跡がないか)

バーチャルオフィスを選ぶ際には、これから本社所在地として利用することになる住所の安全性をチェックする必要があります。主なポイントは2つ。

  • 住所で過去に犯罪に使用された形跡はないか
  • 似たような名前の会社が利用していないか

過去に詐欺など、犯罪に利用されていた経歴があると、同じ住所を利用しているというだけで不信感を抱かれてしまう可能性があります。また自社と同じような会社名がすでに利用している場合、顧客を混乱させてしまう可能性もあるので予め確認しておくと安心です。

確認方法は、住所名で検索すること。とくに犯罪の経歴をチェックする際は、住所名+犯罪、住所名+詐欺などの言葉と組み合わせて確認してみると良いです。

6.運営会社に信頼性がある

バーチャルオフィスを選ぶ際には、そもそもバーチャルオフィスサービスを運営している会社に信頼が持てるかどうかの確認も重要です。

信頼性があるバーチャルオフィスには以下のような特徴があるため、チェックしておきましょう!

  • 契約時に本人確認と審査を行っている
  • 契約前に住所地を内見することができる
  • 利用できる住所の詳細を公開している
  • 住所をテキスト形式で利用できる(画像処理不要)
  • 分かりやすい料金体系にしている
  • 運営スタッフの顔が見える

バーチャルオフィスの選び方について、より詳しく解説した記事もご覧ください!

▼【完全版】バーチャルオフィスの選び方

【シェアオフィス】メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント

シェアオフィスの「メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント」を一挙に紹介していきます!

シェアオフィスの特徴を理解して、自分のビジネスに適しているかどうかチェックしていきましょう。

シェアオフィスのメリット

シェアオフィスのメリットを9つ紹介します。「シェアオフィスを利用したとしたら……」と想像しながらメリットを見て、活用イメージを膨らませていきましょう!

1.初期コスト削減になる

シェアオフィスを利用すると起業時の初期コストを削減できるメリットがあります。

月数万円程度〜利用することができるため、賃貸オフィスを構えるよりも圧倒的にコストをおさえることが可能です。

2.起業や開業準備期間を短縮できる

シェアオフィスは審査〜契約の完了によって、すぐに利用しはじめることができます。

賃貸オフィスを構えようとすると、内装工事が入ったり、備品をそろえたりと、事業をはじめるまでの準備に時間がかかってしまいがちです。

ですがシェアオフィスであれば、数日程度で契約が完了するケースもあるため、準備期間をかなり短縮させることができます。

3.ランニングコストが安い(賃貸よりも低コスト・備品も揃っている)

シェアオフィスを利用すると、賃貸オフィスを構えるよりもランニングコストをおさえて事業を運用することができます。なぜならシェアオフィスはすでに備品がそろっているため購入する必要がなく、光熱費などもかからないため、ほぼ月額料金のみで利用することができるからです。

起業初期はとくに、無駄な出費をおさえて事業に投資できるよう、シェアオフィスを活用していきましょう。

4.必要なときだけ利用こともできる

シェアオフィスによっては、必要なときだけ利用することも可能です!

「月に数回だけ利用したい……」という場合は、月額制のプランではなく、都度支払いが可能なシェアオフィスを利用すると良いでしょう。その場合、時間制で1時間◯◯円〜のように利用することができるので、コストをかけすぎずに活用ができます。

5.必要な機能だけオプションで追加できる(会議室・ラウンジなど)

シェアオフィスでは、必要な機能だけオプションで追加することができます!そのため事業のスタイルに合わせてカスタマイズしたり、必要に応じてスポットで利用したりすることが可能です。

会議室、セミナールーム、フリースペース、収録ブースなど、シェアオフィスサービスによってさまざまなオプションが展開されているので、契約する前に必ず目を通しておきましょう!

6.フリーアドレス

シェアオフィスはフリーアドレス(自由に席を選べる)のため、「今日の気分」でスペースを選んで業務をスタートすることができます。

7.内装がオシャレな場合が多い

シェアオフィスは、内装にこだわっている場合が多く、比較的オシャレなデザインの場合が多いです。

オフィスの雰囲気が良いと、自然と気持ちが明るくなったり、テンションが上がったりするもの。自分が居心地が良いと感じるシェアオフィスを見つけてみてくださいね。

8.一等地の住所を利用できる(立地やアクセスも良い)

シェアオフィスは好立地な場所やアクセスの良い場所を拠点にしているサービスが多いです。シェアオフィスを利用する場合、日々自宅からシェアオフィスに通勤する必要があるため、家や駅からのアクセスの良さは確認しておくと安心でしょう。

またシェアオフィスの住所は、本社所在地として利用することができるので、一等地の住所を自社の所在地として起業することも可能です。

住所は事業のブランドにも影響してくるため、一等地の住所を利用してメリットを得ながら事業を運営していきましょう!

例:大手企業が集まる東京都千代田区かつ、銀行が所有するビルの住所が使えるナレッジソサエティ

9.イベントや交流会によって人脈を広げられる

シェアオフィスによっては、会員同士が交流するイベントが開かれる場合があります!

起業家にとって、人とのつながりは「資産」となりえます。さまざまな起業家と知見を交流することで、より事業の発展につながる可能性も往々にしてあるでしょう。人脈を広げたい方にとっては大きなメリットとなります。

シェアオフィスのデメリット

シェアオフィスのデメリットを7つ紹介します。良い面だけでなく、リスクになりうる点を知っておくことで、事前に対策することができるようになります。デメリットも一つずつ見ていきましょう!

1.席が埋まっていて使えない場合がある

シェアオフィスはフリーアドレスというメリットがある一方で、自由に席を利用できるがゆえに「席が埋まっていて使えない」場合もあります。とくに複数人で利用したい場合には、かたまって席に座れない可能性もあるでしょう。

またシェアオフィスによっては、席を占有するようなマナー違反をしてしまう人がいるという声も聞きます。もちろん、すべてのシェアオフィスが該当するわけではありませんが、こういったリスクがあることを理解しておきましょう!

2.騒音や雑音が気になる場合がある

シェアオフィスは複数の事業者と共同して利用します。そのため、とくにスペースの区切りもないので、あちこちで電話をしていたり、会議をしていたり、タイピング音が聞こえるなど、騒音や雑音が気になってしまう可能性もあります。

なかには集中して業務に臨めるように、打ち合わせなどを目的とするエリアと静かな空間で作業することを目的としたエリアと、2種類用意しているシェアオフィスもあるので、雑音が気になる方は、区別されたスペースのあるシェアオフィスを選ぶと良いでしょう。

3.セキュリティ面に心配がある

シェアオフィスは複数の事業者が同じ空間を共用するオフィスです。

そのため、周囲に他の利用者もいることから、商談や電話の内容を他人に聞かれてしまう可能性があります。

またパソコン画面も後ろから見られてしまう可能性もあるため、個人情報や機密情報の取り扱いには十分注意するようにしましょう。

4.コピー機など共有機器をすぐ使用できない可能性がある

シェアオフィスでは、コピー機などの共有機器は利用者全員と共同で利用することになります。

そのため、ちょうど利用するタイミングが重なれば、待ち時間が発生してしまい業務に多少の遅れが出ることもあるかもしれません。

業務の〆切間際などで焦らないよう、予め頭に入れておきましょう!

5.無料Wi-Fiは通信速度が遅くなる可能性がある

シェアオフィスでは、無料Wi-Fiが開放されている場合がほとんどです。しかし、一度に大勢の人が接続することで回線が重くなり、通信速度が遅くなってしまう可能性もあるでしょう。

パソコンの動作が遅くなると業務効率が下がってしまうので、自身のスマホでテザリングできるようにしておくなど、何かしら対策をもっておくと安心です。

6.法人登記などで追加料金が発生する場合あり

シェアオフィスの住所は法人登記をすることが可能です。しかしシェアオフィスによっては「法人登記をするなら追加料金を払ってね」と料金を上乗せされる場合があります。

シェアオフィスのなかには、法人登記をしても追加費用がかからないサービスもあるので、料金面はしっかり注意しながら契約することをおすすめします。

7.通勤しなければならない(交通費もかかる)

シェアオフィスの場合、通勤しなければならないデメリットが発生します。アクセスの良い場所であれ、仕事をするたびに家からシェアオフィスまで足を運ばないといけないので人によっては疲れてしまうこともあるでしょう。

また往復交通費もかかるため、自宅でも作業ができる方はシェアオフィスよりも、バーチャルオフィスのほうがコストをおさえて運用できるかもしれません。

シェアオフィスがおすすめな人

シェアオフィスの利用がおすすめな場合を6パターンに分けて紹介します。シェアオフィスの利用を検討している方は、自分が当てはまっているかどうか確認する参考にしてみてください。

1.自宅では集中して仕事ができない人

シェアオフィスは自宅ではなかなか集中して仕事ができない方におすすめです。自宅だと他のものに目移りしやすかったり、つい掃除をはじめてしまったりして、業務が進まないという方も少なくないでしょう。

そういうときには、場所を移すのが手っ取り早いです。シェアオフィスであれば、好きなタイミングに来て、仕事をすることができます。周囲には同じように仕事に励んでいる人の姿もあるので、刺激も受けられることでしょう。

2.自宅住所を公開したくない人

シェアオフィスは自宅の住所を公開したくない方にもおすすめです。

シェアオフィスの住所は、本社住所として各ホームページなどに掲載することが可能であるため、自宅住所というプライバシーな情報を守ることができます。

3.物理的なオフィスが必要だけどコストはおさえたい人

起業・開業される方のなかには、自宅だと狭くて作業ができない……など物理的なワークスペースの確保が必要な方もいるでしょう。

そういった場合にはシェアオフィスは、作業スペースを確保できるとともに低価格で利用することができるため、コストをおさえながら物理的なオフィスを使用することが可能となります。

4.少人数で起業をしようと考えている人(会議室が必要など)

少人数のチームで起業をしようと考えている方にも、シェアオフィスはおすすめです。

シェアオフィスは基本的にフリーアドレスですが、フリースペースや会議室などもあるので、複数人で利用する場所としても最適。アクセスの良いシェアオフィスを選択すれば、チームで集まるのも容易になるため、事業の成長速度も加速していくことでしょう。

5.来客対応が発生する人

来客対応が発生する方にも、シェアオフィスはおすすめできます。

シェアオフィスは受付がある場合がほとんどなので、来客が発生する可能性が高い事業を運営する際にも安心です(常駐の受付スタッフがいるかどうかは確認しましょう!)。

6.人脈を広げたい人

シェアオフィスでは時折、シェアオフィスを利用している会員同士の交流会やイベントが開かれる場合があります。

人脈を広げたい方にとっては絶好の機会となるため、おすすめです!

シェアオフィスを選ぶポイント

シェアオフィスを選ぶポイントを3つ紹介します。ポイントをしっかりおさえて、契約後に「思っていたのと違った……!」という事態に陥らないよう確認をしていきましょう。

1.ワークスペースの混雑状況

シェアオフィスを選ぶときには、ワークスペースの混雑状況を確認するようにしましょう!

シェアオフィスはフリーアドレスの場合が多く(会議室などは予約制が多い)、オフィススペースに対して利用者数が多すぎると、席が空いていなくて使えない状況に陥ってしまう可能性もあります。契約前にシェアオフィスを覗きにいって、混雑状況を目で確かめておけると安心です。

またシェアオフィスを利用している層にも着目するようにしましょう。利用者層によって雰囲気も異なってくるため、自分が心地よいと思えるシェアオフィスを選べると良いです。

2.Wi-Fiのつながりやすさ

シェアオフィスを利用する際には、Wi-Fiのつながりやすさも重要でしょう。テザリングするなど、自身でインターネット接続をする場合は問題ないですが、シェアオフィスのWi-Fiを利用したい場合には、接続環境を確認しておくと良いです。

なかなか接続されなかったり、回線が混雑してPCが重たくなってしまうと、業務効率が下がってしまいます。口コミなども見ながらWi-Fi環境をチェックしてみてくださいね。

3.セキュリティ

シェアオフィスを選ぶ際には、セキュリティ面を確認しておきましょう。シェアオフィスは複数の事業者が共同してスペースを活用することになります。万が一、シェアオフィス内に犯罪目的で利用している人が紛れていたら、損害を被ってしまう可能性も考えられるでしょう。

また、さまざまな人が往来するため、利用者に紛れて犯罪目的の人が侵入してしまう可能性も考えられます。契約前の厳格な審査体制、受付システムの導入など、シェアオフィス自体に信頼できるシステムが導入されているかどうかも確認しておくべきポイントとなります。

【レンタルオフィス】メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント

レンタルオフィスの「メリット・デメリット・おすすめな人・選ぶポイント」を一挙に紹介していきます!

レンタルオフィスの特徴を理解して、自分のビジネスに適しているかどうかチェックしていきましょう。

レンタルオフィスのメリット

レンタルオフィスのメリットを8つ紹介します。「レンタルオフィスを利用したら……」と想像しながらメリットを見て、活用イメージを膨らませていきましょう!

1.初期コスト削減になる

レンタルオフィスを利用すると起業時の初期コストを削減できるメリットがあります。

月数万円〜数十万円程度で利用することができるため、賃貸オフィスを構えるよりも圧倒的にコストをおさえることが可能です。

2.起業や開業準備期間を短縮できる

レンタルオフィスは審査と契約が完了すれば、すぐに利用することができます。

賃貸オフィスを構えようとすると、内装工事が入ったり、備品をそろえたりと、事業をはじめるまでの準備工程が多く発生してしまうため、起業・開業までの時間がかかりがちです。

ですがレンタルオフィスであれば、最短3日程度で契約が完了するケースもあるため、準備期間をかなり短縮させることが可能となります。

3.ランニングコストが安い(賃貸よりも低コスト・備品も揃っている)

レンタルオフィスを利用すると、賃貸オフィスを構えるよりもランニングコストをおさえて事業を運用することができます。

なぜならシェアオフィスはすでに備品がそろっているため購入する必要がなく、光熱費などもかからないため、ほぼ月額料金やオプション費用のみで利用することができるからです。

4.必要な機能だけオプションで追加できる(会議室・秘書代行・掃除不要など)

レンタルオフィスでは、必要な機能だけオプションで追加することができるため、自分の事業に合わせてカスタマイズすることが可能です。

会議室をレンタルする、秘書代行サービスをお願いする、掃除をお願いするなど、レンタルオフィスサービスによってさまざまなオプションが展開されているので、契約する前に一通り目を通しておきましょう!

5.個別の執務スペースを確保できる

レンタルオフィスは、自分専用の個室を借りることができるサービスです。そのため、他の人に利用されることはありません。好きな位置にデスクトップPCを設置してもOKですし、自分の荷物を置きっぱなしにしていても大丈夫です。

自分だけの執務スペースをもてることで、集中して業務に臨むこともできるでしょう。

6.一等地の住所を利用できる(立地やアクセスも良い)

レンタルオフィスは好立地な場所やアクセスの良い場所を拠点にしているサービスが多く、さらに住所は本社所在地として利用することもできるので、一等地の住所を自社の所在地としながら働くことが可能です。

司法書士、税理士、行政書士などの士業の方にとっては、「どこで開業するか」という立地は信頼性にも大きく関わってくるはずです。そんな際に、たとえば多くの公官庁がある千代田区にあるレンタルオフィスを利用すれば、信頼を得やすい土地のもとで開業をすることができます。(千代田区のレンタルオフィスの例:ナレッジソサエティ)。

住所は事業のブランドにも影響してくるため、一等地の住所を利用してメリットを得ながら事業を運営していきましょう!

7.法人登記・特定商取引法に基づく表記の記載が可能

レンタルオフィスの住所は、法人登記や特定商取引法に基づく表記の記載に利用することができます。

8.専用スペースが必要な業種も許認可を得られる

税理士や有料職業紹介業、宅地建物取引業などの事業を運営する場合、開業をする際には必ず許認可を取得する必要があります。その際に、許認可を取得する条件の一つに「自分専用のスペースを持っていること」が求められます。

上記の場合、レンタルオフィスでは自分専用のスペースを持つことができるため、許認可の取得が可能となります!レンタルオフィスであれば初期コストをおさえながら、許認可が必要な業種でも利用することができるためおすすめです。

レンタルオフィスのデメリット

レンタルオフィスのデメリットを3つ紹介します。良い面だけでなく、リスクになりうる点を知っておくことで、事前に対策することができるようになります。デメリットも一つずつ見ていきましょう!

1.コストが比較的高め(広さや人数によっては賃貸のほうがお得)

レンタルオフィスは好立地の場合、月額10万円以上かかる場合が多いです。

そのため、ある程度の広さ、または大人数で利用する場合には、レンタルオフィスではなく賃貸オフィスを利用したほうが結果的にお得になる場合もあるでしょう。

2.備品を取り替えることができない

レンタルオフィスでは、すでに備品がそろった状態で利用できるメリットがありますが、逆にいえば備品を取り替えることができません。

例:家具(テーブルや椅子、キャビネットなど)、電化製品(コピー機など)

とくに椅子に関しては、座り心地にこだわりがある方もいるかもしれませんが、勝手に取り替えることができないので気をつけておきましょう。

3.通勤しなければならない(交通費もかかる)

レンタルオフィスを借りると、通勤しなければならないデメリットがあります。アクセス良好な場所にあるレンタルオフィスを借りられれば良いですが、毎回通うことに疲れてしまう方もいるかもしれません。

また往復交通費がかかるため、自宅で作業が可能な方はレンタルオフィスよりもバーチャルオフィスのほうがコストをおさえて運用できる可能性があります。

レンタルオフィスがおすすめな人

レンタルオフィスの利用がおすすめな場合を2パターンに分けて紹介します。レンタルオフィスの利用を検討している方は、自分が当てはまっているかどうか確認してみてください。

1.自宅では集中して仕事ができない人

レンタルオフィスはなかなか自宅ではスイッチが入らず、業務に身が入らない方におすすめなサービスです。

賃貸オフィスを借りるよりも遥かに安価な価格で、固有の占有スペースを確保できるため、業務に集中することができるでしょう。

2.許認可が必要な事業を運営する人

許認可が必要な事業を運営する予定の方(税理士や有料職業紹介業、宅地建物取引業など)は、レンタルオフィスの利用がおすすめです!

なぜなら許認可を得るためには固有スペースの確保が必要とされますが、その際にレンタルオフィスを利用すれば、賃貸オフィスを構えるよりも安価で起業することができるからです。

レンタルオフィスを選ぶポイント

レンタルオフィスを選ぶポイントを2つ紹介します。ポイントをしっかりおさえて、後々トラブルに巻き込まれないよう確認をしていきましょう!

1.部屋のタイプと広さ

レンタルオフィスを選ぶ際には、オフィスとして利用する部屋のタイプや広さを確認するようにしましょう。

レンタルオフィスにもさまざまなタイプがあります。たとえば完全個室のタイプもあれば、天井が空いている半個室タイプもあり、両者では作業環境として大きな違いがあるでしょう。自身の事業では、どういうタイプの部屋が必要なのかを想像しながらレンタルオフィスを選択するようにしてください。

また許認可が必要な事業を行う際には、許認可を得るために必要な分だけの広さを確保できるかどうかも重要なチェックポイントとなります。レンタルオフィスを借りたにも関わらず、許認可を得られなければ本末転倒ですから、しっかり確認するようにしましょう!

2.トータルの価格

レンタルオフィスを選ぶ際には、トータルの費用まで見積もることが重要です。なぜならオフィスのレンタル費用のほかに、共益費、清掃費など細かい費用が発生するレンタルオフィスもあるため、トータルでみたら想像よりも高額になってしまった……なんて事態にもなりかねません。

後に後悔しないように、いくらの費用がかかるのか、しっかり確認するようにしましょう!

まとめ

バーチャルオフィス、シェアオフィス、レンタルオフィスの違いや特徴に関して、詳しくまとめました。それぞれにメリットとデメリットが存在しており、人によって合うオフィス形態は異なります。

事業を成長させるためには、どの形態のオフィスが一番効率がよく、そして気持ちよく働けるのか、想像しながら選んでみてくださいね!

この記事の投稿者

バーチャルオフィス1編集部

東京都渋谷区道玄坂、広島市中区大手町にあるバーチャルオフィス1

月額880円で法人登記・週1回の郵便転送・郵便物の来館受取ができる起業家やフリーランスのためのバーチャルオフィスを提供しています。

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